“桃代セオリー”で選ぶ旬の服|eclat5月号2020年特集

HAPPY PLUS VOICE

エディター 宮崎桃代の大ヒット企画再び!

Sサイズだからできる
絶妙バランス

〝桃代セオリー〞で選ぶ旬の服

身長150cmのファッションエディター 宮崎が、今着たい、しかも小柄でも楽しめる服を選びました。すぐ使える全身コーディネートでご紹介します。

Style01

腰巻き風のパンツでさりげなく脚長の、こなれたTシャツカジュアルを

腰巻き風のパンツでさりげなく脚長の、
こなれたTシャツカジュアルを

Style02

街で、会食で、リゾートで。シーンレスなワンピースはユルさを武器に

街で、会食で、リゾートで。
シーンレスなワンピースはユルさを武器に

Style03

バイカラーのニットセットアップで小気味よく、マダム風に

バイカラーのニットセットアップで
小気味よく、マダム風に

宮崎桃代(みやざき ももよ)
  • Profile
  • 宮崎桃代
  • Momoyo Miyazaki

フリーランスのエディター。幼いころから「前へならえ」は常に先頭。日々の装いは「まじめじゃなくて大人はちょっと愛嬌」がモットー。

小柄は〝特権〞! そう思ったら着こなしが楽しくなる

私が常々思うのは、Sサイズはとてもいいキャラクターだということ。例えばスカートやワンピース。普通サイズの人ならふくらはぎ丈でも、Sサイズが着れば大人っぽいくるぶし丈に。普通サイズのストレートパンツも、Sサイズがユルッとはけばこなれたワイドパンツに。などなど、小柄だからこその服の楽しみ方があるんです。しかも時代はルーズ&カジュアル傾向。ただし、Sサイズが着たときに〝ちょっとしゃれたルーズ感〞に見せるために、バランスの厳しいジャッジは必要です。ご紹介するのは展示会をめぐり、これはSサイズが着るといい感じになると見極めたアイテムです。もちろん、普通サイズのかたは悩まずして美しく着られます。ぜひ今どきの〝しゃれたルーズ感〞を楽しんでください。

  • 宮崎桃代さん

Style 01

“腰巻き風のパンツでさりげなく脚長の、こなれたTシャツカジュアルを”

初夏から9月まで長い間活躍するのがTシャツ&パンツの組み合わせ。鉄板のセットがひとつあると重宝。「両サイドに縫いつけられたシャツ袖をからげるユニークなパンツ。ハイウエストで脚長に、しかもおしゃれ通に見えます。光沢あるソフトな素材は裾がクシュッとなってもいい味わいに」。パンツに個性があるのでTシャツはシンプルに。「ビッグフォルムを避け、ほどよいゆとりでバランスをとって」。

Style 02

“街で、会食で、リゾートで。シーンレスなワンピースはユルさを武器に”

ゆったりしたフォルムのワンピースはサイズレスなアイテムの代表格。ベルスリーブの長袖ならシーズンレス、さらには合わせる靴とバッグでシーンレスに使えるのも魅力。「前身頃中央にタックがひとつあるだけ。鎖骨がきわだつVネックととろけるような素材感で、女っぷりが上がります。着丈は長いほうが縦長シルエットになり、ドラマチックに見えるので3㎝延ばし、別注しました」。

Style 03

“バイカラーのニットセットアップで小気味よく、マダム風に”

「上半身がのびやかに、肩位置が高く見えるボートネックは背を高くシュッと見せるのに欠かせない要素。それをトリミングで強調するデザインにほれぼれです」。同素材のパンツと合わせれば即、余裕漂うマダムカジュアルが完成。「クチュールっぽい配色も着るだけでリッチ感が高まります。黒小物でお出かけ風、スニーカーでハズすのもあり」。自宅で手洗いできるのも、この季節にうれしい。

PICK UP
RECOMMEND
April 26 Fri
HAPPY PLUS VOICE NEWS新着