2020年代のメイクアップはこれだ!(編集I)

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Photography:Aimi Kishimoto
Photography:Aimi Kishimoto

見てください、このメイクアップ! まぶたからほほに、夜空が広がっています。シュプール3月号の「まぶたは空模様」では、イギリス在住のふつうの大学生、ナターシャ・ジョーンズをフィーチャー。常識を飛び越えた新しい発想のメイクアップを紹介しています。今回シュプールのために特別に4つのメイクアップを考案してくれました。そして使った化粧品もすべて誌面で公開しています。メイクアップは、こんなに自由になれます。もはや「どう見られたい」というためのツールを飛び越えて、カルチャーになっていっている。2020年代の新しいお化粧を、楽しもうじゃありませんか!

SPUR3月号「まぶたは空模様」を試し読み(外部サイト)

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  • 「あやしいパートナー〜Deatiny Lovers〜」「ヒーラー〜最高の恋人〜」「奇皇后」などの大ヒットで、”アジアの貴公子”の異名を持つスター、チ・チャンウクさん。そんな彼が除隊後初、1月に3年ぶりとなるファンイベントを日本で開催、熱いファンに囲まれアジアツアーのスタートを切りました。ドラマのOSTでも披露している歌唱力でも知られ、今回の公演では12曲熱唱!日本語で歌い上げた「Rainy Blue」も声にとても合っていて聴き惚れました。ミュージカルや演劇にも挑戦したいそうで楽しみです。 新参者のYoutuberになったそうで、「風を切る感じが好き」だというバイクで済州島を走る動画も上映。行き当たりばったりで旅に出かけるので、失敗もよくあるけど楽しいとお茶目な一面も見せていました。5千人で埋め尽くされた会場の3階席、2階席も練り歩き、そして急遽お見送りまで!見目麗しく演技派なだけでなく、ナチュラルボーンエンターテイナーなのだな、と、ひたすら感心させられたファンイベントでした。また、彼はCK CALVIN KLEINのグローバルモデルに抜擢、映画『膺懲(ようちょう)(原題)』、キム・ユジョンさんと「コンビニのセッピョル(原題)」の出演も決まっています。日本では、3月23日からMnetで除隊後初作品となったファン待望の「僕を溶かしてくれ(原題)」がスタート!帰ってきた貴公子の活躍は破竹の勢いです!●この作品に出演を決めた理由は何ですか? ーまず、台本がとても面白かったからです。人物との関係も興味深く、今までにはなかった新鮮な素材だと思ったので、出演を決心しました。 ●撮影にあたりどんな準備をされましたか? ー今回の作品は、素材やジャンルがとても独特だったので、そういった作品のトーンに合わせようと集中しました。冷凍人間という内容から、僕が20年後に目覚めた時にどんな感じだろうかなど、いろいろ想像しつつ準備をした記憶があります。 ●マ・ドンチャンは他人がしない事に挑戦する、チャレンジ精神の強い人物でしたが、チャンウクさんは冷凍人間プロジェクトに参加したいと思いますか? ー参加するつもりはありません(笑) 。プロジェクト自体が危険でもあり、20年後に僕一人で目を覚ますというのが、僕的にあまり楽しいことではないですね。家族もいないだろうし、周りの友達や僕の生きていた時代とは違う時代を生きていくのは難しいんじゃないかなと思って。僕は参加しません! ●共演者のみなさんやスタッフなど撮影現場の雰囲気はいかがでしたか? ー撮影現場の雰囲気は穏やかで良かったです。視聴率という成績も重要だけど、撮影中に事故なく無事に終わったらいいなとずっと思っていましたが、撮影が終わるまで良い雰囲気の中、事故なく無事に終わったので良かったと思います。そして、劇中の役柄で先輩たちにもタメ口を話すことが多かったのですが、実はそれも面白い経験でした。現実ではできないことを演じていたので、毎回撮影するたびに楽しい経験でした。そして先輩たちにも楽しく面白くしていただきました。例えばアドリブなどで盛り上がることも多かったです。笑いを堪えられなくてNGが出たこともかなりありましたね。 ●ご自身が演じていて特に印象に残っているシーンを教えて下さい。 