ROGER VIVIER
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パリのラグジュアリーアクセサリーメゾン・ロジェ ヴィヴィエが...11月14日
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久々に履くと新鮮✨今年、完全復活した感じのあるロングブーツ。久々に履きましたが、シルエットが変わって見えて、やっぱり新鮮な感じがしますね。今年は冷え対策もちゃんとしようと思ってるので、足首が隠れるのも、頼れて◎最近スキニーを履かないので、次はスカート合わせかな〜?重たくならず抜け感のある感じ、研究してみます!11月12日
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シックな印象をつくりやすく、合わせやすくて便利な黒の靴。ショートブーツなら重くなりすぎず、洗練スタイルを簡単に実現。黒スニーカーは、スマートに見せつつちょっとカジュアルダウンしたいときに。TPOに合わせてこの2タイプを使いこなして! 【目次】おしゃれしたい日の「黒ショートブーツ」①注目のハイブランド新作②安定感のある「太めヒール」③デザインで差をつける「レースアップ」④履きやすくておしゃれな「サイドゴア」こなれたい日の「黒スニーカー」⑤スタイル映えするオールブラック⑥ほどよい抜け感のブラック&ホワイト ①注目のハイブランド新作定番の「黒ショートブーツ」のディティールがおしゃれに進化中。ソールやアッパー、ヒールにボリューム感があって、エレガントな中にマニッシュの香りを漂わせる注目の一足を、ブランドの新作から厳選してご紹介。LOUIS VUITTON《ルイ・ヴィトン》シンプルなパンツスタイルにボリュームブーツを効かせてコロンと丸みのあるアッパーに、軽量に仕上げられたボリュームソールがマッチしたマニッシュなデザイン。サイドゴア部分はモノグラムキャンバス地で細く縁取られ、かかとのプルストラップにはモノグラムレザーが。また、後ろソールにはゴールドのLVイニシャルが施されており、贅沢すぎるディテール! シンプルなパンツスタイルにさらりと合わせるのが粋。 靴(4)¥157,000・ジャケット¥373,000・Tシャツ¥57,000・ニットパンツ¥269,000・バッグ¥600,000・ブレスレット¥50,000/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン) PRADA《プラダ》昨年、大人気を博したコンバットブーツにショートタイプが登場。ボリューム感が今年らしいバランスを生む。取りはずし可能なサイドポケットがアクセントに。 靴(5.5)¥144,000(予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ) BOTTEGA VENETA《ボッテガ・ヴェネタ》ウエスタンブーツとサイドゴアブーツを組み合わせたような、シンプルな中にも個性が光るデザイン。細長くスマートな足首部分と相まって、ほかとは一線を画す洗練されたシルエットになっている。靴(5.5)¥169,000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) CELINE《セリーヌ》クラシカルでレディなムードをたたえた「クロード」。実際に履くと、ヒールの高さを感じさせない安定感と足へのフィット感、美脚効果に感動するはず。 靴(8.5)¥130,000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン) ②安定感のある「太めヒール」今季ブーツを購入するなら、太めで安定感のあるハイヒールが豊作の「黒ショートブーツ」がおすすめ! シンプルで合わせやすく美脚効果も絶大だから、どんなスタイルにも合わせやすい。おすすめの太ヒールブーツをご紹介。軽快なパンツルックを品よく仕上げるクラシカルなブーツサンローランらしいストイックかつエレガントなムードが漂う、漆黒のスエード素材。太めのスクエアヒールのため、この高さでも歩きやすく、サイドジッパーつきで着脱もスムーズ。ブーツ丈が短めで履き口にゆとりがあるので、足首が細く、脚がきれいに見えるのもポイントが高い! ヒールにはさりげなくカサンドラロゴが施されている。 靴(7)¥135,000・ジャケット¥530,000・ブラウス¥150,000・パンツ¥105,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) クラッシュ加工された生地がシンプルな中に存在感を演出。太めの円柱ヒールは安定感があり、すぽっと履ける手軽さも◎。 (9)¥84,000/エムエム6 メゾン マルジェラ オモテサンドウ(エムエム6 メゾン マルジェラ) リュクスな光沢のパテントレザー。台形のボリュームヒールは抜群の歩きやすさを誇り、スクエアトゥがトレンド感をプラス。ヒールにさりげなくあしらわれたJCロゴがアクセントに。 (6.5)¥128,000/ジミー チュウ ③デザインで差をつける「レースアップ」定番の黒ショートブーツはデザインで差をつけて。今季のレースアップブーツは、ちょっと無骨なワークブーツ系のボリュームタイプが旬。パテントレザーのレースアップブーツは、丸みを帯びたラウンドトゥと厚みのあるコンバットソールが特徴。サイドがストレッチリブなので着脱しやすいのもうれしい。 靴(2)¥144,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャヴィト ロッシ) アウトドアテイストにジミー チュウらしいエレガンスを加えた一足。パッド入りの履き口が快適。白いライン使いが着こなしのアクセントに。 靴(0)¥138,000/ジミー チュウ シュッと細身のアッパーと太ヒールのレースアップは、足首のベルト使いがポイントに。なめらかでマットな質感のカーフスキンにクリアなラバーソールがさりげなく映える一足。 靴(7)¥93,000/エスケーパーズオンライン(クレジュリー) ④履きやすくておしゃれな「サイドゴア」今季の「サイドゴア黒ショートブーツ」は、履きやすさとおしゃれっぽさの両方を満たす、+α(プラスアルファ)のひと工夫あるデザインに注目!彫刻家リチャード・セラの作品にインスパイアされたというティアドロップ形のヒールは、安定感がありながらスマート見えも。アッパーにガンチーニが型押しされたエレガントなデザイン。 靴(8.5)¥130,000/フェラガモ・ジャパン(サルヴァトーレ フェラガモ) 適度なボリューム感のあるメンズライクなフォルム。甲の部分に施された、ワックス加工されたコットン糸のハンドステッチは職人の手作業によるもの。 靴(3)¥113,000/トッズ・ジャパン(トッズ) ブランドアイコンのメタルバックルとパテント素材の組み合わせが華やかなブーツ。ライトなラバーソールが驚きの軽さを実現。 靴(2.5)¥153,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) ⑤スタイル映えするオールブラックオールブラックならスタイルよく見えて、スタイリングにもなじみやすい。おすすめの黒スニーカーを大公開!スタイリッシュさと美脚がかなう、大人の黒ボリュームパテントレザーとファブリックを組み合わせた表情豊かな黒に、ボリュームソールが加わって。足もとにボリュームが出ることで全身のバランスがとりやすく、こんな細身パンツに合わせるとさらにスタイルアップ効果を実感する。ハイテク系スニーカーでも黒一色なら大人も取り入れやすい。 靴¥93,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) ケープ¥150,000・デニムシャツ¥30,000・パンツ¥230,000/マディソンブルー イヤリング¥28,000/ロエフ 六本木店(オート ジュエラー・アキオ モリ フォー ロエフ) ブレスレット¥18,000/ドレスアンレーヴ(253ビジュー) バッグ¥29,000/ブルーベル・ジャパン(ランカスター パリ)靴¥93,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)’90年代テイストのハイテクデザインが人気の「アディダスファルコン」。ごつい見た目に反した驚きの軽さがやみつきになりそう。メッシュやスエードの異素材使いとメタリックのワンポイントが特徴。 ¥9,990/アディダスお客様窓口(アディダス オリジナルス)スエード素材のオールブラックタイプ。パッド入りの履き口や、クッション性の高いインソールを採用し快適な履き心地。 ¥8,500/スケッチャーズ ジャパンお客様コールセンター(スケッチャーズ)クッション性の高い厚底ソールに定評のあるフランス生まれのブランド。人気の「ボンダイ」シリーズの新作はマットな黒が新鮮。 ¥25,000/デッカーズジャパン(ホカ オネオネ™)防水素材を使用し雨でも履けるキルティングスリッポン。 ¥17,000/デッカーズジャパン(テバ)旬のチャンキーソールの黒は、靴紐がアクセント。お手ごろ価格も魅力的! ¥6,900/フィラ カスタマーセンター(フィラ) ⑥ほどよい抜け感のブラック&ホワイトボリューム系のスニーカーがトレンドの今、大人が使いやすいのはやっぱり黒。なかでも黒×白の配色のスニーカーなら、ほどよい抜け感で着こなしのアクセントに!ビジュー&白ソールが効く! ドレスアップスニーカークリスタルバックルが遠目にも華やか。スポーティな中にエレガントさが漂い、フェミニンなロングスカートとも好相性。つま先にはレース調のメッシュ素材があしらわれ、さわやかなホワイトソールの底面は黒の網目状にデザインされるなど、凝ったディテールにも注目。中に7.5cmのインソールが仕込まれているので、スタイルアップも可能。カジュアルなふだん着がランクアップする、スペシャルな一足。 靴¥129,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) パーカ¥11,000(ノーク バイ ザ ライン)・スカート¥11,000(ノーク)/以上ノーク ピアス¥32,000/ショールーム セッション(マリハ) バングル¥13,000/ドレスアンレーヴ(トゥイフェ)靴¥129,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)白を効かせてこなれる!Black & Whiteスニーカー人気再燃中の「インスタポンプ フューリー OG」。ポンプつきの未来的なハイテクデザインがシンプルスタイルにこなれ感をプラス。 ¥18,000/リーボック アディダスお客様窓口(リーボック)スポーティ系が苦手な人には、こんなスリッポンタイプがおすすめ。パテントのツヤと厚底の白ソールが着こなしのスパイスに。 ★¥32,000/エクラプレミアム通販(ペリーコ サニー)ペリーコ サニーの靴はエクラプレミアムでご購入いただけます!購入はこちら>波形のアウトソールがユニーク! ほどよいボリューム感のミッドスニーカーは足首を細く見せ、ショートブーツ感覚で履ける。 ¥15,000/コロンビアスポーツウェアジャパン(ソレル)ローテクなアッパーと約5.5cmの存在感ある厚底の白ソールが組み合わさった「カリ ウェッジ」は軽さも秀逸。 ¥9,800/プーマ お客様サービス(プーマ)パイソン柄のディテールとボリュームソールが目をひき、着こなしの主役になる存在感。 ¥37,000/ヒットマン プレスルーム(サス) ▲【「黒ショートブーツ」と「黒スニーカー」】トップに戻る▼その他のおすすめ記事もチェック撮影/酒井貴生(aosora/モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) モデル/RINA 取材・原文/新田幸子 ※( )内の数字はヒールの高さで単位はcmです(編集部調べ) ※エクラ2020年11月号掲載11月10日
