セックス・アンド・ザ・シティ
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世界を熱狂させたあの「セックス・アンド・ザ・シティ」が20年近くぶりに、「And Just Like That...」のタイトルで戻ってくる!この記事は2021年1月12日にForbes JAPAN Webサイトに掲載された記事を一部編集したものです。Marisol ONLINEとForbes JAPANはメディアパートナーとして相互提携を行っています。 「セックス・アンド・ザ・シティ」は1998年から2004年にかけて米ケーブルTV大手HBOで放映され、2008年と2010年には映画化もされた、「SATC」の愛称でも知られる世界的な超人気シリーズだ。 サマンサは(やはり)不在? 90年代末には、4人の女性がセックスについて赤裸々に語り、セックスシーンも潤沢、というテレビドラマは驚きをもって迎えられた。そして、メインの出演者全員がアングロサクソンの女性、という「ダイバーシティの不在」が批判されたりもしていたし、長年の恋人ビッグにご執心なヒロインキャリーを「男に関して独立心がない」と酷評するむきもあったものの、文字通り破竹の勢いでファンを獲得し続ける。 テレビで最終シリーズが放映された2004年当時は、米国内だけで1060万人が、英国では「チャンネル4」で410万人が視聴するという脅威のメガヒットとなった。ちなみに当時、コアなファンは18〜34歳だった。 シリーズのプロデューサーだったダレン・スターは、目下、手掛けたNetflix最新作「エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)」が大きなヒットになっているが、今回のリバイバル版に参加するかどうかは明らかにされていない。 発表によれば「And Just Like That...」は全10話。設定や人物たちは「セックス・アンド・ザ・シティ」そのままで、ヒロインのライター、キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)、キャリーの親友たちも弁護士のミランダ・ホッブス(シンシア・ニクソン)、画商のシャーロット・ヨーク(クリスティン・デイヴィス)と変わらずだ。 ただし、PR会社社長でもっともセックスに奔放だった、キャリーのもう1人の親友「サマンサ」役キム・キャトレルの名前は、キャスティングにない。 キャトレルは2017年、BBCの番組に出演時、「二度とサマンサを演じない」と話していたし、もともとキャリー役のパーカーとの知る人ぞ知る「不仲説」もあったため、業界関係者たちやオールドファンは目配せしつつ納得、といったところだろうか。 SNS登場前に生んでいた「トレンド」 SATCは、思えばSNS上でのトレンドが生まれるはるか昔にすでに、「コスモポリタン(4人がバーに集まっては飲んだカクテル)」や「うさぎのバイブレーター」といった「トレンド」を生んだことでもエポックメーキングな作品といえる。 4人のファッションも毎回、話題になった。「ハーパーズバザール日本版」が2010年7月号で「SATC2は女の教科書」としてカバーストーリーに冠したほか、多くの日本のライフスタイル、ファッション誌が特集を組んだものだ。 物語は続いていた── 「And Just Like That…」のトレーラーを見てみた。 サブウェイの方向掲示板、渋滞する車道にエンパイア・ステートビル、ブルックリン橋……。「これぞニューヨーク」といった風景が次々と映し出される。BGMもニューヨークを象徴する車のクラクション、そして大都市の喧騒だ。3人の姿はそこにはない。 やがて白い紙に「And just like that…(そして、ただそんなふうに)」の文字が1ワードずつゆっくりとタイプされる。ファンにはおなじみ、キャリーのハスキーボイスがそれを読み上げた後、紙の上にはさらに、「The story continues(物語は続いている)」の文字がタイプされる。 超メガヒット作品がここ20年近く、ただ「ミュート(静止)」していたわけではないことが、ほんの数十秒で実感できる印象的な動画だ。 超ヘビースモーカーだったキャリーは相変わらず喫煙者か、成長したミランダとシャーロットの子どもたちはどんな職業を選んだのか、キャリーとビッグには子どもがいるのか、そもそも2人はまだ一緒に暮らしているのか。そしてなによりも、ときに「都市の終末」に向かう気配を感じとる人さえいる緊縮戒厳令下ニューヨークで、50代になった3人が今、何を恐れ、何に希望を見出して生きているのか? 「And Just Like That…...」が見せてくれるのは、この作品の同時代人として人生を進めてきたわれわれが各々の「新しい時代」を生きる上でヒントにし得る、「都市と女たちのその後」かもしれない。 ▶Forbes JAPAN Webサイト 文=石井節子1月31日
