キレイになる活
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おしりの硬さも、前屈がしにくくなる要因"アラフォーになって、体が硬くなってきた"と感じている人、多いのでは? 体が硬いと、こりや疲れ、むくみなども生じやすいから要注意。"柔軟王子"として話題の村山巧さんが指導する"筋膜ストレッチ"なら、効率よく体が柔らかくなるから、早速トライ!☆私が教えます!☆目ざすのはこのポーズ!②体を前に倒して床に手をつける前屈足をそろえ、膝を曲げず上体を倒し、手を床につける。指がつかない人はつけることを、指がつく人は手のひらをつけるのを目標に。歩く機会が減りむくみがちな脚の血流も、促進。STEP 2前屈×筋膜アプローチ 2おしりほぐし<おしりの硬さも、前屈がしにくくなる要因。多くの筋肉が集まる部位なので、ほぐすと多くの筋肉を一気に緩めることができる。>・両方おしり1分づつ1.左のおしりにローラーを当てて座り、左足は伸ばし、右膝を曲げる。2.体を前後に動かしローラーを転がす。腰上までほぐして。片側1分。左右とも行う。STEP 3前屈×筋膜アプローチ 3背中ほぐし<背中が硬くなっていると体が曲げにくくなり、前屈がしにくくなる。この方法でほぐすと、前屈がよりやりやすくなる。>・1分1.あおむけに寝転がり、ローラーを背中に当てる。腕は伸ばす。2.両膝を立てる。3.両膝を右側の床へ倒す。次に左側に倒す。これを1分。【Marisol 12月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/国本 綾 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい1月19日
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歩く機会が減りむくみがちな脚の血流も、促進!"アラフォーになって、体が硬くなってきた"と感じている人、多いのでは? 体が硬いと、こりや疲れ、むくみなども生じやすいから要注意。"柔軟王子"として話題の村山巧さんが指導する"筋膜ストレッチ"なら、効率よく体が柔らかくなるから、早速トライ!☆私が教えます!☆目ざすのはこのポーズ!②体を前に倒して床に手をつける前屈足をそろえ、膝を曲げず上体を倒し、手を床につける。指がつかない人はつけることを、指がつく人は手のひらをつけるのを目標に。歩く機会が減りむくみがちな脚の血流も、促進。STEP 1背中握手×筋膜アプローチ1ふくらはぎほぐし<長時間座っていたりすると、ふくらはぎは硬くなりやすく、これが前屈がしにくくなる要因に。この方法でよくほぐして。1.両足を伸ばして座り、ローラーを左のふくらはぎに当てる。2.左足を内側に向ける。3.次に外側に向ける。2、3を1分行う。4.余裕があれば、左のすねに右足を置き、2、3と同じように左足を内側、外側に動かす。5.さらに余裕があれば両手で体を支え体を浮かせ、4の動きをしても◎。右足も同様の動きを。☆行う前と後で、左右の足の長さを比べてみてふくらはぎほぐしを行う前に、床に両足を伸ばして座り、左右の足の長さをチェックしてみて。どちらかが短ければ、その側の足の裏側が硬くなっているということ。その側をほぐすと左右差がなくなる。今回のモデルの国本さんは、左右差はなかったが、左側だけを行った後、下の写真のように左が右より長く! 左がほぐれた証拠。ふくらはぎが硬くなっていると、血液やリンパの流れが悪くなり、むくみや冷えの原因にもなります。このふくらはぎほぐしをすれば、その改善にもつながります。【Marisol 12月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/国本 綾 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい1月12日
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こりがひどい、疲れやすい、むくみがち…。そんな人こそ始めどき!"アラフォーになって、体が硬くなってきた"と感じている人、多いのでは? 体が硬いと、こりや疲れ、むくみなども生じやすいから要注意。"柔軟王子"として話題の村山巧さんが指導する"筋膜ストレッチ"なら、効率よく体が柔らかくなるから、早速トライ!☆私が教えます!☆目ざすのはこのポーズ!①背中側で左右の手をつなぐ背中握手片側の手を上、反対側の手を下にして背中側で手をつなぐ。どちらの手を上にしてもしっかりつなげることが目標。在宅勤務で同じ姿勢を続け、こり固まりがちな肩まわりも楽に。STEP 2背中握手×脳科学アプローチ1肩ほぐし猫背で肩が内側に巻き込んだ状態で硬くなっていると、背中側に手を回しにくくなるので、このストレッチで緩めて。(両腕1分ずつ)1.両肘を上げ、頭の後ろで、左手で右肘をつかむ。2.左手で右肘を引き寄せ、右肘は引き寄せられないように抵抗。これを5秒。3.右肩の力を抜き、左手で右肘を引き寄せる。これを2秒。2、3を3回。<2の動きの時、右肩を押し下げるように抵抗するのがポイント。こうすることで二の腕だけでなく、肩のストレッチにもなり、背中側で手がつなぎやすくなります(村山さん)。>【Marisol 12月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/国本 綾 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい1月5日
