• 忙しい日々も退屈な日々も「推し」がいれば頑張れる! 今回は、オタク系ユニット「劇団雌猫」のメンバー・もぐもぐさんのスペシャルエッセイを公開! 「推し活とは何ぞや?」という人に向けて、その魅力や心得などを語っていただきました。 劇団雌猫 もぐもぐさん 平成元年生まれのオタク女子ユニット「劇団雌猫」のメンバー。オタク女子たちの推しへの浪費ぶりをまとめた著書『浪費図鑑』が話題に。各種連載やイベントのほか、ドラマ「だから私はメイクする」原案など多方面で活躍。近著に『海外オタ女子事情』など。 カルチャー女子集団 劇団雌猫 もぐもぐさん スペシャルエッセイ 「熱狂的じゃなくていい。『なんか好きかも』で世界は変わる」 初めて「推し」的な存在ができたのはいつだろうと思い出すと、多分小学生のころ、モーニング娘。の加護亜依ちゃんだと思う。と言っても当時は行動力も財力もなかったし、「加護ちゃん可愛いな〜」くらいの憧れでしかなく、テレビの音楽番組に出ていたらじっと見つめるとか、お小遣いをはたいて「ミニモニ。」のCDを買うくらいだった。同級生の女の子が「加護ちゃん好きだよね?」と駄菓子屋で買えるブロマイドを1枚くれてうれしかった。『物心ついたころからずっとオタクです!』という人も多いだろうが、私の場合は意識して「推し」を生活に取り入れるようになった(まるで便利な家電のような言い方ですが)のは大学を卒業して働き始めてからだ。めくるめく怠惰な学生生活を送っていた私は、週5日朝から晩まで働く毎日に早々に気がめいっており、「あかん、残りの2日で楽しい予定を入れないと心が死ぬ」と危機感を抱いた。ちょうどAKB48が全盛期で、MVやライブ映像はYouTubeでよく見ていたし、メンバーの顔もそれなりに覚えていたし、特に好きな子もいた。あのころの加護ちゃんへのラブに似た「ただ好き」であって、わざわざ足を運ぶほどではなかったのだけど、ファンの友人の導きもあって、秋葉原の劇場や握手会にちょっとずつ連れていってもらうようになった。最初は物見遊山だったけど、だんだん「推し」が定まっていく、好きな子の好きな部分が増えていく、見えていくプロセスは幸福だった。これは私が求めていた「週2日で得られるハッピー」に足ると思った。人気グループはなかなかチケットをとるのも大変なので、気軽に行けるほかの女子アイドルも見に行くようになった。最近アイドルオタク入門してるんだ〜と言うとジャニオタがJr.のコンサートに誘ってくれた。一生に1回くらい観たかった宝塚にも、なんだか怖そうでチャンスがなかったプロレスにも行った。退屈は、だいぶ紛れた。毎週末のように知らない世界に「おじゃまします」するのは楽しかった。これはアツい!って思うものも、自分にはあまり刺さらないものもあったけど、それは一度ふれなくてはわからなかったことだから意味があった。面白くないことを知るのは面白い。少しずつ「好き」が定まってきて、同じアイドルのライブや宝塚の劇場に通ううちに友人が増えていった。年齢も職業も違うけど好きなものが同じ仲間ができて、それが精神衛生上すごくよかった。大人になってから友達をつくるってけっこう難しいけれど、何かひとつ共通の要素があるとぐっと仲よくなりやすくなる。あえて全然職種が違う人に仕事の話を聞いたり、自分より年上の人になにげなく相談したらなるほどって思うことが返ってきたり。近すぎないし遠すぎない、これくらいの距離感の友人だから話せることがいろいろあった。推しにも友達にも会えると2倍楽しい。ただ家と職場を往復する生活から随分気持ちが明るくなったし、週末のために頑張るぞ!と仕事にも明らかに身が入るようになった。振り返ってみると、無欲だったのがよかった気がする。人にすすめられるがままに誘いに乗り、その時々でマイペースに楽しんだり楽しめなかったりしているうちにだんだん自分のビビッとくる要素がわかってきた。せっかくだから満喫するぞ!とポジティブな姿勢でいると世界をもっと楽しめることを知った。「とにかく彼氏つくろう」と焦っても大抵うまくいかないように「とにかく推しをつくろう」と思ってもまあハードルが高い。「推し」という言葉には、心に決めた運命の相手のような、気力体力を尽くして愛さなくてはいけないような感じがちょっとあるけど、そんなに重くとらえなくていいんだと思う。「なんかこの人好きだな」「この人見てると幸せになるな」くらいで充分素敵で大切で尊い出会いだ。お金や時間を費やす熱狂的なファンになるのもそれはそれで楽しいけど、あくまで好みの問題であって、そうあるべきとは私は思わない。何かをすり減らさないと、誰かを好きだと言っちゃいけないってことはないのだ。 イラスト/本田佳世 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2021年2月号掲載 【BAILA 2月号はこちらから!】
