アラフィー世代になったら、ゆっくり贅沢に時間を使う、大人ならではのハワイ旅を楽しみたい。そのためには気持ちのいいステイ先が不可欠! この地に何度も通ってきたハワイ通の口コミによって選ばれた“究極のホテル”をご紹介します。【大人ステイNo.1】The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort(ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート)ブレンダさん(モデル)、山口規子さん(フォトグラファー)、坪田三千代さん(旅行ライター)、赤澤かおりさん(ライター)推薦マイラニタワーからワイキキビーチを見下ろした、ザ・ハワイな景色「高い天井と、ハワイの風が抜けていく感じが好き。ロビーからまっすぐ海に抜ける回廊の光に、ハワイを感じます」―山口規子さん「一日中ホテル前のビーチでのんびり過ごし、サンセットタイムにはマイタイバーでマイタイを。ワイキキの中心だからサッと買い物にも行けるロケーションも便利」―ブレンダさん大人のキュートも贅沢もここにあり“ワイキキのピンク・パレス”の名のとおり、ハワイの青い空と海に花を咲かせたような、ピンクに囲まれた楽園。まさに誰もが知るハワイのシンボル的な存在のホテルだが「大人のゴージャスさを感じさせる内装が素敵」(ブレンダさん)、「ワイキキのど真ん中にありながら自然に抱かれている感たっぷりのスパもいい!」(坪田さん)、「実は、ホテル内には博物館並みにハワイの歴史を感じられるものがたくさん! 文化に触れてこそハワイにいると実感できる」(赤澤さん)と、ハワイ通こそが「泊まるならここ」と口をそろえる。それは常に進化を続ける老舗の実力なのだ。歴史を感じる「ヒストリック・オーシャン」の部屋ホテルのベーカリーショップではゲストにバナナブレッドやスコーンなどの詰め合わせをプレゼント。ピンクチョコがけのクッキーなどのおみやげも充実【DATA】2259 Kalakaua Ave., Honolulu☎808・923・7311(日本語対応可)1泊1室$435~、ヒストリック・オーシャン$595~全529室 IN15:00 OUT12:00https://www.royal-hawaiian.jp/【リゾートステイNo.1】Turtle Bay Resort(タートル・ベイ・リゾート)種房千保子さん(フォトグラファー)、ブレンダさん(モデル)推薦サンセットを眺めながら自慢のシーフード料理が楽しめるホテルきってのレストラン「パアカイ・ステーキ シーフード&ロウ・バー」(17:30〜21:30、㊡日・月曜、予約がベター)「砂に足が触れ、波音を聞き、風に当たる……、ノースショアを五感で感じられるビーチで眺めるサンセットは格別。シーフードが自慢のレストランもおすすめです」―種房千保子さん喧騒を離れた究極のリゾートタイムステイ先をワイキキからノースショアへ。これだけでいつものハワイ滞在がまったく違った印象になる。90%以上の部屋から海が望めるここは、「岬のような場所にあるので、部屋のベッドに寝転びながら海が眺められます。数年かけてリノベーションされ、食も充実し、ホスピタリティも心地いい」(種房さん)と、ハワイ通には知られたホテルだ。乗馬やゴルフ、オーシャンビューのプールも楽しめるとあって、ローカルたちのステイケーション先としても人気。メインダイニング「パアカイ」は、サンセットディナー目当てにタウンからやってくるロコもいるほど。ホテルのほとんどの部屋から海が望める「パアカイ」の人気メニュー、カキをガーリックバターとパルメザンチーズをかけて焼いた「チャーブロイド・オイスターズ」($18)「パアカイ」の人気メニュー、「ブルークラブ・クラステッド・マーケットフィッシュ」(時価。通常$38前後)リゾート感たっぷりのプール【DATA】57-091 Kamehameha Highway, Kahuku☎808・293・6000 1泊1室$280~、ヴィスタオーシャンキング$400~全443室 IN15:00 OUT11:00https://www.turtlebayresort.com/Oahu-Resorts【家族ステイNo.1】The Kahala Hotel & Resort(ザ・カハラ・ホテル&リゾート)桐島かれんさん(モデル)、ブレンダさん(モデル)、村山佳世子さん(スタイリスト)、徳原文子さん(スタイリスト)推薦波音が心地いい海前のプールでは、何も考えずゆっくりするのがいい「イルカやウミガメが泳ぐホテル内のラグーンは、家族で楽しむにもうれしいポイント。