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こりがひどい、疲れやすい、むくみがち…。そんな人こそ始めどき!"アラフォーになって、体が硬くなってきた"と感じている人、多いのでは? 体が硬いと、こりや疲れ、むくみなども生じやすいから要注意。"柔軟王子"として話題の村山巧さんが指導する"筋膜ストレッチ"なら、効率よく体が柔らかくなるから、早速トライ!☆私が教えます!☆目ざすのはこのポーズ!①背中側で左右の手をつなぐ背中握手片側の手を上、反対側の手を下にして背中側で手をつなぐ。どちらの手を上にしてもしっかりつなげることが目標。在宅勤務で同じ姿勢を続け、こり固まりがちな肩まわりも楽に。STEP 2背中握手×筋膜アプローチ2肩ほぐし猫背で肩が内側に巻き込んだ状態で硬くなっていると、背中側に手を回しにくくなるので、このストレッチで緩めて。(両腕1分ずつ)1.右手で左肩をギュッと強くつかむ。2.そのまま左腕を前後に1分動かす。左右とも行う。STEP 3背中握手×筋膜アプローチ3胸、脇ほぐし背中を丸めた姿勢が続くと胸の大胸筋や、脇の下の大円筋が硬くなり、背中握手がしにくくなるので、しっかりほぐすこと。(両腕1分ずつ)1.右手で左脇の前側をギュッと強くつかむ。2.そのまま左腕を後ろに1分回す。左右とも行う。3.右手で左脇の後ろ側をギュッと強くつかむ。4.そのまま左腕を後ろに1分回す。左右とも行う。【Marisol 12月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/国本 綾 イラストレーション/佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい12月29日
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絶好の美容時間になるバスタイム。丸ごと全身滑らか肌になるべくシャワーヘッドを新調しました!2020年もあと1週間を切り、今年はズボラ美容だった私も、おうち美容にいそしんでました。バスタイムは絶好の美容時間なので、気になっていたRefaのfine bubbleをお買い上げ。美女組のhirokoさんはfine bulle Sを、同期メンバーであるウマキちゃんは同じものを購入されています!期待UP!!! 毛穴汚れを吸着し、浴びるだけで美しい!「浴びるだけ」って最高じゃないですか?!浴槽に入れると発生した2種類のバブルで乳白色、シルキーバス変化。実際に変化するところも見れました!シルキーという名前だけあって、肌に当たる水がとてもなめらか!髪の毛も指通りがいいように思います。すっきり洗浄、温浴効果、潤い浸透と美容面だけでなく、節水効果も絶大!最大で約40%も節水してくれるとは、嬉しいですね。これはなかなか良いお買い物でした♡↑私もやってみた実験!かなり落ちてくれましたよ!!!Instagramもマイペースに更新しています!ぜひ遊びに来てください^^12月25日
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柔軟王子が指南! こりがひどい、疲れやすい、むくみがち…。そんな人こそ始めどき!"アラフォーになって、体が硬くなってきた"と感じている人、多いのでは? 体が硬いと、こりや疲れ、むくみなども生じやすいから要注意。"柔軟王子"として話題の村山巧さんが指導する"筋膜ストレッチ"なら、効率よく体が柔らかくなるから、早速トライ!☆私が教えます!体が硬い人でもストレッチの継続で、必ず柔軟に!下の写真のような“Ⅰ字バランス”もラクにこなすのが、“柔軟王子”こと、柔軟美トレーナーの村山巧さん。 「実は、私も昔は体が硬く、前屈をしても床に指がつきませんでした。ただ、10年ほど前に趣味でアイススケートを始めたのを機に、自分の体の硬さに気づいてストレッチを始めたら、徐々に体が柔らかくなっていくことに喜びを感じ、スケートよりストレッチのほうにのめり込んでしまったのです」 そしてヨガや解剖学などを勉強し、体の柔軟性を追求するうちに、現在のように驚異的に柔軟な体になったとか。 「大人からでも、体は柔らかくなるので、あきらめないでください! 」と、巧さん。体が柔らかくなると、さまざまなメリットが。 「ストレッチで体を柔軟にすると、関節の可動域が広がるので日常生活でのパフォーマンスが上がるうえ、姿勢がよくなって見た目も美しくなります。また、血流がよくなって代謝が上がり、こりや疲れ、むくみ、冷えなどの改善に効果が見られます」 そんな巧さんが提唱する“筋膜ストレッチ”なら効率よく柔軟性が向上。「私が指導するストレッチは2つの科学的手法を取り入れています。ひとつが筋膜アプローチ。筋膜は全身の筋肉を覆う薄い膜ですが、同じ姿勢を続けるなどの原因で筋膜はゆがみ、放置すると固まってしまい、筋肉や関節の動きが悪くなります。これを正常に戻して筋肉や関節を正しく動けるようにするのが筋膜アプローチで、これを行うだけでも体はかなり柔軟に。そしてもうひとつが脳科学アプローチ。“私は体が硬い”と思い込んでいると、体は無意識のうちにブレーキをかけてしまいます。そこで筋肉を一度強く収縮させて、その後に脱力することで筋肉や関節が本来もつ可動域を覚醒させます。これは脳の無意識な反射を利用した方法。この2つのアプローチにより、最速で柔軟性を高められるのです」筋膜アプローチは、固まっている筋膜をゆるめ、筋肉や関節を正しく動けるようにする方法。脳科学アプローチは、脳の反射作用を利用し、筋肉や関節が本来もつ可動域を覚醒させる方法。この2つの組み合わせで効果的に体が柔軟に!☆目ざすのはこのポーズ!①背中側で左右の手をつなぐ背中握手片側の手を上、反対側の手を下にして背中側で手をつなぐ。どちらの手を上にしてもしっかりつなげることが目標。在宅勤務で同じ姿勢を続け、こり固まりがちな肩まわりも楽に。STEP 1背中握手×筋膜アプローチ脇~脇下ほぐし腕が上がりにくくて背中握手ができない人は、脇の下の筋膜が硬いことが原因。この筋膜アプローチで硬さを解消して。・準備するもの市販のフォームローラー。円柱型のストレッチ&トレーニンググッズは、凸凹があるので効果的に筋膜を緩められる。1,500円前後から購入可能。家にない場合は、バスタオル2枚を円柱型にきつめに丸めて使ってもOK。1.