女優・吉行和子さんに聞きました。「家族のこと。そして一人になるということ」

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【profile】
よしゆき かずこ●’35年、東京都生まれ。女優。女子学院高等学校を卒業後、劇団民藝に所属し舞台デビュー。’59年『にあんちゃん』(毎日映画コンクール女優助演賞)、’79年『愛の亡霊』、’14年『東京家族』(日本アカデミー賞優秀主演女優賞)などの映画をはじめ出演作多数。

人に楽しませてもらう人生に50歳で踏ん切りをつけた

50歳になるまでは「なんだか窮屈だった」と語る、女優の吉行和子さん。
「仕事をしていてもまわりの女優さんがどうなのか気になるし、“自分はダメだ”なんて反省も多すぎて。でも50代になって、自分はこうしか生きられない、ほかにどうしようもないなら、それも楽しもうと」

そこから今にいたるまでの30年余りの“実践”は、それなりに悪くないと吉行さんは語る。
「なぜかといえば、“人に楽しませてもらうこと”に踏ん切りをつけたから。自分で自分の人生を楽しくすると決めて、そのつどそのつど、自分に発破をかけて。その心構えがないと、つまらないただの老婆になっていくだけよ」

舞台で共演し、さほど会話もなかった岸田今日子さんの誘いに乗ったのは、ちょうどそのころだ。突然の電話で「人生観を変えてみたくありませんか?」と問われ、「変えてみたいです」と即答し、ふたりはインド旅行をともにした。

「あのころから本当に楽しくなったのは、友だちとの関係。それまで私にはあまり友だちがいなかったんだけれど、そこから岸田さんと仲よしの冨士眞奈美さんも加わって、3人で旅行をするようになったのね。私も若いころは、親しい友人と一緒に旅行に行って“え? こんな人だったの?”ってがっかりした経験があるけれど、あのふたりもきっとそうだったと思う。でもそれぞれがいろんな思いをしてひと山越えて、自分がわかってきた年齢で友だちになったから、続いたんじゃないかって。あとは3人ともマイペース、自分勝手でまわりのことが気にならない。だからお互いを見て“信じられないわね”とかいいながら、おもしろがれるのね(笑)」
スペイン、台湾、上海などを旅した友人で俳優仲間、冨士眞奈美さん(左)と岸田今日子さん(中)。
スペイン、台湾、上海などを旅した友人で俳優仲間、冨士眞奈美さん(左)と岸田今日子さん(中)。

妹が死ぬとわかったとき、どうしていいかわからなかった

肉親、特に親との死別もまた、多くの50代には避けては通れないことだ。だが吉行さんの場合は少し様子が違っている。母・あぐりさんとの死別はわずか4年前、吉行さんが80歳のときだ。

「母は10年寝たきりでしたが、あんなに動きまわっていた人が歩けなくなり、でも最後まで頭がとてもしっかりしていたのが、むしろかわいそうでした。ただ母については年も年だし、常に覚悟してはいました。なのにあまりに元気なので、まさかギネス記録? って(笑)……。ある意味では、安心もしていたんですよ。でも妹の死(’06年)は本当にショックでした。私が子供のころから母は働いてばかりだし、兄とは年が離れていて、バラバラの家族だったんだけれど、妹とは幼少期からいつもふたりで、とても大切な存在だったから。先に逝(い)かれてしまったな、って」

妹・理恵さんが“がん”だとわかったのは、あぐりさんが入退院を繰り返していたころ。当初の甲状腺がんは手術をすれば大丈夫といわれていたが、そのすぐあとに転移が見つかり、余命3カ月と宣告された。
「血の気が引きました。どうしていいかわからなかった。母にもいえないまま、まもなく死ぬ妹と、いつまで生きるかわからない母の、それぞれの病院を毎日行き来していましたね」