  • 「落ちるの一秒、ハマると一生」と言われる歌舞伎沼。その深淵をのぞき、沼への入り方を指南するこの連載。今月ご紹介するのは、現在、歌舞伎座で上演中の『壽 初春大歌舞伎』に出演中の松本幸四郎さんと市川猿之助さん。舞台での活躍はもちろんのこと、二人が出演している図夢歌舞伎第二弾『弥次喜多』がめっちゃおもしろいと歌舞伎ファンのみならず、映画ファンの話題に。コロナ禍の中、新しい企画に果敢にチャレンジする幸四郎さんと猿之助さんの思いを合同取材会で伺いました!! ↑合同取材会での松本幸四郎さん(右)と市川猿之助さん(左)。『弥次喜多』のパネルを持ってのツーショット。舞台でもかっこいいけど、リアルもめっちゃ色気があって素敵♪ ■図夢歌舞伎『弥次喜多』はパラレルワールドを描いたSF作品 まんぼう部長 さむさむさむ~。新年早々、冷えるわねぇ。あら、小僧。なんだかガタガタ震えてるけど、大丈夫なの? ばったり小僧 いや~、お正月にスゴいもんを観ちゃったんですよ。松本幸四郎さんと市川猿之助さんが出演している図夢歌舞伎第二弾『弥次喜多』を観たら、なんだかぞっとするお話で……うう、ぶるるっ。 ↑舞台は江戸時代のコンビニ「よろず屋家族商店」。弥次さん(左)は非情な歌舞伎座経営再建担当部長として、喜多さん(右)をリストラ。二人の関係もどこかよそよそしい。 部長 私も観たけど、なんというか、切ないお話だったわ~。図夢歌舞伎第二弾は猿之助さんが監督した映像作品で、昨年の年末からAmazon Prime Videoで配信されているのよね。幸四郎さんと猿之助さんの『弥次喜多』といえば、歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」で4年連続で上演されている超ドタバタコメディの人気シリーズ。それが今回はなんとSF作品になっていてびっくり。 小僧 ですよねぇ。しかも江戸で謎の新型疫病が大流行していて、その片隅の「よろず屋家族商店」を舞台に物語が展開するという内容。劇作家の前川知大さんの戯曲『狭き門より入れ』をリメイクしたものですけど、もとの戯曲がパンデミックを描いた話で、今のコロナ禍の世界とめちゃくちゃリンクしてるんですよね。 ↑図夢歌舞伎『弥次喜多』では、監督・脚本・演出を担当した猿之助さん。取材会でのしゃべりにも熱が入る。「歌舞伎の歴史を振り返れば、散切物があり、活歴物があり、そして令和に図夢歌舞伎が誕生しました」 部長 そうそう。じつは舞台の『狭き門より入れ』には、以前、猿之助さんが出演しているのよね。 小僧 先月行われた合同取材でも猿之助さん、言ってました。「セリフに『また感染者が出てるよ』『ロックダウンして物流が止まったね』なんていうのが出てきて、上演当時は絵空事でしたけれど、今まさにその状況が自分たちの身に迫っている」って。 ↑『弥次喜多』はAmazon Prime Videoで配信中。「僕はAmazonにずいぶん投資(買い物)してきました。スポンサーと言ってもいいくらい(笑)。Amazon Japanさんにそれを伝えてほしいです」と幸四郎さん。  部長 なんかそれだけでぶるっとくるわね。しかも世界が更新するとか、命の価値を巡る問題とか、とても哲学的な内容で、欲望のままに好き勝手をやってきた人類への批判になっているというか……。 小僧 そして、その秘密が「よろず屋家族商店」に隠されているという。う~む、深い!! さすが知性と想像力あふれる猿之助さん。 ↑同世代で仲良しの二人。楽しそうなこの笑顔♪ 取材会も終始笑いに包まれていました 部長 映像のクオリティも半端なくて、一気に闇の世界に引き込まれるような引力があったわ。そして最後の弥次さんのあの表情!! ああ、もう想像しただけで・・・。 小僧 でも、幸四郎さんが言ってましたね。「撮影の合間に鏡で自分の顔を見て、びっくりしました。あのシリアスな演技をこの顔(八の字眉)でやってたのか!? って」と(笑)。難しい役どころだったと思いますけど、その八の字眉に「迷える小羊感」がめっちゃ出ていて、切なさMAX!! 思わず涙しました~っ。 ↑超インパクトのあるポスター!! 染五郎さんと團子さんもぶっとびのヤンキーテイスト。 脇を固める市川猿弥さん、市川笑三郎さんの演技も光ってたわ~。 ■染五郎&團子は、金髪と赤髪のヤンキーになって登場!! 部長 それにしてもあのはちゃめちゃな『弥次喜多』の世界観と、シリアスな原作の世界観をうまくマッチングさせちゃうんだから、猿之助さんってすごいわ。 小僧 本当ですね。