横に寝転がり、右腕を伸ばし、フォームローラーを右脇の下に当てる。左膝は曲げて床につけ、左手も床につける。☆ローラーを置く位置ローラーは、体の前側に飛び出さないくらいに端に当てる。右の脇をほぐす時は、ローラーの左端に右脇を当て、左脇をほぐす時は、ローラーの右端に左脇を当てる。右の写真のように体の前側にローラーが飛び出しているのはNG。2.左手を床にバランスをとりながら、体を後ろへ。おへそが天井を向くくらい倒した後、1の姿勢に戻る。1、2を1分。3.余裕がある人は、1の状態で右腕を床から浮かせてみて。4.右腕を床から浮かせたまま、1、2の動きを繰り返す。5.さらに余裕がある人は、右腕を浮かせたままくるくると回しながら1、2の動きを。終わったら左側も行う。ストレッチをした腕が伸びているのを実感!下は、右の脇のストレッチを行う前と後の写真。行う前は、腕をまっすぐ上に伸ばした時、右腕のほうが短かったが、右脇をほぐした後は、右腕が伸び、左腕と長さがそろった状態に。【Marisol 12月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/国本 綾 イラストレーション/佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい12月22日
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【プチ不調改善ヨガ講座】アラフォーになると、今までと違う体の変化が起きたり、婦人科系の不調やメンタルの不調が起きやすく、悩みが増えるもの。そんな読者のお悩みに高尾先生が回答。似た悩みをもつ人は参考にして、心を少しでも軽くして☆私が教えます!A.「閉経の年齢は平均50.5歳ですが、個人差があり、40代で閉経する人も。だんだん生理周期が短くなってくるのは、加齢によって排卵後に分泌が高まるプロゲステロンという女性ホルモンの分泌量が減り、分泌期間が短くなるのが原因。加齢に伴って誰にでも起こることなので気にする必要はありません。ただ、そのまま40代で閉経してしまうかというとそうでもなく、その状態が長く続くことも多いです」A.自分がしようと思っていない時に尿が漏れるのが尿漏れ。現代社会は昔に比べて体を動かす機会が激減したため、骨盤底筋が衰えやすく、出産経験がなくても尿漏れしやすい人が増えています。改善するには右ページで紹介したヨガなどで鍛えることです。尿漏れするので運動をしたくないという人もいますが、それでは衰えていくばかり。尿漏れパッドをした上で骨盤底筋を鍛えるのがおすすめ」→ヨガで骨盤底筋を鍛える!A.「在宅勤務だと、時間の使い方を自分でうまくコントロールしないと、ともすれば休まずに働き続けてしまうこともあり、今までより疲れるようになったという人も多いようです。仕事の合間には、必ずひと休みしてリフレッシュする時間を作りましょう。体を動かさずにいると気持ちが沈みがちですが、ヨガなどを取り入れて体を動かすと、気分転換にもなり、夜もよく眠れるようになって元気も出るのでおすすめです」→不眠にきくヨガA.「コロナ禍の影響で、検診を受け控えしてしまう人も多いようですが、婦人科検診は1 年に1 回は受けるのが望ましいです。乳がんや子宮頸がんなど、発見が遅れると命にかかわる病気もあるので、定期的に検診を受けて早期発見・早期治療につなげることが大切。また、検診の結果によって、例えば、半年に1回は受診するようになどと、医師からなんらかの指示があった場合は必ずそれに従って検診を受けるようにしましょう」A.「PMSは、ホルモン変動によって起きる症状で、正しくサイクルがめぐっているサインなので、まずはそれを認識しましょう。ピルや漢方薬などで緩和できることも多いので婦人科で相談を。また、PMSに悩む人の中に睡眠不足の人も多いので、自分の生活を見直すことも大事。それとともに、自分ひとりで悩まずに、家族やパートナーにもPMSのことを理解してもらい、家事を分担するなど協力してもらいましょう」→生理痛にきくヨガA.「加齢とともにエストロゲンが減っていくと、腟の伸びが悪くなっていきます。それに加えてセックスレスだと腟が萎縮しやすくなるので、たまにセックスをした時に性交痛が生じやすくなります。またセックスレスが続くと、卵巣がもう生殖の役目は終わったものと認識し、閉経が早まる場合もありますが、基本的にパートナーと話し合ったうえで、いろいろな選択肢があってよいと思います。」A.「母親が更年期症状がひどかったからといって、子供もそうなるわけではありません。更年期症状が出やすいのは、生真面目な人や、自己犠牲型の人、なんらかの喪失体験をした人などで、性格や環境によるところが大きいです。症状が出た場合も、ホルモン補充療法や漢方治療など、現在はさまざまなよい治療法があるので、過度に恐れる必要はありません」【Marisol 11月号2020年掲載】取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい12月16日
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アラフォーになると、ぽっこり下腹や、尿漏れの悩みも急増。これは骨盤底筋が衰え始めたサイン。こんな悩みにもヨガが効果を発揮!新型コロナウイルスの影響によって、生活スタイルががらりと変わった今年。肩こりや疲れ目、腰痛と、体の不調が増えた人も多いのでは。そんな悩みに効くのが産婦人科医の高尾美穂先生が教える不調改善ヨガ。つらい悩みを撃退して。☆私が教えます!加齢や腹圧をかけることなどで骨盤底筋は衰える下の図のように、骨盤の底にあるハンモックのような形の筋肉が骨盤底筋。 「骨盤底筋には、子宮や膀胱、直腸などの内臓を下から支える重要な役割があります。呼吸をサポートする横隔膜や、おなかの深層部を覆う腹横筋、背中の深層部にあり姿勢を安定させる多裂筋と連動して体幹を支え、おしりの大殿筋や、内ももの内転筋群とも連動しています。