毎朝心配でたまらず、病院に電話をかけて生死を確かめたうえで、妹に会いにいった。当時、誰にもいえない寂しさと不安を書きつづったノートは数冊におよぶ。そうしないといられなかったという。
「芝居の最中は何があってものりきらなきゃいけない、だから舞台女優ってけっこう打たれ強いんです。でもさすがにそのときは大変でした。“自分がまいってしまったらおしまい”という…責任感かな、それだけが支えでした。そのツケは母が死んだあとにドッときて、原因不明の病気で入院しました。ストレスがたまっていたんでしょうね。しょうがないわよね」
’81年、妹・理恵さんの芥川賞受賞時。左の兄・淳之介さんも’54年に同賞を受賞。
’81年、妹・理恵さんの芥川賞受賞時。左の兄・淳之介さんも’54年に同賞を受賞。

人にもモノにも執着せず、自分のペースで自由に生きる

でも、乗り越えられますよ──吉行さんは続ける。
「越えられなきゃ、自分が一番困るもの。私はセンチメンタルなところが全然ないんです。“残されたあなたはどうするの?”って、介護されてる母が心配していましたけど、“そうねえ、困るわねえ”くらいで終わっちゃうのね(笑)。今も“どうにか元気でいなきゃ”と思っていますけれど、もし誰かの手を借りなきゃいけなくなったら、ちゃんとした施設に入れるよう計画はしています。誰かがやってくれると思っている間は、きっとダメよね。私の場合、もちろんいろんな人に頼ってはいるけど、根本的には自分だけだってわかっていますから。そういう状況のほうが、逆に楽なんじゃない? じゃないと不満ばっかり多くなるでしょ。どうしてやってくれないの? とか、どうして私だけこんな目に? って。不満が多いと身体にも精神的にもよくない。だからなるべく不満に思わず、立ち向かっていくっていう」

吉行さんの生き方は、すがすがしいほどに潔い。「執着するのがイヤ」なのは、物質的には無論だが、人にも執着しない。「だって大事な人も、年をとってずいぶん亡くなってしまったものね」。今も、芝居や舞台で交流をもつ人はいても、ひとつの仕事が終われば忘れてしまう。人間関係を引きずらない。

「昔からそうなんです。それこそ50代のころ、学生時代の友だちに“あなたは『じゃあね』って別れたら、それっきり振り返らない”っていわれたことがあります。“え? 振り返るもの?”って驚いて聞き返すと、普通は一度くらい振り返ってお辞儀したり手を振ったり、別れを惜しむものだと。彼女と会うときは振り返るようにしましたよ(笑)。友だちが必要ないわけじゃないけれど、基本的にはひとりが好きなんです。仕事がなければ、朝起きてふっと映画見にいきたいと思ったら行くし、一日家にいたいと思ったらいる。そういう自由が一番大切なんです。パートナーが必要な人もいるでしょうけれど、私は一度結婚して“人と暮らすのは無理”と身にしみました。仕事して帰ってきて、家に明かりがついていると、なんだか酸欠のような気持ちになってしまって。自分のペースで生きるのが一番」
介護中に迎えた母・あぐりさんの103歳の誕生日。
介護中に迎えた母・あぐりさんの103歳の誕生日。

晩年の母が教えてくれた、好奇心をもって生きること

「寂しさはあるかもしれないけど、誰だってそうだし、そういう感情はむしろあるほうがいい。“こんなになっちゃった”なんてがっかりせず、いろんなことを感じながら生きていくほうがいいと思います。実は私もね、50歳を過ぎて79歳までは“年をとっていく、年をとっていく”ということが覆いかぶさっていた部分もあったんです。それが80歳になったときに、なぜかストーンと抜けたのね。今までの続きじゃない、ポンと別の新しい世界に来たような気がしたんです。今までの人生でそういう経験はなかったから、80歳になったときに感じてもらうしかないけれど、すごく楽しくて楽になって、ここからまた一歩、という感じね」

人生のお手本は、4年前に亡くなった母・あぐりさんだ。吉行さんが14歳のとき、あぐりさんは42歳で再婚。そこからは「他人を見るような」気持ちでいたというが、90歳で義父が亡くなったあと、なんと91歳から吉行さんとあぐりさんは、一緒に海外旅行に出かけるようになった。
「旅行を機に、初めて母娘になった気がします。初めて一緒の部屋に寝て、初めて一緒に食事をとって……。母が長生きしてくれたからできたこと。そのときに、母ってこんなにおもしろい人だったんだって、初めて知ったんですよね。とにかく好奇心がすごく強くて、何を見てもおもしろがるんです。“初めて”のものを見ると、75日生き延びるのよ、というのが口癖で、91歳からいろんなものを見せたものだから、107歳まで生きちゃった。母親としては何もしてくれなかったけど、楽しい生き方のいいお手本を残してくれたと思います。すでにもうあぐりに負けてる気もするけど(笑)」
両親の郷里・岡山にあった吉行家の墓は、’17年に墓じまいした。
両親の郷里・岡山にあった吉行家の墓は、’17年に墓じまいした。