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ボリューム系のスニーカーがトレンドの今、使いやすいのはやっぱり黒。軽量で履き心地がよく、大人が気負わず履ける、ほどよいボリューム感の黒スニーカーをピックアップ! 【目次】①スタイル映えするオールブラック②ほどよい抜け感のブラック&ホワイト ①スタイル映えするオールブラックオールブラックならスタイルよく見えて、スタイリングにもなじみやすい。おすすめの黒スニーカーを大公開!スタイリッシュさと美脚がかなう、大人の黒ボリュームパテントレザーとファブリックを組み合わせた表情豊かな黒に、ボリュームソールが加わって。足もとにボリュームが出ることで全身のバランスがとりやすく、こんな細身パンツに合わせるとさらにスタイルアップ効果を実感する。ハイテク系スニーカーでも黒一色なら大人も取り入れやすい。 靴¥93,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) ケープ¥150,000・デニムシャツ¥30,000・パンツ¥230,000/マディソンブルー イヤリング¥28,000/ロエフ 六本木店(オート ジュエラー・アキオ モリ フォー ロエフ) ブレスレット¥18,000/ドレスアンレーヴ(253ビジュー) バッグ¥29,000/ブルーベル・ジャパン(ランカスター パリ)靴¥93,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)黒一色ですっきり!オールブラックスニーカー’90年代テイストのハイテクデザインが人気の「アディダスファルコン」。ごつい見た目に反した驚きの軽さがやみつきになりそう。メッシュやスエードの異素材使いとメタリックのワンポイントが特徴。¥9,990/アディダスお客様窓口(アディダス オリジナルス)スエード素材のオールブラックタイプ。パッド入りの履き口や、クッション性の高いインソールを採用し快適な履き心地。¥8,500/スケッチャーズ ジャパンお客様コールセンター(スケッチャーズ)クッション性の高い厚底ソールに定評のあるフランス生まれのブランド。人気の「ボンダイ」シリーズの新作はマットな黒が新鮮。¥25,000/デッカーズジャパン(ホカ オネオネ™)防水素材を使用し雨でも履けるキルティングスリッポン。¥17,000/デッカーズジャパン(テバ)旬のチャンキーソールの黒は、靴紐がアクセント。お手ごろ価格も魅力的!¥6,900/フィラ カスタマーセンター(フィラ) ②ほどよい抜け感のブラック&ホワイトボリューム系のスニーカーがトレンドの今、大人が使いやすいのはやっぱり黒。なかでも黒×白の配色のスニーカーなら、ほどよい抜け感で着こなしのアクセントに!ビジュー&白ソールが効く! ドレスアップスニーカークリスタルバックルが遠目にも華やか。スポーティな中にエレガントさが漂い、フェミニンなロングスカートとも好相性。つま先にはレース調のメッシュ素材があしらわれ、さわやかなホワイトソールの底面は黒の網目状にデザインされるなど、凝ったディテールにも注目。中に7.5cmのインソールが仕込まれているので、スタイルアップも可能。カジュアルなふだん着がランクアップする、スペシャルな一足。 靴¥129,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) パーカ¥11,000(ノーク バイ ザ ライン)・スカート¥11,000(ノーク)/以上ノーク ピアス¥32,000/ショールーム セッション(マリハ) バングル¥13,000/ドレスアンレーヴ(トゥイフェ)靴¥129,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 白を効かせてこなれる!Black & Whiteスニーカー人気再燃中の「インスタポンプ フューリー OG」。ポンプつきの未来的なハイテクデザインがシンプルスタイルにこなれ感をプラス。 ¥18,000/リーボック アディダスお客様窓口(リーボック)スポーティ系が苦手な人には、こんなスリッポンタイプがおすすめ。パテントのツヤと厚底の白ソールが着こなしのスパイスに。 ★¥32,000/エクラプレミアム通販(ペリーコ サニー)ペリーコ サニーの靴はエクラプレミアムでご購入いただけます!購入はこちら>波形のアウトソールがユニーク! ほどよいボリューム感のミッドスニーカーは足首を細く見せ、ショートブーツ感覚で履ける。 ¥15,000/コロンビアスポーツウェアジャパン(ソレル)ローテクなアッパーと約5.5cmの存在感ある厚底の白ソールが組み合わさった「カリ ウェッジ」は軽さも秀逸。 ¥9,800/プーマ お客様サービス(プーマ)パイソン柄のディテールとボリュームソールが目をひき、着こなしの主役になる存在感。 ¥37,000/ヒットマン プレスルーム(サス) ▲【50代が買うべきスニーカー】トップに戻る▼その他のおすすめ記事もチェック撮影/酒井貴生(aosora/モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) モデル/RINA 取材・文/新田幸子 ※エクラ2020年11月号掲載11月4日
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着こなしに特別な彩りを添えてくれる色柄、コートライクに羽織れる上質な素材のボリューム感。「どう巻くかよりも、選び方や楽しみ方が大事」と語るスタイリスト辻直子さんに、簡単なのにサマ見えする秘訣を教えてもらいました。 スタイリスト 辻 直子さん バイラをはじめ数々の女性誌や広告、ブランドとのコラボなど多方面で活躍する人気スタイリスト。本人のプライベートファッションやライフスタイルにもファン多数。 <目次> 1.秋冬おしゃれの味方、大判ストール 2.ボリューム感がかわいいモヘアストール 3.チェック柄ストールは大人っぽくまとう 4.辻直子さん直伝!ストールを今っぽく取り入れる8つのコツ .bai_mokuji_template1911 { margin-top: 8px; } .bai_mokuji_template1911 li { text-indent: -0.8rem; padding-left: 0.8rem; line-height: 1.2rem; margin-bottom: 8px; color: #333; } .bai_mokuji_template1911 li:last-child { margin-bottom: 0; } ※記事発信時点での情報のため、価格や仕様が変更になっている場合や、販売が終了している場合があります。 1.秋冬おしゃれの味方、大判ストール 「今までいろんなストールを試して思うのは、体裁がよく、無難なものよりも大判で大胆な色柄のほうがコーディネートに生かせるということ。ベーシックカラーを選びがちかもしれませんが、アウターと同化して地味に見えたり、防寒だけの役回りになって、よさを生かせないなんてことも。ストール選びこそ、深く考えず、自分の好きを優先していいんです。」 グレイッシュな着こなしに鮮やかな色彩の大判をラフに三角巻きしてフロント結び。エルメスのカシミヤシルクストールは薄手でしなやかなうえ、140cm角の正方形というサイズ感も使いやすい絶品。ストール(140×140cm)¥130000/エルメスジャポン(エルメス) シャツ¥54000/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ丸の内店(バレナ ヴェネチア) ニット¥18000/アーセンス ルミネ新宿2(アーセンス) パンツ¥15000/メゾン イエナ(イエナ) バッグ¥68000/アパルトモン 青山店(メディア) 靴¥82000/シジェーム ギンザ(クレジュリー) 辻さんが今注目する 最旬ストールブランド (左):Pierre-Louis Mascia《ピエール ルイ マシア》フランス人デザイナーによる、モダンな花柄やチェックのグラフィックに注目。裏面はグレーで巻き方によって表情が変わるのも魅力。(130×190cm)¥68000/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ピエール ルイ マシア)(右):manipuri《マニプリ》ますます人気急上昇中の「マニプリ」はヨーロッパやモロッコからインスパイアされた風景を鮮やかにプリント。(120×120cm)¥13000/フラッパーズ(マニプリ) ストールの選び方を詳しくチェックする 2.ボリューム感がかわいいモヘアストール 「今シーズンはスモーキーカラーのモヘアがトレンド。あいまいなニュアンス色が着こなしにムードを添えてくれます。肉厚なモヘアならではのたっぷりとしたボリュームに加えて、軽くて柔らかいから巻きやすいのも魅力。フリンジまで長めで、遊び心のある量感が絵になって。ぐるぐる巻きつけても窮屈感がなく、巻かずにさっとラフにたらすだけでも素敵。」 スモーキーブルーをさすことで、配色が一気にあか抜ける。ロングコート×ロングシフォンスカートのゆるめのバランスにボリュームを添えるのも今の気分。ストール(45×200cm)¥6500/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ丸の内店(ビューティ&ユース) コート¥68000/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店(ハリス ワーフ ロンドン) スカート¥33000/メゾン イエナ(メドモアゼル) バッグ¥50000/アパルトモン 青山店(ドラゴン) 靴¥36000/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー) 辻さんが今注目する 最旬ストールブランド ASAUCE MELER《アソース メレ》ボリュームのある大判ストールで人気を集める日本発ブランド、アソース メレ。大きめでありながら、軽くて弾力のある使い勝手のいいウール素材のストールは、辻さんとのコラボ。セットになった二つの大きなピンでアレンジも楽しめる。