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12星座全体の運勢「適切に茫然とする」 3月5日に「啓蟄」を迎え、青虫が蝶へと変わって春の立役者たちが次第に顔をそろえ始める中、3月13日にはうお座24度で満月を形成していきます。 今回のテーマは「開かれ」。すなわち、本能的に茫然として放心することで、特定の対象や他者につねに関わりを持ち続けることをやめ、より純粋で本質的な震撼にさらされていくこと。その意味で、「開かれ」とはまったくもって非合理な説明でしかないのですが、それはどこかこの時期特有の季語である「山笑ふ」という言葉にも通じていくように思います。 春の山の生き生きとして明るい様子を擬人化した表現なのですが、花や若葉の色合いなどがなんとなく淡くやさしく霞んだように見えるだけでなく、それが「ほほえみ」として決定的に到来するのが一体いつなのかは誰にも予測できません。 自分に都合のいいレッテルにしろ、本音を隠すのに便利なスタンプにしろ、いつも頭の中になにかしら張り付けてしまいがちな人ほど、自然で生気にみちたエロティックな生に入っていくのは難しいものですが、今回のうお座新月はこれまで惰性で続けてきてしまった習慣や言動にいかに休止符をはさんでいけるかが共通した課題となっていくでしょう。 そうして見えることしか見ないのではなく、見えないことも感じていくなかで、やっと人は自己の閉ざされから世界へと開かれていくことができるのです。 牡牛座(おうし座)今期のおうし座のキーワードは、「精神の明晰さ」 「純情」とか「純潔」といった言葉くらい、現代社会において胡散臭いにおいをぷんぷん放っている言葉はないように思いますが、かといって不純や不潔が好きなのかと問えば、大方の人は首を横に振るでしょう。 例えば、戦後まもない娼婦の街を舞台にした吉行淳之介の短編小説『驟雨』には、大学を出て3年目の独身サラリーマン・山村英夫という主人公が出てくるのですが、彼はつねに精神の平衡を保っていたいという理由から女性関係はもっぱら娼婦に通うことに限定しているという、年の割には老成した考え方の持ち主です。 ところが、「この町から隔絶したなにか、たとえば幼稚園の先生の類を連想させた」、「若い美しい保母」のような道子という娼婦と出会い、彼女のいるお店に通い続けるうちに、ミイラ取りがミイラになって嫉妬に苦しみ始めます。 ただ、その一方で「(娼家の風呂に入って)すっかり脂気を洗い落としてしまった彼の髪は、外気に触れているうちに乾いてきて、パサパサと前に垂れさがり、意外に少年じみた顔つきになった」とあるように、自分のなかに老成した大人と純粋な少年が同居していることに気付かされていくのです。 つまり、普通は愛情と呼ぶものの中に少なからず混入された計算やエゴイズムに気付かない鈍感さや偽善や自己欺瞞を許容できない純粋さと明晰さこそが、そうして彼を娼婦の街へ赴かせる原因となっていたことが明らかになっていく訳です。 今期のおうし座もまた、そんな風に男女や物事の在り様をまざまざと透視する吉行淳之介という作家の明晰さにならって、自身の言動の背後に潜むものを見つめていくことがテーマとなっていきそうです。 参考:吉行淳之介『原色の街・驟雨』(新潮文庫) 12星座占い<3/7~3/20>まとめはこちら<プロフィール>應義塾大学哲学科卒。卒業後は某ベンチャーにて営業職を経て、現在西洋占星術師として活躍。英国占星術協会所属。古代哲学の研究を基礎とし、独自にカスタマイズした緻密かつ論理的なリーディングが持ち味。文/SUGAR イラスト/チヤキ3月7日
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[目次] 【SUGARさんの12星座占い】<3/7~3/20>の12星座全体の運勢は? 【SUGARさんの12星座占い】12星座別の運勢 《牡羊座(おひつじ座)》 《牡牛座(おうし座)》 《双子座(ふたご座)》 《蟹座(かに座)》 《獅子座(しし座)》 《乙女座(おとめ座)》 《天秤座(てんびん座)》 《蠍座(さそり座)》 《射手座(いて座)》 《山羊座(やぎ座)》 《水瓶座(みずがめ座)》 《魚座(うお座)》 【SUGARさんの12星座占い】<3/7~3/20>の12星座全体の運勢は?「適切に茫然とする」 3月5日に「啓蟄」を迎え、青虫が蝶へと変わって春の立役者たちが次第に顔をそろえ始める中、3月13日にはうお座24度で満月を形成していきます。 今回のテーマは「開かれ」。すなわち、本能的に茫然として放心することで、特定の対象や他者につねに関わりを持ち続けることをやめ、より純粋で本質的な震撼にさらされていくこと。その意味で、「開かれ」とはまったくもって非合理な説明でしかないのですが、それはどこかこの時期特有の季語である「山笑ふ」という言葉にも通じていくように思います。 春の山の生き生きとして明るい様子を擬人化した表現なのですが、花や若葉の色合いなどがなんとなく淡くやさしく霞んだように見えるだけでなく、それが「ほほえみ」として決定的に到来するのが一体いつなのかは誰にも予測できません。 自分に都合のいいレッテルにしろ、本音を隠すのに便利なスタンプにしろ、いつも頭の中になにかしら張り付けてしまいがちな人ほど、自然で生気にみちたエロティックな生に入っていくのは難しいものですが、今回のうお座新月はこれまで惰性で続けてきてしまった習慣や言動にいかに休止符をはさんでいけるかが共通した課題となっていくでしょう。 そうして見えることしか見ないのではなく、見えないことも感じていくなかで、やっと人は自己の閉ざされから世界へと開かれていくことができるのです。 《牡羊座(おひつじ座)》(3/21〜4/19)今期のおひつじ座のキーワードは、「妖しい間合い」 古井由吉の長編小説『槿』は、四十歳を超えたばかりのもう若くはないが老いてもいない男・杉尾の周囲に、どういう偶然の事情によるものか、三人の女が集まっては交錯していくお話なのですが、そこでは誘いかつ拒む身体としての女性を前に、主人公自身もどうしたらいいのか分からなくなってしまうという場面が手をかえ品をかえ繰り返し登場してきます。 「「一度きり、知らない人に、自分の部屋で、抱かれなくてはいけない、避けられないと思ったんです」 言葉とはうらはらに、男の沈黙に押されて、やめて、と哀願する光が目に差した。杉尾は顔をわずかに横へ振った。」 これは献血所の寝台で隣り合わせたところから縁が生じた31歳の女のアパートでの場面。次は、高校時代の級友の妹で、大学の頃、門のところまで送っていった別れ際に抱きすくめようとして拒まれたことが一度ある、39歳の女とホテルの部屋で向かい合った場面。 「「来ないでください、そこに坐っていて」話の中から、いきなり杉尾に呼びかけたものだった。「来てもかまいませんけど、来るなら部屋を出て行くまでひと言も、口をきかないでください」」 いずれにおいても、女は禁じつつ誘い、誘いながらも男の指先と視線を冷たくはじき返し、その両義的な姿勢のただ中で、甘い花粉を散らす花となって静止しているようでもあります。当然、男もまた困惑のなかで動きをとめ、「きわどい釣合い」によって宙を吊られ、「張りつめた静かさ」のなかで苦痛なのか快楽なのか分からないものが熾(おこ)り立つ、精神的な修羅場のような地点に立ちすくんだまま、うつらうつらと半睡状態に陥っていく。 ここには、恋愛だの情事だのといった手垢のついた言葉では形容することのできないような微妙で複雑な、名状しがたい倒錯に侵された関係があり、そこで主人公はいつの間にかそれまでの安定した秩序からはみ出していることに気が付くのです。 今期のおひつじ座もまた、そうした男と女の間の、また運命と運命のあいだの、絶えず伸び縮みするような妖しい間合いのただ中で、立ち尽くしていくことになるかも知れません。 参考:古井由吉『槿』(講談社学芸文庫)《牡牛座(おうし座)》(4/20〜5/20)今期のおうし座のキーワードは、「精神の明晰さ」 「純情」とか「純潔」といった言葉くらい、現代社会において胡散臭いにおいをぷんぷん放っている言葉はないように思いますが、かといって不純や不潔が好きなのかと問えば、大方の人は首を横に振るでしょう。 例えば、戦後まもない娼婦の街を舞台にした吉行淳之介の短編小説『驟雨』には、大学を出て3年目の独身サラリーマン・山村英夫という主人公が出てくるのですが、彼はつねに精神の平衡を保っていたいという理由から女性関係はもっぱら娼婦に通うことに限定しているという、年の割には老成した考え方の持ち主です。 ところが、「この町から隔絶したなにか、たとえば幼稚園の先生の類を連想させた」、「若い美しい保母」のような道子という娼婦と出会い、彼女のいるお店に通い続けるうちに、ミイラ取りがミイラになって嫉妬に苦しみ始めます。 ただ、その一方で「(娼家の風呂に入って)すっかり脂気を洗い落としてしまった彼の髪は、外気に触れているうちに乾いてきて、パサパサと前に垂れさがり、意外に少年じみた顔つきになった」とあるように、自分のなかに老成した大人と純粋な少年が同居していることに気付かされていくのです。 つまり、普通は愛情と呼ぶものの中に少なからず混入された計算やエゴイズムに気付かない鈍感さや偽善や自己欺瞞を許容できない純粋さと明晰さこそが、そうして彼を娼婦の街へ赴かせる原因となっていたことが明らかになっていく訳です。 今期のおうし座もまた、そんな風に男女や物事の在り様をまざまざと透視する吉行淳之介という作家の明晰さにならって、自身の言動の背後に潜むものを見つめていくことがテーマとなっていきそうです。 参考:吉行淳之介『原色の街・驟雨』(新潮文庫) 《双子座(ふたご座)》(5/21〜6/21)今期のふたご座のキーワードは、「遊民」 管理社会が行く処まで行き、社会がディストピア化することももはやSFではなくなった今の時代、人びとがおのれに問いかけるべきは「いかに頑張るか」ではなく「どこへ逃げるか」になってきつつあるように思います。 かつての時代であれば、逃げ場所といえば「河原」でした。河原は単に河と陸の境界というだけでなく、ひとつの世界ともうひとつの世界とを隔てる「さかいめ」であり、近世社会ではそこで牛馬の皮をなめし、布の染色が行われ、毎日のように踊りや音曲や芝居の歓声が響いていました。 中世の河原には多くの人がそこに住み、役者や皮革業、死体処理、清掃、細工職人、庭づくり、遊女などが暮らし、彼らは河原者と呼ばれて、制度のすき間に生きたのです。 江戸文化研究者の田中優子の『江戸百夢』によれば、「河原は管理が及ばない世界」であり、「離農蝶逃散して来ても、異国者であっても、河原に来れば生きることができ」ましたし、「どこから来たかわからないし、いつどこへ消えゆくかわからない。把握できない」在り方をもって「遊民」とも呼ばれ、その中には「離農民から僧侶、火消し、中小商店の旦那衆まで」含まれ、やがて「遊民の中から、物語を語るものたちが出現した」のであり、彼らは「さかいめ」の人間であるからこそ、河の向こうの世界を見ることができたのでした。 「体と魂の力を抜いて、エロティックなことや、水のことや火のことや、生のことや死のことや、向こう側のことを考える場所が必要となる。河と河原がマザーなら、それは壊してならない「場所」だった。しかしもう、そんな場所は日本のどこにもない。」 今期のふたご座は、そんな失われた逃げ場所を、制度のすき間や過去と現在の差異のなかに改めて見出していくことがテーマとなっていくでしょう。 参考:田中優子『江戸百夢』(朝日新聞社) 《蟹座(かに座)》(6/22〜7/22)今期のかに座のキーワードは、「遊離のスイッチ」 恋にしろ、哀悼にせよ、思いがつのるあまり胸元を突き破って魂がどこかへ離れて飛んでいきそうになるような人間の身もだえの話というのは、いつの時代も変わることのない真実味を感じさせるものです。 例えば、桜狂いの歌人であった西行には、よく知られたこんな歌があります。 「をぐらのふもとにすみ侍りけるに、しかのなきけるをききて をじかなくをぐらの山のすそちかみただひとりすむ我が心かな」(『山家集』) そしてこの一首について、哲学者の山折哲雄は次のように述べています。 「小倉山のふもとに庵を結んでいる西行。庵であるから、むろんひとり住まいである。きこえてくるのは牡鹿の声だけ。猛々しい叫びが澄んだ大気をつき破る。それをじっと聞いている「我が心」。ひとり住まいのなかで、輪郭の定かでない心がふわふわと膨らんでいく。からだの感覚が希薄になっていく。「ひとりすむ」のすむは、その心が澄みわたること。ひとり住まいの孤独がそのことを可能にしている。」 こうして「ひとり」の窓を通して眺めるとき、心のどこかでそれまで蓄積されてきた思いの丈がはじめて堰をきってどこかへ向かって流れ始めるのではないでしょうか。 今期のかに座もまた、そんな「ひとり」の感覚の深まりを通じて、しぜんと魂が遊離していくスイッチが入っていくことがあるかも知れません。 参考:山折哲雄『「歌」の精神史』(中公文庫) 《獅子座(しし座)》(7/23〜8/22)今期のしし座のキーワードは、「しみじみする」 昨年後半くらいから「風の時代」ということが言われるようになって、ますます「地道に生きる」ことがどこかで嘲笑されるような風潮が増しているのではないかという危惧を感じるようになりましたが、昔はそういう生き方からはずれることを「気がふれる」などと表わしたものでした。 「ふれる」というのは、雷のような高圧電流に感電するようなものですが、作家の車谷長吉は「因果づく」という随筆のなかでそれを「魔物は普段「寝た子」であって(中略)いったんこれを起こしてしまうと、「変」が出来(しゅったい)するのである」と言い表した上で、次のように述べていました。 「下総九十九里浜あたりでは、「はしゃぐ」ことを「じゃばける(蛇化ける)」と言い、「地道に生きる」ことを「しみじみする」と言うのだそうである。ただ、この「しみじみする」は、「あの家(いい)の娘、しみじみしとらんな。」という否定形か、「あんた、も少ししみじみしたらどうか。」というような命令形で使われることが多いのだそうである。併し当然、この言葉づかいの底には、「しみじみする」ことを何よりの価値とする生活観がひそんでいる。「しみじみした」ところでのみ、人は私(ひそ)かな自信を持って生きることが出来るということだろう。「蛇化ける」は、人が蛇に化けるのか、蛇が人に取り憑くのか、いずれにしても異類になることに違いない。」 