吉行和子さんの50歳からの家族史

59歳(1994年)
兄・淳之介が死去。

63歳(1998年)
義父(母の再婚相手)が死去。
母・あぐりと初めての旅行。このとき、母91歳。

68歳(2003年)
東京に母と自分が入るための墓を建てる。

71歳(2006年)
母が寝たきりとなり、10年間の介護生活が始まる。
妹・理恵が死去。

80歳(2015年)
母が107歳で死去。

82歳(2017年)
岡山にあった吉行家の墓を墓じまいする。
母・あぐりさんと。母が90代後半になると海外旅行を国内旅行に。写真は湯布院にて。
母・あぐりさんと。母が90代後半になると海外旅行を国内旅行に。写真は湯布院にて。

『そしていま、一人になった』

吉行和子 ホーム社 ¥1,700

父は作家・吉行エイスケ、母はNHK朝ドラの主人公にもなった美容師・吉行あぐり、兄は作家・吉行淳之介、妹は詩人で作家・吉行理恵――。80歳を過ぎた女優・吉行和子が、今だから語れる亡き家族の歴史。自身の来し方と行く末を見つめる中で探り当てた、家族との絆を描くエッセー。
撮影/伊藤大作(The VOICE) ヘア&メイク/清水惇子(style STYLE) 取材・原文/渥美志保 ※エクラ10月号掲載
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  • 素敵な服をデザインする人のスタイルにはどんなスタンダードが隠されているのか? 長年積み重ねてきた私服の“定番”を大公開。 CASE:01 アクセサリーや靴に遊びを加えるパリ・ベーシック パリを拠点にするブランドseya.のクリエイティブ・ディレクター、瀬谷慶子さん。自身のブランドを体現するような、パリらしい上品なベーシックスタイルに、エスニックな要素をミックスするのがマイ・スタンダードだという。1 飾らない色気を感じさせる瀬谷さん 「旅行するのが趣味で、旅先でついついエスニックなハンドメイドジュエリーやスカーフ(6)を買ってしまうんです。手持ちの服はシンプルな無地が多いので、旅先で買ったアクセサリーをアクセントにしたり、どこかしらにフェミニンな要素をプラスするのが定番ですね。アクセサリーは直感で、洋服は熟考して買うことが多いです」。瀬谷さんの言うフェミニンなスタイルとは、たとえば上質なカシミヤのタンクトップ(5)や、柔らかい素材のアイテムを選んでさりげない色気をプラスすること。アクセサリーもその重要なひとつで、タイの友人が作ったというハンドメイドジュエリーと、フィレンツェやコペンハーゲンで購入したというアンティークアクセサリー(7)が素敵にミックスされているのが瀬谷さんらしく印象的だ。「トレンドを意識しすぎるのは自分らしくない、だけどスタンダードすぎるとつまらない。だから、全身のバランスを考えるときは、靴が重要になってきます。シーズンごと、またその日の気分によって赤、シルバーなど靴を派手な色みにするんです。試行錯誤の結果、最近は、ベージュや白など薄い色みのもの(2)に落ち着きました」洋服自体は、20年くらい前から、流行に左右されずに使える普遍的なものを選ぶことが多くなったという。「そういう服は捨てずにとっておくし、しばらく着ていなかったけど、一周回ってまたヘビーローテーションすることもあります。最近は、ヴィンテージやメンズライクなアイテム(3・8)がレギュラー復帰の予感。ツィードやカシミヤ、上質な素材で仕立てのいいメンズジャケットなどを、女性らしい色気のあるアイテムとミックスしたいと思っています」 2 ジルサンダーのブーツ。「靴は白など薄い色みのものが好き。最近買ったものですが、長く愛せるスタンダードになりそう」3 5年ほど前に購入したルメールのメンズウールシャツ。「メンズでも素材や落ち感を吟味すれば着やすいです」4 毎シーズン、素材やカラー違いでリリースしているseya.のコート。ヤクウール100%、ダブルフェイス仕様の贅沢な一着5 「肌に直接触れるインナーは、カシミヤ素材を選ぶようにしています」。右はルイ・ヴィトン、左はseya.