黒人女性のアイデンティティを撮り続ける写真家キャリー・メイ・ウィームス<前編>

SPUR.JP

10代で初めて真剣に写真を撮り始めて以来、キャリー・メイ・ウィームスは、黒人女性のアイデンティティをハイアートの世界に持ち込むことで、ビジュアル創作のルールを書き換えてきた


 ニューヨーク州シラキュースにあるキャリー・メイ・ウィームスの自宅。そのデッキでは、たくさんのセミが、まるでこの世の終わりを知らせるかのように、盛大に鳴いていた。セミは17年も地中で過ごして、やっと飛び立ったかと思えば、私たちが飲んでいるロゼワインのコップに飛び込んで、酒に溺れてしまっている。6月の終わりの暑い日で、夏のけだるさ―もしくは、日々、あまりにめまぐるしく報道されるニュースによる倦怠―が漂っていた。だが、おそらく現在活躍している最も偉大な写真家であるウィームスは、数多くのプロジェクトを同時並行して手がけており、インタビューの段取りをつけるためにメールで連絡を取り合うと、彼女は私に「このインタビューをやるには、あなたの能力を最大限に発揮してもらわないとね」と警告してきた。

 彼女は同時に3つの展覧会の準備をしていた。この秋のボストン・カレッジのマクマレン美術館での回顧展に、コーネル大学でのインスタレーション。さらに2020年頃にパーク・アベニュー・アーモリーで開催予定の、彼女がキュレーターを務めるグループ展覧会『Darker Matter』では、彼女自身の新シリーズ作品の発表も行う予定なのだ。彼女主宰の、芸術家やミュージシャン、ライターたちが集まるクリエイティブ・シンクタンクが、昨年同会場で『The Shape of Things』と題した展覧会を行なった。『Darker Matter』はその続編にあたる。

 だが、まず何よりも最初に、彼女は私にシャクヤクの花を見せたいという。私たちが実際に会う数週間前、彼女は満開の花の写真をメールで送ってきた。それは静物画のような写真で、挨拶がわりの一枚だった。泡のような白の中心にある鮮やかな黄色。それは単なるシャクヤクではなく、W.E.B.デュボイス・シャクヤクという、かの公民権運動の活動家にちなんで名付けられた品種だ。ウィームスが全米シャクヤク協会に電話をかけ、この花に彼の名をつけることを提案したのだ(彼女いわく、同協会側には、ちょうど名前をつける必要がある新種のシャクヤクがあったらしい)。その花は、マサチューセッツ大学アマースト校にあるデュボイス記念庭園の中心に植えられる予定だ。それは、ささやかだが、いかにも彼女らしい思慮深い行動だ。彼女はアーティストとして、あらかじめ失われた場所に思考の場を作り出し、また問題が山積する現在のルーツを、苦悩に満ちた過去に紐づけながら、しっかりと前を向き、理想を追い求めるプロジェクトを遂行することでキャリアを築いてきた。

画像: キャリー・メイ・ウィームス 2018年8月7日、ニューヨークにて撮影。 トップス¥860,000(参考価格) ヴァレンティノ インフォメーションデスク (ヴァレンティノ) TEL. 03(6384)3512 イヤリング(参考商品) ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー) フリーダイヤル:0120-488-712 ブレスレット各¥3,950,000 ヴァン クリーフ&アーぺル ル デスク(ヴァン クリーフ& アーペル) フリーダイヤル:0120-10-1906 靴(参考商品) ブルーベル・ジャパン(Manolo Blahnik) TEL. 03(5413)1050 PHOTOGRAPH BY MICKALENE THOMAS

キャリー・メイ・ウィームス 2018年8月7日、ニューヨークにて撮影。PHOTOGRAPH BY MICKALENE THOMAS

 現在65歳のウィームスは、2013年にマッカーサー・フェローシップ賞を受賞した。そして翌年、黒人女性としては初めて、グッゲンハイム美術館で回顧展が開催された。そこまで注目される以前も、彼女はカルチャー界の神話の中で、長年存在感を保ち続けてきた。数多くいる彼女のファンたちは、熱狂的で、執着に近いほどの愛着を彼女に感じている。それはビジュアル・アーティストとしてはかなり珍しいケースだ。彼女の名前はブラック・ソート(註:ラッパー)の新しいアルバムの歌詞にも登場するし、スパイク・リー監督のNETFLIXの新シリーズドラマ『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』には、彼女が自身の役で出演もしている。彼女が1987年に撮影した、アイコンともいえる写真『Portrait of a Woman Who Has Fallen From Grace』では、白いドレスを着たウィームスが、ベッドの上で手足を大きく広げ、片手に煙草をはさんでいる。