ー撮影が終わってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、冷凍カプセルの中に入っている時のシーンが思い出されます。実はカプセルに入って目だけ閉じているのに、それで一日中ずっと閉じ込められていた覚えが強いですね。寒さもとても厳しくて。とにかくその冷凍カプセルの中にいた記憶がいろいろあります。 ●兵役中、除隊後にいちばんやりたい(食べたい)と思ったことは何ですか? ーやはりいちばん食べたかったのは母が作ってくれるご飯で、除隊後にたくさん食べました。やりたかったことは旅行ですね。本当に行きたかったです。日々忙しく働き、休む間も無く軍隊に行ってしまったので、除隊後は旅ができればと思いました。それでちょうど先日、年末にニューヨークに行ってきて、のんびり休んで帰って来ました。兵役中にやりたかったことはほとんどできたと思います。 ●日本でプライベート時間が取れたら何がしたいですか?印象に残った物はありますか? ー韓国ではプライベート時間があったらバイクに乗ったり、友達と一緒に遊んだりしますね。実は特別なことはありませんが、最近は友達にボーリングを習い始めたんです。日本では街を歩き回り、ショッピングもしますね。おいしい食べ物を探し回ったりもします。食べることがとても好きなので、来る度に美味しいものをたくさん食べます。日本は気候もいいし、街もきれいなので良いですね。特に今回はどうしても蕎麦が食べたかったですが、今日のお昼に蕎麦を食べてきましたよ! ●3月からMnet Japanで日本初放送されます。ドラマの見どころを教えてください。 ー主人公がある使命感によって冷凍人間プロジェクトに参加をすることになり、その人物が20年後に目を覚ますことになりますが、20年後に目覚めてからの周りの人物たちとの関係や、そこから始まるストーリーがとても面白く、こういった内容を中心にご覧いただければ、より楽しくご視聴できるのではないかと思います。 ●最後にファンへのメッセージをお願いします。 ー皆さん、お久しぶりに挨拶ができ、嬉しく思います。除隊してからなので、お久しぶりですよね!?僕たちのドラマ「僕を溶かしてくれ(原題)」が日本で初放送されます。面白い場面も多いですし、幸せで楽しく笑いながら視聴していただければと願っています。また、皆さん、いつも元気でいてください。そして、僕たちのドラマをたくさん愛してくださいね。これからも良い作品で皆さんに良い姿をお見せできるように頑張ります。ありがとうございます。 「僕を溶かしてくれ」 © STUDIO DRAGON CORPORATION「僕を溶かしてくれ」 © STUDIO DRAGON CORPORATION「僕を溶かしてくれ」 © STUDIO DRAGON CORPORATION他の画像を見るJI CHANG WOOK 2020 ASIA FANMEETING TOUR in JAPAN ©JI CHANG WOOK Japan official fanclubJI CHANG WOOK 2020 ASIA FANMEETING TOUR in JAPAN ©JI CHANG WOOK Japan official fanclubMnet JapanMnet SmartJI CHANG WOOK ジャパンオフィシャルファンクラブ桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します【CS 放送 『Mnet』 放送情報 / 動画配信サービス 『Mnet Smart』 配信情報】 「僕を溶かしてくれ(原題)」 2020年3月1日(日) 1話先行放送! 3月23日(月)放送スタート! 本放送:毎週(月)(火)22:00~23:15 出演者:チ・チャンウク、ウォン・ジナ、ユン・セア、シム・ヒョンタク、ボミン(Golden Child) ほか 演出:シン・ウチョル「シークレット・ガーデン」 脚本:ペク・ミギョン「力の強い女ト・ボンスン」 2019年 tvN / 全16話 / 各75分 / 字幕放送 / HD / 日本初放送 ☆Mnet Smart では本放送後 7 日間見逃し配信で視聴可能☆ ©Mnet Japan / Photo by Hiroshi Kawakami
