小さな恋を応援したくなる♡『ひよ恋』【『りぼん』サプリフェア!オススメ少女マンガ】

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みなさんこんばんは! 少女マンガ大好きライターみかりんです。
毎週木曜日にお届けしている、オススメ少女マンガ連載。2月のテーマは、マーガレットBOOKストア! 内の特集と連動した【『りぼん』サプリフェア!オススメ少女マンガ】♡ 今週は『ひよ恋』(作:雪丸もえ)です。

"超"人見知りのひより(身長140cm)は、高校の入学式前日に交通事故に遭い、初めての登校がなんと12月! 知らない人ばかりで戸惑っていた自己紹介中、遅刻して教室に入ってきたのは結心(身長190cm)。初対面で「サイズ小さくね?」、「ひよこに似てる!」などなど失礼な発言を繰り返す結心に、最初は苦手意識を持っていたひより。でも、明るい彼のおかげでクラスになじめたことに気づいて……♡

身長差50センチという超デコボコなふたり。どう見てもかわいすぎませんか……? 結心が小さくて人見知りなひよりを構いたくなる気持ちもわかるし、ひよりが明るくて人気者の結心に惹かれていく気持ちもわかる。そう、ひよりの恋=ひよ恋 を応援したくなる!! 余談ですが、身長の高い男子が小柄な女の子のことを好きになるのって、漫画や小説の胸きゅん設定のひとつですよね。(←みかりんの身長170センチ)

ではさっそく、試し読みをどうぞっ!


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  • みなさんこんばんは! 少女マンガ大好きライターみかりんです。毎週木曜日にお届けしている、オススメ少女マンガ連載。2月のテーマは、マーガレットBOOKストア! 内の特集と連動した【『りぼん』サプリフェア!オススメ少女マンガ】♡ 今週は『天使なんかじゃない』(作:矢沢あい)です。言わずと知れた名作マンガ、通称「天ない」。何度読んでもトキメキと感動を与えてくれる、バレンタインに読むにはうってつけの作品♡ お調子者の翠と、ワルぶってる晃、クールなマミリンに、優しいタキガワマン。生徒会で繰り広げられる恋模様には、今でも憧れちゃいます(ちなみにみかりんも学生時代生徒会に入っていましたが、ときめくような事柄は何もありませんでした、無念)。今夜はおいしいチョコレートと「天ない」で、ロマンチックな時間を♬ではさっそく、試し読みをどうぞっ!
  • 先日に、もはや毎年恒例の断食道場に行ってきました~!やすらぎの里高原館公式サイトはコチラ伊豆高原にある断食施設ですね。都合がつけば、半年に1回、年に1回は必ず行っている施設。結構人気でなかなか予約が取れないというのはあるのですが、私はだいたい3ヶ月くらい前から予約をとって伺うようにしています。ダイエットにもとても効果があるのですが、正直、がっつり痩せたい!!!という気持ちは私にはありません。どちらかというと断食することによって得られるデトックス効果とか腸内環境を整えてアレルギーや花粉症対策をしたいな。という気持ちが強かったりします。そんなわけで、私が今回選んだのは半断食のデトックスコース(4種類のコースがあるのですが、詳細は動画で喋ります。)滞在は金曜スタートの2泊か3泊。私は、2泊3日プランです。(なので日曜が最終日)初日は朝ゴハンを軽く食べて、お昼無し。↓夜は具沢山のお味噌汁。翌日の朝ごはんは200kcalの食事。すみません。写真撮るの忘れてTHE 食べかけ。笑お昼のフリータイムには熱川のバナナワニ園行ってきた~。(ま、この話の詳細も動画の中でw)夜ごはんも200kcalの食事。最終日の朝は500kcalの普通食です。これが本当に超美味しい。以前も断食レポのブログは何度かアップしているので、(ブログの最後にまとめますね~)ご存知の方も多いかもですが、こちらの施設の中には岩盤浴や温泉があったり足湯スペースとかマッサージチェアが置いてあったり本とかマンガが読めたり。