 そのショットは、モーガン・パーカーの詩集『There Are More Beautiful Things Than Beyoncé(ビヨンセよりも美しいものがこの世にはある)』の表紙に使われた(ビヨンセといえば、ウィームスは『レモネード』のミュージック・ビデオの製作に、影響を与えたひとりとしてその名を挙げられている)。ウィームスにちなんで花の名前がつけられる日がいつ来ても、おかしくないのだ。

 彼女の名前は、世に広く知れ渡っている。だが、さまざまな意味で、作品を通して描かれる人物像以外の彼女を、私たちはほとんど知らない。作品の中の彼女は、カメラのレンズを見下ろすように凝視するか、またはレンズに背を向けて、彼女の眼を通してものごとを見るように私たちをいざなう。彼女は現実世界でも、今この瞬間を捕まえている。話をしてみればわかるが、まるで太陽の周りを惑星が回るように、周囲のものを惹きつけてしまう魅力がある。よく通る声で、おちゃめで、強調したいときには「そうでしょ? そうでしょ?」と繰り返す癖がある。重要な理論について話していたかと思うと、いきなりピラティスの先生の話題になる。ちなみに、ウィームスの要求があまりに激しくて、その先生は逃げ出そうとしたという。彼女は、こちらの心の中をすべて見透かしてしまう友人のようだ。信頼できて、間違ったことを正してくれる友人。それは彼女が、自分自身に対して純粋であるからこそだ。

 彼女の写真とショート・フィルムは、一点を鋭く見つめるような気迫に溢れていて、同時にビジュアルとしてとても説得力がある。それらは、観る側が持つ写真に対しての期待をリセットする。さらに、彼女の作品の多くを占める黒人の被写体に対して私たちが抱く、根拠のない憶測に疑問を投げかけてくる。才能ある語り手として、人々が理解しやすいテキストと画像を媒介として、女性、有色人種、労働者階級のコミュニティをめぐる新たな物語を紡ぎ、無味乾燥になりがちなアイデンティティの議論から、美しい芸術を生み出したのだ。ビジュアルイメージを創作したいという欲望はいつもウィームスの心に強くあり、自分のカメラを最初に手にした瞬間に、彼女はそれをはっきりと理解した。カメラは20歳のとき、ボーイフレンドのレイモンドから贈られた誕生日プレゼントだった。彼はマルクス主義者の労働組合委員長だった。「カメラを最初に手に取ったとき、『あ、わかった。これが私の道具なんだ。これだ』と思った」と彼女は私に語った。(キャリー・メイ・ウィームスの作品を見る)

SOURCE:「Carrie Mae WeemsBy T JAPAN New York Times Style Magazine BY MEGAN O’GRADY, STYLED BY SHIONA TURINI, TRANSLATED BY MIHO NAGANO JANUARY 23, 2019

その他の記事もチェック

  • ポラロイド写真で綴るミカリーン・トーマスの一週間

  • 時代遅れになった芸術肖像画の“新しい顔”

『Untitled(Woman and Daughter With Children)』 CARRIE MAE WEEMS, “UNTITLED (WOMAN AND DAUGHTER WITH CHILDREN),” 1990 © CARRIE MAE WEEMS, COURTESY OF THE ARTIST AND JACK SHAINMAN GALLERY, NEW YORK

『Untitled(Man Reading Newspaper)』 CARRIE MAE WEEMS, “UNTITLED (MAN READING NEWSPAPER),” 1990 © CARRIE MAE WEEMS, COURTESY OF THE ARTIST AND JACK SHAINMAN GALLERY, NEW YORK

『Untitled(Woman and Daughter With Make Up)』 CARRIE MAE WEEMS,“UNTITLED (WOMAN AND DAUGHTER WITH MAKE UP),” 1990  © CARRIE MAE WEEMS, COURTESY OF THE ARTIST AND JACK SHAINMAN GALLERY, NEW YORK

『MAY FLOWERS』 ウィームスの『May Flowers』の真ん中でモデルをしているのがジェシカ。この撮影から15年たった最近、彼女はまたウィームスのプロジェクトに参加した CARRIE MAE WEEMS, “MAY FLOWERS,” 2002 © CARRIE MAE WEEMS. COURTESY OF THE ARTIST AND JACK SHAINMAN GALLERY, NEW YORK