こうした物言いに照らしてみると、昨今の流行のようにYouTuberになるとか、好きなことをして食べていくということ自体が「蛇化ける」ことであって、必ずどこかで「しみじみする」ことが足りないのではないか、という形で帳尻を合わせる必要が出てくるものなのではないでしょうか。 今期のしし座もまた、車谷の「「しみじみした」ところでのみ、人は私(ひそ)かな自信を持って生きることが出来るということだろう」という一文を骨身に沁みて感じていくことができるはずです。 参考:車谷長吉『業柱抱き』(新潮文庫) 《乙女座(おとめ座)》(8/23〜9/22)今期のおとめ座のキーワードは、「ごく自然な息遣い」 往々にして特別な人というのは、自分のことを特別などと思っていないところがありますが、表現の分野ではどうしても自意識がにじみ出てしまうため、自分を何でもない場所に置くということ自体がひとつの特別な才能でもあるという逆説が成立していきます。 例えば、歌人の俵万智などがその代表でしょうか。彼女を一躍有名にした『サラダ記念日』には、 「愛人でいいのとうたう歌手がいて言ってくれるじゃないのと思う」 という歌がありますが、これなども「言ってくれるじゃないの」という感情の表出に、どうしてもこの歌手よりも「自分のほうが上だ」という意識が見え隠れしてしまうものですが、俵さんの歌からは自分と歌手とがまったく同等であると感じているようにしか受け取れません。 そもそも自分と同等であると感じていなかったら、歌人はこの歌手を取りあげていないでしょうから、取りあげておきながら、それを不自然に上に持ち上げる訳でもなく、卑しくも下に見るでもなく、目線を同じくして扱うことができる。そこのところに、やはり才能の特異さであったり、人気の秘密が見出せるように思うのです。 「我だけを想う男のつまらなさ知りつつ君にそれを望めり」 これも端的に言って、日常的によくある女性心理が盛られた特別な着想がある訳ではない一見平凡な歌ですが、このごく普通の息遣いというものが本当に作者自身のものなのかという疑問は消えません。 つまり、意図的に自分を、そういう女性の立場に置いている歌なのだ、と取ることもできると思うのですが、ただ仮にそうだとしても、それはかなり身に付いた意識の仕方と言わざるを得ないでしょう。 今期のおとめ座もまた、自分を過剰に否定してみせるのでも、キラキラに盛ってみせるのでもない、ごく自然な息遣いで向きあう他者と同等のところに置いていく習慣を心掛けていきたいところです。 参考:俵万智『サラダ記念日』(河出文庫) 《天秤座(てんびん座)》(9/23〜10/23)今期のてんびん座のキーワードは、「フラジリティ」 コロナ禍において悪夢のような経済状況が続くなか、もはや「男の甲斐性」という言葉が完全に死語となりつつある今、「成功」とか「自己実現」といった強い言葉に代わる新たな概念やそれにひもづくロールモデルが必要とされているように思われますが、編集の巨人・松岡正剛はいち早く「弱さ」ということのうちに単に強さの欠如ではすまされない、ただならぬ価値やその深みが潜んでいることを見抜いて、『フラジャイル』という一冊の本に仕立てて言及していました。 いわく、「「弱さ」は「強さ」の欠如ではない。「弱さ」というそれ自体の特徴をもった劇的でピアニッシモな現象なのである。それは、些細でこわれやすく、はかなくて脆弱で、あとずさりするような異質を秘め、大半の論理から逸脱するような未知の振動体でしかないようなのに、ときに深すぎるほど大胆で、とびきり過敏な超越をあらわすものなのだ。部分でしかなく、引きちぎられた断片でしかないようなのに、ときに全体をおびやかし、総体に抵抗する透明な微細力をもっているのである。」 たしかに「もろさ」や「はかなさ」、「きずつきやすさ」という言葉で形容される何かには、たとえ実際に外部から何らかの破損や危害を加えられることがあっても、なかなか壊滅しきらない内的充実があり、その「不可解な名状しがたい奇妙な消息」のことを松岡は「フラジャイル」とか「フラジリティ」という微妙な概念で表わしてみせたのです。 そうした危ういものや異例なものは、しばしば物語の格好の主題にもなってきましたし、川端康成や三島由紀夫や水上勉の主人公などはみなどこか「フラジャイル」な人たちであり、ひと昔前の作品であればつげ義春の「無能の人」などはその典型でした。 今期のてんびん座もまた、そうした挫折や失敗をともなう弱弱しさや、その奥に潜む内的な充実ということにこそ焦点が当たっていくでしょう。 参考:松岡正剛『フラジャイル』(ちくま学芸文庫) 《蠍座(さそり座)》(10/24〜11/22)今期のさそり座のキーワードは、「暗闇での手探り」 春になると頭のおかしい人が出る、ということは昔から言われてきましたが、これは身体的な側面から言えば寒くて乾いた冬のあいだ閉じていた身体が温かくなるにつれ開いてくるのに、頭部だけ思い悩んで閉じたままの状態が続いた結果、滞留したエネルギーのわだかまりが抜け道を探してさ迷い歩いている訳です。 これは鬱状態になった人が、過去の記憶に苦しめられるばかりでなく、未来に押しつぶされ、あり余る時間のなかで何をどうしたらいいのかまったく分からなくなってしまうという状況とも似ていますが、つまり時間を潰そうとしているとき、私たちはむしろ時間に潰されているのです。 そんな時、人はどうするか。西欧では長らくそんな時にこそ、ホロスコープを開き、星占いに熱狂しては、常に逃げ去っていくように思える未来を知ろうとしたのです。 哲学者の山内志朗は、『小さな倫理学入門』の「<私>という苦しみ」という章において、こうした状況に対する別のアプローチとして次のようなことを語っています。 「コングウッドは、人間は未来に向かって後ずさりしながら進んでいくというイメージを語りました。後ろにあるものに対しては、見たり知ったりすることができない以上、信じるしかないということがあります。」 「これは倒錯した気持ちなのではなく、未来に向かう場合にはほぼ必然的にもつ感情なのです。なりたい自分に向かって未来に進むのではなく、なりたい自分を見つけるために、未来に進もうとしている自分のイメージを作りあげる必要がありますが、そのイメージを自分の内に作りあげるためにとりあえず未来に進んでみるのです。真っ暗な部屋の中で灯りのスイッチを探すために壁を触りながら進む状態、これが未来に進む人間の姿だと思います。暗闇での手探り(groping search)と言われるものです。」 こうした暗闇での手探りは、エネルギーの抜け道が見つからない人と似て、自分が光であることを深い実感とともに気付かないかぎり、ずっと暗いままの状態が続くのではないでしょうか。 今期のさそり座もまた、占いをするにしろ、夜道をさまよい歩くにしろ、いずれの道を歩くのであれ、「未来に進もうとしている自分のイメージを作りあげる」ことができるかどうか、ということが問われていくことでしょう。 参考:山内志朗『小さな倫理学入門』(慶應義塾大学三田哲学会叢書) 《射手座(いて座)》(11/23〜12/21)今期のいて座のキーワードは、「新規の神々の創作」 哲学者というと、ともすると“むずかしい内容の本を書く偉い学者”といったイメージを思い浮かべる人が多いのではないかと思いますが、古代においては第一級の危険人物であり、そろいもそろってろくな死に方をしていない浮浪者同然の存在でした。 例えば、プラトンの師であり哲学者の元型的存在とも言えるソクラテスは、いつも酩酊している、醜い喜劇役者のような老人でした。例えば彼は、セミしぐれの炎天下で突然道で立ち尽くし、動かなくなる。かっと目を見開いたまま、夜が明けても同じ姿勢で立ち続け、太陽(アポロン)に祈りを捧げたという逸話が『饗宴』に語られています。 「あれはあの人の癖で、ときどき、どこでもおかまいなしに、道にそれては入りこみ、そこに立ち尽くしてしまうのです。」 ここで言う「あれ」とはダイモーン、すなわち神と人間とのあいだにあるものであり、ソクラテスはこのダイモーンの声をきき、前途ある青年をその道に引っ張り込んでは人心を乱した門で死刑を宣告され、それを受け入れて毒をあおって死んだのでした。 哲学者の古東哲明は『現代思想としてのギリシャ哲学』のなかで、そんなソクラテスについて次のように描写しています。 「かれが処刑されたのは、かれが叡智者、つまり「ダイモーン的な人間」だったからだ。それは一種のシャーマン。シャーマンとは、五感的現実を超えた超自然性(非知)との交流に、みずからの思想や言葉や行為の源泉をおくもの、というほどの意味である。<いのちの息吹>としてのプシューケーが、超自然界との交流回路となる。そのプシューケーが、肉体的で五感的な現実からフッとトリップし、トランス(脱魂)状態に入り込む。このトリップ状態のなかで、至高性(神的なもの)がたましいに入って充たすエントゥーシアスモス(神充体験)がおこる。(中略)そんな至高体験を、みずからの思考と言葉と行為の起点にする者という意味で、ダイモーン的人間としてのソクラテスは、シャーマンだった。だから、「新規な神々を創作して、古来の神々(オリンポスの神々)を認めない者」として、バレシウス(当時の宗教裁判所)に告訴されたわけだ。」 現代の感覚からすれば、ソクラテスはずいぶんと宗教的な人ですが、皮肉にもその本質はまさに彼の罪状でもあった「新規な神々の創作」という点にあったように思います。ただ、その創作には確かな内的根拠と全精力をかけた徹底的な対話の上に築かれたものだったのです。 今期のいて座もまた、そんなソクラテスの爪の垢でも煎じて、ギリギリの緊張感のなかでみずからの“哲学”を研ぎ澄ませていくといいでしょう。 参考:古東哲明『現代思想としてのギリシャ哲学』(ちくま学芸文庫) 《山羊座(やぎ座)》(12/22〜1/19)今期のやぎ座のキーワードは、「演技の場を持つということ」 現代人は「労働(labor)」と「仕事(work)」をほとんど同義語として扱い区別をしていませんが、思想家ハンナ・アーレントは『人間の条件』において両者からうみだされる「生産物」の違いに着目して区別しました。 すなわち、「労働」が生み出す「生産物」は耐久性のない消費物であり、「仕事」が生み出す「生産物」は人間の消費過程をこえ、それにいわば抵抗して存続するように作られた、人間の個体の生命を越えて存続する「世界=製作物の総体」の一部であるとしたのです。 アーレントはこの区別の発想を「台所とタイプライター」から得たそうですが、そこにさらに第三の環境への働きかけとしての「活動」を加え、その例として笛吹きを挙げます。 笛吹きは笛を吹いている間だけしかその「生産物」は長続きしませんが、つまり活動の生産物とはここでは「演技(action)」であり、人と人とのあいだで行われる行為を指している訳です。 こうしてアーレントは人間の働きを以上の3つに分類したうえで、近代社会において物質的な「労働」と文明的な「仕事」ばかりが重視され、人間的な「活動」が貶められてきたことを批判し、演技の場である公的領域においてこそ、人びとは単に生きるための必要物(必然)から解放され、自由を獲得することができるのだと説きます。 「ギリシャ人ならareté(徳)と呼び、ローマ人ならvirtus(勇ましさ)と名付けたはずの卓越そのものは、いつの場合でも、人が他人に抜きんでて、自分を他人から区別することのできる公的領域のものであった。」 そうした意味では今期のやぎ座は、私的領域やその拡張されたものとしての社会の外に、いかに自分なりの公的領域を持ち、そこで自由に演技(action)していくことができるかが問われていくように思います。 参考:ハンナ・アーレント、志水速雄訳『人間の条件』(ちくま学芸文庫) 《水瓶座(みずがめ座)》(1/20〜2/18)今期のみずがめ座のキーワードは、「夢と現をこえて」 夢は日本人にとって長いあいだ、現実よりもはるかにたしかな真実であり、神が人間にその意志を伝えるひとつの方法であって、けっしてまぼろしや不確実を意味するものではありませんでした。 たとえば、国文学者の諏訪春雄の『日本の幽霊』には、夢をこえ現実のなかにさえ亡霊が現れたという新田義興の怪異譚について紹介されています。 当時、武蔵国荏原郡矢口村の矢口の渡しにおいてだまし討ちで亡くなったこの武将の死にわずかでも関わりをもった人にあいだには不思議な夢見や怪現象がおき続け、近隣の住民らによって新田神社を建立することでようやくおさまったと言われています。しかも現在も東京都大田区にある新田神社では、義興の怨霊を鎮める祭事が続けられているのだとか。 「心にやましさの一点でもある人たちにとって、怨霊の出現は、夢と現とにかかわりなく真実である。」 このように、目覚めた人びとの前に出現した怨霊を現(うつつ)と呼んでいたように、現れる怨霊だけでなく、それに対する人びともまた夢と現の違いに関心を払っていなかった訳ですが、こうした感覚はもはや現代ではすっかり失われてしまいました。 しかしそれでも、今もなお一部の夢に現れる亡き人の霊は、日本人の夢に対する長きにわたる信仰を背景に背負って登場し続けているのであり、その意味で私たちはそうした夢と現をこえた真実味を通して信仰心を維持しているのだとも言えます。 今期のみずがめ座もまた、日常とは異なる深いリアリティーの層に開かれていくことで、ある種の意志を宿していくことになるかも知れません。 参考:諏訪春雄『日本の幽霊』(岩波新書) 《魚座(うお座)》(2/19〜3/20)今期のうお座のキーワードは、「ふらふらとさすらう」 会社で、日常会話で、SNSで、混迷を極める現代社会はいつも誰かが他の誰かを責め立てている言論空間を作り出していますが、逆に言えば、そこでは「いかに許すか」という類の言葉が圧倒的に不足しているのではないでしょうか。 その意味で興味深いのが、2017年に行われた日本ユング心理学会で民俗学者の赤坂憲雄が東日本大震災の被災地をフィールドワークした体験をもとにまとめた「海の彼方より訪れしものたち」という基調講演に対して為された、心理学者・川戸圓氏の延喜式の大祓に関するコメントです。 「赤坂先生のお話に、海辺にもう一つお墓があって、骨となった人はすべて海が持っていってくれるという話がありましたが、私はその話を聞きながら「延喜式」を思い出していました。延喜式とは、927年に完成した、いわば宮中の決まりごとですが、(中略)まず川の瀬にはセオリツヒメという女の神様がいて、流れが速くなるところにはハヤアキツヒメ、そして河口近くの浅瀬の海にはイブキドヌシという男の神様がいます。それから、深海にはハヤスラヒメという神さまがいます。この3人の女の神様と1人の男の神様が、延喜式の大祓という不浄のものを流す儀式に携わっています。」 「1年間に溜まった人間のさまざまな罪を、セオリツヒメが川という水を使って海の近くまで運ぶ。そして、ハヤアキツヒメは、それをもっと運び、イブキドヌシがその罪を全部受けて、ふーっと吹くと、罪・穢れはすべて海の向こうに流れていきます。すると、ハヤサスラヒメという海底をさすらっている神様が、あらゆる罪を受け取ることになります。さて、このハヤサスラヒメはどうするのでしょうか。実は、その罪をすべて受け取って、ふらふらと海の底をさすらううちに、知らぬ間に罪がなくなっていくのです。こうして、私たち日本人は浄化されて、また新しい一年が始めるというサイクルになります。」 川戸氏本人も言及していますが、これは「なぜ罪は生まれたのか」を盛んに論じる西洋にはない発想であり、日本人が発想し得た「許し」にまつわる根源的なビジョンの集大成とも言えるものなのではないでしょうか。 今期のうお座もまた、そんな延喜式のビジョンにならうように、自身のなかに溜まってしまったさまざまな穢(けが)れを祓っていくといいでしょう。 参考:日本ユング心理学会編『ユング心理学研究第9巻 海の彼方より訪れしものたち』(創元社) <プロフィール>應義塾大学哲学科卒。卒業後は某ベンチャーにて営業職を経て、現在西洋占星術師として活躍。英国占星術協会所属。古代哲学の研究を基礎とし、独自にカスタマイズした緻密かつ論理的なリーディングが持ち味。--------占いの関連記事もチェック--------ゲッターズ飯田の「2021年五星三心占い」(無料)イヴルルド遙華の「2021年 MYポジティブポイント占い」(無料)ルネ・ヴァン・ダール研究所のMORE HAPPY 占い(無料)365日お誕生日占い(無料)文/SUGAR イラスト/チヤキ3月7日