波の音を感じながら昼寝や読書を楽しむ時間もいい」―桐島かれんさん極上のホテルライフを約束してくれるワイキキから車でほんの10分ちょっと。まるで離島にいるかのようなリゾート感で各国のセレブを魅了しつづけているホテル。「子供が小さいころには時間を忘れてイルカと戯れたり、ビーチで砂遊びをしたり。家族全員でホテルでの時間を満喫できます」と、桐島さんも定宿にするひとり。また、ホテル内のイタリアン「アランチーノ」も「ディナーで一度は訪れます」(村山さん)、「料理が最上級で特別なときに行くお店」(ブレンダさん)とファンが多い。ラグーンのイルカと触れ合える体験プログラム「ドルフィン・クエスト」「オーシャンフロントラナイ」は部屋もラナイもさすがの広さ! 来年夏『ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜』がオープン予定【DATA】5000 Kahala Ave., Honolulu☎808・739・8888(日本語対応可)1泊1室$450~8,365、オーシャンフロントラナイ$975~1,365全338室 IN15:00 OUT12:00www.kahalaresort.com【隠れ家ステイNo.1】Queen Kapi‘olani Hotel(クイーン カピオラニ ホテル)内野 亮さん(コーディネーター)、赤澤かおりさん(ライター)推薦夕暮れ時、プールサイドから望むダイヤモンドヘッド。遮るものは何もなし!「どこにいてもどーんとそびえ立つダイヤモンドヘッドが拝める最高のロケーション。朝も、昼も、夜も、この景色が眺められるなんて最高に贅沢。日がな一日このプールサイドで本を読んだり、カクテルを飲んだり、昼寝したり。やっぱり大人のハワイはこうでなくちゃ!」―赤澤かおりさんこのハワイビューは何にもかえがたいカパフル通りに面し、カピオラニ公園を目の前にして立つクイーン カピオラニ ホテル。古くから愛されてきたここが今年、ハワイアンカルチャーを知るローカルアーティストたちの手によって、古きよき雰囲気は残しつつ、新たなるハワイスタイルを取り入れたホテルとなって誕生した。以前からここを愛してやまない赤澤さんは「どこからでもダイヤモンドヘッドが迫りくる勢いで眺められるビューがより生かされたつくりになったし、ハワイアンカルチャーを感じるコーディネートもすばらしい。しかもリーズナブル。このコスパは注目度大」と大絶賛!カパフル通りから入ってすぐのロケーションだから海もすぐそこ。おすすめは海側のペントハウスやジュニアスイートなど。海もダイヤモンドヘッドもという欲張りさんにうってつけハワイ島のアーティストが描いた優しいタッチの絵が飾られたゲストルームフロントにはエアラインのヴィンテージポスターが並ぶエレベーター前にはデューク・カハナモクのヒストリーコーナーも【DATA】150 Kapahulu Ave., Honolulu☎808・922・19411泊1室$179~、ジュニアスイート・ダイヤモンドヘッドビュー$369~ 全315室 IN15:00 OUT11:00https://jp.queenkapiolani.com/口コミを寄せていただいたハワイ通の皆さんモデル・桐島かれんさん発売中のムック『KAREN’s VOL.1 2019春夏』(KADOKAWA)でも“かれん流ハワイの休日”を紹介。モデル・ブレンダさんハワイ在住。最近は、女友だちとおしゃれをして素敵なブランチやディナーを楽しむのが好き。フォトグラファー・山口規子さん渡航歴30年以上、多いときは年に4、5回滞在。「いろいろな天気に合わせてのんびり過ごす」がモットー。フォトグラファー・種房千保子さん渡航回数は約50回、渡航時は2~3週間、ノースショアに滞在。海を眺められる場所で過ごすのが基本。スタイリスト・村山佳世子さん仕事やプライベートで頻繁に滞在。今はショッピングよりもビーチで過ごしたりドライブをしたり。スタイリスト・徳原文子さん渡航回数は約25回。最近は子供中心でとにかくプールのあるホテルで気ままにのんびり。旅行ライター・坪田三千代さん世界各国のリゾートに精通。アロハスピリッツに触れ、オールドハワイを感じるのも楽しみのひとつ。コーディネーター・内野 亮さんハワイと日本を行ったり来たりしながら魅力を伝える、ハワイの伝道師。『ハワイに恋して!』出演中。ライター・赤澤かおりさん時間ができるとすぐハワイへ出かける猛烈なハワイマニア。12作目の『Hawaii note』が好評発売中。撮影/内田 恒 構成・文/赤澤かおり 本誌編集部 コーディネート/内野 亮 ※掲載されている情報は2019年6月現在のものです。 ※エクラ8月号掲載