スタイリスト野村奈央さんがオススメ! 惹かれるのは機能美とプリミティブなひねり

SPUR.JP

スタイリスト野村奈央さんがオススメ!

惹かれるのは機能美とプリミティブなひねり

ワークウェアやメンズウェアを愛する野村さん。「古着情報は服オタクのメンズに聞くべき! 歴史的背景についても学べます」

モードなトライバルジュエリー

Harpo

1971年にパリで生まれたハルポは、欧州にトライバルジュエリーを広めたパイオニア的存在。「武骨さが削がれ、洗練されたデザインで、モードな装いにも合わせやすい。少しずつ買い足していきたいジュエリーです」(野村さん)

1 貴石でさまざまな動物をかたどったフェティッシュ(物神)ネックレス。モチーフにはそれぞれ意味がありお守りとして大切にされてきたとか。シルバーはロンハーマンの別注アイテム。(右から)ネックレス〈SV〉¥96,000・〈SV〉¥34,000・〈ターコイズ〉¥31,000

DATA

ロンハーマン
東京都渋谷区千駄ヶ谷2の11の1
03-3402-6839
http://ronherman.jp/

東欧のヴィンテージブラウスを求めて

moderate vintage

「いつかとっておきの一枚を手に入れたい!」と野村さんが夜な夜なチェックしている古着のオンラインストア。高円寺の古着店で10年間バイヤーを務めたオーナーが出産を機にスタート。貴重な刺しゅうアイテムが揃う。

2 60年代のスモックワンピース(¥23,000)はウクライナ製。花のクロスステッチが袖に
3 短めの着丈とフレア袖がきれいなルーマニアの刺しゅうブラウス¥28,000

 http://moderate77.shop-pro.jp/

女性にもなじむミリタリー

militaria

「着たいと思える軍モノに出合えるお店。女性スタッフによるスタイリング提案も参考になります」と野村さん。高円寺の「ミリタリア」ではフランス軍を中心に、初心者でも着こなしやすいミリタリーウェアが見つかるのがうれしい。

4 フランス軍のサージカル(医療用)ガウン(¥27,500※税込み)はネイビーに後染めすることで、より着こなしやすい仕上がりに
5 イギリス軍の防護ベスト¥13,500(税込み)
6 ヨーロッパのミリタリーウェアを中心に買いつけ
7 軍モノのほかに、ヴィンテージやワークウェアも揃う。スカーフやフィッシャーマンニットなどが充実

