ドーナツ+お漬物=?
Marisol ONLINE
わたしが今いるのは、オーストリア西部のインスブルックです。
巨大なアルプス山脈にへばりつくように広がった可愛らしい街で、かつてはハプスブルク王朝の都が置かれたことから、歴史的な見どころがたくさん。なかなかの観光都市です。
そして、ここインスブルックでは、11月末から街のあちらこちらでクリスマスマーケット(以降クリマ)が開催されています!(そう、クリマってドイツだけのものじゃなかったんですね!)
いちばんメインのクリマ会場。昔は奥に見える黄金の小屋根に皇帝が立ち、広場の賑わいを眺めたそうです。
昼間はこんな感じ。向こうにアルプス山脈が見えます。
クリマはお昼から営業していますが、暗くなるほど賑わいます。「わしらも撮ってくれ」と上機嫌のお父さんたち。グリューワインが相当入っているようです。
インスブルックにはあのスワロフスキーの本店があります。というわけでこちらはスワロフスキークリスタルをふんだんに使ったクリスマスツリーが目玉のクリマ。
さて、クリマ名物といえば誰でも思いつくのが先ほどのお父さんが(たぶん)浴びるように飲んでいたグリューワイン、いわゆるホットワインですが、インスブルックが位置するチロル州にはここでしか食べられない名物があります。

それが「キアヒル(Kiachl)」。

揚げパンの上にジャム、もしくはザワークラウト(発酵させた酸っぱいキャベツ)をのせたスナックだというのです。ジャム または ザワークラウト?それ、トッピングの振れ幅デカすぎない?と、聞いたときから気になりまくり。グリューワインやホットドッグには目もくれず、ひたすらキアヒルの屋台を探しました。
発見!美人のお姉さんが手にしているこれ、これがキアヒルです!

お姉さんの後ろにあるのがキアヒルのメニューで、砂糖がけやジャムのっけが見えますが、ここは迷わずザワークラウトのっけ(Kiachl mit Kraut)でいきます。ビッテビッテ。
たっぷりの油で揚げてアッチッチのところに、ザワークラウトをドサッ!
キアヒルです!
さっそくかぶりつくと、なんと申しますか……
小麦粉のほんのりとした甘さと揚げた部分の香ばしさを、ザワークラウトの酸味が爽やかにまとめて……

ない!

むしろザワークラウトの酸味と旨味が強すぎて、揚げパンと完全に喧嘩しています。これはなかなか斬新な味……。

しかし食べ進めていくと、この喧嘩がクセになってくる感じ。一度大喧嘩をした友情ほど長続きするっていうもんね(←もはや何だかよくわからない)

そんなわけで、初キアヒルの感想は

わたし
「ドーナツと白菜の漬物をいっぺんに食べた味」

同行した韓国人の友人
「ドーナツとキムチをいっぺんに食べた味」

でした。
インスブルックのクリマは12月23日まで(1カ所のみ1月6日まで)。もし行かれる機会があれば、キアヒルをぜひご賞味いただき、感想をお寄せください♡
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