これまでの弥次喜多らしく、笑える小ネタもたくさん入っていて楽しめました。「よろず屋家族商店」を現代のコンビニに見立てていて、ドアを開けるたびに、聞き慣れたピンポンピンポンという音がしたり(笑)。 ↑『弥次喜多』の撮影風景。出演しながら監督もつとめた猿之助さんは大忙し。半沢コンビでもあり、いとこ同士でもある中車さん(中央)とは息もぴったり。 部長 そうそう、イートインコーナーがあったりして細かいのよ。幸四郎さんの大好きな『堅あげポテト』も出てたし(笑)。 小僧 家族商店の常連役の市川中車さんも最高でした。中車さんと幸四郎さんの掛け合い、あそこだけコントみたいになっていて、あれは絶対、アドリブだなと思いました (笑)。 ↑「歌舞伎ですと中車さんが息子の團子に何かを教えるところは、まず見ません。でも、今回は映像だったので、立ち位置とか、目線とか、しっかり教えるんですね。微笑ましかったです」と猿之助さん。 部長 中車さんと猿之助さんの半沢ネタもあったわね。例の名セリフがきっちり入ってた♪ 個人的には市川寿猿さんの登場に大爆笑しちゃったけど。 小僧 あの役ですね(笑)。あと注目は、市川染五郎さんと市川團子さん!! 舞台の『弥次喜多』から続いて、梵太郎と政之助を演じていますけど、二人ともグレて不良になっていて。髪の毛も金髪と赤髪だし、着物にチェーンがついてて、指にはシルバーのアクセサリー。かなり気合が入ってますね。 部長 品行方正だった二人がヤンキー座りしててびっくり(笑)。 ↑十返舎一九の『東海道中膝栗毛』は、歌舞伎でもたびたび上演される人気作。「『東海道中膝栗毛』は旅をする話です。弥次さん喜多さんは何も考ていません。考えてないから興味本位でどこへでも行けてしまう。だから時代を超えて愛されるのだと思う」と幸四郎さん。 小僧 手にはマニキュアまでしてるんですけど、これは撮影のとき、スタジオのそばのイオンで幸四郎さんが買ってきたらしいです(笑)。でも、リムーバーを買い忘れちゃったもんだから、翌日、染五郎さんが学校に行く前にすごい焦ってたって幸四郎さんが言ってました。 それと私が好きだったのはエンドロール。俳優さんの名前が全部ローマ字になっていて、「KOSHIRO MATUSMOTO Ⅹ」とか、「ENNOSUKE ICHIKAWA Ⅳ」とか、何代目というのがローマ数字になっているんです。それが全員王様みたいでめっちゃかっこいいと思いました。猿之助さんが「世界で通じる作品」と言っていたけれど、ぜひ世界に配信してほしい!! 部長 値段も1900円で歌舞伎としてはリーズナブルなお値段。コロナ自粛中で退屈してるみなさんにぜひ観てほしい!! ↑ ボケをかましたかと思えば、真面目な芝居談義になったり。硬軟どっちもイケる二人。昨年暮れの『紀尾井町家話』のトークもおもしろかった~。これからも二人で見たことのないものをどんどん作ってください!! ■幸四郎&猿之助は、1月歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」に出演中!! 部長 それにしても幸四郎さんと猿之助さん、コロナ禍で本当に八面六臂の活躍よね。去年、8月に歌舞伎座が再開してから、二人とも結構な頻度で舞台に出てるのに、その間を縫って、『弥次喜多』を作ったなんてすごすぎる。 小僧 実質4日間で撮影したというのもびっくり。幸四郎さんは国立劇場の出番を終えてから撮影してたらしいです。さらに猿之助さんは、監督、脚本、演出からカット割りまで考えたりして、かなりたいへんだったとのこと。 部長 歌舞伎座、行って来ました。エッヘン! 第一部の舞踊劇『悪太郎』、楽しかった~!! 猿之助さんが演じる酒乱の悪太郎が超キュートなの。もはや元の顔がわからないようなメイクも愉快だし、斬新な色合わせの衣裳も素敵。猿之助ワールド全開だったわ。 ↑1月は歌舞伎座に出演中。幸四郎さんは三部の『車引』で梅王丸を、猿之助さんは一部の『悪太郎』で悪太郎を勤める。新作から古典まで、幅広い役柄に挑むバイタリティあふれる二人。歌舞伎俳優は、常人とは違うエンジンを積んでる気がする……。 小僧 合同取材では、「こんな世の中なので、今、みんな笑いたいじゃないですか。それで珍しいものをお目にかけようと思った」って、猿之助さんも言っていたので、さぞ楽しい演目なんでしょうね。 部長 そうね。そして酔っ払ってる体での踊りが超絶うまいっ。最後の幕切れのところとか、片足でずっとけんけんしてて、 ものすごい体幹だと思ったわ。一緒に出演している中村鷹之資(たかのすけ)さんも若いんだけどめっちゃ踊りがうまいので、ぜひ注目してほしい。 ↑2021年1月歌舞伎座第一部『悪太郎』で、悪太郎を勤める猿之助さん。『猿翁十種』のひとつに数えられる澤瀉屋にとって大切な演目。