のもの6 2年ほど前にタイで購入したジム・トンプソンのスカーフ。「地味な色みの服が多いのでアクセントに重宝しています」7 バンコクのハンドメイドジュエリー。「ずっとつけていられるシンプルなものと、ちょっと変わった素材やデザインのものをミックスするのが自分の中のルールです」 8 マルジェラ時代のエルメスのウールパンツ。「素材のよさと落ち感に惹かれました。3シーズン使えて何にでもコーディネートしやすく気に入っています」 Profile Keiko Seya/瀬谷慶子2016年、パリを拠点にスタートしたブランドseya.のクリエイティブ・ディレクター。毎シーズン、旅によって得たインスピレーションをコレクションで表現。洗練された上質なアイテムの数々が、高感度な大人の女性たちに支持されている。 CASE: 02 アティテュードある宝物を時を経ても愛用し続ける ニコラのキャリアは、ジュエリーデザインからスタートしただけあって、ワードローブにアクセサリーは欠かせないそう。「ジュエリー(10〜12)はヴィンテージや知り合いのデザイナーのものを中心に集めています。服をアクセサライズするのも好きなのでベルト(16)は欠かせません。ドレスやジャケットの上にベルトをして、フェミニンとマスキュリンのバランスを楽しんでいます」ケイト・スペードでデザインをするようになってから、今まであまり着ることのなかった色柄ものもスタンダードに加わったという。「遊び心のあるフラワーやアニマルプリントのドレス(9)が今の気分。一方で、10年以上愛用しているのは飽きの来ないソリッドカラーのもの。クロエのドレス(14)はデザイン、フレアの動き、ボタンのディテール、すべてが美しい至福の一着。グッチのパンツ(15)はしばらく着用しない期間があっても、必ず復活します」 いろんなものをたくさんというより、毎シーズン本当に好きなものを数点だけ買うほうがサステイナブルだと語るニコラ。年を重ねるごとに自分のワードローブをよく理解していくので、旬のトレンドアイテムも自然と上手にミックスできるようになるそう。「女優のヘレン・ミレンのように、年齢にこだわらずにアティテュードを持ってオシャレを楽しんでいる女性が素敵だと感じますね」9 パフスリーブドレスはケイト・スペードニューヨークの2019年秋冬から10 (右手)ケイト・スペード ニューヨークのリングとハチのモチーフリング(左手)夫からサプライズでプレゼントされたエンゲージメントリングは、英国人デザイナーMAEVONAによるもの。アンティークダイヤモンドがプリンセスカットされた唯一無二の美しいデザイン11 ショートカットに映えるイヤリングはNYのヴィンテージショップで購入12 ジュエリーデザイナー、ドロシー・ホッグはエディンバラ芸術大学時代の講師。「このリングはどんなスタイルにもマッチするお気に入り」13 10年以上メイクアップの定番は黒のアイライナー。愛用はシャネルのスティロ ユー ウォータープルーフ14 1970年代のカール・ラガーフェルドが手がけたクロエのドレスは一生物15 16年以上前に購入したトム・フォード時代のグッチのベルベットパンツは今でもスタメン16 (上)アライア、(下)ニコラがデザインしたマイケル・コースのベルト17 シーンを選ばないケイト・スペード ニューヨークのロミーサッチェルバッグ Profile Nicola Glass/ニコラ・グラスイギリス・北アイルランド出身。グッチ、マイケル・コースのアクセサリーデザイナーを経て、2019年春夏からケイト・スペード ニューヨークのクリエイティブ・ディレクターに。プレイフルなウェアやバッグを発表。 SOURCE:SPUR 2019年12月号「デザイナーたちの“マイ・スタンダード”の作り方」photography:Mari Shimmura(Keiko Seya) Emmy Park(Nicola Glass) interview & text:Mami Okamoto(Keiko Seya), Miko Uno(Nicola Glass)