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乗っかりやすいお手頃価格なトレンド物♡こんにちは、ささみです。もう2月も残りわずかですね。「3月になったら春服も本格化したい!」と思いつつオンラインショッピングを覗くのですが、前回のカチューシャに続き、最近は小物に目がない私。イニシャルブーム再来で、特にZARAではネックレスやスカーフなどイニシャルモチーフが豊作でした!そんな中、私が選んだのはこちらです。ゴールドプレーテッド スターリングシルバーシグネットリング品番:2621/016/サイズ:Sスターリングシルバー925、24KTゴールドメッキ製ですが、程よい重厚感があって高見えします。シンプルなのでカジュアルにも合わせやすいデザイン♡結構存在感のあるデザインなのでSサイズを購入。左手の人差し指がジャストサイズでした!今回は長男と次男のイニシャル「G」に♡自分のイニシャル以外を買うのは実は初めて♡日本人の女性の名前だとGで始まるのは珍しいので、会話が弾むきっかけにもなりそうです。お手頃価格ならではの冒険でした!【ささみのささやき】保育園から幼稚園へ4月から次男が年少になることもあり、年長になる長男と一緒に保育園から幼稚園に転園することになりました。私自身も4月から仕事のペースを減らす予定です。フルタイムの在宅ワークとワンオペ育児。私も子供も時間に追われ、余裕のない毎日でした。子供達の世界がより広がってくれたらいいなという願いもあり、幼稚園という選択に。慣れ親しんだ保育園を離れるのは親子共々寂しいのですが、4月からの新生活にワクワクドキドキしています☺︎2月27日
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新型コロナウイルスの先行きが見えない中、気持ちもふさぎぎみになる今日このごろ。そんなときにあえておすすめしたいのが「笑えるマンガ」。マンガに精通した編集者や書店員などの"目利き"が、大人の女性がくすりと笑えるマンガを厳選! 笑えば心と体の調子も上向きに! 【目次】①誰も傷つけない“令和”の笑い②真剣勝負が生む洒脱な滑稽さ③感覚と思考のズレがツボる④“天然”こそ笑いの原点!⑤破天荒な言動が笑いを誘う!⑥マンガ好きJマダム&スタッフが選んだ「笑った一冊」8選 ①誰も傷つけない“令和”の笑い「日々の暮らし」を描いたマンガ1.腐女子の尊い人生讃歌!『裸一貫! つづ井さん』つづ井 文藝春秋 既刊2巻 各¥950腐女子たちをユーモラスに描くコミックエッセイ。「腐女子の生態を描いた作品は以前にもありましたが、解釈の違いをめぐってバトるとか、自虐に紐づいたヒリヒリする系の笑いではなく、推しを全力で応援し、別の推しを応援する友人の心意気も尊重する姿が楽しくも尊い。平和な笑いが読後感をハッピーにしてくれます」(山脇)。2.中3男子とヤクザの奇妙な交流を描く『カラオケ行こ!』和山やま KADOKAWA ¥700合唱部部長の中学生・聡実が、ヤクザの狂児に歌唱指導を頼まれて─。「ギャップからくる可笑(おか)しみが隅々まで行き届いた作品。切実な思いを抱えた聡実の十代らしいとまどいと、人の懐にするりと入ってくる不思議な魅力の狂児のかけ合いが味わい深く……。おもしろいうえにひと言ひと言にふたりの人間性がにじんでいるんですよね」(山脇)。3.最高にくだらない教師の日常がいい『女の園の星』和山やま 祥伝社 既刊1巻 ¥680女子校の国語教師・星先生と生徒たちのなんでもない日常なのに、なぜか爆笑必至! 「先生と生徒の淡々としたやりとりにどうしてこんなに笑えてしまうのか不思議に思っていると、じわ~っと心に浸食してきて気づいたら夢中に。ちょっとずれながら進む会話がくせになります。発売直後から売れ行きの勢いが止まりません」(山崎)。「笑えるマンガ」事情《1》山脇麻生さんに聞きました!和山やまさんは今どきの笑いを描く最注目の作家。お笑い界では第七世代が台頭し、安易な容姿いじりなどに走らない“誰も傷つけない笑い”が目立ってきた、と山脇さん。「ぺこぱの全肯定ツッコミはその最たる例ですが、令和のお笑い界で起きているこのパラダイムシフトはマンガ界にも起きていると思います。その筆頭が和山やまさんです」’19年から’20年に立て続けに発売された3冊の単行本はいずれも大ヒットに。「特異なキャラクターが出てくるわけではなく、まじめな人のちょっとしたこだわりやギャップでくすりと笑わせる。今までならスルーされていたような些細なことを日常からすくい取り、笑いに昇華させる手腕はお見事。それでいて品もあるので、大人が読んでも安心感があるんですよね」仕事や家族のこと、日々の暮らしに追われて疲れぎみの大人の女性にこそ、笑えるマンガは欠かせないという山脇さん。「疲れぎみでも柔らかな笑いを提供してくれるので、もはやサプリのようです」 ②真剣勝負が生む洒脱な滑稽さ「お仕事」を描いたマンガ1.能ある鷹は爪がない!?『無能の鷹』はんざき朝未 講談社 既刊2巻 各¥500見た目は有能なのに仕事がまったくできない女性が、実力はあるのに自信なさげな同僚とタッグを組んでみたら……。「鷹野ツメ子は何もできなすぎて社内ニート状態。なのにデキる風の見た目から、取引先などが勝手に勘違いし、惑わされてしまう。その絶妙なズレっぷりがたまらなくいい。斬新すぎるお仕事マンガ」(吉川)。2.警察官だって人間です!『ハコヅメ 交番女子の逆襲』泰 三子 講談社 既刊15巻 各¥610〜新米女性警察官・川合と指導役の藤部長を中心に、警察官のリアルな現場をコミカルに描く。「作者は元女性警察官。警察官も人の子で毒を吐きたくなることもあるんだな、と妙にリアルで説得力あり。でも、職務に向き合うときは真剣そのもの。笑いだけでなく、下ネタ、シリアス、人情ものと多彩な要素がてんこ盛りです」(吉川)。3.'70年代少女漫画の舞台裏は?『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』笹生那実 イースト・プレス ¥1,091美内すずえ、くらもちふさこ、山岸凉子などのもとでアシスタントをしていた著者の貴重な体験を描いたコミックエッセイ。「先生とアシスタントのかたがたが、いいものを生み出そうと必死だったドタバタ現場があってこその、美しい作品やストーリーだったのかと思うと笑いながらも感謝の気持ちでいっぱいになります」(山崎)。 ③感覚と思考のズレがツボる「異世界転生」を描いたマンガ1.奈良時代はミニマリスト天国?『あをによし、それもよし』石川ローズ 集英社 既刊3巻 各¥600〜ミニマリストの山上が奈良時代へタイムスリップし、その質素さに大歓喜! 偶然出会った欲深い奈良の役人・小野老との日常を描く。「ミニマリストの視点で見る奈良時代の新鮮さと、その気持ちがまったく理解できない奈良人との感覚のすれ違いから生じる、ちぐはぐな会話。なのに妙に気の合うふたりに笑いが止まらない」(山崎)。2.天才軍師がクラブシーンで天下統一『パリピ孔明』四葉タト 小川 亮 講談社 既刊4巻 各¥630〜『三国志』の天才軍師・諸葛亮孔明が現代の渋谷に転生し、駆け出しシンガー・英子の軍師に。「この設定だけでもそそられますよね。孔明が選んだ道は英子の夢をかなえることですが、軍略、内政、外交などすべてにおいて天才といわれた彼が、クラブシーンでも策略をめぐらし、その思惑がピタリとはまる展開がとにかく痛快」(山脇)。 ④“天然”こそ笑いの原点!「動物」を描いたマンガ1.飼い主にツッコミまくりの犬『今日のさんぽんた』田岡りき 小学館 既刊1巻 ¥591柴犬ポン太と飼い主のりえ子のお散歩コメディ。「ほのぼのとしたお散歩場面で和めそうと思いきや、りえ子の独白に対するポン太の的を射た、小気味よいツッコミに吹き出してしまいます。変わりゆく街の風景の中で、交差しているようでしていないひとりと一匹のかけ合いは、笑顔とともに、ノスタルジックな気持ちも感じられます」(山崎)。2.江戸時代でも、猫が好き!『猫奥』山村 東 講談社 既刊1巻 ¥640大奥勤めの滝山は、大の猫好きなのに生まじめな性格と厳しめの顔ゆえに猫にも周囲にも猫愛が伝わらず……。「鋭いまなざしの中に潜むひそかな気持ちを、推し猫の吉野ちゃんにぶつけようとして空回りする滝山と、ツンデレ猫の吉野ちゃんの攻防が愛おしい! 江戸時代の大奥に絶妙に溶け込んだ猫あるある描写がたまりません」(山崎)。 ⑤破天荒な言動が笑いを誘う!「女の生き方」を描いたマンガ1.パワフル毒舌マダムの独壇場『ハイパーミディ 中島ハルコ』東村アキコ 原作/林真理子(『最高のオバハン中島ハルコの恋愛相談室』 文春文庫) 集英社 既刊3巻 各¥440不倫に疲れたライターのいづみ38歳が、失意のパリ取材でパワフルなハルコ52歳と出会い、停滞していた人生が動きだす。「ハルコは基本どケチで自慢話が多いのですが、ここまでやられるとむしろ爽快。人は裏のある言葉に敏感なものですが、彼女にはそれがなくて小気味いい! 読むとスカッとモヤモヤが晴れます」(山脇)。2.45歳無職が突然の離婚危機に?『後ハッピーマニア』安野モヨコ 祥伝社 既刊1巻 ¥900名作「ハッピー・マニア」続編。「夫のタカハシが突然恋に落ちて離婚を迫られたカヨコ45歳。別れたくないのは生活を失いたくないから? 愛しているから?という自問に答えが出せない。その葛藤がリアルなんだけど滑稽。笑えるんだけど、世代的に自分に重ねると笑えない。安野先生の切れ味は令和時代も鋭すぎ!」(吉川)。「笑えるマンガ」事情《2》山崎陽子さんに聞きました!’20年の売れすじは、読み手の悩みに寄り添うマンガ和山やまさん旋風は書店でも如実だったという、紀伊國屋書店の山崎陽子さん。「クールな目線で、ユニークな登場人物が多数登場する和山やまさんの人気は特に目立ちました。3作品あり、各約1000冊と異例の売れ行きで驚きました」ほかによく売れた作品は、庶民でも心は貴族という母が主役の『プリンセスお母さん』、イカの体にゴリラ顔の女オタクの日常を描いた『オタクだよ! いかゴリラの元気が出るマンガ』など。「これらの作品は、生活あるあるや家族ものとして勢いがあり、エクラ世代が読んでもおもしろいはず。『ハイパーミディ 中島ハルコ』や『後ハッピーマニア』も大人の女性に響いたようで、よく売れていましたね。読者の立場や悩みに寄り添ってくれる作品が増えていて、素敵な傾向だと思いました。また、最近は特にたくさん笑えて、読み終わったあとに元気をもらえるようなマンガが求められているように感じています」■目次①~④のマンガの目利き」はこの人たち!<編集者・ライター 山脇麻生>マンガ誌編集者を経てフリー。コミック評やマンガ家インタビューを手がける。初めて読んだマンガ誌は幼稚園のときに買ってもらった『ちゃお』。小学生のとき、友人の家で読んだ『火の鳥』で大人マンガに開眼。<書店員 山崎陽子>紀伊國屋書店新宿本店のコミック担当5年目。『週刊少年ジャンプ』の『封神演義』以来、少年・青年向けを中心に愛読。新刊が楽しみなのは『ダブル』。好きな作品が多すぎて年間ランキングが決められないのが悩み。<ライター 吉川明子>小学生のころに『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』でマンガにハマって○十年。個人的な趣味だったが、最近は各媒体でマンガ関係の執筆も。聖典は『ジョジョの奇妙な冒険』、注目作は『紛争でしたら八田まで』。 ⑥マンガ好きJマダム&スタッフが選んだ「笑った一冊」8選『僕とロボコ』宮崎周平集英社 既刊1巻 ¥440メイドロボが普及した時代、ある小学生の家に来たのは想定外すぎるロボコ。『ドラえもん』やいろんな作品の設定やネタがたくさん盛り込まれています。エクラ世代にわかるものが多く、懐かしさも。ロボコはむしろ人間以上に喜怒哀楽が豊かで愛おしい!(副編U)『セクシー田中さん』芦原妃名子小学館 既刊3巻 各¥429〜地味な経理部員・田中さんの秘密の顔はベリーダンサー。婚活女子の朱里がそれに気づき、触発されてベリーダンスを習いはじめ、自分に自信をもちはじめます。登場人物が人間味にあふれ、笑えるし名言もいっぱい! 前向きになれます。(中島さん)『すみれ先生は料理したくない』大久保ヒロミぶんか社 既刊2巻 各¥627美人なピアノ教師だけど、料理が苦手。失敗するたびにそのときの気持ちをこめた曲を即興で演奏するのですが、料理あるあるをうまく突いています。女で料理ができてあたりまえという、誰もが感じるプレッシャーをコミカルに描いています。(佐藤さん)『飼ってない猫』関口かんこ講談社 既刊2巻 各¥760なぜか続々とノラ猫が家にやってきて好き勝手にやり、主人公も「飼ってない」スタンスで猫と張り合います。