ストール(70×240cm)¥34000/アイネックス(アソース メレ) カーディガン¥36000/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(ギャルリー・ヴィー) パンツ¥19000/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店(ヴェルメイユ パー イエナ) リング(人さし指)¥48000(マリハ)・(中指)¥34000(マリア ブラック)/ショールーム セッション 上:ASAUCE MELER《アソース メレ》なめらかで毛足のあるカシミヤファーニットストール。(90×220cm)¥59000/アイネックス(アソース メレ)中:extreme cashmere for Ron Herman《エクストリーム カシミア フォー ロンハーマン》カシミヤニットのみを展開する、オランダ発のブランド。カシミヤにスパンデックスを加えた伸縮性のある素材はコンパクトにも巻きやすい。発色も秀逸。(108×184cm)¥69000/ロンハーマン(エクストリーム カシミア フォー ロンハーマン)下:ALONPI CASHMERE《アロンピ カシミア》イタリアの老舗ファクトリーブランド。良質なカシミヤは巻いたときのドレープがひときわきれい。(120×190cm)¥74000/アパルトモン 青山店(アロンピ カシミア) ボリュームのあるモヘアストールの選び方&巻き方を詳しくチェックする 3.チェック柄ストールは大人っぽくまとう 「以前はチェックのトラッドさをストレートに生かして楽しんでいましたが、今はチェックこそラフに、学生っぽく見えない工夫を。とはいえ私の場合、巻かずにアウターにかませてたらすだけ。個人的にもよく取り入れる術で、アウターだけでなく、セットアップにも有効。大人はチェックの配色がさりげなく見え隠れするくらいがちょうどいいと思います。」 マニッシュなコーデュロイのセットアップにチェックのカシミヤストールをかませて。さし色のブルーが映えつつ、全体をブラウンでなじませているから、柄が浮かず、粋に。チェックは服と配色をリンクさせるだけでうまくいく。ストール(70×190cm)¥62000(ジョンストンズ オブ エルガン)・ジャケット¥35000・パンツ¥17000(ジャーナル スタンダード レサージュ)/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店 ニット¥18000/メゾン イエナ(シーヌ) バッグ¥55000/アーセンス ルミネ新宿2(モダンウィービング) 辻さんが今注目する 最旬ストールブランド 左:Faliero Sarti《ファリエロ・サルティ》世界中でファンの多い、イタリアのテキスタイルメーカー。シックなマルチチェックは薄くて軽く、しっとりとした風合いの虜に。(70×190cm)¥60000/アッシュ・ペー・フランス(ファリエロ・サルティ)右:BEAUTY & YOUTH《ビューティ&ユース》今っぽいカジュアルが得意なビューティ&ユースの鮮やかチェック。カシミヤながらコスパの高さにも注目。(50×170cm)¥18000/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ丸の内店(ビューティ&ユース) チェック柄ストールの巻き方を詳しくチェックする 4.辻直子さん直伝!ストールを今っぽく取り入れる8つのコツ 【1】ボリュームストールはコート代わりにまとう 「ケープのように羽織ったのは、アソース メレとのコラボで製作したストール。以前からふかふかで軽いボリュームストールを愛用していて、今回、定番型の幅を大きく、長さを短くしてコートライクに使えるようリクエスト。圧縮ウール素材で、風を通さず、保温性も抜群です。スタンダードなストールというよりも、大きさやグラデーションカラー、ビビッドカラーのピンなどの特徴を持たせて、遊びを。私は巻き方にとらわれず、ゆったりと肩かけして楽しみます」Stole /ASAUCE MELER 【2】 存在感のあるイヤカフ&ピアスで顔まわりにアクセントを 「ボリュームのあるストールには耳もとで変化を。ストールという面が加わった顔まわりには、シンプルというよりもデザインの効いた装飾的なピアスをいくつも重ねて、遊びと動きを。パティエラとのコラボジュエリーはイヤカフとピアスがそろい、両耳はもちろんシングル使いなど何通りもアレンジを楽しめます。ストールをまとう日は存在感のあるイヤアクセサリーが欠かせないんです」 【3】ボーイッシュな冬カジュアルと存分に楽しむモヘア 「ロング丈のボンバージャケットにモヘアを無造作に添えて。毛足のある大きめのチェックは柄が強く出ず、あいまいに映えるところが魅力。今年はカジュアル使いに制限せず、フェミニンなシアーブラウスに合わせたり、いろんなテイストを試してみたいです」Stole /BEAUTY & YOUTH 【4】ハイゲージのリブニットと色合わせを 「色柄のストールにハイゲージのリブニットを合わせて色のコンビネーションを楽しむのが好きです。繊細でタイトなニットとボリュームストールのバランスは冬ならではの女らしさを表現できます」。イエロー・パープル・オレンジ/ブラミンク ベージュ/デミリー 【5】無地はレトロシックな赤茶がマイベスト 「無地を選ぶなら、無難に使える色ではなく、自分にいちばん似合う色をじっくり探して。肩にかけたとき、肌の色がパッときれいに見える色ってみんなそれぞれ必ずあると思うんです。私の場合、自分の肌が白く見えて落ち着くのが赤茶色。どこか懐かしい色みがレトロシックな印象を醸すのも好み。ジョンストンズ オブ エルガンの定番である無地のカシミヤは渋めのトーンが魅力。ブラウンとの相性もよく、このグラデーションはきっと一生好きだと思います」Stole /Johnstons of Elgin 【6】 今、ブルーデニムに合わせるなら鮮やかなイエロー 「ブルーデニムに合うカラーストールをイメージしてアソース メレとコラボ。ジージャン×スリムデニムに大判のストールでラフに身を包むというスタイルをしたくて作りました。発色のいいイエローはデニムだけじゃなく、ベースカラー中心になる冬のコーディネートを明るくしてくれるので、たくさん使えます。素材はアルパカとシルク、ウールを混紡し、編み立てられ、肌ざわりのいい仕上がりに。私は巻かずに、さし色としてバッグに添えて連れていくことも」Stole /ASAUCE MELER 【7】エルメスのスカーフは色彩に最大の価値がある Stole /HERMÈS 「エルメスでしか出会えない、唯一無二の色彩感覚にいつも驚きと新鮮さを感じます。配色がこの上なく絶妙で、遊び心あふれる色のコンビネーションや発想に惹かれて、つい買ってしまうんです。バンダナ柄や華やかな柄、バイカラーなど、長く買い集めていますが、またこんな柄が欲しい!と頭の中で思い描きながら、次の出会いを待つ楽しみも」すべてエルメス 【8】ストールをたらす日は手が自由になれるミニバッグ 「両手をできるだけ自由にしたくて。手のひらサイズやクラッチタイプなど、アクセサリー感覚のバッグはストールと一緒に上品に持つことができるから、ストレスがなく、ちょうどいいんです」赤/ザ ロウ ライトブルー/エレミ 黒/ロジェ ヴィヴィエ ストールを今っぽく取り入れる8つのコツを詳しくチェックする 撮影/尾身沙紀〈io〉(人)、坂根綾子(物) ヘア&メイク/美舟〈SIGNO〉 スタイリスト/辻 直子 モデル/宮田聡子 取材・原文/陶山真知子 構成/内海七恵〈BAILA〉 ※クレジットのないものは私物です ※BAILA2020年11月号掲載 【BAILA 11月号はこちらから!】11月4日
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ショートブーツなら重くなりすぎず、洗練スタイルを簡単に実現。今季は、黒ショートブーツのディテールがおしゃれに進化中。ソールやアッパー、ヒールにボリューム感があって、エレガントな中にマニッシュな香りを漂わせるものに注目! 【目次】①注目のハイブランド新作②安定感のある「太めヒール」③デザインで差をつける「レースアップ」④履きやすくておしゃれな「サイドゴア」 ①注目のハイブランド新作定番の「黒ショートブーツ」のディティールがおしゃれに進化中。ソールやアッパー、ヒールにボリューム感があって、エレガントな中にマニッシュの香りを漂わせる注目の一足を、ブランドの新作から厳選してご紹介。LOUIS VUITTON《ルイ・ヴィトン》シンプルなパンツスタイルにボリュームブーツを効かせてコロンと丸みのあるアッパーに、軽量に仕上げられたボリュームソールがマッチしたマニッシュなデザイン。サイドゴア部分はモノグラムキャンバス地で細く縁取られ、かかとのプルストラップにはモノグラムレザーが。また、後ろソールにはゴールドのLVイニシャルが施されており、贅沢すぎるディテール! シンプルなパンツスタイルにさらりと合わせるのが粋。 靴(4)¥157,000・ジャケット¥373,000・Tシャツ¥57,000・ニットパンツ¥269,000・バッグ¥600,000・ブレスレット¥50,000/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン) PRADA《プラダ》昨年、大人気を博したコンバットブーツにショートタイプが登場。ボリューム感が今年らしいバランスを生む。取りはずし可能なサイドポケットがアクセントに。 靴(5.5)¥144,000(予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ) BOTTEGA VENETA《ボッテガ・ヴェネタ》ウエスタンブーツとサイドゴアブーツを組み合わせたような、シンプルな中にも個性が光るデザイン。細長くスマートな足首部分と相まって、ほかとは一線を画す洗練されたシルエットになっている。靴(5.5)¥169,000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) CELINE《セリーヌ》クラシカルでレディなムードをたたえた「クロード」。実際に履くと、ヒールの高さを感じさせない安定感と足へのフィット感、美脚効果に感動するはず。 靴(8.5)¥130,000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン) ②安定感のある「太めヒール」今季ブーツを購入するなら、太めで安定感のあるハイヒールが豊作の「黒ショートブーツ」がおすすめ! シンプルで合わせやすく美脚効果も絶大だから、どんなスタイルにも合わせやすい。おすすめの太ヒールブーツをご紹介。軽快なパンツルックを品よく仕上げるクラシカルなブーツサンローランらしいストイックかつエレガントなムードが漂う、漆黒のスエード素材。太めのスクエアヒールのため、この高さでも歩きやすく、サイドジッパーつきで着脱もスムーズ。ブーツ丈が短めで履き口にゆとりがあるので、足首が細く、脚がきれいに見えるのもポイントが高い! ヒールにはさりげなくカサンドラロゴが施されている。 靴(7)¥135,000・ジャケット¥530,000・ブラウス¥150,000・パンツ¥105,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) クラッシュ加工された生地がシンプルな中に存在感を演出。