  • パンツ派とスカート派、2人のLEEキャラクターが、 もしも12closetのアイテムで冬のワードローブを作るとしたら……? 着こなしはもちろん、実際に試着したからこそのリアルなコメントも必見です。 今回はスカート派の續池さんに選んでいただいた10着の着回しからご紹介!   週5スカート派が選ぶ冬の10着   LEEキャラクター續池恵里Eri Tsuzuike 7歳と5歳の女の子、3歳と0歳の男の子と、4人の子を持つママ。ワードローブは、コーデがはくだけでラクに決まるロングスカートやワンピースが中心で、定番カラーのワントーン配色が好み。身長163cm。   a プリーツギャザースカートロング丈(85cm) 12closet/プリーツギャザースカート ロング丈(85㎝丈)/¥12,000+税 「ツヤ感のある落ち着いた色合いなので、カジュアルアイテムを大人っぽく着こなしたいときにもぴったり!」。太ももあたりから枝分かれになる特殊加工のプリーツが、可憐な揺れ感を生む大ヒット作。   b ホールガーメントニット 12closet/【福田麻琴さんコラボ】ホールガーメントニット/¥13,000+税 「とにかく着心地抜群!前上がりの裾は、アウトしたままでもきれいだしインもしやすくて、色違いで揃えたら毎日着ちゃいそうです(笑)」。續池さんは旬感も着回し力もあるモカブラウンをセレクト。   c クルーネック リブプルオーバー 12closet/クルーネックリブプルオーバー/¥8,900+税 「ほどよい厚みのあるリブニットなので肉感を拾わないし、よーく伸びて柔らかい。羽織りやボトム、小物使いで印象が変わるベーシックさが気に入りました」。深いネイビーは、華奢見え効果もあります。   d スリット入りロングニット 12closet/【福田麻琴さんコラボ】スリット入りロングニット/¥15,000+税 「プリーツスカートに合わせたいと思い選びました。裾をインしなくても絵になるのがありがたい。細身のパンツでメリハリをつけても素敵ですね」。コーデ全体を優しく引き締めるブラック。   e アルパカニットボレロ 12closet/アルパカニットボレロ/¥11,000+税 「ゆったりとしつつも着丈が短めなので、ボトムとのバランスを気にしなくていい!はおるだけで、全体がぐんと優しい雰囲気になります」。ダスティなカラーをまとったアルパカ混ニットの風合いと、丸みを帯びたシルエットで大人の可愛げを。   f 大人のスウェットパーカ 12closet/【石上美津江さんコラボ】大人のスウェットパーカ/¥10,800+税 「こんな大人めに着られるパーカを探していました!プリーツスカートやチェスターコートなどきれいめアイテムと組み合わせたい」。オフホワイトに近い優しげなベージュは、顔映えもばっちり。   g ビッグシャツ 12closet/【石上美津江さんコラボ】ビッグシャツ/¥13,000+税 「きれいめにもカジュアルにも振れる、バンドカラーとゆったりした形がタイプです。ワントーン好きなので、黒パンツでカッコよく着こなしたい」。洗濯後、ノーアイロンで着られるタイプライター生地。   h ベルト付きワンピース 12closet/ベルト付きワンピース/¥18,000+税 やや詰まりぎみのラウンドネックや袖口にギャザーを寄せ、ニュアンスを出したミモレ丈のAライン。共布ベルトを締めると優しいメリハリがつき、きれいめ感がアップ。生地は上品な光沢と吸湿・放湿性に優れたキュプラ混のコットンで、ざっくりカーデやニットを重ねてもさらりとした着心地です。カラーは幅広いシーン&通年で着られるよう上品なベージュとネイビー。スカートタイプのペチコート付きです。   i ウエストゴム ストレッチテーパードパンツ 12closet/ウエストゴムストレッチテーパードパンツ/¥12,000+税 「ウエストから太ももにかけて余裕があり、快適です。パンツはアクティブに動き回る日にはくことが多いのですが、これはセミフォーマルなシーンにも重宝しそうですね」。機能美にスカート派も大満足!   j チェック柄ストレッチパンツ 12closet/チェック柄ストレッチパンツ/¥14,500+税 黒×グレーのベースにマスタードイエローをきかせたタータンチェック柄。