本屋通いが趣味の父のおかげで「本も活字も大好物」で育ちました。
LEE

本屋通いが趣味の父のおかげで「本も活字も大好物」で育ちました。
そんな中、与えられる本から、自分で選ぶ!に変わるキッカケになったのが、
林真理子さんの「ルンルンを買っておうちに帰ろう」。

タイトルに惹かれて手に取ってしまったのが運のつき?
のめり込むように「林真理子ワールド」に引き込まれて、
もともと「同じ本を何度でも読める派」なのですが
「ルンルン」に関しては「またそれ読んでるの?」と家族があきれるほど・・・
幸か不幸か、青春のバイブルになってしまった気がしています。

そんなふうに青春を彩ってくれた林さんの中でも、印象深い1冊がこれです。
林さんの、幼少期から大人になるまでの、食にまつわるエトセトラが描かれている
「食べるたびに哀しくって…」

幼少期の内容は、林さんの思い出の食べ物の話が多く、
その中に「ジャムパン」のお話があります。
売れ残りの硬くなったジャムパンを、
ご飯のおひつに入れてホカホカにして朝食に食べた・・・と書いてあるのですが、
その描写がたまらなく美味しそう☺

世界で一番美味しいジャムパンの食べ方に違いない! と思ったわたしは、
オーブンもレンジもあるにも関わらず、
母に内緒で夕飯用のご飯が入った炊飯器に、
そっと買っておいたジャムパンを突っ込んだ!
(食べ物に関しては、後先考えないタイプ・・・

本にある
「まわりについた米粒を丁寧にとって、二つに割ると溶岩のように流れ出すジャム」
を、そのまま再現したくて、ラップにも包まず突っ込んだジャムパン。
ご想像通り、ジャム臭と柔らかくなり過ぎて収集がつかなくなったパンとで
その日のご飯を見事に台無しにして、母親に激切れされたのは言うまでもありません

わたしの間抜け話は置いておいて、
林さんの幼少期の思い出は、面白く楽しく綴られているものが多いのですが、
大人になるにしたがって、どこか悲哀を伴って描かれていきます。

学食で、内緒でカツ丼を食べている姿をおしゃれな先輩カップルに見つかったり
お泊りした彼の家で、経木のまま食べるおこわの惨めさを噛みしめたり
都会暮らしの象徴と思い込んで、遠くに買いに行ってまで食べるフランスパン などなど

滑稽でクスっと笑ってしまうけれど、喉の奥に否定できない真実の苦さが走る感じ
笑って読んでもどこか切ない林さんテイストに心奪われてしまう、オススメの1冊です
秋の夜長 のお供に、たまにはスマホを忘れて本はいかがでしょう?(タラ)

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#月刊トップブロガー お題は「心に残る本」です
#林真理子 さん
#食べるたびに哀しくって
#やたら長くなってしまった
#本気の読書感想文になりそうだった
#LEE10月号 には「心に効く」恋愛小説が掲載中
#恋愛小説じゃなくてすいません
#ジャムパンは炊飯器禁止ってことで
#持ってた本がボロボロすぎて買いなおしてみた

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