つけひげがめっちゃキュートです♪ ↑2021年1月歌舞伎座第一部『悪太郎』。左より、修行者智蓮坊=中村福之助、伯父安木松之丞=市川猿弥、悪太郎=市川猿之助、太郎冠者=中村鷹之資。楽しくてにぎやかな演目。こんなときだから、新年を笑って過ごそう!! 小僧 幸四郎さんは、お父さんの松本白鸚さんと、息子の染五郎さんと3人で第三部の『車引』に出演しているんですよね。こちらもお正月らしくて、きっと華やかでしょうね。 部長 もうね、このご時世だから、親子孫三代が元気に一緒に舞台に立ってるってだけでおめでたい!! って感じ。 白鸚さんは、ますますパワフルになって声にも張りがあるし、幸四郎さんの荒ぶる感じは、これぞ荒事って感じだし、染五郎さんは若者らしくフレッシュで、所作が美しいし。見応え満点。  ↑2021年1月歌舞伎座第三部『車引』で、梅王丸を勤める幸四郎さん。足にまで赤い隈取がしてあって、いきってる感満載。勢いもあって超シビれる!! それにしてもこうして見ると、まるで人形のよう。歌舞伎ってすごいわ~。 ↑2021年1月歌舞伎座第三部『車引』。左から桜丸=市川染五郎、松王丸=松本白鸚、梅王丸=松本幸四郎。高麗屋の親子孫三代そろっての出演には歌舞伎ファンも感無量。三つ子を親子孫で演じられるのも歌舞伎ならでは。 小僧 梅王丸を演じる幸四郎さんも、「歌舞伎をやっている感が一番ある役。歌舞伎って、こうだよねと感じていただける、ど真ん中の役」と言っていたように、『車引』は型といい、衣裳といい、歌舞伎の様式美がぎゅっと凝縮されている演目で、私も大好き。リモートワークになって、ちょっと時間に余裕ができたから、早速行ってきます!!  今月は一部から三部の連チャンだーっっ!! ◆図夢歌舞伎『弥次喜多』 配信開始日:2020年12月26日(土)配信場所:Amazon Prime Video  http://www.amazon.co.jp/kabuki 視聴料:1900円(税込)監督・脚本・演出:市川猿之助 原作:前川知大「狭き門より入れ」 構成:杉原邦生脚本:戸部和久監督:藤森圭太郎製作:松竹株式会社出演:松本幸四郎、市川猿之助、市川中車、市川染五郎、市川團子/市川猿弥、市川笑三郎、市川寿猿、市川弘太郎(声の出演) ◆壽 初春大歌舞伎 日程:2021年1月2日(土)~27日(水) ※休演日 12日(火)、19日(火) 場所:歌舞伎座<第一部> 一、『壽浅草柱建』(ことほぎてはながたつどうはしらだて)曽我五郎時致:尾上松也 曽我十郎祐成:中村隼人 小林朝比奈:坂東巳之助 大磯の虎:中村米吉 化粧坂少将:中村莟玉 喜瀬川亀鶴:中村鶴松 茶道珍斎:中村種之助 小林妹舞鶴:坂東新悟 工藤左衛門祐経:中村歌昇 岡村柿紅 作二、猿翁十種の内  『悪太郎』(あくたろう) 悪太郎:市川猿之助 修行者智蓮坊:中村福之助太郎冠者:中村鷹之資 伯父安木松之丞:市川猿弥 <第ニ部> 坂田藤十郎を偲んで 今井豊茂 脚本 一、『夕霧名残の正月』』(ゆうぎりなごりのしょうがつ) 由縁の月 藤屋伊左衛門:中村鴈治郎扇屋夕霧:中村扇雀 太鼓持鶴七:中村亀鶴同 亀吾:中村虎之介同 竹三:中村玉太郎 同 梅八:中村歌之助扇屋番頭藤兵衛:中村寿治郎 扇屋女房おふさ:上村吉弥 扇屋三郎兵衛:中村又五郎二、『仮名手本忠臣蔵』(かなでほんちゅうしんぐら) 祇園一力茶屋の場 大星由良之助:中村吉右衛門 遊女おかる:中村雀右衛門鷺坂伴内:中村吉之丞斧九太夫:嵐橘三郎 寺岡平右衛門:中村梅玉 <第三部> 一、『菅原伝授手習鑑』(すがわらでんじゅてならいかがみ)車引 松王丸:松本白鸚 梅王丸:松本幸四郎 桜丸:市川染五郎 杉王丸:大谷廣太郎 金棒引藤内:松本錦吾藤原時平:坂東彌十郎 岡 鬼太郎 作 眠駱駝物語二、『らくだ』 手斧目半次:中村芝翫 紙屑買久六:片岡愛之助駱駝の馬太郎:中村松江半次妹おやす:市川男寅 糊売婆おぎん:中村梅花家主女房おいく:坂東彌十郎 家主佐兵衛:市川左團次 ◆公演詳細 https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/698/◆公演チケット情報https://www.kabuki-bito.jp/ticket.html 写真/富田恵 取材・構成/バイラ歌舞伎部  まんぼう部長……ある日突然、歌舞伎沼に落ちたバイラ歌舞伎部部長。遅咲きゆえ猛スピードで沸点に達し、熱量高く歌舞伎を語る。  ばったり小僧……歌舞伎歴2か月。やる気はあるが知識ゼロの新入部員。若いイケメン俳優より、本当はオーバー40歳の熟年役者好き。
  • このところの埼玉県の勢いを感じさせる新スポット、「ところざわ...