また、排泄をコントロールする役割もあります。この骨盤底筋は、加齢とともに緩みやすいほか、腹圧をかけすぎることでも緩むので、妊娠・出産経験がある人は特に緩みやすくなります。また、便秘でいきむことが多かったり、くしゃみや咳をすることが多くても緩みがちに。緩むと、尿漏れや、骨盤臓器脱、便秘、姿勢のくずれ、ぽっこりおなかなど、さまざまなトラブルが生じるので要注意」 この骨盤底筋を鍛えるにも、ヨガが効果的。 「下の2つは骨盤底筋をダイレクトに鍛えることができるポーズ。まだ骨盤底筋の緩みを感じていない人も今のうちからやっておくと、将来の尿漏れ予防になりますよ」LESSON 6:フロッグライズ腹筋群、臀筋群、内転筋群がすべて緩み、骨盤底筋を直接刺激しやすいのがこのポーズ。衰えやすい骨盤底筋を強力に鍛えることができる。肩幅より広めに足を開いて立ち、足の親指を手の人さし指と中指で握る。息を吐きながら膝を伸ばし、骨盤を前傾させる。この時会陰のあたりを内側に引き込むようにして9 秒キープ。<<できない人は>>足の親指を手の人さし指と中指で握ったまま膝を伸ばせない人は、膝に手を置いてもOK。LESSON 7:ワイドスクワット足幅を大きくとって行うスクワット。膝を曲げる時に、おしりの穴にキュッと力を入れるのがポイント。本来鍛えるのがむずかしい骨盤底筋だけに直接アプローチできる。肩幅よりも広く両足を開いて立つ。息を吐きながら骨盤底筋を引き上げるイメージで呼吸を繰り返す。息を吐きながら、会陰のあたりを体の内側に引き込むようにして、膝を曲げて腰を落とす。さらに深く膝を曲げ、床と太ももが平行になるまで腰を深く沈める。そのまま9 秒キープ。【Marisol 11月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/相澤とみえ 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい12月9日
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骨盤が前傾したり後傾したりすると、上体の重みが腰に集中し、腰痛の原因に新型コロナウイルスの影響によって、生活スタイルががらりと変わった今年。肩こりや疲れ目、腰痛と、体の不調が増えた人も多いのでは。そんな悩みに効くのが産婦人科医の高尾美穂先生が教える不調改善ヨガ。つらい悩みを撃退して。☆私が教えます!LESSON 4:生理痛脚を前後に大きく開くこのポーズは、そけい部を走る腸腰筋に血流が集まって骨盤腔のうっ血が解消し、骨盤まわりの重だるさや冷えからくる生理痛が緩和。「気をつけ」の姿勢で立つ。右脚を大きく一歩踏み出して膝を曲げ、右脚に体重をかける。両手を上げて上体を起こし、9 秒キープ。左右の脚を入れ替えて同様に。LESSON 5:不眠眠気は手足から熱が放出されて深部体温が下がると訪れる。このポーズは手で足指を握って温めることで深部体温が下がりやすくなり、寝つきがよくなる。手足を心地よく伸ばし、あおむけになる。左右の膝を開いて足をおなかのほうに引き寄せて、手指と足指を交互に組んで握る。手を足の甲にかぶせるようにして足指の間に手指をかませて。<<できない人は>>足指と手指が組めない人は、写真のように、手で足を上から握るだけでOK。【Marisol 11月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/相澤とみえ 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい12月2日
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身体の内側からも美活!そして、免疫力UPに。今年もeriri先生のキムチ作り教室へ!美女組同期であるeririさんのキムチ作り教室へウマキちゃんと今年も行ってきました!感染症対策もしっかり講じられ、私たちもモクモクと作業。今年は白菜と蛸、蓮根のキムチを作りました。発酵したキムチにはカプサイシンで代謝UP腸内環境改善ビタミン類が豊富に含まれていると、美容だけでなく健康にも効果テキメン!白菜キムチは浅漬けから発酵するまで味の変化も楽しめる!発酵食品には免疫力UPの効果もあり、これから寒くなるので嬉しい効果ですよね!eriri先生のお人柄、ファッションも素敵ですが、ライフスタイルそのものが丁寧で麗しい★eriri先生、ウマキちゃん、楽しい時間をありがとうございました!11月30日
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骨盤が前傾したり後傾したりすると、上体の重みが腰に集中し、腰痛の原因に新型コロナウイルスの影響によって、生活スタイルががらりと変わった今年。肩こりや疲れ目、腰痛と、体の不調が増えた人も多いのでは。そんな悩みに効くのが産婦人科医の高尾美穂先生が教える不調改善ヨガ。つらい悩みを撃退して。☆私が教えます!LESSON 3:腰痛このポーズで骨盤の位置を整えつつ、おなかの腹横筋を鍛えて腰痛予防を。よつんばいになる。この時、手は肩の下に、膝は腰の下にくるようにすること。息を吐きながら、背中を反らせていく。この時、骨盤は前傾し、おなかの深部の腹横筋は緩んでいる状態。息を吐きながら、さらに背骨を反らせる。息を吸いながら、1の姿勢に戻る。1の姿勢から、息を吐きながら背中を丸めていく。この時、骨盤は後傾している状態。息を吐きながら、おへそを奥に引き込む。息を吸いながら、1の姿勢に戻る。この1〜7を3回行って。最後に、よつんばいのままおしりを右に回し、左に回し、1回ずつ回す。【Marisol 11月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/相澤とみえ 取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい11月25日