太めの円柱ヒールは安定感があり、すぽっと履ける手軽さも◎。 (9)¥84,000/エムエム6 メゾン マルジェラ オモテサンドウ(エムエム6 メゾン マルジェラ) リュクスな光沢のパテントレザー。台形のボリュームヒールは抜群の歩きやすさを誇り、スクエアトゥがトレンド感をプラス。ヒールにさりげなくあしらわれたJCロゴがアクセントに。 (6.5)¥128,000/ジミー チュウ ③デザインで差をつける「レースアップ」定番の黒ショートブーツはデザインで差をつけて。今季のレースアップブーツは、ちょっと無骨なワークブーツ系のボリュームタイプが旬。パテントレザーのレースアップブーツは、丸みを帯びたラウンドトゥと厚みのあるコンバットソールが特徴。サイドがストレッチリブなので着脱しやすいのもうれしい。 靴(2)¥144,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャヴィト ロッシ) アウトドアテイストにジミー チュウらしいエレガンスを加えた一足。パッド入りの履き口が快適。白いライン使いが着こなしのアクセントに。 靴(0)¥138,000/ジミー チュウ シュッと細身のアッパーと太ヒールのレースアップは、足首のベルト使いがポイントに。なめらかでマットな質感のカーフスキンにクリアなラバーソールがさりげなく映える一足。 靴(7)¥93,000/エスケーパーズオンライン(クレジュリー) ④履きやすくておしゃれな「サイドゴア」今季の「サイドゴア黒ショートブーツ」は、履きやすさとおしゃれっぽさの両方を満たす、+α(プラスアルファ)のひと工夫あるデザインに注目!彫刻家リチャード・セラの作品にインスパイアされたというティアドロップ形のヒールは、安定感がありながらスマート見えも。アッパーにガンチーニが型押しされたエレガントなデザイン。 靴(8.5)¥130,000/フェラガモ・ジャパン(サルヴァトーレ フェラガモ) 適度なボリューム感のあるメンズライクなフォルム。甲の部分に施された、ワックス加工されたコットン糸のハンドステッチは職人の手作業によるもの。 靴(3)¥113,000/トッズ・ジャパン(トッズ) ブランドアイコンのメタルバックルとパテント素材の組み合わせが華やかなブーツ。ライトなラバーソールが驚きの軽さを実現。 靴(2.5)¥153,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) ▲【50代のショートブーツ】トップに戻る▼その他のおすすめ記事もチェック撮影/酒井貴生(aosora/モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) モデル/RINA 取材・原文/新田幸子 ※( )内の数字はヒールの高さで単位はcmです(編集部調べ) ※エクラ2020年11月号掲載10月31日
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ストール愛好家のスタイリスト ・辻直子さんに、簡単&サマ見えする巻き方を教えてもらいました。「実はあまり巻き方にこだわっていないんです」という辻さん。難しいことは考えず、サイズや色柄の好みを生かして思いのままに楽しむのだそう。そんな彼女ならではの8つのこだわりとは? スタイリスト 辻 直子さん バイラをはじめ数々の女性誌や広告、ブランドとのコラボなど多方面で活躍する人気スタイリスト。本人のプライベートファッションやライフスタイルにもファン多数。 1. ボリュームストールはコート代わりにまとう 「ケープのように羽織ったのは、アソース メレとのコラボで製作したストール。以前からふかふかで軽いボリュームストールを愛用していて、今回、定番型の幅を大きく、長さを短くしてコートライクに使えるようリクエスト。圧縮ウール素材で、風を通さず、保温性も抜群です。スタンダードなストールというよりも、大きさやグラデーションカラー、ビビッドカラーのピンなどの特徴を持たせて、遊びを。私は巻き方にとらわれず、ゆったりと肩かけして楽しみます」Stole /ASAUCE MELER 2. 存在感のあるイヤカフ&ピアスで顔まわりにアクセントを 「ボリュームのあるストールには耳もとで変化を。ストールという面が加わった顔まわりには、シンプルというよりもデザインの効いた装飾的なピアスをいくつも重ねて、遊びと動きを。パティエラとのコラボジュエリーはイヤカフとピアスがそろい、両耳はもちろんシングル使いなど何通りもアレンジを楽しめます。ストールをまとう日は存在感のあるイヤアクセサリーが欠かせないんです」 3. ボーイッシュな冬カジュアルと存分に楽しむモヘア 「ロング丈のボンバージャケットにモヘアを無造作に添えて。毛足のある大きめのチェックは柄が強く出ず、あいまいに映えるところが魅力。今年はカジュアル使いに制限せず、フェミニンなシアーブラウスに合わせたり、いろんなテイストを試してみたいです」Stole /BEAUTY & YOUTH 4. ハイゲージのリブニットと色合わせを 「色柄のストールにハイゲージのリブニットを合わせて色のコンビネーションを楽しむのが好きです。繊細でタイトなニットとボリュームストールのバランスは冬ならではの女らしさを表現できます」。イエロー・パープル・オレンジ/ブラミンク ベージュ/デミリー 5. 無地はレトロシックな赤茶がマイベスト 「無地を選ぶなら、無難に使える色ではなく、自分にいちばん似合う色をじっくり探して。肩にかけたとき、肌の色がパッときれいに見える色ってみんなそれぞれ必ずあると思うんです。私の場合、自分の肌が白く見えて落ち着くのが赤茶色。どこか懐かしい色みがレトロシックな印象を醸すのも好み。ジョンストンズ オブ エルガンの定番である無地のカシミヤは渋めのトーンが魅力。ブラウンとの相性もよく、このグラデーションはきっと一生好きだと思います」Stole /Johnstons of Elgin 6. 今、ブルーデニムに合わせるなら鮮やかなイエロー 「ブルーデニムに合うカラーストールをイメージしてアソース メレとコラボ。ジージャン×スリムデニムに大判のストールでラフに身を包むというスタイルをしたくて作りました。発色のいいイエローはデニムだけじゃなく、ベースカラー中心になる冬のコーディネートを明るくしてくれるので、たくさん使えます。素材はアルパカとシルク、ウールを混紡し、編み立てられ、肌ざわりのいい仕上がりに。私は巻かずに、さし色としてバッグに添えて連れていくことも」Stole /ASAUCE MELER 7. エルメスのスカーフは色彩に最大の価値がある Stole /HERMÈS 「エルメスでしか出会えない、唯一無二の色彩感覚にいつも驚きと新鮮さを感じます。配色がこの上なく絶妙で、遊び心あふれる色のコンビネーションや発想に惹かれて、つい買ってしまうんです。バンダナ柄や華やかな柄、バイカラーなど、長く買い集めていますが、またこんな柄が欲しい!と頭の中で思い描きながら、次の出会いを待つ楽しみも」すべてエルメス 8. ストールをたらす日は手が自由になれるミニバッグ 「両手をできるだけ自由にしたくて。手のひらサイズやクラッチタイプなど、アクセサリー感覚のバッグはストールと一緒に上品に持つことができるから、ストレスがなく、ちょうどいいんです」赤/ザ ロウ ライトブルー/エレミ 黒/ロジェ ヴィヴィエ 撮影/嶌原佑矢 ヘア&メイク/小澤麻衣〈mod’s hair〉 取材・原文/陶山真知子 構成/内海七恵〈BAILA〉 ※クレジットのないものは私物です ※BAILA2020年11月号掲載 【BAILA 11月号はこちらから!】10月30日
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ボリューム系のスニーカーがトレンドの今、大人が使いやすいのはやっぱり黒。なかでも黒×白の配色のスニーカーなら、ほどよい抜け感で着こなしのアクセントに!ビジュー&白ソールが効く! ドレスアップスニーカークリスタルバックルが遠目にも華やか。スポーティな中にエレガントさが漂い、フェミニンなロングスカートとも好相性。つま先にはレース調のメッシュ素材があしらわれ、さわやかなホワイトソールの底面は黒の網目状にデザインされるなど、凝ったディテールにも注目。中に7.5cmのインソールが仕込まれているので、スタイルアップも可能。カジュアルなふだん着がランクアップする、スペシャルな一足。靴¥129,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) パーカ¥11,000(ノーク バイ ザ ライン)・スカート¥11,000(ノーク)/以上ノーク ピアス¥32,000/ショールーム セッション(マリハ) バングル¥13,000/ドレスアンレーヴ(トゥイフェ)靴¥129,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)>>「スニーカー」記事一覧はこちらから撮影/酒井貴生(aosora/モデル) 魚地武大(TENT/静物) ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) モデル/RINA 取材・原文/新田幸子 ※エクラ2020年11月号掲載10月28日
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堅い印象に見える、着こなしがマンネリ化してしまうなど、働く女性のスーツに関する悩みは多い。雑誌や広告でのスタイリングのほかに、エグゼクティブ女性のパーソナルスタイリングも手がける、スタイリスト・戸野塚かおるさんが、アラフィー女性のスーツ姿をもっと素敵に見せるテクニックを伝授! 【目次】①エレガントなスーツの着こなし方②パンツスーツに「ボウタイブラウス」で女らしさアップ③洗練された印象のスーツスタイルは「ワントーン」④「スーツスカート」でビジネスシーンに華やかさ添える⑤働くスーツを格上げする小物 ①エレガントなスーツの着こなし方働く女性のスーツに関する悩みを、スタイリスト・戸野塚かおるさんが解決!アラフィーのスーツ姿をもっと素敵に見せるテクニックを伝授します。スーツにツヤと輝きを足せるのは女性だけの特権スーツは素材も仕立ても、基本的にメンズライクなアイテムですから、50代のエグゼクティブ女性がマニッシュなパンツスーツを着ると、時に威圧的に見えたり、怖い印象を与えかねません。だからこそ、スーツにはツヤのあるブラウスやジュエリーの輝きで女らしさを加えることをおすすめします。あくまで、仕事相手に失礼がないよう、やりすぎは禁物。上品に見えるさじかげんが大切です。もうひとつよく耳にするのが、「スーツを着るとなんだかやぼったく見える」という声。そんなときはご自分のスーツを見直してみて。5年、10年前のスーツをいまだに着ていませんか? 一見変わらないように見えるベーシックなスーツも、シルエットや丈感など、時代とともに変化しています。なにより、中身の自分も変化しているわけですから、それに合わせたアップデートが必要です。“女らしさ”と“アップデート”、これらを意識すればあなたのスーツ姿はもっと素敵に映えるはずです。