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「何を今更」と思いながらも、やっぱり気になって観てしまうに違...1月19日
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ファッションの聖地・パリを舞台にした、Netflixオリジナ...11月6日
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エクラ10月号の特集、『数は少なくても「いい服・いい靴」に包まれたい』には、たくさんの素敵な『いい靴』が紹介されていて、靴好きな私はドキドキしました!私の大切な相棒の『いい靴』たち、マノロ・ブラニクの靴です。若かりし頃に観ていたアメリカのドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で、サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリー・ブラッドショーが履いていたマノロ・ブラニクの靴に憧れ、いつか私もマノロ・ブラニクの靴が似合う大人の女性になりたいと思っていました。かなり年季が入っていますが、このパンプスがマイファーストマノロです。履くと一瞬で女性らしさを格上げしてくれるのがマノロ・ブラニクの魅力。シンプルなお洋服でもマノロの靴のおかげで女性らしく華やかな足元を演出してくれます。いろんな表情を見せてくれ、履くたびにドラマがある『いい靴』たち。大切に大切に履いて、これからもたくさんの出来事を一緒に過ごしていきたいです。9月17日
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見るのも演じるのも、ドラマヒロイン大好き♡な仲よし二人。深く広〜く、止まらない偏愛(?)トーク! 後編 ▷▷前編はこちら二人が最初に好きになったヒロインは?優子 ハマったのは、『セックス・アンド・ザ・シティ』。映画から入って、ドラマへ。4人のヒロインがそれぞれ自分の生き方を確立していて、見ていて気持ちがよかった。ファッションも、みんなおしゃれで個性的。最初は、お嬢さんっぽいスタイルのシャーロットが好きだったけれど、今、見返したら違ってくるかも。ふみか 自分が何歳で見るかで、好きなヒロインも変わってきそうだね。優子 そう。生き方も性格も、それを表現する服も全然違う女性が、お互いを尊重し合っているところがすごくよかった。ふみか 私は高校生の時に見た『ゴシップガール』。主人公の男の子の妹、ジェニー役を演じたテイラー・モムセンが可愛くてハマったなー。メインのヒロイン、セリーナとブレアもおしゃれなんだけど。テイラーは彼女たちから外れたゴスっぽい印象で。優子 え、ちょっと意外!ふみか ファンタジーよりも群像劇が好きで、実は『ストレンジャー・シングス』も『愛の不時着』もハマらなかった。優子 なるほど。逆に『梨泰院クラス』は好きってことね。ふみか その通り。イソにはすごく感情移入したな。私は意志が強くて突っ走るヒロインが好き。問題児で、ファッションもとんがっていたり。優子 お互い、ヒロインというより、"主人公"としてかっこいい、というふうに見ているのかもしれないね。性別は関係なく、尊敬できるとか。ふみか なるほど。それはすごくよく分かる。お互いに演じてほしいドラマヒロインは? ふみか 私がゆんぴょに演じてもらいたいのはね、キラッキラのプリンセス。それで、波瀾万丈の恋愛ドラマをやってほしい! 『愛の不時着』みたいに、二人の間に障壁があって、乗り越えていくような……。優子 やってみたい!ふみか も、超・正統派のプリンセスね。そんなファンタジーなら見てみたいから、よろしく。優子 じゃあ私も考えるよ。あのね……男子校にね、ふみちゃんが男子として入学しちゃうの。ふみか 『イケパラ』(※2011年放映のフジテレビ系ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂ パラダイス〜』)だ! 正体がバレそうになったりする?優子 ふみちゃんは意外に男気あふれるところがあるから、もしかしたら誰にもバレないような気もする(笑)。ふみか うん、その可能性はある。優子 でも、ふみちゃんの魅力が分かる人にだけ正体がバレて、そして恋に落ちるわけよ。ふみか お、いいね。どんな人?優子 相手はキラキラした王子様系じゃなくて、隠れた魅力がある人、それか、実は正体を隠している、とかね。そこで、ラストは王道の韓流ドラマみたいな、キュンキュンするようなハッピーエンドね。ふみか 分かりました。やります! あのう、実は『梨泰院クラス』でセロイを演じたパク・ソジュンにハマって、出演作を全部見てて……。