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【プチ不調改善ヨガ講座】新型コロナウイルスの影響によって、生活スタイルががらりと変わった今年。体の不調が増えた人も多いのでは。そんな悩みに効くのが産婦人科医の高尾美穂先生が教える不調改善ヨガ。つらい悩みを撃退して。☆私が教えます!ヨガなら運動不足による筋肉減少も不調も防げる 肩こりや疲れ目など、ちょっとした不調が出やすくなってくるアラフォー世代。さらに最近は、リモートワーク続きで生活スタイルが大きく変わり、ますます不調が出やすくなったという声も聞く。“そんな不調には、ヨガがおすすめです”と話すのが、産婦人科医の高尾美穂先生。その理由とは? 「リモートワークによって体に不調が起きやすいのは、朝起きる時間が遅くなったり、夜更かしをしたりと生活リズムが乱れ、自律神経のバランスがくずれることが大きな原因です。ですから不調を改善するために、まずなによりも大切なのは生活リズムを整えることです。できれば毎日、今までと同じような時間に寝て、朝も同じ時間に起き、食事も3食規則正しくとって生活のリズムを整えましょう。そして、これにプラスするとよいのがヨガ。30代半ばを過ぎると筋肉量がしだいに減っていきますが、リモートワークが中心になったことで筋肉を使う機会が減り、何もしないとますます筋肉が落ちていきます。ヨガならこれを防ぐことができます。特別な道具などを使わずに家で手軽にでき、運動不足で硬くなりがちな関節の可動域を広げられ、筋肉量を維持することができます。血流がよくなって自律神経のバランスも整うので、不調の予防・改善につながるのです」 さらに、ヨガを続けることでこんなメリットも。 「コロナ禍で外出する機会があまりないと、身だしなみや体型変化に無頓着になりがち。また、自分のちょっとした体調の変化にも気づきにくくなります。でも、毎日同じ時間にヨガを行って、体を伸ばしたり縮めたりしていると、“今日は腰が痛いな”とか“脚がむくんでいるな”などと、ちょっとした変化に気づきやすくなります。体の不調のほとんどは毎日の生活の中に原因が隠れているので、不調に気づけば、“昨日、猫背姿勢でパソコン作業を長く続けたな”などと原因もつきとめやすくなります。その原因を正しながら、不調の改善に効果的なヨガも行うことで、慢性化するのを防ぐことができ、早めの改善につながるのです」「リモートワークが続くと生活リズムが乱れやすくなり、それによって自律神経のバランスが乱れ、さまざまな不調が起きがちに。これを防ぐには、リモートワーク中でもなるべく規則正しい生活を心がけることが大切。体型変化に無頓着にならないよう身だしなみにも気をつけて。ヨガなどの運動を習慣にして筋肉量を落とさないようにし、不調や老化を防ぎましょう」「ヨガには、ゆっくりとした動きによって関節の可動域を広げ、筋肉の柔軟性を高めて筋肉量を維持する効果があります。また、呼吸をしながら行うことで自律神経のバランスが整って血流がよくなり、こりや痛みも改善」LESSON 1:肩こりスマホを見続けていたりすると、猫背になって肩甲骨が左右に広がったまま動きが悪くなり、肩こりの原因に。このポーズで肩甲骨の可動域を広げて。椅子の背と背中合わせに立ち、「気をつけ」の姿勢になる。体の後ろで両手を組み、左右の肩甲骨を中心に向かって寄せる。そのまま腰を沈め、椅子の背に組んだ手をのせて9 秒キープ。終わったら、左右の手の組み方を入れ替えて同様に。 LESSON 2:疲れ目疲れ目の原因は目のまわりの筋肉の疲労。ただ、目のまわりは皮膚も薄くデリケートなので、首の後ろを押してほぐすのがおすすめ。疲れが解消し、目がスッキリ。頭の後ろで両手を組み、左右の親指を首のつけ根のくぼみに当てる。頭を後ろに倒し、頭の重みを親指に伝えながら、首を押す。これを何回か繰り返す。【POINT】指の位置を変えながら、こりがある部分や、痛気持ちよく感じる部分を中心に、まんべんなく首の筋肉をほぐして。【Marisol 11月号2020年掲載】撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/相澤とみえ イラストレーション/佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所)取材・文/和田美穂▼合わせて読みたい11月18日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「特稟体質」ってこんな人! ・風邪でもないのに、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状がある・花粉症のことが多い ・常にマスクが手放せない・アトピーやじんましんが出やすく、皮膚をかくと赤みが出やすい・体型はさまざま外的刺激や環境変化に過敏に反応するアレルギー体質「外的刺激に対する防御能力が低く、環境の変化に敏感で、気候や食品、薬などさまざまなものに対して反応が過敏に出るアレルギー体質。季節の変わり目や温度変化など、環境が変わると息苦しくなったり、特定のものに触れると肌にかゆみや湿疹が出やすいのが特徴。花粉症やアトピー性皮膚炎だったり、じんましんが出たり、風邪でもないのにくしゃみや鼻水が出ることも。神経質で小さなことでも気になり、対応力が弱い傾向があります」1) 心がける生活習慣 「アレルギー検査を受けて、自分が何にアレルギーを起こすのかを知っておき、原因となるものを遠ざけましょう。風通しがよい住空間が理想的で、毎日掃除機をかけたり、布団やシーツをこまめに洗濯するなどして清潔に保ちましょう。また、体質を改善するため、適度な運動を習慣に」2)心がける食生活「「毎朝、白湯を飲む、3 食決まった時間にとる、あっさり味のものをとるなどといった方法で胃の調子を整えて。免疫を整えるハチミツをとるのもおすすめ。エビやカニ、そばなどアレルギーを起こしやすい食品は避けて」気の巡りをよくする食材はコレ!