  • 色材が肌に直接触れないようコーティングしたアイカラーやチークなど、デリケートな肌に配慮したメイクアップが人気のOSAJI。今年の春新色は、遊び心あるニュアンスカラーが充実しています。昨年のデビュー時にもご紹介したOSAJIのメイクアップ。3月31日(火)から発売される春の新色発表会に行ってきました。この春は、今までとちょっと違う自分に出会えそうな色と光が集結。そのラインアップがこちらです。まず目を引いたのは、こちらのニューアイテム。クリームタイプのコンシーラーファンデーションです。素肌感を保ちながら顔立ちにツヤとメリハリをもたらす01と、カバー力が高くコンシーラーはもちろん、広範囲にファンデーションとしても使える02。しっとり感もフィット感も申し分なしなので、ポーチにひとつ入れておけばメイク直しに大活躍間違いなし!オサジ ニュアンス スキンエフェクター 全2色 各¥2800/日東電化工業株式会社<3月31日(火)発売>もうひとつのニューアイテムは、こちらのリップグロス。左からシュガーピンクの<明日>、ローズレッドの<本音>、鮮やかなオレンジの<閃光>。今回もネーミングが詩的! みずみずしくて透け感もあるので、単品使いはもちろん、手もちの口紅のニュアンスチェンジにもぴったり。プランパー効果もあるので、ふっくらリップに仕上がりますよ。オサジ ニュアンス リップグロス 全3色 各¥2500/日東電化工業株式会社<3月31日(火)発売>保湿力抜群、唇のコンディションが今ひとつでもキレイに仕上がるなめらかリップには新色が2色。白っぽさがなくて肌なじみのいいオレンジベージュの<頁>はデイリーメイクにちょっとスパイスを効かせたいときに。<君と>と名付けられたクリーミィなパープルは華やかでスタイリッシュ。いずれも、パパッとラフに塗ってもなぜか決まる洗練カラーです。オサジ ニュアンス リップスティック 新色2色 各¥2800/日東電化工業株式会社<3月31日(火)発売>そして、春らしくってしかもOSAJIらしいなぁ、と思ったのがアイシャドウ 。イエローの<来訪>、ブルーグレーの<螺旋>、レッドブラウンの<蕾>。どれもまぶたにのせると、素肌が透けるように軽やかで見た目よりも明るく発色。しかも同系色のラメが仕込まれているので、派手ではないのに目もとがぐっと華やぎます。オサジ ニュアンス アイシャドウ 新色3色 各¥2000/日東電化工業株式会社<3月31日(火)発売>こちらは既存アイテムですが、最近SNSでも人気だというネイルも素敵な色ぞろえ。新色を探しに行く際は、ぜひこちらもネイルもチェックしてみてください。ラベルまで凝っていて可愛いんです!オサジ アップリフト ネイルカラー 全10色 各¥1700/日東電化工業株式会社あともうひとつはみ出し情報。OSAJIでは、各ショップ限定のハンドクリームがあり、こちらも人気なんですって。違いは、香り。表参道店はオリエンタルなハーブの香り、谷中店は下町に咲き誇る白梅の香りをイメージ、などなかなか凝っていて、お店を巡ってコレクションしたくなっちゃいます。しかも上野店はほら、ラベルにパンダが!ちょっとしたギフトやお土産にもいいかも。取り扱い店舗も増えてきて、目にする機会が多くなった気がするOSAJI。ラインアップも続々と強化されているので、目が離せません。ぜひ手にとってみてくださいね。●「OSAJI」公式サイトはこちら WEB美容エディター 原田千裕 ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。 イラスト/ユリコフ・カワヒロ
  • パレットには、他2種類のデュオカラーをセットしましたが、組み合わせ次第でアイメイクバリエの幅が広がりそう。秋冬のほうが好きなカラーが多いけれど、自由度が高い彩りを楽しめるのは春メイクの醍醐味 全12種の展開で、それぞれに色、質感、光の掛け合わせで、目元をより印象深い眼差しに魅せるニュアンスカラーがラインナップしています。“一人ひとりの顔の個性を引き立て、魅力を高める”を提唱するカネボウならではの色彩と質感、光が、気持ちを超えて人生をも動かすようなアイメイクを叶えます。週の始まり月曜日。気分転換に、季節を先取りして春色アイシャドウをおろしてみました。コスメ好きの間で話題になっている、KANEBOのメイクアップシリーズから2020年2月7日(金)に発売されたばかりの「アイカラーデュオ」。<全12種>アイカラーデュオ(3種)コンパクトセット価格:8,900円(税抜)アイカラーデュオ:各2,300円(税抜)ケース別売り:カスタムコンパクト 2,000円(税抜)今回使ったのは、左の2色『11 Aura of Romance』。光×光のコントラストでまぶたに濡れたような艶めきをもたらすピンクベージュのパールカラーと、優しげなライラックカラーでグラデーションに。まぶたに溶け込むように馴染み、肌色も明るくクリアに見せてくれる綺麗な色です。目元の質感を生かしたいため、リップはツヤを抑えたマットなヌードカラーをチョイス。全体的に、女性らしくふんわりとした優しい印象に仕上がります。“一人ひとりの顔の個性を引き立て、魅力を高める”を提唱するKANEBOならではのカラーバランスで、他のデュオカラーとの組み合わせ次第でアイメイクバリエの幅が広がりそう。秋冬のほうが好きなカラーが多いけれど、自由度が高い彩りを楽しめるのは春メイクの醍醐味です♪