ちなみに飲み物の種類も豊富。滞在中のアクティビティとして、カッピングやマッサージ、体操、生活習慣についての講座、etc...そんなわけで、何もすることがなく超ヒマ!というのはほとんど感じません。他の滞在されてる方との交流もけっこうあったりしますしね。さて、ダイエットが目的ではない。と言っておきながらwせっかくなので、体型の変化もお知らせしとくやつ!到着した日はこんなかんじ。もはや夕方だったので、暗くてすみません。最終日の朝がこんな。見比べてみると↓(左がBeforeで右がAfter)体重の変化は動画でもお伝えしてますが600gほどでした。それでも背中はシュッとしたような。私の経験だと、帰宅してから1週間ほどは食生活に気を付けて、食べ過ぎない&飲みすぎないを心掛けていると断食滞在中よりも、もう一度、ガクンと落ちますね~。実は今回の断食の前に、ジム2回、波乗り1回と、かなり運動量が多い生活をしていたからか、半断食でもちょっと辛かったです。去年も半断食しているのですが、その時はヨユーでした。このブログね↓(2018年2月のレポ)Ayakoのダイエット成功への道②ファスティングしに!断食道場へ行ってきました結果!前回は波乗りできるくらい体力があったけど、今回はバナナワニ園で階段を上るのすらキツかったのです。泣体調によって、感じ方はだいぶ違うので、不安な方、初めての方は相談されてみてもいいかもですね。ツライツライと言いながら、やっぱり終わった後は気分爽快で、次も必ず来よう!と思ったのでした。今年はなるべくなら、薬に頼らず花粉症を乗り越えたいな。。。とか思っていて。(スーパーアレルギー体質なので超不安きわまりない。)最近はアレルギーの薬も飲んでません。(ほんとこわい。)ガチでやってみて、上手くいったら報告します!真冬に(しかもこの日の予報は雪w)水着で登場する。ただの変態みたいになってますがw体重、サイズ変化、ブログに書いてないぶっちゃけトークも!今回もぶちまけてるのでぜひみてね♡チャンネル登録はコチラ(ぜひよろしくです♡)それでは今日はここまで!ばいばーい!Ayako
  • 先日、映画「翔んで埼玉」のジャパンプレミア IN TOKYOに参加してきました♡原作は魔夜峰央先生のマンガ「翔んで埼玉」で、なんと30年以上も前の作品! 埼玉県をこれでもか!とディスりまくっていると近年話題になり、なんとついに!映画化されました♡ ジャパンプレミア当日は本編の試写はもちろん、キャストのみなさんと監督の舞台挨拶も!♡ 撮影の裏話や見どころなど、いろいろなお話を聞くことができました。主演は二階堂ふみちゃんとGACKTさん♡ 本当に完成度の高いビジュアルで、魔夜峰央先生の絵、そのもの!という感じで、ビックリ(゚∀゚)! キャッチコピーの"邦画史上最大の<茶番劇>が幕の上がる。"の通り、大スケールかつ笑える!作品です\( ´ω` )/♡ 2019年、早速のヒット作品かも…!♡ 公開はまもなく!2月22日から!! 埼玉をはじめ、関東地区以外の方ももちろん楽しめる内容になっているので、ぜひチェックしてみてください♩*モアハピ部 No.510 MIYU のブログ
  • コンパクトサイズのマリソル!これなら荷物の多いママだって、ためらう必要なし!!「小さっ!!」 このコンパクトサイズのMarisolを、初めて本屋で見つけたときは、かなり衝撃でした! と同時に、 すっばらしい発想の転換!!! と思ったよね。 だって、これまで、 女性誌は、A4サイズ、分厚くて、重たいもの!! と思っていたから。 そこに、何の疑問も持っていませんでしたが、 一瞬にして、常識が覆されました。 ただ、よくよく、振り返ってみると、 「雑誌買いたいな〜、だけど、今日は荷物重たいからやめとこ〜」 と思ったこと、何度となくありました^^; 特に、子どもが産まれてからは。若くて(体力があって)、身ひとつでショッピングをできるような時は良いんですよ。 多少、大きくても、重くても、ガッツで持って帰れば。 