ジャケット¥359,000・スカート¥84,000/キートン ブラウス¥100,000/ミカコ ナカムラ 南青山サロン(ミカコ ナカムラ) ネックレス¥890,000/TASAKI 時計¥590,000/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン(ゼニス) バッグ¥240,000/アクリスジャパン(アクリス) 靴¥105,000/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) ②パンツスーツに「ボウタイブラウス」で女らしさアップ メンズライクになりすぎてしまうパンツスーツには、上品な「ボウタイブラウス」で華やかな印象をプラスして。戸野塚かおるさんアドバイス 1.パンツスーツには、ボウタイブラウスで女らしさとツヤを足すハンサムなパンツスーツにこそ必要なのがボウタイブラウスのエレガントさ。上品なツヤを足したいから、素材はシルクを選んで。知的な女らしさが演出でき、ジャケットを脱いだときも華やかでいられます。ふんわりとしたブラウスとカチッとしたスーツとのバランスも魅力的です。ハンサムなグレイッシュスーツに、小花柄のボウタイが優雅に映えるグレーのフランネル生地にパールグレーストライプという、端正なグレートーンのパンツスーツ。ジャケットはしっかりとしたショルダーパッドに細くシャープなラペルなど、メンズジャケットのようなハンサムなたたずまい。合わせたシルクのボウタイブラウスはジャカードの小花柄のクラシカルなデザイン。クリーム色の優しい表情と相まって、辛口のパンツスーツに女性らしい柔和さを加える。ジャケット¥340,000・ブラウス¥160,000・パンツ¥125,000・バッグ¥510,000(すべて予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイエディ・スリマン) ピアス¥200,000/TASAKI(M/G TASAKI) 時計¥1,300,000/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン(ゼニス)ブラウスのとろみとツヤをパンツスーツのアクセサリーがわりに正統派のメンズスーツのようなウインドーペン柄のパンツスーツには、パリッとしたシャツよりもボウタイブラウスで女性らしさをプラス。ブラウスはシルバーに輝くシルクの光沢感と、ふんわりとしたリボンが存在感のあるリュクスな逸品。パンツスーツにあえてレディなワンハンドルバッグを合わせるのも戸野塚さんのおすすめ。ジャケット¥160,000・パンツ¥99,000/サン・フレール(レ・コパン) ブラウス¥110,000/ミカコ ナカムラ 南青山サロン(ミカコ ナカムラ) ピアス¥653,000・リング¥1,280,000/TASAKI バッグ¥405,000/ヴァレクストラ・ジャパン(ヴァレクストラ) 靴¥95,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) ③洗練された印象のスーツスタイルは「ワントーン」戸野塚かおるさんアドバイス 2.靴、バッグまですべてワントーンが洗練の秘訣。そこにひとさじのジュエリーをスーツからバッグや靴まで、すべてワントーンでそろえると、それだけでシャープで洗練された印象に仕上がります。全身の縦ラインが強調され、スタイルがよく見えるという利点も。そこにジュエリーの輝きと揺れで女らしさを欠かさないのが戸野塚流。華やかなロングネックレスをジャケットのVゾーンに添わせるのが大人にはおすすめです。知的でスタイリッシュなネイビーには、ペンダントの白い輝きが似合う黒よりも柔らかい印象になるネイビースーツはエクラ世代のビジネススーツに最適。ダブルブレストでほどよいショルダーパッドが中性的な、ウールフランネル素材のジャケットのインには、同じネイビーのつややかなシルクシャツを合わせて。上まできちんとボタンをとめた胸もとに、ロングペンダントのダイヤモンドの輝きがリュクスに輝く。動くたびに揺れる様も女っぷりを上げてくれる。 ジャケット¥279,000・ブラウス¥135,000・パンツ¥149,000/三喜商事(アニオナ) ペンダント¥2,500,000・リング¥790,909/ブシュロン クライアントサービス(ブシュロン) バッグ¥480,000/ヴァレクストラ・ジャパン(ヴァレクストラ) キャメル×ゴールドでミラノマダムのようなリッチなスーツ姿が完成秋らしいキャメル色のワントーン。こちらは、ストレッチ入りのウールフランネルが体に心地よくフィットするジャケットと、スリムレッグシルエットの美脚パンツの組み合わせ。ジャケットの前あきに流れるように添わせた、ローズゴールドのチェーンネックレスが着こなしの格をさらに上げる。バッグと靴はスーツになじむ温かみのあるブラウンを。 ジャケット¥380,000・ニット¥109,000・パンツ¥99,000/アクリスジャパン(アクリス) ピアス¥440,000・ネックレス¥1,660,000/ポメラートブティック 銀座店(ポメラート) バッグ343,000・靴¥89,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) ④「スーツスカート」でビジネスシーンに華やかさ添える戸野塚かおるさんアドバイス 3.時には先入観を捨て、シルエットが変わる新しいボトムにトライしてみるビジネススーツのボトムはタイトスカートやストレートパンツでなければいけない、と決めつけていませんか? 写真のようなアシンメトリーな超ワイドパンツや長め丈のフレアスカートなど、少し攻めたボトムでシルエットを変えると、実は自分の印象すらアップデートできます。上質な生地と仕立てだから可能な、大人の選択です。シックな黒スーツに華やかさを添える、レディなフレアスカート美しい体のラインをかたちづくってくれるかのような、ウールシルク素材のスーツ。ジャケットはウエストがシェイプされたシングルの2つボタンに、大きめの襟と長めの着丈が新鮮なクラシカルデザイン。ジャケットのラインに添うように広がるスカートは、ミモレ丈のフレアシルエット。タイトスカートを合わせるより、華やかなオーラと女性らしいムードが増す。 ジャケット¥460,000・ブラウス¥240,000(参考価格)・スカート¥280,000・バッグ¥390,000(4点ともディオール)・ピアス¥1,350,000・リング¥790,000(ともにディオール ファイン ジュエリー)・時計¥362,000(ディオール タイムピーシズ)/以上クリスチャン ディオール ⑤働くスーツを格上げする小物スーツスタイルをさらに格上げする小物選びについて、スタイリスト・戸野塚かおるさんがアドバイス。キーワードは「ツヤ」と「輝き」。靴、時計、ジュエリーにも品格のある女らしさが不可欠。1.一本の時計がスーツの格を決めるといっても過言ではありませんスーツに合わせる時計は、メンズライクな大ぶりのものはトゥーマッチですし、シンプルすぎても華が足りない。私のおすすめはシャネルの「ボーイフレンド」。マスキュリンとフェミニンのバランスがよく、小ぶりのスクエアフェイスとダイヤモンド使いも上品です。 シャネルの中では、マスキュリンな「ボーイフレンド」。スクエアに近い八角形のフェイスをダイヤモンドが品よく囲み、キルティングストラップがモダンな表情を生む。時計(27.9×21.5㎜、SS、D)¥760,000/シャネル 2.黒パンプスはパテント素材を選んで足先にもツヤを足してスーツの足もとに合わせることが多い黒パンプスを、マットなレザーからツヤのあるパテント素材に替えるだけで、スーツの装いがぐっと華やかな印象に仕上がります。ヒールが5~7㎝前後の高すぎないものを選べば、派手になることもありません。バックルつきもよいアクセントになります。 華奢なキトゥンヒール、クラシカルなチャンキーヒールなど、ヒールのデザインも足もとの印象を左右し、スーツのムードを一新。 パンプス〈手前〉(H4.5)¥87,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 〈奥左〉(H6)¥99,000・〈奥右〉(H7.5)¥79,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) 3.ダイヤモンドのピアスが、端正なスーツに女らしさを添える目と目で話し合う商談やオンライン会議。人の視線は自然と耳もとにも向いています。自分の人となりを表すものとして、ひと粒ダイヤかパヴェタイプのピアスを活用して。身につける人の力を引き出す、ダイヤモンドのパワーで仕事もきっとうまくいくはず。両耳で1.43ctのパヴェダイヤモンドがきらびやかな光を放つピアス。直径が約5㎜と大きすぎず、存在感がありながら仕事にふさわしい品格をキープ。 ピアス(WG×D)¥980,000/シャンテクレール 東京店(シャンテクレール) ▲【働くスーツをもっと素敵に着こなすテク】トップに戻る>>「エグゼクティブサロン」 記事一覧はこちら▼その他のおすすめ記事もチェック撮影/水田 学(NOSTY/モデル) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/戸野塚かおる モデル/渡辺佳子 取材・原文/新田幸子 ※エクラ2020年11月号掲載10月26日
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今季の「サイドゴア黒ショートブーツ」は、履きやすさとおしゃれっぽさの両方を満たす、+α(プラスアルファ)のひと工夫あるデザインに注目!彫刻家リチャード・セラの作品にインスパイアされたというティアドロップ形のヒールは、安定感がありながらスマート見えも。アッパーにガンチーニが型押しされたエレガントなデザイン。(8.5)¥130,000/フェラガモ・ジャパン(サルヴァトーレ フェラガモ)適度なボリューム感のあるメンズライクなフォルム。甲の部分に施された、ワックス加工されたコットン糸のハンドステッチは職人の手作業によるもの。(3)¥113,000/トッズ・ジャパン(トッズ)ブランドアイコンのメタルバックルとパテント素材の組み合わせが華やかなブーツ。ライトなラバーソールが驚きの軽さを実現。(2.5)¥153,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)>>「ショートブーツ」記事一覧はこちらから撮影/魚地武大(TENT) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) 取材・原文/新田幸子 ※( )内の数字はヒールの高さで単位はcmです(編集部調べ) ※エクラ2020年11月号掲載10月26日