  • 実の父を殺した女子大生は、幼少期に性的虐待による深い心の傷を負っていた――。’18年に直木賞を受賞した、島本理生『ファーストラヴ』は衝撃的な作品だったと話す文芸評論家の斎藤美奈子さん。島本理生による最新の連作短編集や地方都市で暮らす6人の女性を追ったルポタージュをご紹介。斎藤美奈子 さいとう みなこ●文芸評論家。編集者を経て’94年『妊娠小説』でデビュー。その後、新聞や雑誌での文芸評論や書評などを執筆。『文章読本さん江』『趣味は読書。』『名作うしろ読み』『ニッポン沈没』『文庫解説ワンダーランド』『日本の同時代小説』ほか著書多数。『夜はおしまい』 島本理生 講談社 ¥1,400 カトリックの神父・金井の元を訪れて、悩みを打ち明けたり、過去を告白したりする女たち。自身が丸ごと否定された感覚。母がかつて犯した過ち。あってはならない父との関係に悩んで、記憶をなくした人、命を絶った人。愛と性が切り離された世界で生きる女性たちの心の内を探った連作短編集。謎めいた金井神父と最終話に登場するカウンセラーの更紗と弟の渚が作品を引き締めている。《あわせて読みたい!》『ファーストラヴ』 島本理生 文藝春秋 ¥1,600 語り手の「私」こと真壁由紀は臨床心理士。ある日彼女が面会したアナウンサー志望の女子大生は、面接試験の帰りに実の父親を殺害していた。画家だった父はかつて娘に絵のモデルをさせていたが…。性的虐待を真正面から描いて読者を震撼させた、’18年の直木賞受賞作。 『日本の貧困女子』 中村淳彦 SB新書 ¥870 性の搾取は経済的な困窮とも表裏一体だ。地方都市で暮らす6人の女性を追ったこのルポルタージュでは、家族からも地域からも制度からも孤立した若い女性たちの姿が浮かび上がる。これもまた『夜はおしまい』と地続きの世界。逃げ場はどこにと思わずにいられない。愛と性が切り離された世界で生きる女たちの4編実の父を殺害した女子大生は、幼少時の性的虐待による深い心の傷を負っていた──。’18年に直木賞を受賞した、島本理生『ファーストラヴ』は衝撃的な作品だった。 『夜はおしまい』はその島本理生による最新の連作短編集である。といっても初出は’14~’15年の文芸誌。のちに『ファーストラヴ』で結実する問題意識のスケッチみたいな作品集だ。 収録されているのは全4話。 第1話「夜のまっただなか」の主人公・琴子は神学科に籍を置く大学生だ。学園祭のミスキャンパスに出場するも最下位となり、いたたまれなさの真っただ中で声をかけてきたタレント事務所のマネジャーを名乗る男の誘いにのって、ずるずると関係をもった。〈こんなことで私が簡単に引っかかるとは彼自身も想像していなかったと思います。けれど羞恥心にまみれた脳には、粗悪でも甘い麻薬が必要だったのです〉。 第2話「サテライトの女たち」の主人公・結衣は愛人業で食べている。マンションを借りてくれたのは弁当チェーンのナンバー2という中年男。それ以外にも金持ちの道楽息子を手玉にとったりホストクラブで遊んだり。だが彼女は恋愛をしたことがない。〈好きなわけないでしょう。お金で若い女囲ってるおじさんなんて。あと不定期では何人かいるけど、どれも仕事みたいな感覚だもん〉。 わざわざ自分を痛めつけるような方向に行ってしまう娘たち。そこにあるのは自分で自分を罰するような感覚だ。自罰感覚が最も強いのは、第3話「雪ト逃ゲル」の主人公だろう。   30代の小説家である「私」には夫も子供もいるが、昔の恋人Kとの関係を続けており、そのうえ誰彼となく寝てしまう。彼女には実は失われた父の記憶があった。〈「お父さんが私を」/その瞬間、バツンッと扉が落ちたように脳が閉まった〉〈それが本当に起きたことなら生きていけない〉。 いずれも純文学テイストの作品なので、彼女らの身に何が起こったか明示的には語られない。