関連記事
  • BAILA7月号が届きました〜! 今月号も盛りだくさんの内容。 じっくり読んでますよー。 その中でも気になった企画がこちら。5枚のTシャツで大人の可愛げエブリデイ自分の持っているお気に入りTシャツを見直しました! もともとTシャツは大好きで、よく着てたのですが最近アップデートできていないことに気付いてしまいました。 大人可愛く着られるTシャツを新調しなければ!と思いました。 カジュアルになりすぎず、 大人な雰囲気も残せるような使い回せるTシャツをこの夏探します!買い足すTシャツ考え中夏のワントーンは「きれい色」と「サファリカラー」のにたくでしゃれ見えこのページのサファリカラーワントーンがすごくツボでした。 この手の色味が大好きなのに、 なかなかワントーンのコーデをしていなかったな。と感じてます。 今年の夏ぜったいやる!中村アンさんの笑顔にずきゅん夏らしい色味のコーディネートがたくさん載っていて、すごく参考になります。 他にも別冊で婚バイラ! 私も式を挙げてからちょうど1年ほど経ちましたが、やっぱり結婚式は一生の思い出です。ドレスって女性の一生の憧れだし、何度見てもうっとりしてしまう。 もう一回着たいなぁ。笑 BAILA7月号しっかり読み込んで、 夏のオシャレを楽しみたいと思います。スーパーバイラーズ 加藤琴希のブログ
  • メゾン マルジェラが、2019年6月19日(水)~30日(日)の間、阪急うめだ本店1階コトコトステージ11にてポップアップストアを開催。今回のポップアップストアでは、従来のジェンダーやアイデンティティーの概念にとらわれない「ジェンダー・ノンコンフォーミスト」という新たな価値を表現。既存の女性服と男性服の分類から解放された、すべての人に向けたワードローブとアクセサリーを提案する。 (左)2019年秋冬コレクション「Défilé(デフィレ)」Co-edコレクションより・(右)スタジオ アンヌ ホルトロップより雲のようなシェイプと軽さが魅力のアイコンバッグ「グラム スラム」やアイコンシューズの「タビ」など、ウィメンズ・メンズの垣根を越えた幅広いサイズと豊富なカラーでラインナップ。男女問わず人気のスモールレザーコレクションには、限定カラーのダークグレーが登場する。  「グラム スラム」(中右)ラージ(ウィメンズ)ホワイト〈W48×H30×D13cm〉¥258,000、(下左)ラージ(メンズ)ブラック〈W48×H38×D13cm〉¥268,000、(下中)ミディアム(メンズ)ブラウン〈W40×H20×D8cm〉¥228,000、(上右)バムバッグ(ウィメンズ)ブラック〈W33cm〉¥127,000、(上左)バムバッグ(メンズ)ホワイト〈W32×H18×D5cm〉¥148,000、(下右)バムバッグ(ウィメンズ)ブラック〈W27×H16×D8.5cm〉¥190,000/メゾン マルジェラまた、6月19日(水)~7月8日(月)の間、阪急うめだ本店1階コンコースウィンドウにて、オランダの建築家、アンヌ・ホルトロップ率いるスタジオ アンヌ ホルトロップによるウィンドウインスタレーションを実施。スタジオ アンヌ ホルトロップは、今回のポップアップストアの意匠も手がける。メゾンの新コンセプトとビジュアル・アイデンティティーを堪能できるチャンス、ぜひこの機会にチェックして。 スモールレザーコレクション(上右)「5AC」スモール〈W26×H18×D13cm〉¥208,000、(中右)2フォールドウォレット〈W9×H10.5cm〉¥59,000、(下)3フォールドウォレット〈W10.5×H8cm〉¥49,000、(中左)ジップウォレット〈W19×H10cm〉¥78,000、(上左)カードケース〈W7×H13cm〉¥34,000 ※すべて限定カラー/メゾン マルジェラ【ポップアップストア 'Discover the wardrobe and accessories for gender nonconformists' 開催概要】会期:6月19日(水)~30日(日)会場:阪急うめだ本店1階コトコトステージ11住所:大阪府大阪市北区角田町8-7  【ウィンドウインスタレーション概要】会期:6月19日(水)~7月8日(月)会場:阪急うめだ本店1階コンコースウィンドウ メゾン マルジェラ 阪急うめだ本店-ウィメンズ www.maisonmargiela.com06-6313-7403 text: Fuyuko Tsuji