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シックな印象をつくりやすく、合わせやすくて便利な黒の靴。ショートブーツなら重くなりすぎず、洗練スタイルを簡単に実現。黒のスニーカーは、スマートに見せつつちょっとカジュアルダウンしたいときに。この秋大活躍間違いなしの「黒ショートブーツ」と「黒スニーカー」を主役にしたコーデを大公開。「黒ショートブーツ」ハイブランドの新作靴(4)¥157,000・ジャケット¥373,000・Tシャツ¥57,000・ニットパンツ¥269,000・バッグ¥600,000・ブレスレット¥50,000/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン)「黒ショートブーツ」太めヒール靴(7)¥135,000・ジャケット¥530,000・ブラウス¥150,000・パンツ¥105,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)「黒スニーカー」All Black靴¥93,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) ケープ¥150,000・デニムシャツ¥30,000・パンツ¥230,000/マディソンブルー イヤリング¥28,000/ロエフ 六本木店(オート ジュエラー・アキオ モリ フォー ロエフ) ブレスレット¥18,000/ドレスアンレーヴ(253ビジュー) バッグ¥29,000/ブルーベル・ジャパン(ランカスター パリ)「黒スニーカー」Black&White靴¥129,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) パーカ¥11,000(ノーク バイ ザ ライン)・スカート¥11,000(ノーク)/以上ノーク ピアス¥32,000/ショールーム セッション(マリハ) バングル¥13,000/ドレスアンレーヴ(トゥイフェ)>>「ショートブーツ」記事一覧はこちらから>>「スニーカー」記事一覧はこちらから撮影/酒井貴生(aosora) ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) モデル/RINA 取材・原文/新田幸子 ※( )内の数字はヒールの高さで単位はcmです(編集部調べ) ※エクラ2020年11月号掲載10月22日
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スーツスタイルをさらに格上げする小物選びについて、スタイリスト・戸野塚かおるさんがアドバイス。キーワードは「ツヤ」と「輝き」。靴、時計、ジュエリーにも品格のある女らしさが不可欠。1.一本の時計がスーツの格を決めるといっても過言ではありませんスーツに合わせる時計は、メンズライクな大ぶりのものはトゥーマッチですし、シンプルすぎても華が足りない。私のおすすめはシャネルの「ボーイフレンド」。マスキュリンとフェミニンのバランスがよく、小ぶりのスクエアフェイスとダイヤモンド使いも上品です。シャネルの中では、マスキュリンな「ボーイフレンド」。スクエアに近い八角形のフェイスをダイヤモンドが品よく囲み、キルティングストラップがモダンな表情を生む。時計(27.9×21.5㎜、SS、D)¥760,000/シャネル2.黒パンプスはパテント素材を選んで足先にもツヤを足してスーツの足もとに合わせることが多い黒パンプスを、マットなレザーからツヤのあるパテント素材に替えるだけで、スーツの装いがぐっと華やかな印象に仕上がります。ヒールが5~7㎝前後の高すぎないものを選べば、派手になることもありません。バックルつきもよいアクセントになります。華奢なキトゥンヒール、クラシカルなチャンキーヒールなど、ヒールのデザインも足もとの印象を左右し、スーツのムードを一新。パンプス〈手前〉(H4.5)¥87,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 〈奥左〉(H6)¥99,000・〈奥右〉(H7.5)¥79,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)3.ダイヤモンドのピアスが、端正なスーツに女らしさを添える目と目で話し合う商談やオンライン会議。人の視線は自然と耳もとにも向いています。自分の人となりを表すものとして、ひと粒ダイヤかパヴェタイプのピアスを活用して。身につける人の力を引き出す、ダイヤモンドのパワーで仕事もきっとうまくいくはず。両耳で1.43ctのパヴェダイヤモンドがきらびやかな光を放つピアス。直径が約5㎜と大きすぎず、存在感がありながら仕事にふさわしい品格をキープ。ピアス(WG×D)¥980,000/シャンテクレール 東京店(シャンテクレール)>>「エグゼクティブサロン」 記事一覧はこちら撮影/坂根綾子 スタイリスト/戸野塚かおる 取材・原文/新田幸子 ※本文中の( )内の数字は編集部で計測したヒールの高さで、単位は㎝。略号は以下のとおり。ゴールドはすべて18金。SS=ステンレススチール、D=ダイヤモンド、WG=ホワイトゴールド ※エクラ2020年11月号掲載10月19日
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ビジネスシーンに欠かせないスーツですが、着こなしがマンネリ化してしまうというお悩みも。そこで、エグゼクティブ女性のパーソナルスタイリングも手がける、スタイリスト・戸野塚かおるさんが、スーツ姿に変化を与えるテクニックを伝授!Tonotsuka’s advice / 3.時には先入観を捨て、シルエットが変わる新しいボトムにトライしてみるビジネススーツのボトムはタイトスカートやストレートパンツでなければいけない、と決めつけていませんか? 写真のようなアシンメトリーな超ワイドパンツや長め丈のフレアスカートなど、少し攻めたボトムでシルエットを変えると、実は自分の印象すらアップデートできます。上質な生地と仕立てだから可能な、大人の選択です。シックな黒スーツに華やかさを添える、レディなフレアスカート美しい体のラインをかたちづくってくれるかのような、ウールシルク素材のスーツ。ジャケットはウエストがシェイプされたシングルの2つボタンに、大きめの襟と長めの着丈が新鮮なクラシカルデザイン。ジャケットのラインに添うように広がるスカートは、ミモレ丈のフレアシルエット。タイトスカートを合わせるより、華やかなオーラと女性らしいムードが増す。ジャケット¥460,000・ブラウス¥240,000(参考価格)・スカート¥280,000・バッグ¥390,000(4点ともディオール)・ピアス¥1,350,000・リング¥790,000(ともにディオール ファイン ジュエリー)・時計¥362,000(ディオール タイムピーシズ)/以上クリスチャン ディオールアシンメトリーボトムがビジネススーツに新風を吹き込むロングスカートにもワイドパンツにも見える、存在感のあるボトムは、アシンメトリーなすそと立体感のあるシルエットの個性派。薄くしなやかなバージンウール素材なので、動くたびにエレガントなドレープが生まれ、さっそうと歩く様はこのうえなくかっこいい。一見仕事には主張がありすぎるようでも、同素材のシンプルなジャケットと合わせれば、きちんと感が必要なビジネスシーンにも十分通用する品格がある。ジャケット(ブローチつき)¥397,000・ニット¥230,000・パンツ¥186,000・靴¥187,000/ブルネロ クチネリ ジャパン(ブルネロ クチネリ) バッグ¥345,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)>>「エグゼクティブサロン」 記事一覧はこちら撮影/水田 学(NOSTY/モデル) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/戸野塚かおる モデル/渡辺佳子 取材・原文/新田幸子 ※エクラ2020年11月号掲載10月14日
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堅い印象に見える、着こなしがマンネリ化してしまうなど、働く女性のスーツに関する悩みは多い。そこでスタイリスト・戸野塚かおるさんがエグゼクティブ女性のためにスーツの着こなし方をアドバイス。大人女性らしい落ち着いた印象のワントーンコーデにはジュエリーの輝きを。Tonotsuka’s advice / 2.靴、バッグまですべてワントーンが洗練の秘訣。そこにひとさじのジュエリーをスーツからバッグや靴まで、すべてワントーンでそろえると、それだけでシャープで洗練された印象に仕上がります。全身の縦ラインが強調され、スタイルがよく見えるという利点も。そこにジュエリーの輝きと揺れで女らしさを欠かさないのが戸野塚流。華やかなロングネックレスをジャケットのVゾーンに添わせるのが大人にはおすすめです。知的でスタイリッシュなネイビーには、ペンダントの白い輝きが似合う黒よりも柔らかい印象になるネイビースーツはエクラ世代のビジネススーツに最適。ダブルブレストでほどよいショルダーパッドが中性的な、ウールフランネル素材のジャケットのインには、同じネイビーのつややかなシルクシャツを合わせて。上まできちんとボタンをとめた胸もとに、ロングペンダントのダイヤモンドの輝きがリュクスに輝く。動くたびに揺れる様も女っぷりを上げてくれる。ジャケット¥279,000・ブラウス¥135,000・パンツ¥149,000/三喜商事(アニオナ) ペンダント¥2,500,000・リング¥790,909/ブシュロン クライアントサービス(ブシュロン) バッグ¥480,000/ヴァレクストラ・ジャパン(ヴァレクストラ)キャメル×ゴールドでミラノマダムのようなリッチなスーツ姿が完成秋らしいキャメル色のワントーン。こちらは、ストレッチ入りのウールフランネルが体に心地よくフィットするジャケットと、スリムレッグシルエットの美脚パンツの組み合わせ。ジャケットの前あきに流れるように添わせた、ローズゴールドのチェーンネックレスが着こなしの格をさらに上げる。バッグと靴はスーツになじむ温かみのあるブラウンを。ジャケット¥380,000・ニット¥109,000・パンツ¥99,000/アクリスジャパン(アクリス) ピアス¥440,000・ネックレス¥1,660,000/ポメラートブティック 銀座店(ポメラート) バッグ343,000・靴¥89,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ)>>「エグゼクティブサロン」 記事一覧はこちら撮影/水田 学(NOSTY/モデル) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/戸野塚かおる モデル/渡辺佳子 取材・原文/新田幸子 ※エクラ2020年11月号掲載10月12日