とはいえ、身内がからんだ性的事件が彼女たちの心を縛り、健康的な恋愛から彼女たちを遠ざけるのは『ファーストラヴ』にも近い世界だ。4編をつないでいるのは金井神父。精神科医からカトリックの司祭に転じた異色の経歴の持ち主で、この人もまた妹を救えなかったトラウマに苦しんでいることが第4話「静寂」で明かされる。 「汝、姦淫(かんいん)するなかれ」という戒律をもった宗教の原罪。やや難解な点もあるものの、キリストを裏切ったユダやペテロに親しみを感じるという女たちの感覚に共感する人は多いかも。性的虐待が人生に及ぼす影響は大きいが、夜は明けると思わせる結末が救いかな。原文/斎藤美奈子 ※エクラ2020年3月号掲載 
  • 「簡単につぶされるちっぽけな存在、と思い知らされた恐怖を知っているからこそ、誰にも耳を傾けられない小さな声を届けたい」 photography:Mie Morimoto2月22日発売のSPUR4月号では、ジャーナリストの伊藤詩織さんにインタビューを試みました。ちょうどその1週間前まで、西アフリカで取材をしていた詩織さん。彼女が今追いかけているのは、女性器切除(略称FGM)の問題です。FGMとは、女性器を切除したり縫い閉じる通過儀礼で、西アフリカのシエラレオネ共和国では実に9割の女性が体験しています。この過程で命を落とす子どももたくさんいるという、国際的に注目されている問題です。2017年に民事訴訟を起こし実名で会見して以来、苛烈なバッシングが続き日本での暮らしも困難になる中、詩織さんは粛々と「自身が伝えるべきジャーナリズム」を追求し続けていたのです。もちろん、2019年12月18日に勝訴したのちも詩織さんは性暴力の傷を乗り越えたわけではありません。性暴力の被害者をサバイバーと呼ぶことがありますが、「サバイバーという言葉には違和感があリます。決して終わりはなく、生き延び続けていく、サバイビングしているという感覚なんです」。去年の4月に日本にいた際に、桜を眺めていたら急に涙が止まらなくなったといいます。なぜだろう?と記憶を辿ると、「被害にあった日、桜がとてもきれいに咲いていたことを思い出して。自分でも無意識のうちに4年間桜を避けていたのかもしれませんが、とにかく何がフラッシュバックのトリガーになるか、自分でもわからないんです」。今まで言われて一番うれしかったことは、「ここまで生き延びてくれてありがとう、という言葉」。今、詩織さんが改めて語る性暴力被害における対応の問題点、そして彼女が見つめる未来。雑誌では勝訴後初めてのインタビューということで、じっくり語っていただきました。印象的だったのは、海外での報道のされ方と、日本での報道のされ方の温度差についてを尋ねたとき。事実をダイレクトに伝える海外のメディアに比べて、明らかに日本のメディアは及び腰の報道をしていました。「でも、実は現場レベルでは、この件についてきちんと伝えたい、と思っている記者の方がたくさんいることがわかったんです。現場の記者の方がそう思っていても、会社が大きくなればなるほど、デスクや編集長の段階で記事が通らない。『伊藤さんが著書を出したから、その書評という形で記事を出せました』とか、『海外が報道したから、こちらでもできることになりました』という声をたびたびいただきました」と詩織さん。シュプールはファッション雑誌ですが、伊藤詩織さんの声を届けることは今、最重要であると考えています。なぜなら多くの人の目に触れるファッション雑誌だからこそ、一度「なかったこと」にされた彼女の声を、今まで興味のなかった人々にまで広く伝えることができるから。そしてそういった声に耳を傾けることは、自分たちの生活に密接に関わってくることだからです。今回の企画で撮影を担当してくださった写真家の方も、「ずっと、なぜファッション雑誌が伊藤さんへインタビューをしないのだろう、と思っていました。彼女の声を無視することは、女性の権利を自らひっこめてしまうことだと思う。だから、シュプールから撮影の声がかかって、とてもうれしかったです」と言ってくださいました。3時間のインタビューを終えて、心から思います。女性も、男性も、この問題と無関係な人は一人もいません。この世界で生きる、一人でも多くの人にこの特集を読んでもらいたい。そう願っています。 SPUR4月号のご予約はこちらから! Amazonで購入する(外部サイト) セブンネットショッピングで購入する(外部サイト) 楽天ブックスで購入する(外部サイト)