ハチミツ、梅、シソ、きのこ類など3)養生のツボみぞおちとおへそを結んだ線のちょうど真ん中にあるツボ。こちらも胃の調子を整える効果が。ここを強めに20回以上押す。胃の調子を整える足三里は、免疫調整につながるので特稟体質にも◎。膝下の向こうずねの外側のくぼみにある。ここを強めに20回以上押す。【Marisol 10月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃11月11日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「気郁体質」ってこんな人! ・髪の毛にツヤがない ・眉間にシワができやすく、乾燥肌 ・よくため息をついてしまう・しゃっくりやゲップが出やすく、のどに何かつまった感覚がある ・時々、脇の下や乳房が張って痛むことも気が滞っているので精神的に不安定で、イライラ、うつうつしがち「気が滞っている体質で、イライラ、うつうつとして常に気分が優れず、いつもあちこちに体の不調を感じています。胸やのどのつかえ感や、乳房の張り、おなかの張り、しゃっくりやゲップがよく出るなどといった症状が出やすい傾向があります。自分以外の物事に対して疑り深く、緊張しやすくあがり症な面も。精神的なショックに弱く、小さなことでもくよくよと思い悩みがち。ひどくなると不眠症やうつ状態などになるケースもあります」1) 心がける生活習慣 「イライラ、うつうつしやすいので、ストレスになるような人や物事からはなるべく距離を置くようにしましょう。気分が暗くなるような情報は避け、自分が楽しいと思えることを見つけて、よく笑うように心がけて。悩みがあったらまわりの人に話すようにし、ため込まないようにしましょう」2)心がける食生活「パクチーやセロリなど気のめぐりをよくする食品を意識してとりましょう。また、あさりやしじみなどの肝臓の機能を高める食品も、気をめぐらすので取り入れて。辛味や酸味が強いものやカフェインなどの刺激物は控えめに」気の巡りをよくする食材はコレ!パクチー、セロリ、しょうが、春菊、しそ、三つ葉、みょうが、玉ねぎ、えんどう豆、らっきょう、バジル、みかん、ゆず、レモン、オレンジ、キンカン、そば、あさり、しじみなど3)養生のツボ膝の外側のやや下の、ボコッと飛び出した骨から指1本分下。筋肉の緊張を緩めたり、ストレスを緩和する効果が。ここを強めに20回以上押す。左右の乳頭の真下の、肋骨がなくなる部分にあるツボ。ストレスを緩和したり、肝機能を整える効果が。ここを強めに20回以上押す。【Marisol 10月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃11月11日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「瘀血体質」ってこんな人! ・毛髪が抜けやすい・顔色のトーンが暗めで乾燥肌。唇の色も悪く紫っぽい ・黄褐色のシミやそばかすが目立ち、クマが出やすい・やせ型が多い ・青あざができやすい ・月経時にドロッとした血の塊が出る。生理痛が重い傾向も血のめぐりが悪く、肩こりや頭痛、くすみやシミ、生理痛などが起きがち「血液が滞っている体質。血のめぐりが悪いので、肩こりや頭痛、腰痛、関節痛、動悸、不整脈などが起きたり、肌にはくすみや、シミ、そばかす、青あざなどの色素沈着や、目の下のクマが目立ちやすいのが特徴。乾燥肌で、唇の色が悪く、紫色になっていることも。生理不順や生理痛などの婦人科系の不調も起きやすく、生理時にドロッとした血の塊が出ることもあります。やせ型が多く、性格は面倒くさがりやで、あせりやすい傾向があります」1) 心がける生活習慣 「血液が滞っている体質。血のめぐりが悪いので、肩こりや頭痛、腰痛、関節痛、動悸、不整脈などが起きたり、肌にはくすみや、シミ、そばかす、青あざなどの色素沈着や、目の下のクマが目立ちやすいのが特徴。乾燥肌で、唇の色が悪く、紫色になっていることも。生理不順や生理痛などの婦人科系の不調も起きやすく、生理時にドロッとした血の塊が出ることもあります。やせ型が多く、性格は面倒くさがりやで、あせりやすい傾向があります」2)心がける食生活「ウナギやアーモンド、かぼちゃなど血流をよくするビタミンEが多い食品や、同じく血流をよくするクエン酸を含む梅干しやお酢などをこまめにとりましょう。しょうがやにんにくなど血めぐりをよくする食品もおすすめ」水の代謝をよくする食材はコレ!しょうが、青梗菜、なす、れんこん、玉ねぎ、長ねぎ、にんにく、きくらげ、シナモン、酢、おから、ピーナッツ、よもぎ、ウコンなど3)養生のツボ血めぐりをよくするツボ。生理痛や生理不順の改善効果も。膝のお皿の内側の縁から指3 本分ほど上がったところ。ここを強めに20回以上押す。手の親指と人さし指の骨が交わる部分にあるツボ。肩こりや頭痛、不眠、ストレスなどに効果的。ここを強めに20回以上押す。【Marisol 10月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃11月4日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「湿熱体質」ってこんな人! ・顔や鼻が脂っぽく、ニキビや吹き出ものが出やすい ・肌色は黄みがかっているか、青白い・口の中に苦味を感じ、口臭も気になる・やや太りぎみか、もしくはやせ型の体型 ・オリモノが黄色く、便が粘っこい体内に余分な水分や熱がこもり常に重だるさや熱っぽさが「本来なら排出されるべき余分な水分や熱が体内にこもる体質。常に体に重だるさや熱っぽさがあって、暑がりで汗っかきなので、暑さや湿気の多い環境が苦手です。体型はやや太りぎみ、もしくはやせ型。脂性肌でニキビや吹き出ものに悩まされがちなのも特徴。食欲が旺盛で、特に甘いものや油っこいもの、味の濃いものが大好物。社交的で明るく、誰とでも仲よくなれる性格ですが、無理をしがちでイライラしやすく、短気な面が出ることもあります」1) 心がける生活習慣 「ある程度ハードな運動を習慣にして、体内の余分な水分と熱を発散させましょう。