DATA

東京都杉並区高円寺南3の57の3 ベルクレストビル1F
050-1011-2974
http://militaria-tokyo.blogspot.com/

>>海外の目利きが愛するECサイトと今欲しいモノ

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  • ブルー系で統一させたきれいめコーデには、極細プリーツでほんのりエッジをきかせて※お買い物マークをクリックしてアイテムを見ることができます着座したときデスクの上から見えるのは知的で奥ゆかしいネイビーのツインニット。そして席から立ち上がるとサラサラと揺らめく鮮やかなサックスブルーの極細プリーツスカート。このエレガントな配色がアラフォーをより輝かせてくれる。ストールやパンプスの小物たちもブルー系で統一させて、すっきりと涼感美人を目指して。スカート¥42,000・靴¥27,000/ツル バイ マリコ オイカワ ニット¥11,000・カーディガン¥15,000/アルアバイル ピアス¥12,000/デ・プレ(ポーノ) ストール¥27,500/ウィム ガゼット青山店(アソースメレ) バッグ¥138,000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン)撮影/魚地武大(TENT) スタイリスト/石毛のりえ 文/加藤理恵 ※上記の内容はWEBオリジナルで構成されたもので、本誌の内容とは異なります▼ファッションまとめ記事もチェック
  • 暑くるしい季節は、家での時間を少しでも快適に過ごすため、麻を効果的に暮らしにプラスしてみるのはいかが? 触り心地が涼しくなるだけで、ぐっと居心地がよくなり、部屋の温度さえひんやり感じられるはず。1.ベッドリネンはさわやかな白。 スローとクッションでさし色をプラス 「夏は、真っ白なベッドリネンで。麻のデュべカバー(かけ布団用カバー)に布団を入れず、カバーを肌がけがわりにして眠ります」。適度な重みが心地よい眠りへと誘い、サラリとした肌ざわりと抜群の吸水性でさわやかな寝心地。 プリーツ デュべカバー ピュアホワイト(麻100%、シングルサイズ150×210㎝〜)¥36,300 〜・ピュアホワイト ボックスシーツ(麻100%、シングルサイズ100×200㎝〜)¥17,600 〜・プリーツ ピローケース ピュアホワイト(麻100%、50×70㎝、ふち5㎝)各¥7,700・シェル クッション(中材込、生地 麻100%、刺繡 ポリエステル、45×45㎝)各¥16,000・ネリンガスロー アイスグレー(麻100%、150×230㎝)¥24,200 /リネン&デコール2.室内側カーテンは 透け感のあるクールカラーを 窓辺には2種類の麻のカーテン、室内側に透け感のあるネイビー、窓側には透け感のあまりない白&トープを。「日中は手前だけを引いています。落ち着いたネイビーは夏の強い日射しを遮り、見た目も涼やかに感じられます」。 すべて私物3.クロスは明るめのグレー。 ランナーの横使いを夏のもてなしに 「ランナーを横に使う『ブリッジ』という敷き方ならフォーマルすぎず、軽やかなおもてなしができます」。ランナー、ナプキンなどクロスは明るめのグレーでまとめ、ガラスや籐を合わせて、カジュアルで大人な夏のテーブルに。 ランナー(参考商品)・リモージュ ナプキン(麻100%、47×47㎝)¥1,540・ブルージュ キッチンタオル(麻100%、45×70㎝)¥1,870 /リネン&デコール その他/私物他の画像を見るリネンを指南してくれたのは…… LINEN & DECOR代表 菊川博子さん LINEN & DECORではオリジナルの麻商品を中心に、暮らしを豊かに、美しくする商品を提案する。 https://www.linenanddecor.net撮影/川上輝明(bean) スタイリスト/石山とみ子 菊川博子 取材・文/鈴木奈代 撮影協力/ FILE(http://file-g.com) ※eclat7月号掲載