デッサンがくずれぎみなタッチも“ギャグマンガ感”があっていい味わい。それでいて泣けるところもあり。猫派以外の人にもおすすめ。(編集長O)『はぐちさん』くらっぺ祥伝社 既刊6巻 各¥840~正体不明で不思議な生き物のはぐちさんと、くたびれたOLのシュールな暮らしを描いた作品。ささやかな日常のエピソードに心の底から笑い、泣き、深く深く癒されています。ラジオ体操に取り組む姿の滑稽さは思わずコーヒーを吹き出すほど!(大地さん)『動物のお医者さん』佐々木倫子白泉社 全12巻 各¥390札幌のH大学獣医学部を舞台にした名作。動物がかわいくて、動物好きなら笑える場面多数! シベリアンハスキーのチョビは女の子なのに般若顔。初登場シーンで一気に心をつかまれました。大人になって読み返すと違った魅力が感じられます。(ゆうきさん)『坂本ですが?』佐野菜見KADOKAWA 全4巻 各¥620クーレスト(クールの最上級)高校生の坂本くんならどんなトラブルもスマートに解決。ネガティブ→ポジティブの転換に元気をもらえます。「ニーディストラクション(ひざかっくん)」など、本気でくだらない秘技や名言も見どころ。シュールな絵も大好き。(東原さん)『波よ聞いてくれ』沙村広明講談社 既刊8巻 各¥630〜北海道のラジオ局でひょんなことからDJになったミナレ。無茶な企画や事件など、ありえない状況に巻き込まれながらも、口八丁といいかげんさでのりきるミナレの生き様は型破りのおもしろさ。コントのような怒涛のセリフ回しも魅力です。(弓気田さん)■おすすめしてくれた、マンガLOVERS!<モデル ゆうきさん>ジャンルは幅広く。最近は専門的なものなど、自分の知らない情報が多い作品をよく選んでいる。<美容コーディネーター 弓気田みずほさん>小さいころから『週刊少年ジャンプ』を読み、今も少年、青年マンガ多め。独自の世界観がある作品が好き。<ファッションエディター 東原妙子さん>マンガを読まずに寝る日なし。名作も駄作も、絵がうまくてもヘタでも、新旧問わず、かなりの雑食系。<美容ライター 中島 彩さん>ヒューマンからラブストーリー、癒し系のマンガまで、少年マンガ以外はオールジャンル愛読。<画家 大地由紀子さん>子供のころはマンガを自分で描いていたことも。ジャンルは問わず絵が美しく叙情的な作品が好み。<主婦 佐藤智子さん>『ガラスの仮面』のような主人公が奮闘する物語が好き。寝る前にマンガを読むのが習慣。<エクラ編集長O>マンガ情報はSNS上で常にチェック。猫をはじめとした動物ものに目がなく、話題作はほぼ網羅。<エクラ副編U>『週刊少年ジャンプ』連載中の『僕とロボコ』に夢中! 次回作が出るまで3回は繰り返し読む日々。 ▲ページトップに戻る>>「漫画」 記事一覧はこちらから▼その他のおすすめ記事もチェック取材・原文/吉川明子 ※エクラ2021年3月号掲載2月26日
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~入学式も保護者会も普段使いもOK!万能ネイビー&ブラック服~ 春は、入学式や卒業式などのセレモニーや保護者会など、”きちんと服”が必要になってくるシーンが増えてきます。でも数回しか着ないしっかりセレモニー服...The post ~入学式も保護者会も普段使いもOK!万能ネイビー&ブラック服~ first appeared on HAPPY PLUS VOICE.2月23日
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変わらない景色娘が幼稚園のころからずっとお世話になっている目黒のとんきさん。システマチックなスタイルも全く変わることなくブレないお店です。お会計の時に帰り際に娘にお菓子をくださるのですが(今回はチロルチョコでした)そこは変わることなく…20歳の娘はまだもらえるのかな?!なんて嬉しそうに話しながら帰宅いたしました。まだまだずっと欲しいそうです。笑2月20日
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マンガに精通した編集者や書店員などの“目利き”が、大人の女性がくすりと笑えるマンガを厳選! 今回は、破天荒な言動が笑いを誘う「女の生き方」を描いた作品をピックアップしてご紹介。「マンガの目利き」はこの人たち!編集者・ライター 山脇麻生マンガ誌編集者を経てフリー。コミック評やマンガ家インタビューを手がける。初めて読んだマンガ誌は幼稚園のときに買ってもらった『ちゃお』。小学生のとき、友人の家で読んだ『火の鳥』で大人マンガに開眼。書店員 山崎陽子紀伊國屋書店新宿本店のコミック担当5年目。『週刊少年ジャンプ』の『封神演義』以来、少年・青年向けを中心に愛読。新刊が楽しみなのは『ダブル』。好きな作品が多すぎて年間ランキングが決められないのが悩み。ライター 吉川明子小学生のころに『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』でマンガにハマって○十年。個人的な趣味だったが、最近は各媒体でマンガ関係の執筆も。聖典は『ジョジョの奇妙な冒険』、注目作は『紛争でしたら八田まで』。「女の生き方」を描いたマンガ《破天荒な言動が笑いを誘う》1.パワフル毒舌マダムの独壇場『ハイパーミディ 中島ハルコ』東村アキコ 原作/林真理子(『最高のオバハン中島ハルコの恋愛相談室』 文春文庫) 集英社 既刊3巻 各¥440不倫に疲れたライターのいづみ38歳が、失意のパリ取材でパワフルなハルコ52歳と出会い、停滞していた人生が動きだす。「ハルコは基本どケチで自慢話が多いのですが、ここまでやられるとむしろ爽快。人は裏のある言葉に敏感なものですが、彼女にはそれがなくて小気味いい! 読むとスカッとモヤモヤが晴れます」(山脇)。2.45歳無職が突然の離婚危機に?『後ハッピーマニア』安野モヨコ 祥伝社 既刊1巻 ¥900名作「ハッピー・マニア」続編。「夫のタカハシが突然恋に落ちて離婚を迫られたカヨコ45歳。別れたくないのは生活を失いたくないから? 愛しているから?という自問に答えが出せない。その葛藤がリアルなんだけど滑稽。笑えるんだけど、世代的に自分に重ねると笑えない。安野先生の切れ味は令和時代も鋭すぎ!」(吉川)。「笑えるマンガ」事情《2》山崎陽子さんに聞きました!’20年の売れすじは、読み手の悩みに寄り添うマンガ和山やまさん旋風は書店でも如実だったという、紀伊國屋書店の山崎陽子さん。「クールな目線で、ユニークな登場人物が多数登場する和山やまさんの人気は特に目立ちました。3作品あり、各約1000冊と異例の売れ行きで驚きました」ほかによく売れた作品は、庶民でも心は貴族という母が主役の『プリンセスお母さん』、イカの体にゴリラ顔の女オタクの日常を描いた『オタクだよ! いかゴリラの元気が出るマンガ』など。「これらの作品は、生活あるあるや家族ものとして勢いがあり、エクラ世代が読んでもおもしろいはず。『ハイパーミディ 中島ハルコ』や『後ハッピーマニア』も大人の女性に響いたようで、よく売れていましたね。読者の立場や悩みに寄り添ってくれる作品が増えていて、素敵な傾向だと思いました。また、最近は特にたくさん笑えて、読み終わったあとに元気をもらえるようなマンガが求められているように感じています」>>「漫画」 記事一覧はこちらから取材・原文/吉川明子 ※エクラ2021年3月号掲載2月19日
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先輩ママが「子どもの小学校入学準備品」として用意したものは? この春、小学校入学予定のお子さんがいるご家庭は慌しい時期ですね。入学説明会も開催され、レッスンバッグや文房具などの準備にいそしむ頃……。ということで、本日は「センスのよい先輩ママが用意した入学準備品」を、6人分一気にご紹介します。ちょうど準備に追われている……という人は、ぜひ参考にご覧くださいね♪ 1:TB nahoさん 「2年前に入学2月18日
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2020年1月22日に念願のCDデビューを果たし、ミリオンヒットを連発するSnow Man。9人が多様な個性を尊重し、認め合うことでパワーを発揮し続けるメンバーのパワーの源、メンバーに助けられた&元気をもらったエピソードを聞きました! 1. 9人のPowerの源は? □ラウール 「単純だからうれしいことがあると、元気が出ます! ずっとやってみたかったお仕事が決まったり、お天気がよかったり!休みの日にゆっくりできたりとかね」 ■目黒 蓮 「プライベートの時間が充実していると、自然とパワーがみなぎるんです。どんなに仕事が忙しくても、家に帰って自分のベッドで寝れるだけで回復します」 ■渡辺翔太 「友達と食事に行き、仕事とは関係のないおしゃべりをしたあと、サウナが定番の流れ。100℃の高温のサウナで、体力を回復させるのが最近のお気に入り」 ■深澤辰哉 「ファンの方たちの声援! あとは、おいしいごはんを食べること。特に家系ラーメンが好きですね。メンバーと食事に行くなら迷わず焼き肉で元気を注入」 ■向井康二 「メンバーや家族、仲のいい先輩&後輩と話していると、元気が出ます。毎日誰かしらとテレビ電話をしているし、最近はふっかさんとしょっぴーが多いかな」 ■阿部亮平 「睡眠ですね。ふっかふかの敷き毛布と、もこもこの毛布にくるまれながら寝るのが最高の癒しタイムに。理想の睡眠時間は8時間、爆睡できたら文句なし!」 ■宮舘涼太 「ステージに立って、パフォーマンスをしている瞬間。コロナでエンターテインメントの場が少なくなり、あらためて舞台が自分にとって元気の源だと気づきました」 ■佐久間大介 「アニメは時間を忘れるくらい没頭しちゃう! どんなに疲れてても、睡眠時間を削ってでも見たいの。アニメを見て、笑って、パワーチャージしているんです」 ■岩本 照 「やっぱり筋トレの時間かな。最近は毎日のハードワークをやめて、2~3日に1回程度に。サスケのために、背中と指の強化トレーニングを集中的にしてます」 2.目黒 蓮スペシャルインタビュー 目黒 蓮 めぐろ れん●1997年2月16日生まれ、東京都出身、B型。礼儀正しく、寡黙、天然キャラで愛らしい一面も。ライブでの高いパフォーマンス力にドSでツンデレ発言とギャップの塊。「アイ・アム・冒険少年」(TBS系 月曜21時~)に向井康二さんとレギュラー出演中。 充実したプライベートが、仕事への活力に! 「仕事でもプライベートでも、落ち込むことはもちろんあります。そんなときは、オフを充実させてかき消すかな。そうすれば、気持ちが自然と切り替わって、何日も悩みを引っぱるようなことにはならないから。仕事中に行き詰まったり、スタジオに長期間こもるような日は、数分でいいから、外の空気を吸いに行く時間をつくっています。空を見上げたり、周りの景色を見ながら、ビルで働いている人の仕事内容を想像してみたりして。人間観察って気分転換になるし、自然の光に気持ちが癒されます」「メンバーや家族が元気がなかったり、落ち込んでいたら、確実に声はかけますね。話を聞いてほしい感じならまず聞いてみる。全部内容を聞いて、自分が思うことがあれば伝えることもあるけど、ただ聞いてほしい様子ならそうします。少なくとも、心の中にためておくよりは吐き出したほうがいい気がするので。自分がなかなか元気が出ないときの定番は、映画『マイ・インターン』を観ること。主人公が、仕事に人生に悩みながらも頑張る姿を描いたサクセスストーリーで、ぶっ飛んだ話じゃなくリアリティがあるから、観終わったあとに、“俺も頑張ろう!”って、元気が出るんです。映画や音楽って、自宅にいながらさくっと気持ちを切り替えられるのがありがたいです」「BAILA読者の皆さんも、ときには行き詰まることがあるかもしれません。気分転換したいときは、Snow Manの動画を見て、癒されてほしいですね。僕らはライブで踊っているときと、MCでふざけているときの差が激しいグループで(笑)。そこに注目しながら、9人をチェックしてくれたらうれしいです」 3.深澤辰哉スペシャルインタビュー 深澤辰哉 ふかざわ たつや●1992年5月5日生まれ、東京都出身、B型。頼れるグループの最年長は懐が深く、仕切り上手でメンバーのまとめ役。持ち前の愛され力から先輩に愛され、後輩に慕われる。YouTubeでもその腕前を披露するほどクレーンゲームの達人。モノマネも得意。 入浴剤たっぷりの湯船は気分転換&癒されます 「生きていれば理不尽なことで責められたり、嫌な思いをするようなことも、ときにあるもの。反発したくても、立場上できなかったりもするしね。僕自身も一瞬、“は?”と思ったりはするけど、それを顔に出したり、“なんでだよ……”と、落ち込んだりはしないかなぁ。ネガティブな感情は、出さないように意識しているのかもしれない。その理由のひとつとしては、なにごとも一回受け入れてみるのが大切だと思っているから。誰かのせいにするのも違うし、男気の勝負でもあったりしてね! 言い返さず、まずは一度相手の気持ちを全部聞く。そうじゃないと、論破もできない。そのうえで、納得できないことがあれば、反抗ではなく、丁寧に相手にその思いを伝えます」「自分はめちゃくちゃ段取りを踏むタイプ。瞬間的な気持ちで動くほうではないし、曖昧な感じも苦手。中途半端はもっと嫌(笑)。もちろん瞬間的に言ったほうがいいときもあるとは思いますけどね。でも、きっとそのやり方はしないかな。感情的になりにくいので、メンバーともケンカにならない。相手の気持ちをのみ込むのも、別に悪いことではないと思うから」「最近はライブ配信がメインで、ファンの方たちに直接会う機会が設けられず、悔しい思いもたくさんあります。でもね、SNSのメッセージからたくさんパワーをもらっています。Snow Manの話題で盛り上がってくれてるのは本当にありがたいし、うれしいこと。それってやっぱり俺たちだけではできないわけだからね。ファンの人たちの団結力を感じるし、みんなが楽しんでくれてるからこそ、もっともっと頑張らなきゃとパワーになっていますからね」 4.宮舘涼太スペシャルインタビュー 宮舘涼太 みやだて りょうた●1993年3月25日生まれ、東京都出身、A型。ロイヤルで貴族のような雰囲気、優雅な立ち居振る舞いから“舘様”の愛称が。陰の大黒柱で、一歩引いたところからグループを見守る。長い下積みも苦労だとは1ミリも感じていない、職人気質な努力家。 