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ラクして女っぽいムードが高まる中、逆に足もとは辛口に引き締めるのがこの秋の最新バランス。今すぐ買って来春まで使える実力派シューズとして、スタイリスト吉村友希さんが選んだのは、「太ヒールのショートブーツ」「甲深フラット」「スクエアパンプス」「トラッド靴」の4タイプ! <目次> 1.この秋欲しい辛口シューズ、スタイリスト吉村友希さんのおすすめ4タイプ 2.フラットシューズ派におすすめ!甲深タイプ8選 3.秋トレンドの本命・最旬スクエアパンプス8選 4.フェミニン派にこそ履いてほしいトラッド靴8選 5.女っぽスカートと合わせたい太ヒールショートブーツ8選 .bai_mokuji_template1911 { margin-top: 8px; } .bai_mokuji_template1911 li { text-indent: -0.8rem; padding-left: 0.8rem; line-height: 1.2rem; margin-bottom: 8px; color: #333; } .bai_mokuji_template1911 li:last-child { margin-bottom: 0; } ※記事発信時点での情報のため、価格や仕様が変更になっている場合や、販売が終了している場合があります。 1.この秋欲しい辛口シューズ、スタイリスト吉村友希さんのおすすめ4タイプ スタイリスト 吉村友希さん よっしーの愛称で親しまれ、数々の女性誌で人気を誇るスタイリスト。トレンドだけに流されない実直な審美眼と、ベーシックななかにもあか抜けポイントが光るスタイリングに定評あり。 スタイリスト吉村友希さんがリコメンド「私、この4足で始めます」 定番フェミニンなスカートスタイルが辛口ブーツで一躍ときめく♡「ほどよく個性を主張する太めヒールのブーツが、服の甘さを引き算してしゃれた印象に刷新してくれます。つややかな質感も、マットになりがちな秋冬スタイルで映える理由」。ヒールには小さなブランドアイコンが。靴(8.5)¥128000/ジミー チュウ スカート¥29000/インターリブ(サクラ) ニット¥27000/スリードッツ青山店(スリードッツ) スカーフ¥12000/フラッパーズ(マニプリ) リング¥12500/ソワリー バッグ¥120000/八木通商ザンケッティ事業部(ザンケッティ) 【9月から3月まで履ける】吉村友希さんおすすめの4タイプはコレ! 《1》太ヒールショートブーツ 歩きやすさ、合わせやすさ、トレンド感の三拍子がそろう「歩きやすいのはもちろん、重めの足もとがトレンドの今季、きゃしゃヒールよりしっかり存在感のある太めヒールが気分。ショートブーツは“靴とボトムのすき間問題”もクリアできて合わせやすいし、春には素足にブーツ合わせもおすすめ!」。台形ヒールが印象的。(4.5)¥120000/セルジオ ロッシカスタマーサービス(セルジオ ロッシ) 《2》甲深フラット ポスト・バレエシューズ! 甲を替えれば全身バランスが変わる「定番のバレエシューズに飽きてきたという人におすすめしたいのが、甲深フラット。万能のコーディネート力はそのままに、甘さはぐっと控えめ。甲に見える“肌感”が少なくなるだけで、全身のバランスが見違えて素敵に見えます」。アンクルチェーンは取り外し可能。(1)¥58000/ウィム ガゼットルミネ新宿店(マリア ルカ) 《3》スクエアパンプス トゥの形は女性像を映す鏡。コンサバベースに洒落感をプラス「きれいめ派のヒールパンプスも、今季はラウンドやポインテッドより、クールで強さのあるスクエアトゥを。コンサバになりすぎないから、オン&オフ映える足もとに。ほんのりレトロなムードも今の気分にぴったりです」。バックル使いで華やかさも。(7)¥89000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 《4》トラッド靴 甘め服と真逆キャラのメンズライクな存在感が効く「レースアップ靴やローファーなどのトラッド靴は、たとえばスニーカーと置き換えるだけで簡単に取り入れられます。フェミニン服を引き締めつつ、格上げ力もあり! 流行に左右されず長く履けるのも人気の理由」。作りのよさがうかがえる名品シューズを。(3)¥110000/ジェイエムウエストン 青山店(ジェイエムウエストン) 2.フラットシューズ派におすすめ!甲深タイプ8選 「装飾を省いたベーシックな一足こそ“ぽってり甲深”が女っぽく効く!」毎日履けるシンプルデザイン。スムースなレザーでモダンに映える。靴(0.8)¥30000/ベイジュ(ピッピシック) シャツ¥23000/スタイリング/ 新宿ルミネ1店(ケイ シラハタ) パンツ¥34000/ビオトープ(リダン) スカーフ¥12000/フラッパーズ(マニプリ) ピアス¥100000/イセタンサローネ 東京ミッドタウン(カラットアー) リング¥60000/アズラボ バッグ¥54000/フルラ ジャパン(フルラ) 「モチーフがあればフェミニンな印象に」 (左)レオパード靴は秋冬の定番だからこそ、トレンド感のあるフォルムでアップデートを。(0.7)¥37000/ベイジュ(ピッピシック)(右)甲深でも、とびきり柔らかいレザーが足になじんで履きやすい。渋色カーキとフリンジで甘くなりすぎない。(1)¥38000/ザ・グランドインク(ロランス) 「マンネリコーデをあか抜けさせるならシルバーを!」型押しシルバー、スクエアトゥ、甲深と、辛口要素でバレエシューズが見違える。(0.8)¥31000/マルティニーク ルコント ルミネ有楽町店(チェンバー) 「人気続行のパイソン靴も、ミニマムな形ならトライしやすいはず」黒デニムも女っぽく見せる。靴(1.5)¥20000/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(ユナイテッドアローズ) パンツ¥13000/スピック&スパン ルミネ有楽町店(ファイブ アンド ハーフ) 「“履いていてとにかく楽”なのが今の気分にフィットします」(左)スクエアトゥとのコンビネーション。かかとのタブでほんのりスポーティに味つけ。(0.8)¥21000/ウォッシュ ルミネ横浜店(ファビオ ルスコーニ × ウォッシュ)(中)バレエシューズ好きが次に狙うのは、こんなフレンチシックが香る一足。クリーンな白にも心惹かれる。(1)¥17200/モーダ・クレア(アニエスベー)(右)今季バリエーション豊富なギャザーのデザイン。目新しさも履きやすさも申し分なし。(1.3)¥19000/トゥモローランド 3.秋トレンドの本命・最旬スクエアパンプス8選 「キレのいい白&トゥのカチッと感が秋色パンツをモダンに引き立てます」細めスクエアが履きやすい。靴(8)¥15000/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ) パンツ¥16000/アンクレイヴ ジャケット¥30000/スピック&スパン ルミネ有楽町店(ファイブ アンド ハーフ) シャツ¥28000/サザビーリーグ(エキップモン) ピアス各¥49000/チェリーブラウン バッグ¥85000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 「長めボトムからのぞかせるだけでも色っぽい」斜めになったトゥの存在感と、対照的なきゃしゃなヒールとの対比がユニークな一足。(6.5)¥32000/ベイジュ(ピッピシック) 「Vカットなら足もとをより大人仕上げに」高級感のあるメッシュディテールを、スクエアトゥ、甲深、太ヒールの最旬フォルムに落とし込んで。(5)¥13000/スナイデル ルミネ新宿2店(スナイデル) 「“真四角”トゥはクラシカルできちんと見える」黒同様に合わせやすくて、少しやさしい印象のダークブラウン。靴(3.5)¥25000/デュプレックス(カルチェグラム) パンツ¥23000/トゥモローランド(トゥモローランド コレクション) 「手持ちパンプスから即スライドできる、何も難しくない一足」主役になる鮮やかなイエロー。そのぶん形は、コンサバ派も履きやすいほどよい個性に。(4.5)¥29000/ファビオ ルスコーニ ヴィオロ 福岡店(ファビオ ルスコーニ) 「手持ちパンツに抜け感を足すなら+甲深を」(左)しなやかな風合いの一足に、トゥとかかとの四角さで辛さをきかせて。(4.5)¥31000/ハイブリッジ インターナショナル(ファビオ ルスコーニ)(右)クールさきわだつグレーのスクエアトゥ。甲のセンターラインはメリハリアップにも効果的。(3.5)¥18000/ダニエラアンドジェマ 「辛めの型だからワンポイントの可愛げが映える!」スクエアトゥに丸&四角の半透明なパーツを並べた、ほかにはないデザインでおしゃれをリード。(4.5)¥23600/モーダ・クレア(ランバン コレクション) 4.フェミニン派にこそ履いてほしいトラッド靴8選 「ツヤ感ワンピースの味変に効くのはオーソドックスなレースアップ靴!」つややかなエナメルも今季は豊富。ドラマチックな赤いワンピースも、重めなトラッド靴で引き締めればデイリーな装いに。靴(2.5)¥32000/ジーエムティー(ジャラン スリウァヤ) ワンピース¥50000/ビームス ハウス 梅田(ロデビエ) ピアス¥19500・リング¥8500/ソワリー バッグ¥115000/エリオポール代官山(ザンケッティ) 「スリッパとしても履けるのがラフで◎」スマートな形で女らしさもあり。かかとを踏んでスリッパのように履いても決まる。(1)¥44000/ビームス ハウス 丸の内(ブレンタ) 「上品な紺レザーは履くだけで差がつく」ネイビーなら端正さもひとしお。甲のチェーンがきまじめにならないポイント。靴(2.8)¥38000/アノア(セミクチュール) ワンピース¥27000/メゾン イエナ(ムンテ) 「シンプルなローファーはスクエアトゥで脱・優等生に!」ユニフォームライクなローファーも、ノーズが長いバランス&スクエアトゥでたちまち目新しく。(2)¥37000/ベイジュ(ピッピシック) 「30代ならぜひひとつ本格派を。はやり廃りなく長く愛せる」ブラウンのようなボルドーのような深みのある色。オーセンティックなウィングチップシューズで、一目置かれる足もとに。靴(2.5)¥32000/ジーエムティー(ジャラン スリウァヤ) 「甲のアクセントや大胆な色使いもマニッシュだから“盛りすぎ感”がゼロ」(上)細いビットを飾ったローファータイプ。マリンテイストを感じる白で秋冬服を活性化。(1)¥25000/銀座ワシントン銀座本店(ファビオ ルスコーニ ペル ワシントン)(中)今季主流のブラウンコーデに合わせたい。端正なデザインで信頼感を語る一足を。(3.3)¥21800/モーダ・クレア(マッキントッシュ ロンドン)(下)目を引くトリコカラーも定番の3色なら合わせやすい。ひもなしで脱ぎ履きが簡単なのも人気の秘訣。(1)¥57000/アマン(ペリーコ) 5.女っぽスカートと合わせたい太ヒールショートブーツ8選 「メタルの太ヒールがピリリと効いてワントーンコーデを締めてくれます」(スタイリスト吉村友希さん)洗練されたニュアンスカラー。靴(7.5)¥49000/ユナイテッドアローズ 丸の内店(ロランス) スカート¥28000/トゥモローランド(マカフィー) ニット¥40000/モールド(チノ) メガネ¥36000/アイヴァン PR(アイヴァン) リング¥12000/ボウルズ(ハイク) バッグ¥119000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 「定番黒もつややかなクロコ型押しなら華やぐ!」型押しブーツもカジュアルに楽しめるのは太ヒールだからこそ。