  • 今月は年下組の4人が登場。最近の宿舎事情もたっぷりトーク!チャン・ウォニョン チョ・ユリアン・ユジン 本田仁美12人なら誰とルームメイトになってもOK!仁美 2020年にIZ*ONEに起きた出来事の一つが、春に宿舎を引っ越したこと。部屋割りはみんなでじゃんけんをして決めたんだけど、この4人だと、ユリ以外は一人部屋だね。ウォニョン そうですね。私は、寂しくなって、よく仁美さんの部屋に遊びに行ってるけど(笑)。この間おじゃました時は、りんごのお菓子をもらいました!仁美 日本のお店で売ってるドライアップルで、健康に気を使っているウォニョンにピッタリだなと思って。私は日本の実家では、3人きょうだいで一緒に部屋を使っていたから、これが人生初の一人部屋! ぬいぐるみやバニラとラベンダーの香りのアロマキャンドルを飾って満喫してるんだ。ユジン 一人部屋だと自分のペースで寝たり起きたりできるけど、寝る前におしゃべりできる相手がいないと寂しくて、そういう時はちょっとだけ我慢が必要です(笑)。仁美 ユジンの部屋のベッド、リクライニング可能でしょ?ユジン テーブルもついているから、その上に置いたPCで、起きるとすぐにお気に入りのドラマ『青春の記録』を見られるんです。ユリ 私は奈子と二人部屋で、毎日いつでもおしゃべりできるのが楽しくて! ショッピングした時は真っ先に奈子に見てもらうんだけど、いつも拍手をしながら「可愛い!」って言ってくれるんだ♡ 最近も、買ったばかりのカチューシャを褒めてもらいました(笑)。仁美 そういう話を聞くと、やっぱり二人部屋も楽しそう。ユジン 私もメンバーの誰がルームメイトになっても大歓迎です!メンバーの姿に刺激されて成長&笑顔に♡仁美 IZ*ONEが結成されて2年以上がたったけど、12人の仲のよさは本当に変わらないね。ウォニョン 逆に変わったことをあげるとしたら……。仁美 4人の中で一番変化を感じるのは、ユジン。いろんな面で大人っぽくなったよね。グループ結成前は、「ひぃちゃん!!」って子犬みたいに駆け寄ってきたのに(笑)。ユジン 本当は今も「ひぃちゃん」って呼びたいけど、同じグループのお姉さんだから「仁美オンニ」に呼び方を変えたんです。仁美 うん、やっぱり考え方も大人になってる(笑)!ウォニョン そんな仁美さんは、出会った時からすべてが完璧! 自分で決めたルールをしっかり守って、整理整頓もきちんとできて、日々いい影響を受けています。ユリ 仁美は、私とは別世界を生きてるみたい! 私は寝るのが好きで、0時に寝て翌日の18時に起きることも(笑)。でも、仁美は私が寝ている間に早起きして運動して……っていうまじめな生活を送っているから、見習わなきゃって思うところがたくさんあるんだ。仁美 一度決めたらやり切らないと気がすまないだけなんだけどね。私は、逆にユリのいい意味で自由なところがうらやましい! 欲しいと思った洋服は迷わず買ったり、お腹がすいたら何時でもラーメンを食べたり(笑)、気持ちに正直なところが素敵だなって。ユリ 本当に? うれしいな。ユジン 私は、ユリさんの黙々と仕事と向き合う姿勢を尊敬しています。9月にユリさんが一人でドラマのサウンドトラックに参加した時も、メンバーでさえ知らない間にレコーディングを終えて帰ってきていてビックリしました。ユリ ずっと褒められてたら、だんだん照れくさくなってきて、今は手に汗をかいてるよ(笑)。仁美 ウォニョンは一番年下なのに責任感が強くて、日本語も英語も上手で尊敬するところばかり。ユリ それに、人のいいところを見つけて相手に伝えるのが得意! 私はいつも、ウォニョンのおかげで気持ちよく1日をスタートさせることができてるんだ。ウォニョン 今日のユリさんは、リップとチークの色のバランスとハーモニーが完璧です!ユリ やった~、ありがとう♡※オンニ……韓国語で、女性が年上の女性を「お姉さん」と呼ぶ時に使う言葉。♥IZ*ONE'S NEWS日本1stアルバム『Twelve』、韓国4thミニアルバム『One-reeler/Act IV』大好評発売中!Profile●本田仁美2001年10月6日生まれ生まれ●アン・ユジン2003年9月1日生まれ●チョ・ユリ2001年10月22日生まれ●チャン・ウォニョン2004年8月31日生まれ撮影/Kyutai Shim(Studio HARU) ヘア/Yoo Sung Lee Bo Ram Song Bo Mi(3人ともOui Oui Atelier)Choi Ji Hye Kim Yong Han(2人ともALUU) メイク/Seo Ok Jo Eun Bee Yoon So Jeong(3人ともOui Oui Atelier)Lee Seung Yeon Jo Hee Jeong(2人ともALUU) スタイリスト/Jo Yun Ju コーディネーター/Shinhae Song(TANO International) 取材・原文/吉川由希子 web構成/轟木愛美 web編成/吉川樹生