優子 いいね! 共演見てみたい!\トークに出てきたドラマをおさらい!/『セックス・アンド・ザ・シティ』1998年〜2004年放映、4人の女性の友情と人生を描いた伝説的シリーズ。Amazon Prime Videoにて『セックス・アンド・ザ・シティ』シーズン1〜6独占配信中『ゴシップガール』2007年スタート。NYのセレブなティーンのリアルライフを描いた大ヒットシリーズ。『ゴシップガール』シーズン1~6 Huluで配信中 2020年9月号掲載モデル/新木優子 馬場ふみか 撮影/花村克彦 ヘア&メイク/河嶋希(io)スタイリスト/高野麻子 イラスト/チヤキ 構成・原文/久保田梓美 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー9月6日
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現在、セレブを中心にインスタグラムを沸かせているのが「#20...8月12日
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麗しいルックスの男女が繰り広げるドラマティックなラブストーリーも観ていて楽しいけれど、実際の恋は不安になったり、執着したり、振り回されたり……楽しいだけじゃないゴタゴタもつきものです。もう子供じゃない、恋愛の酸いも甘いも経験してきた大人なモア読者は、ちょっぴりビターでリアルな恋愛ドラマを楽しんで。アン・ハサウェイらキャストも豪華! 『モダン・ラブ〜今日もNYの街角で〜』 映画『ONCE ダブリンの街角で』や『はじまりのうた』などで知られるジョン・カーニー監督が、ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラムに投稿されたエッセーを基に、8つの愛の物語を描いたオムニバスドラマ。恋人同士の物語だけでなく、親子や熟年夫婦、職場の同僚やゲイカップルとホームレスの女性など、さまざまな関係にある人々が築く多種多様な愛が描かれ、必ず温かな気持ちになれるのが魅力。アン・ハサウェイやデヴ・パテル、ティナ・フェイやアンディ・ガルシアなど、映画の主演級キャストが勢ぞろいしているのも豪華です。マンハッタンだけでなく、ブルックリンの街並みも堪能できるのでNY好きは必見! 1話30分なので、週末に一気見するのに最適です。▶▶Amazon Prime Videoにて独占配信中結婚生活のリアルにドキリ。『ディボース』© 2016 Home Box Office,Inc. All Rights Reserved.『セックス・アンド・ザ・シティ』でおなじみのサラ・ジェシカ・パーカー主演。離婚を決断した中年夫婦のドタバタ劇で、現在シーズン2まで放送されています。そもそも、“離婚”だけでドラマが続くのか?と思いがちですが、次から次へと勃発する事件の数々がいちいちおもしろい。言い換えれば、ただの恋愛が美しい時期を切り取った切り花だとしたら、結婚は鉢植えの花。財産分与や子供たちの養育権、親との問題など、長い年月の中で奥深く張った関係性の根を引っこ抜いて清算するのは至難の業です。しかもいちばん厄介なのが、お互いへのほのかな未練。意地を張り合いながら大人げないバトルを繰り広げる、中年夫婦の滑稽な姿にクスッと笑いながらも、愛憎渦巻く結婚生活のリアルを覗き見してみて。▶▶『ディボース』Amazon Prime Videoで配信中賞を総ナメ!主人公の衣裳も話題の人気作『Fleabag フリーバッグ』主演のフィービー・ウォーラー=ブリッジが原案と脚本も務め、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞も受賞した傑作ダークコメディです。フリーバッグは、ロンドンに住む30代前半の独身女性。見た目は誰もがうらやむ美人なのに、実は呆れるほど下品で盗難グセもあり、性に奔放で衝動のままに生きるトラブルメーカー。正直、彼女に共感するのは難しいし、このドラマが好きと言うのもためらわれるほど露骨で過激なシーンも多いけれど、あまりのダメ女ぶりが愛おしくなってくるから不思議。いちいちカメラ目線で視聴者に話しかけてくる演出も、秘密の悪友ができたみたいでなんだか楽しい。何度手痛い失敗を繰り返してもたくましく愛を求め続ける彼女の生き様に、きっとハマってしまうはず。▶▶『Fleabag フリーバッグ』Amazon Prime Videoにて独占配信中まつやまこずえ●映画誌『ROADSHOW』の編集を経て、フリーライターに。現在は映画や演劇に関する記事を中心に、スポーツや美容、ライフスタイルに関する記事まで幅広く執筆。取材・文/松山 梢7月7日
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