しかし、ママになると、そういうわけにはいかないのです。 なんせ、小さな子ども抱っこして、 その脇には、オムツと、おもちゃと、お菓子が入った、 でっかいマザーバックを抱えているのですから。 (自分の荷物なんて、携帯と財布と、リップぐらい^^;) 「子育て中だって、おしゃれ楽しみたい!」 「雑誌とか、読みたい!!」 と思っていたけれど、 これ以上、荷物増やしたら、肩がもげる、、、 と、なんど諦めたことか。。 だからこそ、このコンパクトサイズを見つけた時、 考えた人、天才!!!! と、思ったのです。 サイズは、通常サイズの3/5ぐらい! 薄くなるので、重さは半分! 家の中で、雑誌を置くスペースも削減になるし、 正直、小さくて困ったことってない。奥行き浅めの本棚にも、すっぽり収まっちゃう♡ 隣は、夫の漫画。笑あ!あえて、一つだけあるとすれば、 付録が着いてないのです。 コンパクトサイズには >< だから、この付録欲しい!って思った時は、通常サイズを買ってます。 コンパクトサイズにも、付録が着いていたら最高だな♪ ぜひ、みなさまも、お手に取ってみて下さいね♡白河晃子インスタ>>>美女組No.145 白河晃子のブログ
  • 「シグナル」でデビューした新星、ソ・ジフンさん。1997年生まれ、身長184センチの長身、爽やかなルックスの彼が、ラブコメ「鶏龍仙女伝(原題)」のヒットで人気急上昇!ドラマは、羽衣を失くし、天に上がれずにいた仙女が、その羽衣の行方を教えてくれないまま死んでしまった夫の生まれ変わりを 699 年間にわたり鶏龍(ケリョン) 山で待ち続け・・・。という韓国に伝わる童話「仙女ときこり」の後日談。ジフンさんは夫候補のひとりをチャーミングに演じています。●「鶏龍<ケリョン>仙女伝(原題)」のみどころを教えてください。 ーこの作品には誰一人悪役がいません。普通、ドラマには悪役や葛藤を作り出す人物がいますが、そういう登場人物がいないので、気持ちよく見ていただけると思います。優しさがあふれる作品で、見ていて気分のいいドラマなので、笑顔で見ていただければいいなと思います。 ●ソ・ジフンさんが演じたキム・グムはどんな役でしたか? ーキム・グムは、漢字で「金金」と書くため、「キム・ギム」というあだ名で呼ばれています。少し抜けている部分があり、素直で優しい性格です。自分よりも他人を思いやるキャラクターで、ユン・ヒョンミン先輩の演じるチョン・イヒョン教授によく怒られるのですが、どんなに怒られても放っておけず、助けてあげるんです。とても心の優しい人物です。 ●本作は人気WEB漫画が原作です。グムを演じるにあたって重点を置いた部分は? ー実は、ドラマが制作される前から原作者のドルベ先生の大ファンで、原作を読んでいたんです。大好きな作品がドラマ化すると聞いて「誰がこの役を演じるんだろう?」とずっと気になっていたのですが、僕がグムを演じることになり、プレッシャーも大きかったです。とても好きな作品ですし、グムの良さをうまく表現できるか心配でしたが、最善を尽くしてグムの良い部分を表現しようと努力しました。 ●グムと似ている部分、似ていない部分は? ー似ているのは、何でも前向きに考えるところですね。「そんなこともあるさ」「あの人がそう言うならそうなんだろう」という感じで、何でも単純に考えるほうです。違う部分は、生物学科の准教授ということかな…?グムは勉強ができて、生物学科を専門的に学んでいますからね。でも、僕もグムのように興味のある分野に関しては熱心に取り組むので、そういった面は似ているとも言えますね。 ●撮影中、面白かった点と難しかった点は? ーどちらも共通しているのですが、CGを使ったシーンの撮影が面白くもあり、難しかったです。撮影する時、現場には何もないのに目の前に「ある」と想定して演技しないといけませんでした。僕の想像力で演じるので、最初はそれがとても難しかったのですが、やっていくうちにどんどん面白くなっていきました。 ●ムン・チェウォンさんとユン・ヒョンミンさんとの三角関係がストーリーの中心でした。お二人と共演していかがでしたか? ームン・チェウォン先輩とユン・ヒョンミン先輩との演技の相性がとてもよかったという話をたくさん耳にしました。そんな風に見てもらえたのは先輩方の気遣いがあったからこそです。お二人が現場の雰囲気を作ってくださったおかげで、安心して演じることができました。お二人には感謝の気持ちを伝えたいです。 ●ソ・ジフンさんの前世の姿は何だったと思いますか?もし生まれ変わるなら何になりたいですか? ー僕の前世は多分…犬だったと思います(笑) 。説明はできませんが、何となくそんな気がします!もし生まれ変わるとしたら犬になってみたいですね。毎日食べて、寝て、お世話をしてもらって…そんな生活がしてみたいです(笑)。 ●次に挑戦してみたい作品のジャンルやキャラクターは? ー僕は、ある役を演じたあとは、その役とは真逆の人物を演じたくなるんです。グムは純粋で優しい性格のキャラクターだったので、次は悩みや問題を背負った人物を演じてみたいですね。これは僕の俳優としての欲だと思います。ひとつの作品を終えたら、また違う雰囲気の作品に挑戦したくなります。なので、具体的にやってみたいジャンルや役があるわけではありません。いただいた役に対して最大限持ち味を出せるように、僕なりにどう演じていくかを考えています。 ●日本に来る予定はありますか? ー実は近いうちに日本に行く予定なんです。4泊5日で親しい友人と大阪と京都に遊びに行ってきます。初めて日本に行くのでとても楽しみです。日本はすごくいい場所だと聞いていたので一度は行ってみたいと思っていました。楽しんできます! 他の画像を見るMnet 桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!©STUDIO DRAGON CORPORATION 【CS放送 『Mnet』 放送情報 / 動画配信サービス 『Mnet Smart』 配信情報】 「鶏龍仙女伝(原題)」 2019年2月3日(日)16:45~1話先行放送!2月15日(金)スタート! 本放送:毎週(金)(土)22:00~23:15 出演者: ムン・チェウォン、ユン・ヒョンミン、ソ・ジフン、ミナ(gugudan)、コ・ドゥシム ほか 演出:キム・ユンチョル 脚本:ユ・ギョンソン 2018 年 tvN / 全 16 話 / 各 75 分 / 字幕放送 / HD / 日本初放送 ☆Mnet Smart では本放送後翌 0 時~7 日間見逃し配信で視聴可能☆
  • 最近発売された話題の本や永遠に愛される名作などから、キーワードに沿った2冊のイチ押し&3冊のおすすめBOOKをご紹介します。【今月のキーワード】さまざまな“思い方”を描く2冊人が何かを思い、願う時――それは「前向き」で「まっとう」で「人に説明できる感情や論理」だけで構成されている、なんてわけはない。隣にいる人は、靴店で《SF映画のような目にあいたい》と思っているかもしれないし、トラに《襲われたいもん》と言いきるのを楽しんだり、壮麗な宮殿に目を見張りそびれて《道に感じ入って》いたりするかもしれない。作者が「地味な女シリーズ」と呼ぶ12編を収めた『私に付け足されるもの』では、あらかじめわかっていたわけではないことを女たちが思っている。考えのめぐり方、何かを感じると同時に別の何かを思う様子が言葉に置き換えられ、そのあまりの“本当さ”によって世界を予想外の角度から見せてくれるから、読者の心は明るく高ぶっていく。長嶋有はずっとそんなふうに小説を書いてきた。本書では人だけでなく動物のことも考えていて、その脳みその動きは、ありふれているはずの一瞬を《足をのばすと足先から柔らかな大きな感触が立ちのぼってきた》ような未知の経験に変えてしまう。こんな小説があることに何度でも驚きたい。【イチ押しBOOK1】長嶋 有さんの『私に付け足されるもの』講演のためウィーンを訪れた女、コインランドリーを体験する女、走る女など12人がものを思う。