なにごとも楽しんで取り組めば、パワーがわいてくる 「うちのメンバーは全員パワフル。一緒にいるだけで、エナジーチャージできるんですよ。理屈や理由とか関係なしに元気をもらえます。やっぱり僕たちは幸せを与える側の人間。根っからパワーを持ってないといけない。最初は意識して、おのおのがそうありたいと意識しながらやっていた部分があったけど、今ではそれが当たり前にできるようになったと思う」 「壁にぶち当たったときは、ぶち壊すしかないと思っています。目の前の壁は、次のステージへ行くために必要なこと。結果として自分がレベルアップするわけだから、試練とは思わない。正面から立ち向かって、努力をして、ビビらず挑戦する。これを乗り越えれば、ネクストステージへ進めるんだということを信じて、取り組んでいます。正直言うと、デビューできてもちろんうれしいですけど、やっぱり求められるものが変わってきた。それに対して、僕らはきちんとこたえられているのかと考えることがあります。チャレンジ精神は、何年たとうがずっと持ち続けていたいし、その姿勢を貫き通したい。そこでどうやって自分の色を出すのかが今後の課題ですね」「自分の振り幅、力量をもっともっと深めていきたいし、いろんな方に知ってもらいたい。エンターテインメントとして、ライブ、ダンス、舞台、幅広く活躍したいんですよね。なにごともそつなくこなすのではなく、自分にしかできないやり方でアピールできたらいいな。これまで培ったもの以外に、新たな個性も持ち合わせなければいけないと思っています。知識や教養も身につけ、30歳までに理想の男性像に少しでも近づけるような男になっていたいです」 5. 佐久間大介スペシャルインタビュー 佐久間大介 さくま だいすけ●1992年7月5日生まれ、東京都出身、O型。天真爛漫で壁をつくらず、周りを笑顔にさせ、グループでも場をなごませてくれる存在。現場の空気を読み、頭の回転も速く、コメントの瞬発力も高い。ジャニーズでも1、2を争うアニメオタク。 話を聞いてもらい、息抜きをして元気満タンに! 「ステージは、僕にとってのパワースポット。ファンの皆さんの声援を身近に感じるすごい場所です。登場したときの歓声で、俺たちの体まで揺れるぐらいだしね。死ぬほど気持ちがいいし、熱くなれる。本当に特別な感覚で、この仕事をしている人は、みんなそれに取りつかれてると言っても大げさじゃないと思う。それくらいパワーがあります。だから、世の中の状況がよくなったら、ファンの人に会って目の前でライブをするのが今いちばんの目標ですね」 「落ち込むと、わかりやすくしょんぼりしちゃうほう。昔はそういう気持ちをため込み、どんどんマイナスな方向に引っぱられ、元気になるのに時間がかかりました。でも、ここ数年で、話を聞いてもらうことでガス抜きができるように。よく相談に乗ってもらうのは、Kis-My-Ft2の宮田くんやHey! Say! JUMPの薮くん。嫌なことがあって腹が立ってるようなときも、誰かに話したら“ま、しょうがないか”と思える。一人で抱え込みすぎるとキツいし、早め早めに吐き出して切り替えるのが大切だと実感しています」 「メンバーといるとすごく楽しいんですよ。仕事をしてても、しゃべってても、踊ってても楽しくて、いつでも笑っています。頑張って仲よくしてるわけじゃなくて、それが普通。表だけうまくやるとか、そんな器用なことはできないしね。その無理のない感じがうちのよさでもある。バラエティ番組ではそういう素の感じを見て笑ってほしいし、ライブなら絶対かっこいいって思わせたい。Snow Manは足首まで入った瞬間に、肩までつかっているのと一緒。底なし沼です(笑)。ぜひ一度、見てみてください!」 6.ラウールスペシャルインタビュー ラウール らうーる●2003年6月27日生まれ、東京都出身、A型。ベネズエラ人の父と日本人の母を持つ。最年少だが、強い精神力とダンススキルを兼ね備え、グループのセンターを担う。身長は188㎝で股下は94㎝という高スタイルを生かし、『MEN'S NON-NO』でモデルを務める。 ダメな日があるからこそ、楽しい日がより楽しく! 「メンバーに会うだけで、僕は活力がわいてきます。8人といるときはもちろんパワーも使うんだけど(笑)、不思議と疲れ知らずで! あとは、ほかのメンバーが個人の仕事で結果を残したり、新しい仕事の発表があると、“俺も頑張らなきゃ!”って思うんです。相乗効果が自然と生まれるグループなんでしょうね」「仕事をしていれば落ち込むこともあるし、そんな日は“無”でいるようにしています。あれこれ考えても仕方がないしね。ただ、ほかにいい解決法がないか、模索している段階ではあって……。今は、“そういう日があってもいいかな~”と受け入れる方法しかわからない。それにへこんでいても、人に迷惑をかけさえしなければいいと、僕は思うんです。そのほうが人間味が出るし、ダメな日があるからこそ、楽しい日がより楽しくなってパワーに変わるわけだし」「メンバーの気分の変化は気づくほうだけど、うちはお互い干渉し合わない。話し合って決めたわけではないんだけど、落ち込んでいてもそっとしておいてくれるんです。だから、僕も特に声はかけたりしないかな。自然にみんなが回復するのを待ちます」「ファンの方からもたくさんパワーはもらっています。今はライブも配信だから、直接会って、お礼を言えないのがじれったいんだけど……。テレビ番組に出演して、ツイートで話題になっていると聞くとやっぱりうれしいし、パワーになります。応援してくれてる熱量に、こっちも負けていられない。雑誌の予告に名前が出るだけで、予約をしてくれたり、拡散も早いみたいだし。その行動力に感謝をしながら、僕からもみんなにパワーを届けていきたいです」 7.渡辺翔太スペシャルインタビュー 渡辺翔太 わたなべ しょうた●1992年11月5日生まれ、東京都出身、B型。グループのリードボーカルを担当。クリニックを一日で5軒ハシゴする美容男子。きれい好きがゆえ、スマホの指紋は即ふき取るそう。人と深くつきあい、メンバー間でも話し合いも活性化させる存在。 アラームが鳴る前に目覚める日は、絶好調! 「元気がある日と、落ち込んでいる日がわりわかりやすく顔に出ちゃうタイプです。感情を押し殺すのが苦手……。でも、周りに迷惑はかけたくないので、気分転換がてらよく歩きます! 1時間くらいウォーキングをすると気持ちが静まってくるんですよ。普段通らない道を歩くだけで、新鮮な気分にも。日光を浴びることが大事だと聞き、積極的に光合成をして、ポジティブな気持ちへ導いてもらっています」「舞台『滝沢歌舞伎』の初公演ではプレッシャーに押しつぶされそうになり、その後は何公演も声が出なくなってしまうという出来事がありました……。こんなことは初めてだったので悩みまくったし、メンバーやSixTONESの京本くんにも相談したりして。みんなからは、“気にしないのがいちばん!”と言われ、自分でも執着しすぎだったことに気づけたんですよ。朝起きてすぐの声出し練習をしていたのですが、それをやめてみたら、肩の力が自然に抜けて、マインドも変わっていき、プレッシャーも克服! その経験があってか、今はすごく緊張感のある仕事現場でも、メンタルが乱れることがなくなりましたね」「ゲン担ぎは特にしていませんが、大事な出番の前は、必ず最後の身支度にリップを塗るようにしています。ジンクスとあえて意識をしてるわけではなくて、自然と身についてる習慣ですかね。ライブでも収録でも、最後にケアしたい場所でもあって(笑)。ライブ中も着替えて、汗をふいて、水を飲み、リップを塗ってからステージに戻る。気持ちのスイッチをオンに切り替えてくれる存在に。ささいなことだけど、リップでアップダウンが保てるのかもしれません」 8.岩本 照スペシャルインタビュー 岩本 照 いわもと ひかる●1993年5月17日生まれ、埼玉県出身、A型。体脂肪率は6%の肉体美で、Snow Manの振り付けを担当する曲も。笑うと目がなくなるのがチャームポイント。趣味は筋トレとシルバニアファミリーとチャーミングな一面がある。 今日できなくても、明日できるようになればいい 「僕にとってのパワーチャージの場所は神社です。気分をリフレッシュするためにお参りをするときもあれば、なにげなくふらっと立ち寄ることもあるんですよね。そういうときに、素敵な出会いがあったりして。この前は、熊手を売る方が準備をされていて、突然、“熊手買ったことある?”と、話しかけられました。心が温まる談笑もご縁だなと感じました」「気持ちが沈む日は頭を使いすぎて、アウトプットとインプットのバランスが悪くなるとき……。忙しいのを理由に、食事の時間がとれなくなったりすると、集中力が切れていいことなし。気持ちに余裕がなくなりそうになったら、いったん深呼吸をして心を落ち着かせます。アウトプットにつながりやすい良質なインプットができる男になれたらいいですね」「僕はグループの曲の振り付けをやらせてもらっていますが、ないものを形にする作業は無限に時間がかけられちゃう。やればやるほど、レベルもハードルも上がっていく。だからこそ、自分をいたわることも必要なんだなって、最近は思うんです。単純に振り付けを考えてる時間は、好きでやっているんだけど、プライベートの時間も削っているわけで。どこかで休みを取らないとパンクするなって、気づけたんです。自分の性格上、車じゃないけど、パーキングエリアを設けないと休憩しないタイプだから。最近は、あえて体を動かさない日を決めて、まったりできる時間をつくるように心がけています。風呂でも動画は見ないようにする。そうやって事前に決めておけば、何もしないことがもったいないという気持ちにはならなくなる。メリハリって大事ですよ!」 9.向井康二スペシャルインタビュー 向井康二 むかい こうじ●1994年6月21日生まれ、大阪府出身、A型。男気あふれるお笑い担当。芸人さん顔負けのリアクションで、お茶の間を爆笑の渦に! 現在、「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」(フジテレビ系 土曜20時~)でドッキリクリエイターとして出演中。 週1のサウナと水風呂で、パワーチャージ! 「“いい日になりそう!”って思うのは、朝のルーティーンを100%完璧にやって、余裕を持ちながら出かけられたとき。僕は、仕事へ行く前に掃除と洗濯は必ずやるようにしています。朝5時起きの日でも欠かせません。出発の2時間前に起床し、まずはお風呂の追い炊きスイッチを入れ、その間に掃除機をかけて、ふき掃除をする。それから洗濯物があれば、入浴中に洗濯機を回します。風呂上がりにスキンケアをして、保湿が完了したら、洗濯物を干す。絶対に外干しね(笑)。作業が終わったら、コーヒーをいれて、ニュースを見る。飲み終わったカップを洗って、ソファでくつろぐのが朝のルーティン。ソファで10分くらいゆっくりできたら最高ですよ!」「パワーダウンしてきたら、夜景を見にドライブへ。好きな曲を聴いて、泣くこともある。泣くと気持ちが楽になるし、ストレス発散にもなるんだよね。悔しい思いをしたときは、特に涙もろくなるので、家のソファで泣いています(笑)。泣いてすっきりして寝ると、気持ちがなぜかリセットされる。寝る前に、どれだけ嫌なことを忘れられるかが大事なんです」「僕はカメラが趣味なんですが、写真を撮っていると元気が出てきます。レンズの汚れを取ったり、カメラのメンテナンスをしているときも、幸せな時間に。その日撮った写真をデータに入れ込む作業をしてても、癒されるんですよね。メンバーの写真もよく撮るし、最近のお気に入り作品は照くんのリハーサル中のまじめな顔。こっそり撮ることが多く、メンバーやからこそ撮れる表情があるわけで。それがSNSでバズると、こっちもテンションが上がります」 10.阿部亮平スペシャルインタビュー 阿部亮平 あべ りょうへい●1993年11月27日生まれ、千葉県出身、AB型。上智大学大学院卒の秀才は、気象予報士資格を保有。世界遺産検定2級まで所持している。現在、「ZIP!」(日本テレビ系 月~金5時50分~※不定期出演)内の「流行ニュースキテルネ!」でリポーターを担当。 ジンクスは、あえて作らないようにしています 「メンバーが落ち込んでいたとしても、あえて声をかけたりはせず、向こうから自然に話してくれるのを待ちます。ただ、元気がないラウールには、笑いのツボがわかっているので、一緒にお笑い番組を見るかな。佐久間は普段がものすごくテンションが高いので、落ち込んだときはすぐわかる。そんなときは一緒にアニメを見ます。照は『SASUKE』だね。過去の彼が出演しているやつを見ながら解説してもらう。めめ(目黒)とは、自分たちのレギュラー番組の『それスノ』。自分的に頑張ったところをめめはいち早く気づいてくれるし、一緒に見て話が弾みそうだから。康二とは映画館へ。アクションものの映画でテンションを上げてほしい。翔太とは一緒にトーク番組を見ます。翔太の語彙力というか、ワードセンスがすごい好きなので、ツッコミを聞いていたい。だてさまとは、市川海老蔵さんのYouTubeを観たい。昨年二人で『ABKAI』でお世話になってますしね。ふっかとは鏡を見る(笑)。一緒に変顔の研究をしたいなぁ」「自分が史上最高へこんだ出来事は、Jr.時代にみんなで舞台の稽古をしていて、一人だけ選ばれなかったこと。友達と一緒に帰りながら、電車の中でゲームをしていたんだけど、友達が先に降りた途端、号泣……。ゲームをやっているときは、考えないようにしていたけど、限界だったんでしょう。家に帰っても家族にも言えず、ごはんを食べて、とっとと寝たっけ。すぐに吹っ切ることはできなかったけど、時間が解決することを学びました。いまだに悩みを打ち明けたりするのは苦手。メンバーと一緒にいる時間は、悩みを忘れられるのでありがたいことですね」 11.【岩本照&ラウ-ル&深澤辰哉】お互いに助けられた&元気をもらったエピソードは? HIKARU to RAUL 「歌番組やライブの本番前は、ラウールと二人っきりで話をしたりします。そんなときは、“こうしよう!”と指示させてもらうんだけど、パフォーマンスが終わったあと、ラウールは必ず“ありがとう、うまくできたよ!”って言ってくれます。その言葉がうれしいですね」 HIKARU to TATSUYA 「ふっかがいると安心するし、ここぞってときに決めてくれたり、グループをまとめてくれるので、頼りがいがある男です。高校から一緒なので、あ・うんの呼吸みたいなところもあって、お互いに今何をしてほしいか、言わなくてもわかるので、いろいろ助けてもらっています」 RAUL to HIKARU 「岩本くんはパフォーマンス面において、アドバイスをたくさんくれます。