  • アクセや腕時計と、どうコーデしてる? おしゃれラバーたちのネイル、見せて!おしゃれな人は必ずネイルがおしゃれ! お手本にしたい10人の最旬の手もとを取材してみると、ネイル、リング、服まで計算した使えるテクが満載でした!!デザインネイルチェックやタイダイなど、洋服にもあるデザインを指先に♡ ファッション感覚で楽しむ、上級者ネイル。フリーランスファッションディレクター野尻美穂さん全身コーデを意識したバランス感覚がキーポイント「ネイリスト古谷葉月さんのセンスに惚れ込んで5年ほど。毎回、その場で方向性を決め、あとはお任せ(笑)。今回のチェック柄は、その日着ていた服の柄がイメージソース。着る服によってアクセのバランスも変わるからネイルは派手すぎないように、というところだけを注意。そうすれば柄ネイルでも個性派アクセでもケンカしないんです。」【point_01】自分らしさ120%のオリジナルデザイン【point_02】着たい服、つけたいアクセとケンカしないよう、ネイルの色は肌になじませる「かれこれ5年くらい通っています。唯一無二のほかにはないデザインセンスが最高なんです♡」古谷葉月●☎03・6759・3601 10:00〜21:00(時間外希望は要相談) 休/日曜 ※住所は非公開なので予約時にお問い合わせくださいモアハピ部 No.607 保育士sakuraさん週末限定のお楽しみネイルは色もデザインも自分好みに「仕事柄、ネイルで遊べるのは週末限定。『HOMEI』のはがせるタイプのウィークリージェルで、セルフネイルをするのが私の楽しみなんです。今回は、最近気になっていたタイダイっぽいデザインを取り入れてみました。ポイントに小さなストーンと、小さなシェルモチーフのパーツを。寒色メインなので、細めのシルバーリングとマッチします。」【point_01】小ぶりパーツでさりげないアクセントを【point_02】タイダイデザインで手もとから季節を先取り「誕生日プレゼントにもらい愛用中。ローズの香りが漂いリラックスできます」。ネイル トリートメント オイル¥2500/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ ♡7月号の試し読み・電子版の購入はこちら♡ 撮影/高村瑞穂 文/浦安真利子
  • おはようございます。 バイラーズの西田茉衣です☺︎ 今週発売された7月号のBAILA 皆さんお読みになられましたでしょうか?^^ 今回の付録のひとつ「婚BAILA」は "10年後に見ても美しいドレス 10年計画で楽しむリング" という特集になっています。 嬉しいことにドレスのページに 私も掲載いただきまして、 載っていないもう一着のドレスを含め、 改めてブログに投稿出来ればと思っておりますが、 今回は婚約指輪について 少しお話をさせていただきます! もう2年半ほど前になりますが、 私が頂いた婚約指輪は CHANELのカメリアリングです。 「頂いた」と記載しましたが、 実際は旦那さんと一緒に考えました!笑こちらのリングか、 ブルガリのインコントロダモーレか 悩みに悩んだのが良い思い出です。 インコントロダモーレは大人っぽくてゴージャス。 それこそ10年計画どころか50代、60代になった時に あのリングをしている自分を想像して、 カッコいい女性に見えるかな〜 なんて妄想していました♡笑 対するカメリアリングは可憐で女性らしい印象。 おばあちゃんになって、椿のモチーフの指輪をしていたら なんて素敵なんだろう〜とこれまた妄想。笑 長くつけていくことを想定で考えてはみたものの どちらも良さがあり、結局決めきれず… 旦那さんに最終的に選んでもらったのですが 旦那さんが「私らしい」と思って選んでくれたのが、 カメリアリングでした。 今ではこの指輪を身に付けられてよかったと思っています。 未来のことももちろん大切ですが 今この瞬間、旦那さんが思ってくれた 「私らしい」を大切にしたいと思いました^^ これからも、つけるたびに もらった当時を思い出すリングになればと思っています。 因みに、たまたまカメリアリングも 婚BAILAに掲載されていました。 (インコントロダモーレも載っています) 私は結婚指輪にもダイヤをいれたくて、 バランスを取るために婚約指輪は パヴェデザインを避けました☺︎ 逆に、結婚指輪をシンプルにされる方は 婚BAILA掲載のパヴェデザインにされても 良いかもしれませんね^^ (もちろん、ゴージャスにしたい方は 両方入れても素敵だと思います♡) これからも年を重ねる毎に この指輪と一緒にたくさんの思い出を 重ねていけたらと思っています 判断材料になるような 大したお話はできませんでしたが、 今指輪を検討されている皆様に 少しでもご参考になれば嬉しいです…! 最後までお読みいただき、ありがとうございました! ♡Instagram♡ ♡Twitter♡ ♡パーソナルカラーサロン saison des fleurs ホームページ♡ パーソナルカラーについてや、私の日常など 更新しているので、ぜひ遊びに来てください☺︎ スーパーバイラーズ 西田茉衣のブログ
