
パティシエ 馬場麻衣子さん
ばば・まいこ●京都外国語大学 スペイン語学科卒業。「パティスリー ビヤンネートル」と「フロート」のオーナーパティシエ。月替わりのフルーツを使ったフォトジェニックなパフェは、パフェを愛するインフルエンサーの熱烈な支持を受け、大人気に
通訳→独学でパティシエに! 思い立ったら一直線の仕事人
「パフェでなく、私の取材ですか?」と、戸惑いながらも取材オファーを快諾してくれた馬場麻衣子さんは、今をときめく注目のパティシエ。
代々木上原にあるパフェとお菓子の「パティスリー ビヤンネートル」、参宮橋にあるジェラートと焼き菓子の「フロート」のオーナーパティシエとして多忙な一方、「ビューティーコネクション銀座」のフルーツサロンを監修したりと、活躍の場は多岐にわたる。
大学では語学を専攻、一度はメキシコで通訳の仕事に就いたものの、「やっぱり創造することをしたい」と夢の原点に立ち返った馬場さんは、幼いころ好きだったお菓子作りの道へ進むべく、帰国。次なる挑戦の場として選んだのが京都の料理店だった。 「デザート部門を担当させていただけたのですが、専門学校に行っていない私はすべて独学!お給料のすべてを専門書や食べ歩きにつぎ込みました(笑)」
努力が実り、2010年には独立。そして、スイーツに使う果物を求め数数の農園に足を運んでいたある日、とある無農薬農園のレモンのあまりのみずみずしさ、甘さに衝撃を受ける。以来、フルーツの魅力をいかんなく発揮できるパフェを月替わりで提案、フルーツへの愛がつまった盛りつけが人気を呼び、今やお店のアイコン的存在となる。
「頭の中は、常に新しいお菓子のレシピでいっぱい。思いついたらすぐノート(❻)にメモして、ノートは5年間保存!」という馬場さんのバッグの中身は、いたってシンプル。仕事へのストイックな姿勢が表れる。「既成概念にとらわれず、いかに新しいお菓子を創造できるか常に考えています。お菓子作りではあまり使わないウイキョウやバジルをスパイスとして使うのも、そのひとつです。」
将来は、ハーブ園をやりたい夢が。「農園をめぐっているうち、自分で作ったハーブでお菓子を作りたいと思うように!現場が完全に手を離れてからなので、まだ先になりそうです(笑)」
代々木上原にあるパフェとお菓子の「パティスリー ビヤンネートル」、参宮橋にあるジェラートと焼き菓子の「フロート」のオーナーパティシエとして多忙な一方、「ビューティーコネクション銀座」のフルーツサロンを監修したりと、活躍の場は多岐にわたる。
大学では語学を専攻、一度はメキシコで通訳の仕事に就いたものの、「やっぱり創造することをしたい」と夢の原点に立ち返った馬場さんは、幼いころ好きだったお菓子作りの道へ進むべく、帰国。次なる挑戦の場として選んだのが京都の料理店だった。 「デザート部門を担当させていただけたのですが、専門学校に行っていない私はすべて独学!お給料のすべてを専門書や食べ歩きにつぎ込みました(笑)」
努力が実り、2010年には独立。そして、スイーツに使う果物を求め数数の農園に足を運んでいたある日、とある無農薬農園のレモンのあまりのみずみずしさ、甘さに衝撃を受ける。以来、フルーツの魅力をいかんなく発揮できるパフェを月替わりで提案、フルーツへの愛がつまった盛りつけが人気を呼び、今やお店のアイコン的存在となる。
「頭の中は、常に新しいお菓子のレシピでいっぱい。思いついたらすぐノート(❻)にメモして、ノートは5年間保存!」という馬場さんのバッグの中身は、いたってシンプル。仕事へのストイックな姿勢が表れる。「既成概念にとらわれず、いかに新しいお菓子を創造できるか常に考えています。お菓子作りではあまり使わないウイキョウやバジルをスパイスとして使うのも、そのひとつです。」
将来は、ハーブ園をやりたい夢が。「農園をめぐっているうち、自分で作ったハーブでお菓子を作りたいと思うように!現場が完全に手を離れてからなので、まだ先になりそうです(笑)」
新発想がつまった〝愛されパフェ〞発祥の舞台裏

▲馬場麻衣子さんのバッグ
「自転車移動なので、『メゾン スペシャル』の肩がけが基本」
縦44×横40×マチ18cm
「自転車移動なので、『メゾン スペシャル』の肩がけが基本」
縦44×横40×マチ18cm
※バッグのサイズは編集部で計測したものです
馬場麻衣子さんのバッグの中身はこれ!

▼ 詳しくチェック!

❶ イソップの巾着袋。「衛生グッズを入れています」
❷ アルコール消毒液。「自家製消毒液をボトルにつめて持ち歩いています」
❸ プロペト。「手荒れ防止に重宝するワセリン。乾燥がひどい季節には、自宅で洗顔後、化粧水の後に塗ったりすることも。香りがないのでお仕事中にも安心」
❷ アルコール消毒液。「自家製消毒液をボトルにつめて持ち歩いています」
❸ プロペト。「手荒れ防止に重宝するワセリン。乾燥がひどい季節には、自宅で洗顔後、化粧水の後に塗ったりすることも。香りがないのでお仕事中にも安心」

❹ 書籍『自分が欲しいものだけ創る!』。「友人でもあるスープストックトーキョーの野崎さんによる本は、図も多く、発想の転換にもなって、経営者として目からウロコの内容です」
❺ Macのノートパソコン。「お仕事の拠点がたくさんあるので(笑)、その場で広げて作業できるパソコンは、必需品」
❺ Macのノートパソコン。「お仕事の拠点がたくさんあるので(笑)、その場で広げて作業できるパソコンは、必需品」

❻ アイデアノート類。「思いついたレシピを書きとめていて。1カ月1~ 2冊は消費します。ノートは、その時々で変えたりも」

❼ スマホ
❽ スマホのバッテリー
❾ パソコンのバッテリー
➓ イロセの名刺ケース。「友人が使っていて、いいなと知ったイロセは、縫製のない一枚革から作られていて、折り紙みたいな美しさが気に入っています」
⓫ イロセの財布
⓬ ミナ ペルホネンのポーチ。「キャンバス素材の質感が醸し出す、深みのあるブルーにひと目惚れしました!バッテリーなどのガジェット系を入れています。通帳や印鑑もこの中に」
【Marisol 2020年6・7月合併号掲載】撮影/草間智博(TENT) 取材・文/中村麻美
▼働く女のバッグの中身
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▼アラフォーのお仕事バッグ特集
通勤バッグといえば、PCも書類もたっぷり入って、肩がけもできるトートバッグが定番。加えて、1㎏未満という軽さと、機能性だけじゃない都会的なデザインも、大人には譲れない条件
マリソル世代の働く女性たちに支持されている人気のバッグをピックアップ。愛用者の声もチェックして!
小脇に抱えても肩がけしても収まりがいいところが高ポイント♪
ちょっぴり大きめの書類もPCも余裕ですっぽり。安心感のあるサイズはやっぱり頼もしい!