僕のダンスフォームをチェックしてくれるので、クォリティも高まり、パワーが出まくるの! 奮い立たせてくれるので、これからもよろしくね」 RAUL to TATSUYA 「ふっかは楽屋でも、収録中でも面白いので、いつも大爆笑させてもらっています! 特に楽屋でのふっかは最高に面白いんですよね。あと、おいしいごはん屋さんにも連れてってくれるので、シンプルにうれしいし、元気が出ます!」 TATSUYA to HIKARU 「悩みがあると、照に必ず相談します。高校から一緒だし、俺のいいところも悪いところも全部知っているので、自分が納得できる回答が返ってくる。それだけで、心がスッキリするし、元気をもらえるんだよね」 TATSUYA to RAUL 「ラウールはいつもフレッシュで、エネルギーに満ちあふれてるから、一緒にいると、自然と俺まで元気になります。楽屋ではふざけていても、記者会見ではすごく大人な発言もする。彼の成長が今から楽しみです」 12.【目黒蓮&向井康二】お互いに助けられた&元気をもらったエピソードは? REN to KOJI 「『教場Ⅱ』のドラマの撮影が立て込んでいたときに、康二が俺の携帯で勝手に自撮りをしてたんです。そんなことすら気づかずに過ごしていたら、楽屋で“あの動画見た?”と聞かれて、二人で見る羽目に(笑)。“ドラマ頑張って!”というメッセージが。恥ずかしかったけど、うれしかったよ」 KOJI to REN 「東京に出てきたばっかりのとき、めめはずっと家まで送り迎えをしてくれていました。自分ちのほうが近いのに遠回りしてくれて、寂しさを埋めてくれて。“俺がもし大阪で一人だったら寂しいから!”と気持ちをわかってくれるのがうれしかったな。俺が泣いてるときも必ず隣にいてくれます」 13.【渡辺翔太&宮舘涼太】お互いに助けられた&元気をもらったエピソードは? SHOTA to RYOTA 「ファンの方たちからは、“最強シンメ”とか、幼稚園から一緒なので“ユリ組”と推してもらっていますが、俺ら的にはつきあいが長すぎて、そんなにエピソードがないんだよね(笑)。ダテがバラエティに出てるのを家で見て、一人で笑ってることはある。空気みたいな存在に感謝!」 RYOTA to SHOTA 「3歳からの幼なじみなので、グループにいるときも、話をしなくても長いつきあいだからこそ、お互いがお互いをわかっちゃう部分がたくさんあります。翔太のおかげでSixTONESとSnow Manの距離がここまで縮められたと、僕は思っていますしね」 14.【佐久間大介&阿部亮平】お互いに助けられた&元気をもらったエピソードは? DAISUKE to RYOHEI 「阿部ちゃんにはクイズ番組に出るときに、勉強の仕方を教わったりしています。覚えることが多すぎて、何からやっていいかわからなかったんだけど、俺の性格をわかっているから、教え方もすごく丁寧でありがたかったです。自分にないものを持っているからこそ、一緒にいられるんだろうな」 RYOHEI to DAISUKE 「僕らは絵に書いたようなデコボココンビ。ファンの方からは、“共通点0の両思い”というコンビ名がつけられているそう(笑)。好きなものや得意分野は正反対だけど、一緒にいてなんか心地いいんですよね。僕はけっこう落ち込みやすいので、佐久間にポジティブなほうに引っぱってもらえてます」 Snow Man すのーまん●2020年1月22日にCDデビューを果たす。ラジオ「Snow Manの素のまんま」(文化放送 木曜21時~)、「らじらー!サタデー」(NHKラジオ第1 土曜22時5分~)でパーソナリティを務める。また、舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2021』が4・5月に東京・新橋演舞場、6月に愛知・御園座で上演される予定。Snow Man単独の公式YouTubeチャンネルが大人気。WeiboアカウントはJ_SNOWMAN 「Grandeur」 Snow Man ¥1100/avex Snow Manとしての3枚目のNEWシングル「Grandeur」が1月20日に発売。カップリング曲の「Big Bang Sweet」は不二家・ルックチョコレートのCM曲に。常に進化していく9人と楽曲に注目です。 取材・原文/山中ゆうき 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2021年2月号掲載2月18日
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新型コロナウイルスの先行きが見えない中、気持ちもふさぎぎみになる今日このごろ。そんなときにあえておすすめしたいのが「笑えるマンガ」。大人の女性がくすりと笑える「動物」を描いたマンガを、編集者や書店員などの“目利き”が厳選してご紹介!「マンガの目利き」はこの人たち!編集者・ライター 山脇麻生マンガ誌編集者を経てフリー。コミック評やマンガ家インタビューを手がける。初めて読んだマンガ誌は幼稚園のときに買ってもらった『ちゃお』。小学生のとき、友人の家で読んだ『火の鳥』で大人マンガに開眼。書店員 山崎陽子紀伊國屋書店新宿本店のコミック担当5年目。『週刊少年ジャンプ』の『封神演義』以来、少年・青年向けを中心に愛読。新刊が楽しみなのは『ダブル』。好きな作品が多すぎて年間ランキングが決められないのが悩み。ライター 吉川明子小学生のころに『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』でマンガにハマって○十年。個人的な趣味だったが、最近は各媒体でマンガ関係の執筆も。聖典は『ジョジョの奇妙な冒険』、注目作は『紛争でしたら八田まで』。「動物」を描いたマンガ《“天然”こそが笑いの原点!》1.飼い主にツッコミまくりの犬『今日のさんぽんた』田岡りき 小学館 既刊1巻 ¥591柴犬ポン太と飼い主のりえ子のお散歩コメディ。「ほのぼのとしたお散歩場面で和めそうと思いきや、りえ子の独白に対するポン太の的を射た、小気味よいツッコミに吹き出してしまいます。変わりゆく街の風景の中で、交差しているようでしていないひとりと一匹のかけ合いは、笑顔とともに、ノスタルジックな気持ちも感じられます」(山崎)。2.江戸時代でも、猫が好き!『猫奥』山村 東 講談社 既刊1巻 ¥640大奥勤めの滝山は、大の猫好きなのに生まじめな性格と厳しめの顔ゆえに猫にも周囲にも猫愛が伝わらず……。「鋭いまなざしの中に潜むひそかな気持ちを、推し猫の吉野ちゃんにぶつけようとして空回りする滝山と、ツンデレ猫の吉野ちゃんの攻防が愛おしい! 江戸時代の大奥に絶妙に溶け込んだ猫あるある描写がたまりません」(山崎)。>>「漫画」 記事一覧はこちらから取材・原文/吉川明子 ※エクラ2021年3月号掲載2月17日
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マンガに精通した編集者や書店員などの“目利き”が、大人の女性がくすりと笑えるマンガを厳選! 今回は、感覚と思考のズレがツボると反響多数の「異世界転生」ものの作品をピックアップ。「マンガの目利き」はこの人たち!編集者・ライター 山脇麻生マンガ誌編集者を経てフリー。コミック評やマンガ家インタビューを手がける。初めて読んだマンガ誌は幼稚園のときに買ってもらった『ちゃお』。小学生のとき、友人の家で読んだ『火の鳥』で大人マンガに開眼。書店員 山崎陽子紀伊國屋書店新宿本店のコミック担当5年目。『週刊少年ジャンプ』の『封神演義』以来、少年・青年向けを中心に愛読。新刊が楽しみなのは『ダブル』。好きな作品が多すぎて年間ランキングが決められないのが悩み。ライター 吉川明子小学生のころに『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』でマンガにハマって○十年。個人的な趣味だったが、最近は各媒体でマンガ関係の執筆も。聖典は『ジョジョの奇妙な冒険』、注目作は『紛争でしたら八田まで』。「異世界転生」を描いたマンガ《感覚と思考のズレがツボる》1.奈良時代はミニマリスト天国?『あをによし、それもよし』石川ローズ 集英社 既刊3巻 各¥600〜ミニマリストの山上が奈良時代へタイムスリップし、その質素さに大歓喜! 偶然出会った欲深い奈良の役人・小野老との日常を描く。「ミニマリストの視点で見る奈良時代の新鮮さと、その気持ちがまったく理解できない奈良人との感覚のすれ違いから生じる、ちぐはぐな会話。なのに妙に気の合うふたりに笑いが止まらない」(山崎)。2.天才軍師がクラブシーンで天下統一『パリピ孔明』四葉タト 小川 亮 講談社 既刊4巻 各¥630〜『三国志』の天才軍師・諸葛亮孔明が現代の渋谷に転生し、駆け出しシンガー・英子の軍師に。「この設定だけでもそそられますよね。孔明が選んだ道は英子の夢をかなえることですが、軍略、内政、外交などすべてにおいて天才といわれた彼が、クラブシーンでも策略をめぐらし、その思惑がピタリとはまる展開がとにかく痛快」(山脇)。>>「漫画」 記事一覧はこちらから取材・原文/吉川明子 ※エクラ2021年3月号掲載2月15日
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CLASKA Gallery&Shop “DO” (クラスカ ギャラリー アンド ショップ ドー)でパパママも入園・入学準備! 春にお子さんの入園や入学をひかえているというご家庭では、入園・入学準備に大忙しの時期ですよね。今回は、100人隊人気も高いCLASKA Gallery&Shop “DO” のスリッパ、トートについて。卒園式や卒業式、入学式や入園式、そして授業参観や保護者会等で大活躍間違い2月14日
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新型コロナウイルスの先行きが見えず、気持ちもふさぎぎみになる今こそ、あえて読んでもらいたいのが「笑えるマンガ」。マンガに精通した“目利き”たちが、大人の女性がくすりと笑えるお仕事マンガを厳選!「マンガの目利き」はこの人たち!編集者・ライター 山脇麻生マンガ誌編集者を経てフリー。コミック評やマンガ家インタビューを手がける。初めて読んだマンガ誌は幼稚園のときに買ってもらった『ちゃお』。小学生のとき、友人の家で読んだ『火の鳥』で大人マンガに開眼。書店員 山崎陽子紀伊國屋書店新宿本店のコミック担当5年目。『週刊少年ジャンプ』の『封神演義』以来、少年・青年向けを中心に愛読。新刊が楽しみなのは『ダブル』。好きな作品が多すぎて年間ランキングが決められないのが悩み。ライター 吉川明子小学生のころに『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』でマンガにハマって○十年。個人的な趣味だったが、最近は各媒体でマンガ関係の執筆も。聖典は『ジョジョの奇妙な冒険』、注目作は『紛争でしたら八田まで』。「お仕事」を描いたマンガ《真剣勝負が生む洒脱な滑稽さ》1.能ある鷹は爪がない!?『無能の鷹』はんざき朝未 講談社 既刊2巻 各¥500見た目は有能なのに仕事がまったくできない女性が、実力はあるのに自信なさげな同僚とタッグを組んでみたら……。「鷹野ツメ子は何もできなすぎて社内ニート状態。なのにデキる風の見た目から、取引先などが勝手に勘違いし、惑わされてしまう。その絶妙なズレっぷりがたまらなくいい。斬新すぎるお仕事マンガ」(吉川)。2.警察官だって人間です!『ハコヅメ 交番女子の逆襲』泰 三子 講談社 既刊15巻 各¥610〜新米女性警察官・川合と指導役の藤部長を中心に、警察官のリアルな現場をコミカルに描く。「作者は元女性警察官。警察官も人の子で毒を吐きたくなることもあるんだな、と妙にリアルで説得力あり。でも、職務に向き合うときは真剣そのもの。笑いだけでなく、下ネタ、シリアス、人情ものと多彩な要素がてんこ盛りです」(吉川)。3.'70年代少女漫画の舞台裏は?『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』笹生那実 イースト・プレス ¥1,091美内すずえ、くらもちふさこ、山岸凉子などのもとでアシスタントをしていた著者の貴重な体験を描いたコミックエッセイ。「先生とアシスタントのかたがたが、いいものを生み出そうと必死だったドタバタ現場があってこその、美しい作品やストーリーだったのかと思うと笑いながらも感謝の気持ちでいっぱいになります」(山崎)。>>「漫画」 記事一覧はこちらから取材・原文/吉川明子 ※エクラ2021年3月号掲載2月13日
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ボーイッシュなショートヘアがお似合いの田森みのりさん。結婚を機に専業主婦になって10年…、子育て&家庭優先の日々で「自分のことは後回しになりがち」だったそう。 子どもたちの成長とともに、少しずつ自分の時間を持てるようになり、LEEキャラクターに応募。さらに、特技のイラストを仕事にするために勉強しながら、これからの人生を模索中とのこと。そんな田森さんに、イラストの勉強のことを中心に、こだわりのシンプ2月12日
