ここ数年で一気にこだわりの高機能が話題になったデサントの水沢ダウン。この先まだ寒さが増していきそうな時期に備えて超ハイスペックダウンの機能をご紹介します。数年前から多くのセレクトショップなどでも取り扱われるようになって話題となったデサントの水沢ダウン。とにかく随所にこだわりの機能が搭載されていて本当にすごいです。私は一昨年の冬に購入してこの冬はまだ出番があまりありませんが…これからまた寒くなってくるようなので大活躍間違いないはず。そのこだわり抜かれた高機能についてご紹介したいと思います。ダウンといえば、軽量性とダウンの質にフォーカスされていますが、水沢ダウンは着眼点を変えてダウンの弱点であった雨や雪によるステッチのミシン目からの水の侵入や縫い目からダウンが抜け出てくることに着目し開発されました。確かに生地自体に防水加工などがされていてもステッチが入ることでそのミシン目に水が入ることはなかなか防ぎにくい、そしてそれによって羽毛が濡れてしまうため保温性が保てない、でもダウンは雪の日に一番着たいもの。そこで水沢ダウンは、これまで中身のダウンを形成するために必要だったステッチを特殊な圧着技術を用いてダウンパックを形成することで一切ステッチのないダウンを作り出しました。ステッチがないということはその分密閉されるということなので聞いただけでも隙間風が入らなくて暖かそう。。また、全ての工程において熟練した職人が一つ一つ形作るという点もかなりのこだわり。こちらはフードの後ろ側ですが、このつまみはBoa® フィットシステムなるもので、ダイヤルをカチカチ回すだけでフィット感を調整できるというもの。元々はスノーボードのブーツに搭載されたことが始まりだそうです。このダイヤルをクルクルと回していくとなんと!フードの部分がどんどんキュッと縮まっていきます!!実際にやってみないとどういう感じで縮むのかうまく説明ができないのですが…よくパーカーのフードに紐が通っていてそれをギュッと締めるとフードがフィットする(それやる人あまりいないと思いますが 笑)、その紐の代わりにこのダイヤルでフードのフィット感を調整できちゃうという訳です。でも本気の極寒で北風が強風の時なんかにはフードのありがたみを感じるときありますよね〜そんな時に隙間なくフードが簡単にフィットしてくれれば暖かさは倍増します。そして、防水にこだわって作られた構造なだけにそのままでは密閉状態で蒸れてしまうのでは。。。といった心配が浮上しますがそこもちゃんと対応してくれています。この脇にあるファスナーを開けるとメッシュ生地になっているので通気性を確保できるんです。さらにダブルファスナーになっているので開け具合も調整可能。本当に細かいところまで気が利いています。そして機能だけではなくデザイン性も高くシンプルでミニマルなデザインがすっきりと着こなせて気に入っています。ステッチがない分ダウンのモコモコ感が少ないので着膨れもしません。他にもショート丈やメンズ・レディースなど種類は色々とあるのでそれぞれ違ったデザインで楽しめると思います。高機能ダウンというとアウトドア感全開になりがちですが、この水沢ダウンは高機能でありながらもデザインは都会的でどんな服装にも合わせやすいと思います。ぜひこの冬高機能ダウンを試してみてはいかがでしょうか。