  • こんにちは、さりです ❤️この前お母さんの誕生日だったので、プレゼントを兼ねて劇団四季のライオンキングに連れて行ってみました️ ✨親子揃って、劇団四季の舞台を観劇するのがとてもすきで、母には小さい頃からたまに連れて行ってもらってました✊ たくさんある劇団四季の劇場の中でライオンキングは大井町駅にある夏劇場です アニメーション映画として見たことがある方も多いと思いますが、人間によって表現された迫力満点の劇だとまた違った感動があります 上演20周年を迎えてもなお大人気の一生に一度は見てほしいミュージカルです もうすぐ映画館でもライオンキングの実写版が公開されますが、この機会にぜひ劇団四季にも見に行ってみてください 松倉彩理カワイイ選抜 No.80 松倉彩理のブログ
  • きれい色のシャツワンピースやアクセントになるバッグなど、これから活躍するアイテムにひと目惚れ!【1】エキップモンのシャツワンピース「展示会でこのワンピースを見つけて ひと目惚れ。華やかなのに派手に 見えないのは上質シルクだからこそ。 ジャケット合わせでお仕事シーンにも」と編集長イシダが手に入れたのがエキップモンのシャツワンピース。コーラルオレンジの発色が柔 らかで美しく、オープンカラーの胸もとも 抜け感を演出しエレガント。 ワンピース ¥52,000/サザビーリーグ(エキップモン) 【2】 ベースレンジのビッグシルエットシャツコーディネートにほどよい抜けを演出してくれるビッグシルエットシャツ。肌が少し透ける軽い生地でありながら適度な張りもあり、袖をロールアップしてもさまになる。「アンダーウエアのイメージの あるブランドだけに、 着心地がすごくよくて感動。 髪をまとめてさわやかに 着こなしたいです!」とスタイリスト松村純子さん。 シ ャツ¥20,000/ミューズ ドゥ ドゥーズィ エム クラス 丸の内店(ベースレンジ) 【3】エルメスのバッグ「シンプルになりがちな夏の装いに、 アクセントになるバッグが大活躍。 ゆるいコーデも大人らしい装いに」とスタイリスト福田亜矢子さんがひと目惚れしたのが、エルメスのシルク素材のバッグ。前面にはクラシカルな"ブ リッド・ドゥ・ガラ"を、背面にはグラフ ィカルなドット柄で二面性を楽しめる。 バッグ(縦33×横33cm) ¥228,000/エルメスジャポン(エルメス) 【4】フォクシー ニューヨークのレインコート「梅雨時にちゃんとした レインコートが欲しいと 思い、探し続けて ようやく見つけた一枚。 シャカシャカしない 素材がお気に入り!」と副編集長SGURが喜んでいるのがフォクシー ニューヨークのレインコート。2wayス トレッチ生地で着心地がよく、晴れた日にはスプリング コートとしても着てもいい。 レインコート¥86,000/FOXEY 銀座本店(フォクシー ニューヨーク) 撮影/佐藤 彩 スタイリスト/伊藤ゆみ 取材・原文/坪田あさみ 【Marisol7月号2019年掲載】
  • 憧れのラグジュアリーブランドであるステラ マッカートニーが、初のブライダルコレクションを発表。シンプルななかにも卓越したセンスと女っぽさが光るドレスに、世界中のセレブも注目! ミニマルなデザインで魅せるアイコニックなホルターネックドレスメーガン妃が選んだことでも注目されるドレス。環境保護の観点からサステナブルヴィスコースという生地を使用するなど、モダンな感性だけでなく、メゾンのアイデンティティが生きる一着。「マグノリア ガウン」 ¥615000/ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー) ピアス(K18WG×アコヤ真珠)¥196000・リング(K18PG×Pt)¥110000/ミキモト カスタマーズ・ サービスセンター(ミキモト)軽やかなエンパイアドレスでタイムレスなフェミニティを堪能ドレープが美しいシルクに、ハンドステッチの刺しゅうベルトが映える。