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新型コロナウイルスの先行きが見えない中、気持ちもふさぎぎみになる今日このごろ。そんなときにあえておすすめしたいのが「笑えるマンガ」。マンガに精通した編集者や書店員などの“目利き”が、誰も傷つけない“令和”の笑いがポイントの作品をピックアップ。「マンガの目利き」はこの人たち!編集者・ライター 山脇麻生マンガ誌編集者を経てフリー。コミック評やマンガ家インタビューを手がける。初めて読んだマンガ誌は幼稚園のときに買ってもらった『ちゃお』。小学生のとき、友人の家で読んだ『火の鳥』で大人マンガに開眼。書店員 山崎陽子紀伊國屋書店新宿本店のコミック担当5年目。『週刊少年ジャンプ』の『封神演義』以来、少年・青年向けを中心に愛読。新刊が楽しみなのは『ダブル』。好きな作品が多すぎて年間ランキングが決められないのが悩み。ライター 吉川明子小学生のころに『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』でマンガにハマって○十年。個人的な趣味だったが、最近は各媒体でマンガ関係の執筆も。聖典は『ジョジョの奇妙な冒険』、注目作は『紛争でしたら八田まで』。「日々の暮らし」を描いたマンガ《誰も傷つけない、“令和”の笑い》1.腐女子の尊い人生讃歌!『裸一貫! つづ井さん』つづ井 文藝春秋 既刊2巻 各¥950腐女子たちをユーモラスに描くコミックエッセイ。「腐女子の生態を描いた作品は以前にもありましたが、解釈の違いをめぐってバトるとか、自虐に紐づいたヒリヒリする系の笑いではなく、推しを全力で応援し、別の推しを応援する友人の心意気も尊重する姿が楽しくも尊い。平和な笑いが読後感をハッピーにしてくれます」(山脇)。2.中3男子とヤクザの奇妙な交流を描く『カラオケ行こ!』和山やま KADOKAWA ¥700合唱部部長の中学生・聡実が、ヤクザの狂児に歌唱指導を頼まれて─。「ギャップからくる可笑(おか)しみが隅々まで行き届いた作品。切実な思いを抱えた聡実の十代らしいとまどいと、人の懐にするりと入ってくる不思議な魅力の狂児のかけ合いが味わい深く……。おもしろいうえにひと言ひと言にふたりの人間性がにじんでいるんですよね」(山脇)。3.最高にくだらない教師の日常がいい『女の園の星』和山やま 祥伝社 既刊1巻 ¥680女子校の国語教師・星先生と生徒たちのなんでもない日常なのに、なぜか爆笑必至! 「先生と生徒の淡々としたやりとりにどうしてこんなに笑えてしまうのか不思議に思っていると、じわ~っと心に浸食してきて気づいたら夢中に。ちょっとずれながら進む会話がくせになります。発売直後から売れ行きの勢いが止まりません」(山崎)。「笑えるマンガ」事情《1》山脇麻生さんに聞きました!和山やまさんは今どきの笑いを描く最注目の作家。お笑い界では第七世代が台頭し、安易な容姿いじりなどに走らない“誰も傷つけない笑い”が目立ってきた、と山脇さん。「ぺこぱの全肯定ツッコミはその最たる例ですが、令和のお笑い界で起きているこのパラダイムシフトはマンガ界にも起きていると思います。その筆頭が和山やまさんです」’19年から’20年に立て続けに発売された3冊の単行本はいずれも大ヒットに。「特異なキャラクターが出てくるわけではなく、まじめな人のちょっとしたこだわりやギャップでくすりと笑わせる。今までならスルーされていたような些細なことを日常からすくい取り、笑いに昇華させる手腕はお見事。それでいて品もあるので、大人が読んでも安心感があるんですよね」仕事や家族のこと、日々の暮らしに追われて疲れぎみの大人の女性にこそ、笑えるマンガは欠かせないという山脇さん。「疲れぎみでも柔らかな笑いを提供してくれるので、もはやサプリのようです」>>「漫画」 記事一覧はこちらから取材・原文/吉川明子 ※エクラ2021年3月号掲載2月11日
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2020年1月22日に念願のCDデビューを果たし、ミリオンヒットを連発するSnow Man。9人が多様な個性を尊重し、認め合うことでパワーを発揮し続けるメンバーの魅力に迫ります。今回は渡辺翔太くんと宮舘涼太くんがお互いに助けられた&元気をもらったエピソードを答えてくれました。 Qメンバーに助けられた&元気をもらったエピソードは? SHOTA to RYOTA 「ファンの方たちからは、“最強シンメ”とか、幼稚園から一緒なので“ユリ組”と推してもらっていますが、俺ら的にはつきあいが長すぎて、そんなにエピソードがないんだよね(笑)。ダテがバラエティに出てるのを家で見て、一人で笑ってることはある。空気みたいな存在に感謝!」 渡辺翔太スペシャルインタビューはこちら RYOTA to SHOTA 「3歳からの幼なじみなので、グループにいるときも、話をしなくても長いつきあいだからこそ、お互いがお互いをわかっちゃう部分がたくさんあります。翔太のおかげでSixTONESとSnow Manの距離がここまで縮められたと、僕は思っていますしね」 宮舘涼太スペシャルインタビューはこちら Snow Man すのーまん●2020年1 月22日にCDデビューを果たす。ラジオ「Snow Manの素のまんま」(文化放送 木曜21時~)、「らじらー!サタデー」(NHKラジオ第1 土曜22時5分~)でパーソナリティを務める。また、舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2021』が4・5月に東京・新橋演舞場、6月に愛知・御園座で上演される予定。Snow Man単独の公式YouTubeチャンネルが大人気。WeiboアカウントはJ_SNOWMAN 「Grandeur」 Snow Man ¥1100/avex Snow Manとしての3枚目のNEWシングル「Grandeur」が1月20日に発売。カップリング曲の「Big Bang Sweet」は不二家・ルックチョコレートのCM曲に。常に進化していく9人と楽曲に注目です。 取材・原文/山中ゆうき 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉※BAILA2021年2月号掲載 【BAILA 2月号はこちらから!】2月10日
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ナノバブル水素水の美容液で内側に潤いを浸透させてハリ・弾力・潤いのあるしっとりお肌に!先日、美女組のささみちゃんが美容鍼に挑戦してたので、私も紹介してもらい行ってきました!人生初の美容鍼!美容鍼サロンリレイユ大岡山から徒歩7分の住宅街にあるサロンです。施術前に顔全体をチェック!顔色や血の巡りが悪いということで、そこを改善しようということに。ということで、私への施術内容はこちらMe:Re V Essenceを使いフェイシャルとデコルテのエステ↓美容鍼まずはフェイシャルとデコルテのケア乾燥が激しいので、美容液を使っての施術。こちらがナノバブルにした水素を配合した美容液Me:Re 『V Essence』水素をナノバブルにすることで揮発しないように美容液の中に閉じ込めたそうです。↓↓↓今まで水素水を飲むとか水素の良さは知られていましたが、この美容液は直接肌に塗ることで表面だけでなく、皮膚の内側にも浸透してして、時間が経ってもしっとり感が続くそうです。首や顔全体に美容液を塗っていくのですが、私はまさかの砂漠肌?だったようで、普段の2倍の使用量。つけてすぐにサラっとするのですが、しっとりは継続。潤ってるので、ドヤ顔!の満足顔!笑そしてそして人生初の美容鍼。10年前に幼稚園ママが行ってるらしいというのを聞いてずっと気になってた美容鍼。アラフォーでようやくデビューです!鍼は刺しちゃったら痛みもなく、一安心。レーザーのシミ取りはバチンと痛いので、正直ドキドキしました。鍼は首もしていただきましたが、痛みもなく、無事終了。結果は〜ということでスッピン公開w少しわかりにくいのですが、顔全体がほんのりピンク色に。血流が良くなって血色が良くなりました。今回の施術でナノバブル水素水の美容液の成分含め私に合ってそうなので、通常のケアに取り入れてみようと思います!これで隠れ乾燥砂漠のお肌から卒業できる日も近い?まだまだ乾燥しているので、保湿ケアなる力を入れていきたいと思います!※すべて個人の感想ですアンジェ2月8日
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「落ちるの一秒、ハマると一生」と言われる歌舞伎沼。その深淵をのぞき、沼への入り方を指南するこの連載。今回スペシャル版として登場するのは、バイラ2月号の推し活企画にも登場した花形歌舞伎俳優の市川染五郎(いちかわそめごろう)さんと市川團子(いちかわだんこ)さん。高校生ながら異次元の色香を放ち、大注目の二人。そこで本誌に載せられなかった写真とインタビューで再構成。現在、Amazon Prime Videoで配信中の図夢歌舞伎第二弾『弥次喜多』の話から好きな女性のタイプまで、バイラ歌舞伎部のまんぼう部長とばったり小僧が、「染×團」の魅力に迫りました!! ↑本誌でも話題となったツーショットの別バージョン。仲良しの二人だからこその空気感に萌える女子が続出。小僧の妄想その①山岸涼子先生の『日出処の天子』を厩戸皇子=染五郎さん、毛人=團子さんでぜひ映像化を!! ■図夢歌舞伎『弥次喜多』のラストは「えーーっ!?」ってなります まんぼう部長 まずは現在、Amazon Prime Videoで配信中の図夢歌舞伎『弥次喜多』の話からお伺いします!! 弥次喜多といえば、歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」で、2016年から4年連続で上演された人気シリーズ『東海道中膝栗毛』として歌舞伎ファンにはお馴染みです 。弥次さん喜多さんを松本幸四郎さんと市川猿之助さんが演じ、染五郎さんと團子さんも梵太郎と政之助というコンビで出演していました。ラスベガスに行ったり、ぬるぬるの糊を舞台にぶちまけて滑りまくったり(笑)。何でもありの超ドタバタコメディでしたよね。 染五郎 そうですね。梵太郎と政之助が唯一まともな人間で、あとの人たちは全員はちゃめちゃ(笑)。いい加減な大人たちの中で、僕たち子どもだけが大人、という設定だと父(松本幸四郎)に言われました。 團子 子どもなのに一番大人、っていうところがおもしろいから、ふざけないで真面目にやるようにって僕も言われました。 ばったり小僧 一作目のときは、ふたりは11歳と12歳。まだ本当に子どもでしたね。そんな思い出深い作品を図夢歌舞伎でやると聞いたときの感想を教えてください。 染五郎 『弥次喜多』は一昨年で終わりだと思ってたので、まだ続くんだっていう驚きと、一昨年は、梵太郎という役はこれで最後だと思って舞台をやっていたので、「また梵太郎になれてうれしい」っていう気持ちでした。 團子 僕は何だかんだ言って、またやるんじゃないかなと思っていたんですけれど、決まったときはやっぱりうれしかったですね。で、図夢歌舞伎第一弾の『忠臣蔵』は、わりと舞台を忠実に再現するような演出だったので、『弥次喜多』もそうなるのかなって思っていたら、今回はまったくの新作で、その上、すごく攻めた形になったので、すごいなと思いました。 部長 ホントに攻めまくってますよね。まさかのSF。しかもコロナに苦しむ今の世相とリンクするような内容で。さらに舞台ではあんなにかわいかった梵太郎と政之助が金髪と赤髪で、バリバリの不良になっててびっくり。ナイフで弥次さんを脅すシーンもありましたね。 染五郎 舞台の『弥次喜多』のときに、弥次さんを「おっさん」呼ばわりするシーンがあったり、「三谷かぶき」(『月光露針路日本 風雲児たち』)でも、父が演じる光太夫に怒鳴るシーンがあったり、これまでも父だけに強くあたるような役が結構あったので(笑)、そんなに抵抗なくできました。父にも一通り稽古してもらって、現場では、猿之助のお兄さんが指揮をとってくださっていたので、細かい動きは猿之助のお兄さんが、一つ一つ指示してくださいました。 ↑図夢歌舞伎第二弾『弥次喜多』からのカット。伊月梵太郎役の染五郎さん(右)と、五代政之助役の 團子さん(左)。不良となり、金髪と赤髪に変身した二人が超新鮮。このまま、バンドデビューもできそうです♪ 小僧 團子さんもやっぱりお父さま(市川中車=香川照之)に習ったんですか。 團子 自分は、台本を覚えて、とりあえず最初自己流でやらせていただいて、疑問に思ったところは猿之助さんに聞いたり、父に聞いたり。とくに今回は映像作品だったので、父に聞くことは多かったです。普段はあまり話したくないんで、何か言われても「ああ、オーケー、オーケー」って感じなんですけど(笑)、今回は普通にいろいろ教わりました。 部長 そういえばこの前の取材会で猿之助さんが、今回は中車さんが團子さんにすごくアドバイスしていて、それが微笑ましかったと言っていましたね。 團子 ちょっと恥ずかしいですね(笑)。 部長 舞台でも4年連続でやってきた『弥次喜多』ですが、二人にとってどんな作品ですか。 染五郎 『弥次喜多』の舞台は、宙乗りや本水(本当の水)を使っての立廻りなど、自分が子どものときから憧れていたことを実現させていただいた、とても貴重な場でした。毎年、本当にありがたいなと思っていました。 團子 僕にとって『弥次喜多』は、「新作」というところが一番大きいですね。幼稚園のときに歌舞伎を観て、「かっこいいな」と思ったのは古典歌舞伎でした。それから猿之助さんがやった新作なんかも観て、歌舞伎に現代的な要素やネタが入ってもちゃんと成立するんだっていうことも知りましたけれど、それを肌身で感じたのは『弥次喜多』でした。そしてわかったのは、猿之助さん、幸四郎さんといった古典をたくさんやられてきた方が先頭に立ってやるからこそ、新しいことをやっても歌舞伎になるんだなってこと。だからこそ、古典は大事だなっていうふうにすごく思いましたね。 小僧 二人にとって大切な作品なんですね。だけど、これまでのコメディから一転、図夢歌舞伎では笑いもあるけれど、結構シリアスで、しかもラストが意味深すぎる……。 染五郎 そうですね。悲しいというか、切ないというか。最後は「えーーっ!?」ってなります。 部長 まさに「えーーーっ!?」ってなりました。 團子 今までの『弥次喜多』を観てなくてもおもしろいですけれど、観ていたほうが、弥次さん喜多さんの関係性がわかるので、より泣けるかもしれないですね。 小僧 ええ、ええ、泣きましたよ。「弥次さーーーん!!」「どうなっちゃうの~!?」って。 部長 でも、その先の展開がわからないから、さらなる続編があるかも……と期待したりして。舞台を観てない人も大丈夫。過去の作品も映像化されていて、Amazon Prime Videoで配信中なので、遡って観れば楽しさ倍増!! とにかくおもしろいので、バイラ読者のみなさんも必見ですよ♪ ◆BTSのダンスのマネを最前列アリーナで鑑賞!? 部長 ところで2013年に『春興鏡獅子』で胡蝶の精をやって以来、二人はコンビを組むことが多いですけれど、ドラマとかでバディ物をやるとしたら、何かやってみたいものはありますか。 染五郎 歌舞伎以外は思いつかないですね。 團子 僕も思いつかないなぁ。でも、もしやるとしたら、どっちかがめちゃめちゃできる役で、どっちかがアホ、っていうのがいいです。 小僧 でこぼこコンビ、いいですね。アホな染五郎さんとアホな團子さんっていうコンビも見てみたいですが(笑)。 