この体質の人は無理をしがちで睡眠不足になりやすいので、夜は早めに寝て睡眠時間を十分に確保すること。ニキビや吹き出ものの改善にもつながります。また、ストレスの発散を心がけイライラを防ぎましょう」2)心がける食生活「熱いものや辛いもの、体を温めるもの、味の濃いもの、アルコールは体に湿熱をためるので控えましょう。きゅうりやごぼう、昆布など体内の余分な水分と熱を追い出し、体を冷ます食材を意識してとるのがおすすめ」湿熱を取り除く食材はコレ!きゅうり、ごぼう、にんじん、セロリ、なす、大根、白菜、もやし、昆布、緑豆、 黒豆、小豆、豆腐、ハトムギなど3)養生のツボ体の熱を下げ、イライラの予防に効果的なツボ。足の親指と人さし指の骨の間のくぼみにある。ここを強めに20回以上押す。体の湿熱を取り除く効果もあるツボ。すねの少し外側で、膝と足首のちょうど中間あたり。ここを強めに20回以上押す。【Marisol 10月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃11月4日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「痰湿体質」ってこんな人! ・時々めまいや吐き気に悩まされる ・丸顔が多い・おでこが脂っぽく、上まぶたがむくんでいて、涙袋が出やすい・胸に何かがつかえている感覚がある ・肥満体型で特におなかがふっくら柔らかい 体に不要な水がたまっていて常に重だるく、むくみやすい「体の中に不要な水がたまっていて、排出する力も弱い体質。口の中がねばついたり、痰がからんだり、むくみやすい傾向があります。胸に何かつかえているような感覚がある場合も。ふっくらとした体型で、特におなかに脂肪が多くて柔らかく、ややメタボぎみ。体が常に重だるくてスッキリせず、梅雨などの湿気の多い時期が苦手。こってりしたものや甘いものを好み、つい食べすぎになりがち。性格は優しく穏やかで、忍耐力のあるおっとり気質です」1) 心がける生活習慣 「ウォーキングなどの適度な運動を習慣にして、体内の余分な水分の排出を促しましょう。脚に筋肉がつくとむくみ改善にも効果的。お風呂につかって汗をかくのもよいですが、湿度に弱いので長風呂はNG。よく眠る体質で、眠りすぎになりがちですが、 1 日 8 時間以上は寝ないようにしましょう」2)心がける食生活「糖質の多いものをとると体内の水の滞りが増すので控えめに。油っこいものや、暴飲暴食、お酒の飲みすぎも避けること。痰湿体質の改善によい昆布のほか、体内の水分代謝をよくする食材を積極的にとりましょう」水の代謝をよくする食材はコレ!昆布、わかめ、たけのこ、ごぼう、レタス、白菜、大根、玄米、とうもろこし、大豆、小豆、枝豆、黒豆、ハトムギ、はまぐりなど3)養生のツボ体内の余分な水分を排出するツボ。むくみ改善にも効果的。すねの少し外側で、膝と足首のちょうど中間あたり。ここを強めに20回以上押す。体内の余分な湿気を取るツボ。内くるぶしを、骨のきわに沿って上がっていき、指が止まる部分。ここを強めに20回以上押す。【Marisol 10月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃10月28日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「陰虚体質」ってこんな人! ・目や鼻の中がいつも乾く・乾燥肌でシミになりやすく、頰の赤みが気になる。唇も乾きがち ・便が硬く、乾いている ・手のひらや足の裏が熱っぽい体の水分が不足しているため、手足がほてり、全身が乾燥ぎみ「体内の水分が不足しているのが陰虚体質。常に熱を放出しているので顔や手足がほてりがちで、夏の暑さに弱いのが特徴。全身が乾燥していて、肌にかゆみが出やすく、のども渇いているので、冷たい飲み物を好んで飲みます。目や鼻の中も乾いているうえ、便にも水分が不足し、硬く乾いているので便秘ぎみです。体型はやせ型が多く、性格は外交的でよく動き、活発ですが、体に熱がこもるのでイライラしやすく、せっかちな一面もあります」1) 心がける生活習慣 「暑さに弱いので、暑さ対策をしっかりするようにし、激しい運動など暑さが増すようなことは避けましょう。また、水分を体にとどめにくいので、サウナなどで大量に汗をかくのはNG。湿度が下がる秋冬はさらに肌が乾燥してかゆみが出やすいので、しっかりと保湿をして防ぎましょう」2)心がける食生活「のどが渇くからと水を一気に飲むと腎が弱るので、ちょこちょこと飲むようにし、梨などうるおいのある食品から水分補給を。鴨肉など体の熱を冷ます食品をとるのも◎。唐辛子やしょうがなど体を温める食品は控えめに」体熱を冷ます食材はコレ!鴨肉、豚肉、アワビ、はまぐり、きゅうり、トマト、セロリ、バナナ、メロン、マンゴー、白きくらげ、豆腐など3)養生のツボ陰虚で体内の水分が不足している状態の改善によいツボが太谿。アキレス腱と内くるぶしの間のくぼみにある。ここを強めに20回以上押す。ほてりやのぼせに効果的なツボが照海。内くるぶしの真下の押すと少し痛みを感じるくぼみ。ここを強めに20回以上押す。【Marisol 10月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃10月28日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「陽虚体質」ってこんな人! ・抜け毛が多い・色白で血色の悪い肌をもち、頰のたるみや目じりのシワが気になる・季節を問わず厚着傾向の寒がりで、手足が特に1年中冷たく、汗もほとんどかかない・おなかをこわしやすく、下痢しやすい・体型はさまざまだが、下半身がぽっちゃり型のことが多いエネルギー不足で寒さに弱い、慢性的な冷え性タイプ「体温を保持するエネルギー(陽気)が不足しているため、夏でも手足が冷えているのが特徴。