  • 実店舗を持たず「好きなヒトと好きな場所で好きなときに好きなモノを集めた」ノマド古着屋としておしゃれピープルの間で大人気のヴィンテージショップ「weber(ウィーバー)」が、デザインも状態もすばらしいヴィンテージTシャツ約1000点を大放出する「大Tシャツ展」を、東京・日比谷のヒビヤセントラルマーケットで開催中です。weber「大Tシャツ展」でお目にかかれる激レアラインナップたとえば人気モデル(ケイト・モス)を起用したハイブランド(本物)のキャンペーンTシャツは、見つけたら即買いを推奨します! 1990年代に活躍した伝説のガールズグループ、TLC(ティーエルシー)のアートワークTシャツ。キース・へリングとマドンナが同じアートワーク上にジョインしているなんて!ヨーコ・オノさんとジョン・レノンさんの愛は永遠です。手描き風アートワークが垂涎に激レアなブルース・ウィーバーTシャツ「トレインスポッティング」はじめ、伝説的なおしゃれ映画のTシャツがたくさん揃います。お気に入りの作品はあるかな?悲劇的な結末が忘れられない、ブラッド・ピットの出世作でもある傑作ミステリー映画「セブン」。おしゃれさんのマストムービー「タクシードライバー」Tシャツ。ナタリー・ポートマンという奇跡の女優を生んだ映画「レオン」Tシャツアイスランドが生んだ歌姫、ビョークのアートワークは、何年経っても人気があります。若かりし頃の世界のKITANOもTシャツになってます。ちなみに、お披露目されるコレクションの内容は2部構成に。 6月21日(金)までの第一部では「weberʼs basic」をコンセプトに、アート・映画・音楽などをテーマにキュレーションされたTシャツが1000点近く揃います。毎日新商品が投下されているので、何度行っても新鮮なラインナップに出会える仕掛け。 そして千秋楽となる6⽉22⽇(⼟)~23⽇(⽇)の2日間は“T-shirt is art”をテーマに、⽇本中のクリエイターやコレクターから集めた、ここでしか⾒られない“国宝級”のお宝Tシャツを2⽇間のみ展⽰&販売。希少なヴィンテージTシャツを楽しめる貴重なTシャツウィーク、ぜひお見逃しなく!【合わせて読みたい】BAILA7月号のファッション大特集は“Tシャツ”!【大Tシャツ展】 期間/開催中~6⽉23⽇(⽇) 営業時間/11:00~20:00 会場/ヒビヤセントラルマーケット/Tent gallery(東京都千代⽥区有楽町1−1−2東京ミッドタウン⽇⽐⾕3階) お問い合わせ先/TEL03-6205-7894
  • 旬コーデに欠かせないノースリーブを、きれいに大人っぽく見せるには? 選ぶポイントと着こなしのコツを簡単解説! 1 2 3 4 カラダがキレイに見えるディテールにこだわる 1[詰まりクルーネック] タイトなノースリは、ネックが詰まっていると上半身がひとまとまりに見えて全身がスマートに。コンパクトな上半身がバランスアップの秘訣 上品スポMIXで。 ニット¥12000/SANYO SHOKAI(ブルーレーベル・クレストブリッジ) スカート¥8900/レンアイ ケイカク ルミネエスト新宿店 イヤリング¥1200/お世話や(Osewaya) キャップ¥4600/Kangol Headwear バッグ¥6000/ビームス ボーイ 原宿(ナプロン) サンダル¥12000/サン・トロペ(ヴィーセヴン・トゥエルヴ・サーティ)2[落ち袖] 肩を覆うように少し余分な布があるタイプは、二の腕をあいまいにしつつ、自然に女っぽく見える。ほんのり体が泳ぐシルエットでナチュラル可愛く 適度な柔らかさのニットが、つかず離れずの絶妙な距離感で体形をカバー。シャープなVあきは大胸さんもすっきり。リネンスカートとネオナチュっぽく。 ニット¥6400/N. スカート¥15800/ビームス ボーイ 原宿 イヤリング¥1600/お世話や(Osewaya) バッグ¥4800/ユニバーサルランゲージ 渋谷店 サンダル¥3990/セシール(イマージュ)3[袖フリル] トレンドの小さめについたフリルは、気になる部分から目線をそらしつつコーデも盛れてお得。全身すっきりなIラインに、フリルでポイントを サンドカラーでまとめて今っぽく。 ニット¥7900/ヒロタ(31 Sons de mode) パンツ¥9500/MERCURYDUO ベルト¥6500/ビームス ウィメン 原宿(レイ ビームス) イヤリング¥1700/お世話や(Osewaya) バッグ¥9800/& シュエットギャラリー 池袋サンシャインシティアルパ店 サンダル¥12500/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)4[シャーリング] ボディのお肉を直接拾わずふわっとカバーしてくれる。縦に入るプリーツは視覚的にもすっきり!細いパーツだけ見せて、爽やか夏デニムコーデ シャーリングで肉感を逃がしつつ、縦ラインも強調される優秀なデザイン。デニムパンツと合わせて軽やかな縦長コーデに。 ブラウス¥1990/UNIQLO デニムパンツ¥6000/アダストリア(ローリーズファーム) イヤリング¥1400/お世話や(Osewaya) バッグ¥4900/ACCOMMODEルミネエスト新宿店 靴¥13000/ダイアナ 銀座本店(ダイアナ)他にもある! 