  • @BAILAでの熱い歌舞伎連載が好評なバイラ歌舞伎部。これまでに取材した方々を中心に、ブレイク必至の若手俳優を紹介します。今回は、若手のイケメンNo.1・中村隼人さんをピックアップ。 BAILA歌舞伎部の二人が緊急対談 まんぼう部長 ある日突然、歌舞伎沼に落ちたバイラ歌舞伎部部長。遅咲きゆえ猛スピードで沸点に達し、常に熱量高く歌舞伎を語る。@BAILAにて「まんぼう部長の歌舞伎沼への誘い」連載中!! ばったり小僧 にわか歌舞伎ファン。やる気はあるが知識は浅い新入部員。若いイケメン俳優より、本当はオーバー40歳の熟年役者好き。 中村隼人(はやと) 1993年東京都生まれ。屋号は萬屋。父は中村錦之助。2021年1月『壽 初春大歌舞伎』(歌舞伎座)の第一部『壽浅草柱建』に出演中。1月29日16時より、スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』第三幕が衛星劇場で放映予定。 2019年11月、スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』(新橋演舞場)で、オグリを務める隼人さん。馬に乗っての宙乗りや本水を使っての演出など、エンターテインメント性あふれる舞台は楽しくて大ヒット 前回の対談 部長 若手のイケメンNo.1といえば、やっぱり中村隼人さんかしら。整った顔立ちで、女子に大人気よね。 小僧 舞台でも大活躍で、『新作歌舞伎 NARUTO―ナルト―』とか新作への出演も多いから、歌舞伎の枠を超えてファンが広がってますね。 部長 スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)『新版 オグリ』では、大先輩の市川猿之助さんと交互に主役を務めることになって、すごいプレッシャーだったと思うの。でも、見事にやり遂げていて、ガッツを感じたわ。 小僧 プライベートでも休暇で猿之助さんと一緒にラスベガスに行ったりして、すごく可愛がられていて、二人の関係にも萌えました♪ イラスト/紫芝幸代 取材・原文/佐藤裕美 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年2月号掲載 【BAILA 2月号はこちらから!】
  • 2020年7月に男の子を出産。産休を経てバイラに戻ってきた桐谷美玲さん。母親になった今もその美しさは健在。それどころか輝きは増すばかり!! 初めての子育てに奮闘した美玲さんのモチベーションを保ったのは…? 「幸せだなぁ」と思える心の余裕、最近、やっと生まれました(笑) 驚きと不安と戸惑いと日々、必死に奮闘‼“初めて”だらけの新生活 「正直、おはようの瞬間は“もう少し寝てくれ〜!!”と思うんだけど。ニコリとほほえまれたら最後、そんな気持ちは吹き飛んでしまう。成長著しい今は表情も顔も毎日違って。そのすべてが可愛くて写真を撮ってしまうから、私のスマホのカメラロール、息子の写真でいっぱいです(笑)」夏に男の子を出産。一児の母となった美玲さん。今でこそ「一日、一日、人間ができ上がっていくさまを楽しみながら観察しています。面白い生き物だなぁって」と幸せいっぱいにほほえむ彼女だが、初めての子育ては驚きと戸惑いの連続だったそうだ。「当たり前だけど、出産したその日から待ったなしで子育てはスタート。初めての経験ばかりなうえに何が正解なのかもわからない。予想どおりに進まないことに悩むことも多くて。最初の一カ月間は感動を味わう暇もないままに時間があっという間に過ぎていった感じ。“可愛い”とか“幸せ”とか感じる余裕が生まれたのは、実は最近の話なんです(笑)」 一人の時間はもちろん、湯船につかる時間も、食事する時間ですらままならない。今まで当たり前だったことができない、そんな毎日に煮詰まってしまうこともあったとか。そんなとき、彼女が大事にしていたのが「無理をしてでも気持ちを上げてくれるものを自分に与える」こと。「息子が寝ている間、自分も仮眠をとればいいのに“私は今、メイクをするんだ!”と眠い目をこすって鏡と向き合ったり。着ていく場所もないのに新しい服を求めて、夜な夜なネットショッピングしたりして(笑)」離れたことであらためて気づいた「ファッションが好き、メイクが好き、モデルの仕事が好き」という思い。「その思いに背中を押されるように、気づいたら、早く仕事に復帰したいと考えている自分がいたんです。復帰一発目の雑誌撮影はすごく楽しみだったんだけど、同時にスタジオに入る前は緊張でドキドキ。休んでいる間に鈍ってしまったんじゃないかと不安な気持ちにも。でも、撮り始めたらすごく楽しくて‼ そこでまたあらためて“私はこの仕事が好きなんだな”って気持ちを再確認したりしてね。仕事をスタートさせてからは、自分自身のバランスもより整ったような気がします。その理由は“母”ではなく“私自身”として動ける時間ができたからなのかな。当たり前だけど、子どもは何より大事だし最優先。仕事をしている間も決して忘れているわけじゃないんだけど……。私は思うんです。母親としての自分を大切にしながらも、自分の世界を大切に、自分の足でちゃんと立てる人でありたいなって」 最初の一カ月で痛感した「完璧を求めると大変!」自分らしく歩めばいい 環境や生活は変わったけれど、美玲さん自身は変わらない。「大学時代からの仲よしグループ“あまちゃん”の二人が同時期に出産。母になる人もいれば独身の人もいる、それぞれのライフステージは変わりつつあるけれど。友達であることは変わらないというか、集まれば今も昔も変わらない楽しい時間が流れ始める。そんな友達関係も変わらないし。母親になったから何か変わったと感じることがあまりなくて。もちろん、日々の生活は大きく変わったから、失ったものや手放したものもあるのかもしれない。たまに“息子が高校を卒業するくらいまで、12時間以上寝るとかはもうできないんだろうなぁ”と寂しい気持ちになることもあるしね(笑)。