5年にわたり発表された短編や掌編に描かれた願望を「付け足されるもの」としてまとめ、書き下ろしを加えた12編を収める。(徳間書店 ¥1500)【イチ押しBOOK2】衿沢世衣子さんの 『制服ぬすまれた』衿沢世衣子もまた、漫画の中でいくつもの思いをすくい上げる。ミステリー風味に貫かれた『制服ぬすまれた』では、制服を盗まれて疑心暗鬼になったり、姿を消した知人を思って微笑んだりする人物の表情を通して多彩な思いを活写する。だから、泥棒が入り、身分が偽られ、不法侵入さえ起きる不穏な世界だというのに、読むうちに友達が増えるような楽しい錯覚さえ起きてしまう。同作家の『ベランダは難攻不落のラ・フランス』と合わせてぜひ。制服を盗まれてしまった女子高生に、時を超えて小さな奇跡が起こる表題作、新境地を切り開いた『カラスが鳴くから』、『ワニ蕎麦』、『鉄とマヨ』など、青春と犯罪がからみあって日常を描き出す5つの短編を収めた作品集。(小学館 ¥591)【ほかにもあります★オススメBOOKをご紹介】『そばですよ 立ちそばの世界』/平松洋子さん著者は誘惑する。五感で味わうそばの味やのどごし、だしの香り、天ぷらの具合にふくよかな店の空気までもが描写され、“おいでおいで”と手招きする。東京中の立ち食いそば店から26軒を取り上げた一冊。(本の雑誌社 ¥1700)『炎の色』/ ピエール・ルメートルさん 〈訳〉平岡 敦さん3月に実写化映画が公開される『天国でまた会おう』3部作のシリーズ第2作目。とはいえ予習などは不要。難しいことを考えず、20世紀初頭のパリへ、陰謀と愛が渦巻くサスペンスフルな長編世界に飛び込もう。(早川書房 ¥3600)『RE:NA』/〈撮影〉熊谷 貫小学6年生でシュートボクシングに出合い16歳でプロデビュー。その世界で「絶対女王」と呼ばれるほどの強さを身につけた人気格闘家RENAが、27年間の人生をじっと見つめ、まっすぐ語った、初のフォトブック。(集英社 ¥1800)--------------------MORE2019年3月号・さらに詳しい情報は雑誌MOREをチェック! 原文/鳥澤 光--------------------- ♡3月号の試し読み・電子版の購入はこちら♡
  • 今年いただいた年賀状で目立ったのが、「定年まであと〇年」「第二の人生を模索中」などという言葉。考えてみれば、私も社会に出てから35年以上になります。自営業やものすごく出世した方などを除けば、“現役に一区切り”という時期に差し掛かっているんだな、としみじみ。そのせいか、最近気になるのが“私たちが現役だったのはどんな時代?”ということ。バブルの盛り上がりとその崩壊を経験し、数々の大きな自然災害・人的災害にショックを受け……もちろん喜ばしいニュースもたくさんありましたが、なかなか大変な時代だったことは確かです。忘れてならないのは、パソコンや携帯の普及。世の中をすっかり変えてしまいましたよね。そんなわけで“過去を振り返りたいモード”だった私にピタリとハマった本が『日本の同時代小説』。鮮やかな切り口と語り口で読む人をうならせる文芸評論家・斎藤美奈子さんの最新刊で、話題になった本からその時代の性格を浮かび上がらせた意欲作です。『日本の同時代小説』 斎藤美奈子 岩波新書 ¥880 この50年の小説と社会の関係を幅広く考察。純文学やエンタメだけでなく、エッセイやノンフィクション、ケータイ小説などにも触れた視野の広さが魅力。“(山口百恵の)『蒼い時』のヒットは、タレントの自伝というジャンルを形成”など、ナルホドの指摘がいっぱい1960年代から2010年代までの本が10年単位で取り上げられていますが、まずは自分が気になる時代や忘れられない本から読み始めてもいいかも。そこを中心に前後を読んでいけば、じわじわと理解が広がっていくはずです。さて、私にとっての同時代小説といえば、1960年代の終わりからもの。興味を持つきっかけになったのは、思春期にちょっと背伸びして読んだ年上世代の愛読書でした。