気温が下がる秋冬に体調をくずしやすく、特に冬の寒さには弱い傾向があります。胃腸が冷えているので、おなかをこわして下痢をしやすい一方で、腸の動きが悪く、便秘をする人もいます。代謝が悪いので下半身がむくみやすいのも特徴。エネルギー不足は性格にも反映され、内向的でもの静か、クールな印象の人が多く、何事にも消極的な人が多いです」1) 心がける生活習慣 「とにかく体を冷やさないよう、服装に気を配り、寒い時期の外出時にはしっかりと防寒を。血流をよくして代謝を上げるために、適度な運動を取り入れて筋肉をつけましょう。下半身のむくみ改善にもつながります。また、シャワーですませず湯船につかる習慣をつけて、体を温めましょう」2)心がける食生活「胃腸が冷えやすいので、冷たいものや生もの、カフェインを含むもの、水の飲みすぎは避け、陽気を補う作用のあるラム肉や、玉ねぎ、にんにく、ニラなどのほか、体を温める辛いものなどを積極的にとりましょう」陽気を補う食材はコレ!ラム肉、牛肉、鶏肉、エビ、くるみ、しょうが、こしょう、にんにく、ニラ、シナモンなど3)養生のツボおへそにあるツボが神闕。おなかを芯から温め、冷えによる腹痛や下痢の改善にも効果的。ここを強めに20回以上押す。お灸をするのもおすすめ。陽気を高めるのに効果的なツボが命門。冷え、下痢、便秘、むくみなどの改善効果が。場所はおへその真裏。お灸をするか、強めに20回以上押す。※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/【Marisol 4月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃10月21日
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気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類した中医学「九体質学」、それぞれの体質別の特徴や養生術を紹介。自分の体質に合わせて取り入れて夏から秋に変わるこの時期は、体がだるくなったり、やる気が出なかったりと不調が出がち。そんな状態に効果的なのが「中医学」に基づく養生術。9つの体質別に最適な不調の改善・予防法がわかるから、さっそく自分の体質をチェック!☆私が解説します!気・血・水・陰・陽などに基づき体質を9つに分類季節の変わり目は心身に不調 が起きがちだけれど、起きやすい不調や、最適な対策は、“体質”によって違うとか。そこで、自分の体質を知るために取り入れたいのが“九体質学”。「九体質学は、中国で国に認められている理論です。中医学では、気・血・水・陰・陽などの要素がバランスよく体をめぐっている状態を“健康”とします。気は生命エネルギー、血は血液やその働き、水は血液以外の水分のことで、どれか1つでもバランスがくずれると不調が現れます。中医体質学は、これらの要素のバランスなどから体質を9つに分けて考えます。例えば気が不足している体質を、“気虚”と言い、この体質の人は栄養と睡眠をしっかりとることが第一なのですが、それを知らずに食事制限ダイエットなどをしていたら体調をくずす一方です。このように自分の体質を見極めて、最適な生活習慣や食事などを実践するのが九体質学。体質に応じた養生術を取り入れるので、不調改善効果が高く、この時期の健康維持にもまた、コロナ時代の健康管理にもぴったりなのです」<<あなたはどのタイプ? まずは自分の体質をチェック!>>以下の9つに分かれたチェックテストの項目で自分に当てはまるものをチェックしてみて。最も多くチェックがついたものが あなたの体質。☆こんな項目に当てはまるのは・・・「気虚体質」ってこんな人! ・ツヤがなく、パサパサした髪・少し黄みがかっているか、色白の肌で、シミができやすい・か弱い印象で、めまい、息切れを起こしやすい・目もとも顔も体もむくみやすく、汗っかき・胃が弱く、胃下垂の人も気が不足しているので疲れやすく、季節の変わり目に風邪をひきやすい「気が不足していて、虚弱なのが気虚体質。ふだんから疲れやすく、体の機能が低下しているため、季節の変わり目に咳が出たり、風邪をひきやすい傾向があります。秋口のこの時期も要注意。呼吸が浅く弱いので、少しの運動でも息切れしてしまいます。また、汗をかきやすかったり、体が冷えやすかったり、目もとや顔、体がむくみやすかったり、胃下垂で胃が弱いのも特徴。内向的で冒険を好まない性格で、もの静かな人が多い傾向があります」1) 心がける生活習慣 「気が不足すると体が冷えやすいので、冷え対策は万全に。また、気虚体質は汗をかきやすいのですが、汗をかくとますます気が弱ってしまうので、大汗をかくような激しい運動は避けましょう。働きすぎない、無理をしない、ストレスをためないことを心がけ、十分な睡眠を取って」2)心がける食生活「冷たいものや生ものは体を冷やすので控えめに。特に生の大根は気を消耗するので避けましょう。消化力が弱いので肉などのタンパク質に偏った食事もNG。下記のような、気を補い、胃に負担をかけない食品をとって」気を補い、胃をいたわる食材はコレ! 大豆、黒豆、納豆、豆乳、さつまいも、じゃがいも、長いも、かぼちゃ、しいたけ、栗、くるみ、鶏肉、牛肉、ラム肉、サバ、イワシ、タラ、カツオ、ウナギ、ハチミツ、なつめなど3)養生のツボ気海は全身の気が集まるツボ。押すと元気が出て、冷えやだるさの改善効果も。おへそから指幅2本分下にある。ここを強めに20回以上押す。胃の調子を整える足三里のツボは、胃が弱い気虚体質にもおすすめ。膝下の向こうずねの外側のくぼみにある。ここを強めに20回以上押す。※より正確に自分の体質をチェックしたい人は、尹先生のサロン「BHY」のHPでチェックできます。https://www.bhy.co.jp/【Marisol 4月号2020年掲載】イラストレーション/中根ゆたか 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂 構成/原 千乃10月21日