ジャケットを着るときに聴きたい音楽は?【Licaxxxのファッション×ミュージッQ】

SPUR.JP

Licaxxx/リカックス
DJ、ビートメイカー。ウェブ「シグマファット」を主宰。インターネットラジオ「Tokyo Community Radio」もチェック。

ジャケットを着るときに聴きたい音楽は?

「Reverse Thread」Huerta
(『Amaso』収録)

「Nr 5」KWC 92
(『Iran』収録)

 ようやく秋らしくなってきました。今季はクラシックな服をきちんと着るようなムードが回帰しているということで、ジャケットを着るときに聴きたくなる音楽をおすすめしたいと思います。私自身はメンズのセットアップをたまに着ているのですが、ジャケットを羽織るときって、背筋が伸びる感じがしますよね。ということで儀式的な雰囲気の曲を選んでみました。

 まずはLA出身でベルリン在住のプロデューサー、Huerta「Reverse Thread」を。今年リリースされたEP『Amaso』に入っています。凛としたなかにもやさしさがあって、クールだけど強すぎない、不思議な空気感なんです。この曲はループミュージックっぽさもある4つ打ちのダンスミュージックなんですが、彼は普段きれいめのテクノからUKベースミュージック、ポスト・ダブステップも出していて、曲作りの振り幅の大きい人。この曲は、ぱっと空気を変えられて、気合が入る一曲なので、ビジネスシーンでまとうような、オーセンティックなジャケットが思い浮かぶんですよね。

 続いてはスウェーデンのSamoとMax Stenerudhによる音楽ユニット、KWC 92「Nr 5」。2016年発売の『Iran』に収録されていて、「Nr 1」から「Nr 8」まで8曲あるんですけど、この曲が一番気に入ってます。呪術感のあるアンビエントとテクノに、ダークファンタジーのムードも漂います。90年代のドラムマシンを使ってるような音質がワイルドで、昔のシンセ風の音も。Huertaの「Reverse Thread」よりも、やんちゃな聴き心地です。なので想起する服もトラディショナルじゃなくて、もっとコンセプチュアルなジャケット。レセプションなど華やかな場で、ユニークなジャケットを着るときにぴったりです。

Monthly Pick-up

『Acca』
Ala.Ni
¥2,400/P-VINE

パリ在住の英国人女性が、3年ぶりにセカンドを送り出す。往年のディーバのようなたたずまいと、前衛的な実験欲を併せ持つ彼女は、ほぼ自分の声だけを使ってこれらの曲を構成。悲しみや怒りを躍動感あふれる声のハーモニーに落とし込んだ、異色のアカペラアルバムが誕生した。

『Rocket Science』
DedachiKenta
¥2,800/Caroline

日本語と英語を気持ちよく絡めながら、メロウでソウルフルなポップソングを歌うのは、LAで大学に通う19歳の新人シンガー・ソングライター。幅広い音楽への造詣を感じさせる曲の完成度も、歌唱力も、文句なし。この先どう育っていくのか、じっくり見守りたいルーキーだ。

SOURCE:SPUR 2019年12月号「LICAXXXのファッション×ミュージッQ」
interview & text: Annie Fuku text(Monthly Pick-up): Hiroko Shintani photography: Yuhki Yamamoto, Jonas Gustavsson (runway)

 

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