部長 座右の銘はありますか。 染五郎 大好きなマイケル・ジャクソンの言葉で「偏見は無知である」。偏見というのは、偏見を抱くものに対して無知だから生まれるんだという意味です。この言葉を知ってからは、何かに対して考えたり、発言したりするときには、本当にそのことをちゃんと理解しているかどうかを意識するようになりました。今の世の中、偏見であふれてるなと思うので、この言葉を意識する人がもっと増えればいいなって思います。 小僧 染五郎さんは、意外にも社会派というか、ものの見方が深いですよね。去年、バイラに出ていただいたときも映画『ジョーカー』について熱く語っていて、そう思いました。 染五郎 ジョーカーは憧れの役なんです。ヒース・レジャーがジョーカーをやった『ダークナイト』も好きですけれど、ホアキン・フェニックスのジョーカーがやっぱりすごく好きで。これまでのただ悪者のジョーカーと違って、悪い人も悪い人なりに、悪いことをする理由があるという描かれ方をしているんですね。過去に辛いことがあったり、周囲の人から虐げられたりして、そういうことの反動で精神のバランスを崩していくんです。悪い人というより、悲しい人、かわいそうな人。そこに惹かれるんです。 ↑2013年10月国立劇場『春興鏡獅子』。左から、胡蝶の精=市川團子、胡蝶の精=市川染五郎(当時 松本金太郎)。このとき、初共演の二人。まだ小さくて、本物の妖精のようにかわいい!! 部長 深いです。團子さんの座右の銘は? 團子 「努力は裏切らない」。ちょっと哲学的な話になっちゃうんですけど、もし「努力に裏切られた」っていう人がいたとしたら、それは努力の方向性と時間が足りないということで、「努力が裏切った」ということではないと思うんです。もちろん人間は無限に生きられないから、有限な時間の中で、すべてを費やしてもできないことっていうのは絶対あるから、「努力がかならず実る」とも言えない。 でも、もし無限に全部が与えられてるなら、努力すれば絶対に何でもできると僕は思うし、「どうせできない」って思ってる人は、たぶんどうせできないし。僕自身、まだまだ努力が足りないので偉そうなことは言えないんですけれど、例えばおじいちゃま(市川猿翁)とか、お父さん(市川中車)とか、成功している人たちの生き方とか、歴史を見ていると、そう感じますね。 小僧 まだ高校生なのに、二人ともなんてしっかりした考えを持っているのかしら!! 怖ろしい子たち……。 部長 ところで今も話に出ましたけど、染五郎さんはマイケル好きですけれど、團子さんはBTS好きですよね。以前、染五郎さんがテテ似だから、「毎回推しに会える気分でうれしい(笑)」と言ってました。BTSにハマったきっかけは、何だったんですか? 團子 ダンスですね。ホントにかっこいいと思います。あと表情。歌舞伎って、 すでに化粧をしているので、逆に表情を作るなって言われるんです。たとえば弥次さん喜多さんだったら三枚目の役らしく眉毛が八の字になっていますけれど、気持ちが入ってくると、眉毛がグッと動いちゃって化粧と合わなくなってしまう場合がある。だから表情を作らないほうがいいんですね。一方、BTSのダンスって、顔の向きとか、表情とかをめっちゃ見せるじゃないですか。あれはホントにかっこいいなと思って。そういうところにハマりました。 小僧 でも、それは歌舞伎の舞台ではマネできないわけですよね。 團子 そうです。だから、家でマネしてます(笑)。友達と一緒に動画撮ったりして。でも、それ見ると、自分で思ってる表情と全然違うんですよね。みなさん、相当努力して習得してるんだろうなって思います。あと、表情をそのままマネすることはできないですけれど、自分の見せ方っていう部分で、歌舞伎にも応用できるところはあるのかなと思いますね。 部長 染五郎さんのところには、團子さんからそういう動画が送られてきたりするんですか。 染五郎 送られては来ないですけれど、目の前で踊ってます(笑)。 團子 アリーナ最前列で見てるね(笑)。 染五郎 『弥次喜多』の撮影のときも、セットを替えてるときとか合間に、目の前で踊ってました。 團子 いっくん(染五郎さんの本名「齋(いつき)」)、「すごい!!」って言ってくれた気がします。珍しくポジティブな反応だった気がする(笑)。 小僧 そこで染五郎さんはマイケルを踊り返すみたいなことはしないんですか。 染五郎 しないですね。 部長 でも、踊れるんですよね。 染五郎 踊れないです。 小僧 わかった、部屋でひそかに踊ってるんですね? 染五郎 踊ってないです(笑)。ひたすら見てるだけです。 小僧 ひたすら見てる……。マイケルの踊りは、何か歌舞伎の舞踊とリンクするところはあるんですか。『三番叟』と似てるみたいな話も以前、されていましたけれど。 染五郎 マイケルはターンのときの重心のぶれなさがすごいんです。ターンするときに、頭の位置が変わってないというか、上下しない。僕も去年12月に『雪の石橋』という踊りをやっていて、くるっと回る振りがあったので、そういうとこは研究して、参考にしました。具体的に取り入れるというより、ひたすら見て、ただただ自分の体にしみ込ませるっていう感じですけれど。 部長 ふーむ。きっと芸に通じている人だけがわかる何かがあるんでしょうね。 ↑こちらも本誌で掲載した写真の別カット。 肩がちょっとくっついてる感じがエモいです♪ 小僧の妄想その②萩尾望都先生の『トーマの心臓』をユーリ=染五郎さん、オスカー=團子さんでぜひ映像化を!! ■デキる女性がおっちょこちょいだったり……そんなギャップに惹かれます 小僧 ところで、えっへん。ちょっとお仕事から離れた質問です。二人が素敵だな、魅力的だなと感じる女性はどんな人ですか。教えてください。 團子 仕事できる人ですね。マジでかっこいいと思う。これ、男女問わずですけれど、僕が人生のいろんな場面で、ホントにかっこいいって感じるシーンの共通点のひとつは、誰かが何かできなくて困ってるとき、その難しいことを余裕でサラッとやってしまう、あの「仕事できる感」がたまんなくて。 舞台もそういうのがあると思うんですよ。猿之助さんとかが、当たり前なんですけども、ホントにうまいので、僕が全然できないことを、「こうでしょ」とかいって、フッてやってしまうのを見ると、めちゃくちゃかっこいいと思うし、そういう達人がいるところで僕は働きたいなって思うんですね。歌舞伎はそういう達人の宝庫なんです。だから女性も仕事ができる人に惹かれます。で、そういう人が、ちょっとおっちょこちょいだったりとか、そういうギャップが、すごくいいなと思います。 部長 ギャップ萌えですね♪ 染五郎さんはどうでしょう。 染五郎 優しい人がいいです。 團子 定番だね。 染五郎 テンションの高い人より、物静かな人がいいです。 小僧 はい、よくわかりました(笑)。それでは将来的に、自分たちはこうなってるといいなみたいな理想はありますか。未来を思い描いたときに、何か思い浮かぶことはありますか。 染五郎 いろんなことに挑戦はしていたいなっていうのはあるんですけど、うーん…。未来の自分は、想像がつかないですね。どんなお仕事をいただくかわからないし、どんな経験をこれからしていくかもわからない。その1つ1つで、役者としての自分が、これから形成されていくと思うし、いただくお仕事が1つ違うだけでも、全然違う役者になるのかなっていうのは、去年、いろんな挑戦をやらせていただいてとくに感じました。なので、先のことよりも、とにかく、目の前のことを考えてやっていきたいなと思います。 團子 自分もそれは同じで、それこそ将来のことはわからないですよね。役者を続けていられるという保証もないし。それでも二人とも本気で何かに取り組んでるなら、僕は何でもいいなって思っています。ふたりの関係性が今とは違っていてもいい。ただ、いっくんは僕にとって、一番信頼している友達なので、一生仲良くしたい。ずっとの友情を誓いたいと思っています。いっくんが良ければだけど。 染五郎 じゃあ、僕もそれで。 小僧 「じゃあ」って!!(笑) 部長 染五郎さん、どこまでツンなんだか(笑)。そしてそんなこと言われて、ちょっとうれしそうな團子さん。いつまでもそんな二人でいてくださ~い♪ ◆図夢歌舞伎『弥次喜多』 配信開始日:2020年12月26日(土) 配信場所:Amazon Prime Video http://www.amazon.co.jp/kabuki 視聴料:1900円(税込) 監督・脚本・演出:市川猿之助 原作:前川知大「狭き門より入れ」 構成:杉原邦生 脚本:戸部和久 監督:藤森圭太郎 製作:松竹株式会社 出演:松本幸四郎、市川猿之助、市川中車、市川染五郎、市川團子/市川猿弥、市川笑三郎、市川寿猿、市川弘太郎(声の出演) ◆公演詳細https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/698/◆公演チケット情報 https://www.kabuki-bito.jp/ticket.html 撮影/尾身沙紀〈io〉 ヘア&メイク/AKANE(染五郎さん)、森智聖(團子さん) スタイリスト/中西ナオ 取材・構成/バイラ歌舞伎部まんぼう部長……ある日突然、歌舞伎沼に落ちたバイラ歌舞伎部部長。遅咲きゆえ猛スピードで沸点に達し、熱量高く歌舞伎を語る。 ばったり小僧……歌舞伎歴1年。やる気はあるが知識は乏しい新入部員。若いイケメン俳優だけでなく、オーバー40歳の熟年俳優も大好き。2月5日
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あれこれ試して、曲げわっぱの良さを実感我が家には中高生がいるため、子供たちのお弁当作りも早5年経とうとしています。あ!!幼稚園児のときにも作っていたので、遠〜い昔に6年間作っておりました。そして、あと4年間は続く予定…(涙)幼稚園児のアルミから始まり、キャラクターのプラスチック。中学校でのお弁当生活がスタートすると、保温ジャータイプを買ってみたり。(保温ジャーは重いと、我が家の子達には不評でした)もちろん、憧れの曲げわっぱも購入。まずは「大館曲げわっぱの梅花弁当箱」。このタイプは、一段でも二段でも使えるので、とても便利です。次は、やぐら弁当。これは、カタログギフトで選んだもの。やぐら弁当の利点は、2段で入子なので、食べ終わったあとは場所をとらず便利。また、細いので、カバンなどに入れやすい。欠点は、小さい段にしか蓋が合わないため、大きい段一段では使えないこと。今回、新たに手に入れたのが、「小判弁当・中」。『秋田市特産品ポータルサイトあきたづくし』で、20%以上オフ、おまけに送料無料で、曲げわっぱが買えるんです。プラスチック弁当やタッパー弁当にしていたときもありましたが、やはり曲げわっぱに詰めると、いかにも美味しそうなお弁当に!何より、とても軽い!お手入れも簡単。プラスチックのような劣化もなく、年を重ねるごとにいい味に変化していくのも楽しいもの。大切に使えば、ずっとずっと使える。そう思って、3つ目を手に入れました。Instagramもやっております。コメントなどあれば、お気軽にどうぞ♡↓ ↓ ↓1月29日
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お家時間を楽しいものに〜買って良かった【STAUB】オススメのスイーツもご紹介します。こんにちは。Kaaiです。二度目の緊急事態宣言下ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?一度経験しているから、焦ることもなく冷静に受け止めている方が多いと思います。今回は、小学校、幼稚園が休校となることがなかったため、そこまで生活が混乱することもなく、リモートワークの夫もリズムができているように感じます。皆さまも、きっともう既に、お家時間との付き合い方を確立されていますよね!私が、コロナ禍で考え方が変わったことの1つに、『せっかくなら、ルーティーンワークである家事を楽しみたい!』と思うようになりました。先ずは形から、娘とお揃いのDEAN&DELUCAのエプロンを♡お揃いを喜んでくれる娘を見ると、こちらまで楽しい気持ちになります。そして、結婚してから、ずーっとホーロー鍋が欲しいなと思っていました。今までは、ゆっくり煮込むより圧力鍋で時短を選んだり、そんなに料理好きでもないから高いお鍋でなくてもいいや、とずっと後回しにしてきました。でも好みが変わることなく買いたいと思っていたお鍋を、お家時間が長くなる今こそ買おう!とこの機会に新調しました♪このお鍋、お料理上手な方やオシャレさんは高確率で所有している代物。見た目のオシャレさも去ることながら、その機能性に私はもう虜です♡素材の旨味が濃縮されて、お野菜がホクホクに!お肉はホロホロに!何でもっと早く買わなかったのかと思う程、毎日使っています♪無水で作ったチキン煮込みと肉じゃが↓子どもたちまで、「これ、ストウブで作ったの?」「美味しい美味しい〜」とストウブマジックに笑元々夫は、美味しい物を食べるのが好きなタイプだったのに、私と結婚したことに寄って、(ある時は、きゅうりの割合が多すぎる酢の物を出されたり、おでんの汁が少なすぎるおでんにも驚きながらも文句も言わず笑)舌が落ちたと思われますが、そんな夫も嬉しそうにしているので、めでたしめでたし。お気に入りの物だと大切に使うし、見た目から気分も上がって、お料理時間が楽しくなりました♪そして、二度目の巣籠もりでも、懲りずに増量中なのですが(^^;少し贅沢な美味しいお菓子を自宅用に購入することも多くなりました。★エシレのバタークッキー★number sugarのキャラメルはオンライン購入もできて、贈り物にもオススメです!引っ越しの際に、処分したNespressoも、また購入しました。お家でカフェ気分を味わっています♡相変わらず子どもたちとお菓子を作ったりもしているのですが、中でもオススメだったのが、NHK番組『すイエんサー』のレシピで作った『フワフワパンケーキ』!これは、もはやパンケーキではない作り方でしたが、高級カフェのようなお味を楽しめました♡作り方気になる方は、NHKオンラインに掲載されていますので、チェックしてみて下さい(^-^)こんな風に当たり前の毎日を、当たり前と思わず、日常を楽しみたいなと思っています。まぁ喧嘩が騒がしくて、イライラもしますがね、そんな時は美味しいカフェラテで気分転換しています(^^)早く終息してほしいと願うばかりです。それではまた!Kaai【My instagram】コメント、フォロー嬉しいです♡リンクはこちら↓1月25日