  • Netflixの『ストレンジャー・シングス』|渡邉理佐(欅坂46) 映像は怖いけど、ストーリーがとってもおもしろいので続きが気になり夢中になってずっと見続けてしまいます。"裏の世界"がどんな感じなのか気になります。  Netflixの『メイクアップ・スター』|堀田真由 アートなメイクは普段なかなか目にすることがないので勉強になりますし、いろんな事情を抱えながらも夢を追いかける姿にたくさんの勇気をもらいます。YouTubeの『ゆりいちちゃんねる』|松川菜々花 いちろーくんとゆりなちゃん、美男美女カップルのチャンネルです。二人とも美意識が高くて参考になる動画ばかり! 撮影の空き時間やオフの時にチェックしてます。▶MODELS' TALK まとめ
  • photography: Masaru Mizushima 先日のアカデミー賞で『パラサイト 半地下の家族』が作品賞・監督賞そのほか4賞獲ったことは本当にうれしくて、時代の変化を感じました。でも、いまでも、なぜグレタ・ガーウィグが監督賞にノミネートされなかったのか不思議でなりません。だって、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(3月27日公開)が本当に素晴らしいから! 最強のシスターフッド映画でもありますし、フェミニズム的視点の注ぎ方も新しいんです。SPURは全力でこの作品を応援したい‼ 熱い想いを胸にオファーしたところ、遥かパリにて、主演のシアーシャ・ローナンと監督のグレタ・ガーウィグの独占対談が実現しました‼ 2月22日発売のSPUR4月号にて掲載しております。本当の姉妹より姉妹っぽい二人のおしゃべりはいつまででも聞いていたいくらい。撮影中もトークがとまらず、昨今のサステイナビリティの話にまで広がりました。彼女たちがどんな思いでこの映画を作ったのか、ぜひ読んでください! そして、SPUR.jpではグレタ・ガーウィグのQ&Aと、出演者3名(シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー)の独占インタビューを公開します! 映画を観てからでも観る前でもいいです。ぜひ、誌面もウェブもチェックしてほしいです。そして、みんなで語り合えたら最高です。 保存 保存 SPUR4月号のご予約はこちらから! Amazonで購入する(外部サイト) セブンネットショッピングで購入する(外部サイト) 楽天ブックスで購入する(外部サイト)
  • 2018年よりスタートした吉沢亮さんの対談連載がついに3シーズン目に突入! 今号より「吉沢亮のTAKE YOUR SEAT」とリニューアルしてお届けします。これまではバーで熱く語らったり、部屋のなかで談笑をしたりしていましたが、これからは名作椅子に座ってトークを繰り広げます。 photography: Takeshi Takagi〈SIGNO〉 そして、記念すべき連載第1回のゲストは女優の広瀬すずさん! NHKの連続テレビ小説「なつぞら」をはじめ共演の多いお二人ですが、初めての出会いは雑誌『セブンティーン』の学園祭だったとか。最新の共演作となる映画「一度死んでみた」では、”二日間だけ死んじゃう薬”をめぐるハイテンションなコメディを演じています。その撮影中に吉沢さんがドキドキしたというのは、「広瀬さんの頬についたクリームを取る」というシーン。少女マンガのイケメンをイメージしながら演じたという吉沢さんですが、内心は全く違うところに心をとらわれていたそう。その真相はぜひSPUR4月号の誌面でチェックを。このエピソードを知ってから映画を見ると2倍ドキドキできるかもしれません。                                       また、今号でお二人が座っている椅子は、ハンス J. ウェグナーがデザインしたCH24。通称「Yチェア」です。せっかくの連載初回なので、吉沢さんのイニシャルでもある「Y」にゆかりがある椅子をセレクトしました。ちなみに吉沢さんは部屋にあまりものを置かない派で、広瀬さんはインテリアショップにも通うほどの家具好きだそう。対照的な二人のマイホーム談義にも注目です!過去の連載はこちらから→ SPUR4月号のご予約はこちらから! Amazonで購入する(外部サイト) セブンネットショッピングで購入する(外部サイト) 楽天ブックスで購入する(外部サイト)
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