「ジェイド ガウン」¥775000/ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー) エンゲージリング「ピヴォワンヌ」 (WG×ダイヤモンド、センター0.20ct)¥ 640000・マリッジリング「キャトル ラディアント」 (WG×ダイヤモンド)¥570000/ブシュロン カスタマーサービス(ブシュロン)マスキュリンとエレガンスの融合。ジャンプスーツで一歩先の花嫁に透け感のあるレースを贅沢に使用。ハイウエストのベルト使いや足もとがきゃしゃに見える短め丈など、パンツながら女らしさが引き立つデザイン。「パール ジャンプスーツ」 ¥615000・靴¥81000/ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー) リング(Pt×アコヤ真珠)¥373000/ミキモト カスタマーズ・サービスセンター(ミキモト) 高度なテーラリングならではの美しさきわだつカッティング立体的な胸元のカッティングと、背中で結んでたらした長いリボンが、洗練シンプルなスタイルを表現。「ローズ ガウン」¥615000/ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー) リング「ビー マイ ラブ コレクション ハニカムリング」(WG×ダイヤモンド)¥ 446000・ソリテールリング「ビー マイ ラブ コレクション」(WG×ダイヤモンド0.3ct〜)¥ 340000〜/ショーメ 撮影/土屋文護〈TRON〉、 岡田 潤〈 BE NATURAL〉( p.29左上、下の生花) ヘア&メイク/岡田知子〈TRON〉 スタイリスト/室井由美子 モデル/大政 絢 取材・文/東原妙子
  • 最近の通勤バッグといえば編集Oも書いていたセリーヌのカバスモール一択でした。本当にこのバッグ、便利すぎて手放せなくなるんですよ。それに甘んじて1年超。時々は別のバッグを持っていましたが、8割くらいの日々がセリーヌのカバ。毎日カバ。一年以上使っていると、もはやユニフォーム的というか、無意識状態で使っていました。先日、ふと「さすがにもう少しバリエーションがないと編集者としてまずいのではないだろうか」と、不安になっていたところ、タイムリーにロエベからリリースがやって来ました。それはミラノサローネで発表された「ロエベ・バスケット」について。ロエベのバスケットといえば、カゴバッグにロエベのロゴ入りレザーがアタッチされたタイプが今年も大人気ですが、今回発表されたのはレザーのタイプのシリーズ。籠細工やハンドキルトなどの技に焦点をあて、これらの芸術家たちと制作したアートピースや、それに着想を得たコマーシャルラインのレザーバスケットを発表した、というもの。そこに出てくる芸術的なレザーバスケットの数々に心奪われてしまい、気が付けば発売日にお店にいました。そこでお目当てのスクエアタイプのバスケットを発見。店員さんに「最後の一点です」とささやかれた瞬間、購入を決意してしまいました。 「一年ぶりに買ったバッグだということで許してほしい」、と誰に乞うでもなくk自分に言い訳をしながら持っていたりするのですが、買った感想としては大正解。大満足です。夏の暑さが増すにつれてリネンやコットンのゆるい服しか着なくなっていくのが毎年の定番なのですが、ここに夏だからと普通のカゴバスケットを合わせるとものすごくほっこりするのが実は懸案事項でありまして。それがレザーになったことで、モダンかつスタイリッシュに着こなしがブラッシュアップされる気がするのです(自分比)。形はシンプルなのですが、巾着状になったリネンのインナーバッグや、クラフツマンシップをきかせたハンドル、レザーステッチのバランスが本当に美しい。シンプルだけど会う人に必ずほめられる不思議なバッグです。そしてもうひとついいところは、使わない時は中に一輪挿しをいれるなど、インテリアとして飾ってもよさそうな端正なたたずまい。ジョナサン・アンダーソンのクラフト熱とデザインセンスにみるたび感心しきりです。6月26日からは、草月会館でロエベの「インターナショナル クラフト プライズ」のエキシビションが始まる予定。バスケット片手に見に行くのが今から楽しみです!
関連キーワード

RECOMMEND