両サイド部分にゴムを入れたやや高め位置のウエストから太ももまではゆとりを持たせ、ひざ下からスッと細くなるテーパードが、無理なく美脚を叶えます。肉感を拾わない適度な厚みの裏起毛生地は、ストレッチ性とキックバッグに優れ、急にしゃがんでも、ダッシュをしても着用ストレスとは無縁! おしゃれな存在感、美脚効果、快適さと保温性。すべてをバランスよく備えた自信作です。   やること満載な週の始まりは、 即決まる無敵ニットとプリーツが頼り! day 1  a+b 12closet/プリーツギャザースカート ロング丈(85㎝丈)/¥12,000+税 12closet/【福田麻琴さんコラボ】ホールガーメントニット/¥13,000+税   「スタイリスト福田さんの"無敵ニット"は本当に着るだけで決まる!」。全方位、どこから見てもきれいな形。ツヤと揺れ感のあるスカートとなら手抜き感なし。   子どもの習い事の送迎は、 洗練感のある黒のワントーンカジュアルに day 2  g+i 12closet/【石上美津江さんコラボ】ビッグシャツ/¥13,000+税 12closet/ウエストゴムストレッチテーパードパンツ/¥12,000+税   シャツもパンツもほんのり光沢があるので、上下を黒でまとめてもどこか軽やか。パンプス&きれいめバッグならよそゆき仕様に。「オーバーサイズのコートをはおってもすっきり見えますね!」     着こなし全体が明るく、 優しくなるピンクのボレロをはおって友人宅へ day 3  a+e 12closet/プリーツギャザースカート ロング丈(85㎝丈)/¥12,000+税 12closet/アルパカニットボレロ/¥11,000+税   「淡いトーンのピンクって、実は冒険カラーでしたが、実際に着てみると大人にちょうどいい甘さ。さらに着慣れた白Tやスカートとならしっくり」。カジュアル小物ではずすとこなれ感も!     車移動の日はよく伸びてきちんと戻る、 ノーストレスなリブニット&チェックパンツが活躍 day 4  c+j 12closet/クルーネックリブプルオーバー/¥8,900+税 12closet/チェック柄ストレッチパンツ/¥14,500+税   チェック柄のパンツはストレッチがきいて想像以上の着心地のよさを発揮。「長時間運転する日もこれならラクだし、シワになりにくく優秀!」     パーカとプリーツスカートのカジュアルMIXで、 家族みんなでスポーツ観戦! day 5  a+f 12closet/プリーツギャザースカート ロング丈(85㎝丈)/¥12,000+税 12closet/【石上美津江さんコラボ】大人のスウェットパーカ/¥10,800+税   パーカをきれいめに、スカートをヘルシーに。互いの新たな魅力を引き立て合う組み合わせ。「顔まわりを包み込むフードのボリュームがしゃれて見えます。このコートも使えますね!」     ワンピースにボレロをさらり。 小物で華やぎを足し夫とデート day 6  e+h 12closet/アルパカニットボレロ/¥11,000+税 12closet/ベルト付きワンピース/¥18,000+税   「ブラウンとベージュの上品な配色は小物使いも映えて、おめかししたい日にぴったり」。ワンピは共布ベルトを締めてメリハリをつけ、さりげなく腰高見えを狙って。     友人とのランチは “長いもの同士”のワン・ツーで旬感を day 7  a+d 12closet/プリーツギャザースカート ロング丈(85㎝丈)/¥12,000+税 12closet/【福田麻琴さんコラボ】スリット入りロングニット/¥15,000+税   深いサイドスリットで抜け感を作り、黒でまとめた足元にあえて重さを出したこなれ感たっぷりの着こなしで、一目置かれる存在感を。「チュニック丈のニットとプリーツスカートの組み合わせは、私にとって初めてのバランス。早速実践してみようと思います」   いかがでしたか!? 大変参考になる着回し7daysの特集は下記からもご覧いただけます!   前回の【パンツ派】LEEキャラクター小山さんの着回し7daysは下記からご覧いただけます!   LEE最新号は下記からもご覧いただけます!