でも、それ以上に今は子どもの成長が楽しみで」変わっていくことも、変わらないことも、楽しんでいる美玲さん。「今も子育てはまだまだ勉強中。新生活は手探り状態なんだけど、完璧を求めすぎないことを大切に日々を過ごしています。子どもにも、自分にも。完璧を求めると本当に疲れてしまう、これは最初の一カ月で学んだこと(笑)。こんな日もあるよねって、できる範囲内でできることをする。生まれる前の生活に100%戻ろうなんて考えず今を楽しむ。絶対的な正解も完璧な人生も存在しないからこそ、新生活も私らしく歩いていけたらいいなって思っています‼」 美玲さんへの一問一答 Q 新生活で出会った新たな気づきとは? 今まで目に入っていなかった、お母さんたちの存在に気づくように。そして、勝手に“同志”のような気持ちに子どもをあやしている姿を見かけるたび心の中で「頑張れ!」とエールを送っています Q 新生活で増えた“楽しみ”を教えて! 自分だけでなく子どもの洋服も考える楽しみが増えた。もう少し大きくなったらリンクコーデを楽しみたい♡ Q 息子さんとパトラの関係は?最近、息子はようやくパトラを発見(笑)少しずつ、距離が縮まってます Q 新生活のお気に入りアイテムは? フッカフカの抱き枕。それを抱きしめて寝転がると3秒でオチます(笑) 美玲さんの近ごろ 旬のフルーツをサラダにして食べるのにハマってます。これは柿とカブ。ごま油と醤油と粒マスタードの和風な味つけで お花があると家も気分もパッと明るくなる。おうち時間が増えて、今まで以上にお花を飾る機会が増えました ずっと欲しかったハンス・J・ウェグナーのYチェア。このたび、お迎えしました!眺めているだけでうっとり ニット¥286000/ロロ・ピアーナ ジャパン(ロロ・ピアーナ) パンツ¥52000/ブランドニュース(イン) イヤリング¥178 000・リング¥250000(ともに1月12日現在の価格)/TASAKI 撮影/黒沼 諭〈 aosora〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/安西こずえ〈Coz inc.〉 取材・原文/石井美輪 構成/倉田明恵〈BAILA〉 ※BAILA2021年2月号掲載 【BAILA 2月号はこちらから!】
  • @BAILAでの熱い歌舞伎連載が好評なバイラ歌舞伎部。これまでに取材した方々を中心に、ブレイク必至の若手俳優を紹介します。今回は、宝塚大好き俳優として話題の中村橋之助さんに注目! BAILA歌舞伎部の二人が緊急対談 まんぼう部長 ある日突然、歌舞伎沼に落ちたバイラ歌舞伎部部長。遅咲きゆえ猛スピードで沸点に達し、常に熱量高く歌舞伎を語る。@BAILAにて「まんぼう部長の歌舞伎沼への誘い」連載中!! ばったり小僧 にわか歌舞伎ファン。やる気はあるが知識は浅い新入部員。若いイケメン俳優より、本当はオーバー40歳の熟年役者好き。 中村橋之助(はしのすけ) 1995年東京都生まれ。屋号は成駒屋。父は中村芝翫。母はタレントの三田寛子。2021年1月、ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』(梅田芸術劇場)に出演中。2月は東京国際フォーラムほかでも公演。3月『三月花形歌舞伎』(南座)に出演予定。 得意の花組ポーズで決めたぜ!!タカラジェンヌになりきって恍惚とした表情に(笑)。撮影/言美 歩 勇ましくてかっこいい!! 手にはシャンシャン!?2020年1月新春浅草歌舞伎『花の蘭平』で奴蘭平を務める橋之助さん。ひものついた烏帽子が橋之助さんには、宝塚のシャンシャン(フィナーレで持つ小道具)に思えたそう 前回の対談小僧 楽しいといえば、中村橋之助さん!! めっちゃ宝塚好きで、特に月組の珠城りょうさんの大ファンで。 部長 取材でも「宝塚を観に行くときは入り口前の花壇に『橋之助』を一回置いて、完全に『国生』(本名)として観ています。あ、国生じゃなくて、『国子』かな」なんて言ってて大笑い。私たちとは、ある意味、「沼」仲間(笑)。 小僧 「推しのいる生活」の喜びをわかってる人でしたね。それと橋之助さんは3兄弟の長男で、次男・福之助さん、三男・歌之助さんとは支え合ったり、励まし合ったり、チームワーク抜群。仲よし3兄弟の今後の活躍が楽しみになりました!! 歌舞伎沼は、落ちるの1秒、ハマると一生! イラスト/紫芝幸代 取材・原文/佐藤裕美 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年2月号掲載 【BAILA 2月号はこちらから!】
  • @BAILAでの熱い歌舞伎連載が好評なバイラ歌舞伎部。これまでに取材した方々を中心に、ブレイク必至の若手俳優を紹介します。今回は、親しみやすいキャラクターと「ケンケン」という愛称でおなじみの尾上右近さんの魅力をお届け! BAILA歌舞伎部の二人が緊急対談 まんぼう部長 ある日突然、歌舞伎沼に落ちたバイラ歌舞伎部部長。遅咲きゆえ猛スピードで沸点に達し、常に熱量高く歌舞伎を語る。@BAILAにて「まんぼう部長の歌舞伎沼への誘い」連載中!! ばったり小僧 にわか歌舞伎ファン。やる気はあるが知識は浅い新入部員。若いイケメン俳優より、本当はオーバー40歳の熟年役者好き。 尾上右近(うこん) 1992年東京都生まれ。屋号は音羽屋。父は清元の家元・清元延寿太夫。曽祖父は六代目尾上菊五郎。母方の祖父は俳優鶴田浩二。