(6)¥26000/オデット エ オディール 新宿店(オデット エ オディール) 「ほっこりしがちなベージュはヒール選びが重要」低め&太めのヒールで歩きやすさ抜群。スクエアトゥも今年らしい。(5)¥23500/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ) 「今年は万能シンプルもヒールとトゥが“ちょっとゴツい”くらいがちょうどいいんです」 (左)なめらかな質感と色が、絶対的に上品なスタイルを決める。太ヒールだから今のムードも。(8)¥72000/アマン(ペリーコ)(中)着こなしがダークになりがちな季節、白ブーツのクリーンさが効く。(6)¥23500/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)(右)ほっそりしたトゥなら、太ヒールも重くならない。(6)¥35000/ファビオ ルスコーニ ジェイアール名古屋タカシマヤ店(ファビオ ルスコーニ) 「甘め派ならまずはピンクベージュを!」甘め服となじみがよく、かつ今っぽく格上げしてくれるカラー。(6)¥29000/モーダ・クレア(ランバン オン ブルー) 「高めヒールも太ければコンサバに見えない」上質さがうかがえる立体的で美しいフォルム。靴(8.5)¥87000/ユナイテッドアローズ 銀座店(ジョゼフ) スカート¥9900/ノーク 撮影/山本雄生 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/吉村友希 モデル/宮本茉由 取材・原文/東原妙子 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※( )内の数字はヒールの高さで単位は㎝です ※BAILA2020年10月号掲載10月2日
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働く女性の必須アイテムである黒ジャケットは、シンプルなものだからこそ、素材と仕立てに妥協のない、理想的な一着に出会いたい。そんなエグゼクティブ女性にふさわしい逸品を、ハイブランドの名品の中から厳選。黒ジャケットがきわだつ、カラーコーディネート術も必見! 【目次】①人気ブランドの黒ジャケット5②「ワントーンコーディネート×黒ジャケット」の法則 ①人気ブランドの黒ジャケット5 1.GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)素材と仕立てに妥協のない、理想的な一着に出会いたい。ジョルジオ アルマーニの黒ジャケットは、女性らしさを添える逸品。端正でありながら、女性らしさが香る、品格を高める名品なだらかにシェイプされたウエストライン、丸みを帯びたラペルなど、強くて堅いイメージになりがちな黒ジャケットに上品な女性らしさを添える逸品。着丈はスカートにもパンツにも合わせやすい60㎝丈、36~50までの8サイズ展開というのも大人にうれしい。素材は上質なシルク100%のものを使用し、着心地のよさも秀逸。ジャケット¥330,000・ブラウス¥120,000・パンツ¥165,000・バッグ¥260,000/ジョルジオ アルマーニ ジャパン(ジョルジオ アルマーニ) ピアス(片耳)¥302,000・リング¥575,000/エドストローム オフィス(シャルロット シェネ) 時計¥490,000/セイコーウオッチ お客様相談室(グランドセイコー) 2.DIOR(ディオール)時に女性らしく、時に知的でマニッシュに。ビジネスシーンで存在感を放つ「ディオール」の名品ジャケットをご紹介。くびれたウエスト、優しい肩のラインを強調する構築的な美シルエット1947年、『ホテル プラザ アテネ』のバーでカクテルタイムを楽しむシーンのために提案されたという、ディオールのアイコン“バー”ジャケットは3つボタンのシングルタイプ。最大の特徴は、キュッと細くくびれたウエストライン。丸みを帯びた肩のラインと相まって、シンプルでありながら女性の体の美しさを引き出してくれる。上半身がコンパクトなぶん、ボリュームのあるワイドパンツと相性がいい。 ジャケット¥510,000・ブラウス¥150,000・パンツ¥190,000・ピアス¥46,000・リング¥34,000・バッグ¥340,000・靴¥118,000/クリスチャン ディオール(ディオール) 3.SAINT LAURENT(サンローラン)働く女性にふさわしい「サンローラン」のハンサムなジャケットをご紹介。シンプルな中に洗練が宿る。選ばれし女性のためのハンサムジャケット着るだけで背すじがシャキッと伸びるような緊張感を与えてくれる、サンローランの代名詞ともいえる黒ジャケット。カリッと小気味よいシャープな肩のラインに、洗練された細身シルエットは、熟練の職人にしか成しえないテーラリング技術によるもの。やや光沢感のあるシルク素材が使われた襟がメンズライクな中につやっぽさを添えて、まるでドレスのような存在感を放つ。 ジャケット¥315,000・ブラウス¥115,000・パンツ¥115,000・リング¥45,000・バッグ¥249,000・靴¥90,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) 4.JIL SANDER(ジル サンダー)エグゼクティブ女性にふさわしいジル サンダーのカラーレスジャケット。時にはモードな女性像を堪能したい。あえて3つのシルバーボタンが映える、余裕ある大人に似合うモードな一着ショートコートに近いゆったりシルエットのロング丈ジャケットは、あえてひとつ減らした、シルバーの3つボタンが個性的なダブルブレスト。ウエストの高い位置でベルトを締めることで、仕事向きのエレガントな表情になり、胸もとのシャープなVラインが女性らしさを演出。同じくゆったりとしたワイドパンツを合わせて、時にはモードな女性像を堪能したい。素材はタキシードなどに使われる、最高級のグランドプードル生地を使用。 ジャケット(ベルトつき)¥285,000・パンツ¥142,000/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー) 5.MAX MARA(マックスマーラ)ジャケットが得意なブランド「マックスマーラ」から圧倒的な存在感を放つ一着。ボクシーシルエットのダブルブレストでモダンさときちんと感を両立ボクシーなシルエットがメンズライクなダブルブレスト。色は真っ黒より奥行きのある墨黒で、シャリ感があり通気性を備えたモヘヤに、シルクを混紡した生地が軽い着心地を実現。ジャケットが得意なブランドだけあり、動きやすくボディラインが美しく見えるように仕立てられている。 ジャケット¥189,000・ブラウス¥66,000・パンツ¥87,000・スカーフ¥31,000/マックスマーラ ジャパン(マックスマーラ) ピアス(片耳)¥74,000・リング¥190,000/シハラ ラボ(シハラ) バッグ¥199,000/シーエイチ キャロリーナ ヘレラ銀座店(シーエイチ キャロリーナ ヘレラ) ②「ワントーンコーディネート×黒ジャケット」の法則黒ジャケット×黒ボトムに匹敵するほど、信頼感や好感を人に与えられるのが、ワントーンコーディネートとの色合わせ。品格を高める白、包容力のあるベージュなど、ワントーンカラーと黒ジャケットが放つ色の相乗効果をビジネスシーンで最大限に生かして。明るめワントーンホワイト品格を高め、清潔感が増す白に、黒の正装感が加わった無敵コンビ品格や清潔感など、さわやかな上品さを演出できる白に、黒ジャケットの正装感が加わることで、よりフォーマルな印象が強いビジネスルックが完成する。フロントホックのシンプルなテーラードジャケットはストレッチ入りで心地よく体にフィットし、とても軽い着心地。 ジャケット¥375,000・ブラウス¥89,000・パンツ¥88,000/アクリスジャパン(アクリス) メガネ¥40,700/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ) バッグ¥260,000/ジョルジオ アルマーニ ジャパン(ジョルジオ アルマーニ) 靴¥79,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ) ベージュ女性らしく優しげな印象を与えるベージュで、包容力のある上司に 黒ジャケットに優しげなベージュのシャツ&スカートを合わせると、きちんと感がある中に、親しみやすいムードが生まれ、部下との距離が一気に縮まるはず。 ジャケット¥120,000/トヨダトレーディング プレスルーム(アスペジ) シャツ¥46,000/ヴィンス 表参道店(ヴィンス) スカート¥49,000/コロネット(ミラ・ショーン) 時計¥3,000,000/セイコーウオッチ お客様相談室(グランドセイコー) バングル¥142,000/エスジェイ ジュエリー(ニナ リッチ) バッグ¥343,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 靴¥92,000/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) 落ち着き色ワントーングリーン深みのあるモスグリーンと黒なら、安心と信頼を与えるキャリアスタイルにグリーン×黒も落ち着いたムードの好相性色。安心感や信頼感を与える色・グリーンとオフィシャル感を高める黒との相乗効果で、50代にふさわしい深みのあるビジネススタイルに。ノーカラージャケットとシャツワンピースのクラシカルな組み合わせも新鮮。 ジャケット¥79,000/コロネット(ミラ・ショーン) ワンピース¥56,000/ヴィンス 表参道店(ヴィンス) ピアス¥98,000(参考価格)/エドストローム オフィス(シャルロット シェネ) バッグ¥279,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 靴¥79,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ) ブルー知的なブルーのグラデーションに黒ジャケットで品格とエレガンスを足す ネイビーのシャツにスモーキーブルーのパンツを合わせた着こなしは、知的な印象とともにおしゃれっぽさも感じられるコーディネート。そこに黒ジャケットをはおることで、さらに信頼感やきちんとした印象がプラスされる。 ジャケット¥140,000/エストネーション ブラウス¥45,000/トヨダトレーディング プレスルーム(アスペジ) パンツ¥46,000/ヴィンス 表参道店(ヴィンス) 時計¥600,000/セイコーウオッチ お客様相談室(グランドセイコー) バッグ¥267,000/セラピアン 阪急うめだ本店(セラピアン) 靴¥97,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) ▲【働く50代に似合う「黒ジャケット」】トップに戻る撮影/渡辺謙太郎(MOUSTACHE /モデル) ヘア&メイク/森ユキオ(ROI) スタイリスト/吉村友希 モデル/高橋里奈 取材・原文/新田幸子 撮影協力/フォーシーズンズホテル東京大手町 ※エクラ2020年10月号掲載9月27日