美人見えディテール透けデコルテ 胸元の透かし編みで、視覚的にボディのボリュームをダウン。すっきり美人見え。 ニット¥4990/エヴリス 新宿ルミネエスト店裾広がり Aラインに広がるブラウスタイプは、体の線が分かりにくい上に、相対的に腕も細く見えるメリットが。 ブラウス¥4900/UNRELISHニセ袖 袖口にレースを足したトレンドのデザインは軽やかに二の腕をカバーしてくれる。 カットソー¥4800/RD ルージュ ディアマン他の画像を見るモデル/貴島明日香 佐々木美玲 撮影/千葉太一(モデル) 齊藤晴香(物) ヘア&メイク/牧田健史 スタイリスト/松尾正美 web構成/篠有紀 web編成/ビーワークス
  • 日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念した『モダン・ウーマン ―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち』は、19世紀後半から20世紀初頭のフィンランドにおいて、近代美術に革新をもたらした女性芸術家7人を紹介します。日本初の試みとなる本展は、国立西洋美術館新館展示室にて6月18日(火)から9/23(月)まで開催。フィンランドの女性芸術家たちの多彩な活動と功績に触れてみてはいかがでしょか。シンプルコーディネートの極み? おしゃれなお洋服ですね1.『占い師(黄色いドレスの女性)』 ヘレン・シャルフベック 1926年 Finnish National Gallery / Ateneum Art Museum, Kaunisto Collection Photo:Finnish National Gallery / Hannu Aaltonen黄色いワンピース姿の女性。赤い口紅も効いていておしゃれ! 「おしゃれですよね。実はこれ 1926年にフィンランドの女性画家、ヘレン・シャルフベックによって描かれた肖像画なんです」 と、教えてくれたのは、国立西洋美術館の特定研究員・久保田有寿さん。1926年のフィンランドは、何世紀も続いた大国の支配から脱して、いちからの国造りの真っ最中。そんな時代にこんなおしゃれさんがいたなんて驚き。「この服は実にモダンで、当時のフィンランド女性が着ていたものではなさそうです。シャルフベックはフランスのファッション雑誌を取り寄せて購読していましたから、ヨーロッパに台頭し始めていた新しい時代を象徴する“モダン・ ウーマン”を描いているのでしょう」 そっか。同国を代表するブランド、マリメッコの登場もずっとあとだしね。当時のフィンランドは、「これぞわが国の文化」と呼べるものを模索していたらしい。「そこで独立への気運が高まった19 世紀半ばには、自分たちの美術をつくろうと男女共学の美術学校が創設されました。当時のヨーロッパでは珍しく学ぶ環境も奨学金も完全に男女平等だったのです」 さすが、男女平等な社会の実現で21世紀の先頭集団を行く国。1917年の独立前から最先端な政策! 「だから女性たちも、自分たちは職業芸術家として男性と対等にクリエイティブなことができるという自信を、強く持つことができたのではないかと思います」おしゃれでしょ? 最先端のモードでしたのよ2.『装飾的風景』 エレン・テスレフ 1910年 Finnish National Gallery / Ateneum Art Museum Photo:Finnish National Gallery / Yehia Eweisしかし、独立運動によりナショナリズムが台頭し、男性芸術家たちは「フィンランドらしさ」の確立に没頭。「フィンランドといえば手つかずの自然」と、森や雪景色を描いたり、有名な民族叙事詩の絵画化に熱中したそうだけど、女性たちはどうだった? 「女性たちは愛国主義にはとらわれず、オープンで国際的なスタイルを生み出していきました。たとえば、へレン・シャルフベックは人物をより抽象的に単純化したモダニズムの絵画に挑戦しましたし、エレン・テスレフはアンリ・マティスらのフォーヴィスムに代表される色彩の革命にいち早く反応。1906年ごろから絵具をパレットナイフで大胆に塗りつける色彩豊かな絵画を制作しています」3.『ボートをこぐ女性、スケッチ』 マリア・ヴィーク 1892年ごろ Finnish National Gallery / Ateneum Art Museum, Granberg Collection Photo:Finnish National Gallery / Jenni Nurminenパレットナイフをフィンランドで初めて用いたのがテスレフ。