2021年1月、初春歌舞伎公演『四天王御江戸鏑』(国立劇場大劇場)に出演中。3月『三月花形歌舞伎』(南座)に出演予定。 弁天小僧 脱いだ姿が粋でかっこいい!!2019年9月国立劇場小劇場で開催された自主公演『第五回 研の會』では、念願の『弁天娘女男白浪』に挑戦。娘に化けた弁天小僧が正体をあらわにする場面、粋でかっこいい!!  愛称は“ケンケン”。昨年はミュージカルにも出演! 竹馬で登場!2019年の『研の會』の記者発表では、演目『酔奴』にちなんで竹馬に乗って登場 マツコが恋する右近さんは バラエティでも大活躍 小僧 尾上右近さんは最近は、バラエティでもひっぱりだこですね。 部長 カレーを365日食べてるとか、高校の同級生の河北麻友子ちゃんに告白してフラれたとか、おいしいネタもいっぱい(笑)。あのマツコさんも右近さんLOVEだそうよ。 小僧 シルバーのアクセサリーをつけたり、私服もおしゃれで今の時代の風を感じる人。右近さんから歌舞伎に入るととっつきやすいかも。 部長 それと右近さんは、清元という歌舞伎の伴奏音楽の家元の家系の生まれで、歌舞伎俳優としてだけでなく、清元栄寿太夫の名で、唄い手として舞台に出演することもあるから、ファンは楽しみも2倍! 小僧 ふふ、部長ハマってますね♪ イラスト/紫芝幸代 取材・原文/佐藤裕美 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年2月号掲載 【BAILA 2月号はこちらから!】
  • 海外エンタメ好きなライター・今 祥枝が、30代女性におすすめの最新映画をピックアップ! 今回は、第159回直木賞受賞の、島本理生のベストセラー小説を映画化した『ファーストラヴ』をご紹介。父親を殺した娘の動機を解き明かしていく衝撃作は必見です! ナビゲーター 今 祥枝 海外エンタメが大好きなライター。一年365日、映画&ドラマざんまいの日々。Twitter:@SachieIma Instagram:sachie.ima ©2021 「ファーストラヴ」製作委員会 『ファーストラヴ』 アナウンサー志望の女子大生、聖山環菜(芳根京子)が逮捕された。著名な画家である父・那雄人を包丁で刺し殺し、血まみれで川沿いを歩いていたのだ。ところが警察の取り調べで彼女が語ったのは、「動機はそちらで見つけてください」という挑発的な言葉だった。なぜ、彼女は父親を殺さなければならなかったのか?環菜の心の奥に隠された真実を求めて、全身全霊で事件に向き合う公認心理師の真壁由紀(北川景子)は、彼女の義弟で弁護士の庵野迦葉(中村倫也)と協力し合いながら、犯行の動機を探っていく。第159回直木賞を受賞した、島本理生のベストセラー小説を映画化した『ファーストラヴ』。冒頭から俳優陣の圧巻の演技と相まって、息詰まるようなテンションの濃密な映像世界に引き込まれる。ジャンルとしてはサスペンス・ミステリー。だが、由紀もまた胸にしまっていた父親のこと、そしてやさしく理解ある夫・我聞(窪塚洋介)の弟である迦葉との過去と対峙しながら、“女性であること”で生じる自らの深い苦しみを環菜の中にも見いだしていく。その過程は、重いテーマを扱った社会派ドラマの側面も。なぜなら、由紀や環菜が体験してきた異性からの“性的な視線”に対する不快感や、本能的に身の危険を覚える恐怖は、多くの女性が肌感覚でわかるはずだから。日常ではなんでもないフリをしているけれど、実際にはこんなことぐらいで……と誰にも言えずに、悲しかったり悔しい気持ちを押し殺してしまう。もしもそんな経験があるならば、魂が共鳴した由紀と環菜が、ついに口にする心の叫びに、思いがけず理解者が現れたような気がして、癒される自分がいるかもしれない。 監督/堤幸彦 出演/北川景子、中村倫也、芳根京子 公開/全国にて2/11より こちらも必見! ©2019 CREATE ENTERTAINMENT, LAZONA, KAMEL FILMS, TORNADO FILMS AIE, FCOMME FILM . All rights reserved. 『43年後のアイ・ラヴ・ユー』  アルツハイマーを患い、施設に入居した昔の恋人で人気舞台女優リリィのために、自らもアルツハイマーの"フリ"をして入居する元演劇評論家のクロード。彼女が大好きなユリの花で部屋を埋め尽くしたり、ガーシュインの名曲にのせたダンスから思い出のシェイクスピアの『冬物語』まで、全編を彩るロマンチックな要素に心ときめく愛の物語。 監督・脚本/マーティン・ロセテ 出演/ブルース・ダーン、カロリーヌ・シロル 公開/新宿ピカデリーほかにて1/15より ©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会 『すばらしき世界』 実在の人物をモデルにした小説『身分帳』を原案に、『永い言い訳』の西川美和が映画化。恵まれない生い立ちから人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした三上が、身元引受人や近所のスーパーの店主らの助けを得て再出発する姿を描く。まっすぐな性格ゆえ、社会と摩擦が生じてしまう三上を、愛すべき人物として体現する役所広司の名演が涙を誘う。 脚本・監督/西川美和 出演/役所広司、仲野太賀 公開/全国にて2/11より イラスト/ユリコフ・カワヒロ ※BAILA2021年2月号掲載 【BAILA 2月号はこちらから!】