60年代を代表する青春小説といえば、この二冊。柴田翔の『されど われらが日々――』(1964)と、庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』(1969)でしょう。斎藤さんご指摘のこの二冊にすっかりハマったことで、それまで読んでいた課題図書的な本からちょっぴり脱皮。70年代の終わりには、中沢けいさんの『海を感じる時』や見延典子さんの『もう頬づえはつかない』の赤裸々な描写にドキッとさせられ、村上春樹さんの『風の歌を聴け』を読んで「よくわかんないけど、おしゃれ!」などと無邪気に喜んだりしていました。ものすごく気取って言えば、新しい文学の波を感じつつ、大人になることに恐れと憧れを抱いていた、という感じ!?そんなふわふわとした乙女心は、1981年に出た一冊の小説によって木っ端みじんにされます。それは田中康夫さんの『なんとなく、クリスタル』。モデルクラブに所属している女子大生・由利の日常を描いた小説で、彼女の服のブランド名や食事をしたレストラン名などが記載され、それらに注釈までついていたことを覚えている方も多いでしょう。その細かい情報が醸し出すリアルさと迫力に、私はただただ圧倒されました。地方からの上京組だった私には、ブランドに対する知識もなければ、(仮にそういう服を手に入れられたとしても)着こなす能力もなし。しゃれたレストランにも縁遠く、リッチな由利がうらやましいというより“あの世界との距離感をどう考えればいいんだろう”と呆然としてしまった……というのが、私の『なんとなく、クリスタル』についての記憶です。その小説が、斎藤さんの手にかかるとこういう解釈になります。既存の青春小説が得意としてきた貧乏自慢や熱血自慢や悲愴自慢を鼻で笑うかのような不遜な態度。旧世代には意味不明であろうカタカナのブランド名をこれ見よがしに出しまくるイヤミったらしさ。すなわちそれは「知識人批判」に近かった。君たちが信奉する思想家の名前と女子大生が信奉するブランド名のどこがちがう?という挑発です。「そうか、そうだったのか、そうだよね!」と思わず膝を打ちました。『日本の同時代小説』にはこういう“目ウロコ”が随所にあるので、「それで、それで?」と思いながらページをめくってしまう。知識が足りない部分があっても、自分が経験した時代なら、“あの頃の自分”や世間のムードを脳裏によみがえらせれば、斎藤さんの言わんとしていることが自然と伝わってくると思います。そして記憶に残るような小説は、時代の流れの必然として生まれていることもきっと理解できるはず!この本を読んでいて思い出したのが、酒井順子さんの『an・anの嘘』でした。高校時代から雑誌「オリーブ」にコラムを寄稿していた酒井さんは、いわば“女子(特に都会暮らしの)を観察してきたプロ”。そんな彼女が雑誌「アンアン」の45年間の歩みを振り返り、時代や流行、女性の生き方の変遷について思いを巡らせた一冊です。『an・anの嘘』 酒井順子 マガジンハウス ¥1300 酒井さんいわく“(女性の)背中を押す方向が必ずしも正しいとは限らないものの、読者と共にあらぬ方向に突っ走っていくのもまた、アンアンの魅力。” その45年間の歩みを振り返った本書の巻末には、スピリチュアリスト・江原啓之さんとの興味深い対談もニュートラというモテファッションとの攻防、結婚に対する微妙な感情、スピリチュアルブームが起きた背景……さまざまトピックに対する考察は、女性心理の裏表を探ってきた酒井さんらしく、深く鋭い。読みながら“いつの間にか時代の流れに乗っていた自分”を客観的に見つめ直す方も多いのではないでしょうか。そういえば、今年は新しい年号に切り替わる年。その初めに時代や歴史を意識した本を読めば、いつもの年より考えが深まって、今後の人生で目指すものも変わってくるかも?なんとなくですが、そんな気がしています。
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