今でこそ一般的な技法だけど、当時では斬新! 独立運動の影を感じさせないほど明るくて光に満ちているね。テスレフのこの試みのあとで、同国の風景や人物を鮮やかに描く画家が続出したんだって。 4.『自画像』 シーグリッド・ショーマン 制作年不詳 Finnish National Gallery / Ateneum Art Museum  Photo:Finnish National Gallery / Hannu Aaltonen「もう少し時代が下った1945年にも、フィンランドの女性画家の自由で大胆な作品が生まれました。それはエルガ・セーセマンの 『カフェにて』。 5.『カフェにて』 エルガ・セーセマン 1945年 Finnish National Gallery / Ateneum Art Museum  Photo:Finnish National Gallery / Hannu Aaltonen 黒手袋の女性がカフェでカクテルとタバコを楽しんでいる一枚です。戦争で国土全体が疲弊し、窮乏していた時代背景を考えると相当ラディカル。こうした女性をダイナミックに描くことも、女性芸術家だからできたことじゃないでしょうか」 同国の美術の基礎をつくった彼女らは教師や批評家としても活躍。作品も生きざまもカッコいいね。1 ヘレン・シャルフベック フィンランドを代表する画家。パリをはじめ欧州各地で美術を学ぶ。「モダン・ウーマン」の肖像画を多数制作2 エレン・テスレフ 同国における革新的な色彩表現の先駆者。パリに学ぶが好んだのはフィレンツェで、彼の地でカラフルな木版画にも挑戦3 マリア・ヴィーク パリで学び肖像画家として早くから活躍した女性画家の一人4 シーグリッド・ショーマン 批評家としても活躍。自画像の多さも同国女性芸術家の特徴5 エルガ・セーセマン 第二次世界大戦の最中にデビュー。今まで見られなかった都市を生きる新しい女性像が出てくるのがこの時代※作品はすべて、フィンランド国立アテネウム美術館このアートはここで見よう!日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念『モダン・ウーマン ―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち』 独立前後のフィンランドを生き、同国の近代美術に革新をもたらした女性芸術家7人に焦点を当てた日本初の試み! 6/18~9/23 国立西洋美術館新館展示室 東京都台東区上野公園7の7 9時30分~17時30分(金・土~21時) 休館日/月曜、7/16 (7/15、8/12、9/16、9/23は開館) 観覧料/¥500 問☎03(5777)8600(ハローダイヤル) https://www.nmwa.go.jp取材・文/KAORU ※BAILA2019年7月号掲載
  • Tシャツをカジュアルになりすぎず、素敵に着こなすコツは“きれいめ合わせ”にあり。アラフィー世代から絶大な支持を得るスタイリスト・村山佳世子さんが、Tシャツのラフさを中和する逸品ボトムをご紹介。メソッド1:合わせるボトムはニュアンスのある色と素材で女っぽさを意識する光沢や透け、ドライな質感といったニュアンスのある素材を取り入れて、Tシャツのラフさを中和。カジュアルすぎないほどよい緊張感が心地いい「リネンのハイウエストのマキシスカートとの合わせで、クルーネックのベーシックなTシャツがぐっときれいめに。今季大人気のリネンアイテムはTシャツ合わせに大活躍。ドライな質感が今どきだから、トレンド感のあるスタイルに見せるのに重宝します」(村山さん)。 Tシャツ¥5,000/ユナイト ナイン(カラフル スタンダード) スカート¥47,000/カオス丸の内(カオス) 手に持ったカーディガン¥31,000/スローン ピアス¥247,000/TASAKI バッグ¥318,000/ヴァレクストラ・ジャパン(ヴァレクストラ) 靴¥27,000/ファビオ ルスコーニ 六本木店(ファビオ ルスコーニ)【Profile】 村山佳世子 シンプルで洗練されたスタイリングにファン続出のトップスタイリスト。『一生もののおしゃれが身につく10のルール100のコーディネート』(集英社)を上梓し大ヒット中。>>「大人のTシャツ“きれいめ合わせ”」はこちらから撮影/菊地 哲 ヘア/ EIJI SATO メイク/小森由貴 スタイリスト/村山佳世子 モデル/田沢美亜 取材・文/坪田あさみ ※エクラ7月号掲載
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