  • フェンディが新作トートバッグ「 FF トート」を2019年11月中旬より全国のフェンディ直営店および公式オンラインストアにて発売する。「FF トート」という名前は、ハンドルとバッグ本体を結ぶロゴのディテールから付けられたもの。90年代の特徴的な「FF シェイプ」を彷彿とさせる、エレガントなデザインとなっている。 FF トート スモール(W31×H21×D11cm)¥268,000/フェンディ ジャパンレトロクラシックなドクターズバッグのようなシルエットの「 FF トート」はスモール、ミディアムの2サイズ展開。ヴィンテージ感のあるグレイシャーレザーに艶出しパテント効果を施し、レッド、ホワイト、ブラック、ピンクのカラーで展開。さらに、ブラウンとホワイト系のパイソン仕立てのモデルも登場する。 FF トート ミディアム(W38×H28×D13cm)¥319,000/フェンディ ジャパン内部には大きなコンパートメントと複数の機能的なポケットがあり、使いやすさも抜群。A4サイズもフィットするので、通勤バッグとしても重宝しそう。また、スペーシーな構造で、ポシェットやミニバッグをそのまま中に入れて出かけることができるので旅行にもぴったりだ。なお、2020年春夏コレクションのランウェイに登場した「ノット・インターレース」模様のバージョンは、来年2月中旬よりフェンディ直営店にて展開予定。こちらも発売が待ちきれない! FF トート ミディアム(W38×H28×D13cm)¥319,000/フェンディ ジャパンフェンディ ジャパンhttp://www.fendi.com/03-3514-6187 text: Fuyuko Tsuji ⇩「フェンディ」の新作トートバッグ「 FF トート」のラインナップをチェック!
  • 歌舞伎の演目を深掘り!こんにちは!しんしんです! 今回はいつもと少しちがうブログを。 ずっと書いてみたかった、歌舞伎の演目に関する観劇レポです。 拙文ではありますが、モア世代のみなさんにとって歌舞伎を身近に感じていただけるように、作品の見どころや熱い気持ちになったポイントを素直な気持ちで綴ってみたいと思います。 これはモアハピ部3年目にして、ちょっとした勇気を出した挑戦です。 いつものブログよりは写真少なめの真面目トーンですが、ご興味のある方はお読みいただけると嬉しいです。 (かなり長編になりますがご容赦ください)偏愛シリーズvol.1 魂が震える『連獅子』の世界今回のテーマは、『連獅子』。狂言師扮する獅子に映し見る重層的な親子の成長物語に息を飲むまず驚いたのは、幕が上がった瞬間の張り詰めた空気。 お囃子集の3分の1が若手だったことも影響しているのかもしれない。開口いっぱいにずらっと並んだ雛段から舞台全体にじわりと滲み出た緊張感が、これから始まる舞を予感させる。 今月の連獅子は、松本幸四郎・市川染五郎の親子競演。冒頭の狂言師として踊る場面は、まさに親子でありながら子弟である幸四郎・染五郎の実像そのものと重なる。その最たるものが、親獅子が子獅子を突き落とすシーン。 子が父親を見つめる眼差しは鋭く物悲しい。 なぜ突き落とすのか、なぜ厳しく当たるのか、慕っているのに、大好きなのに、なぜ… 必死でがけを駆け上ろうとする息子を何度も何度も突き落とす親獅子の表情は頑なに動かない。しかし決して無慈悲なのではない。 「おまえはまだまだ半人前だ。こうして簡単に突き落とされてしまう。しかしおまえは獅子の子。誰よりも気高く、誰よりも強く、誰よりも皆を守れる存在となる者だ。 だから強くなれ。 ひとりで生きていけるようになれ。 そうして父を超えてゆけ。」 そんな想いを知ってか知らずか、子獅子の瞳には徐々に闘志が宿ってくる。燃え上がる派手さはない。ほとばしる静かな闘志。静かな反発。 粛々と己の天命を自覚し受け入れた獅子は父の手を離れてゆく。 「負けてたまるか、認めさせてやる、文句は言わせない。」そう言わんばかりの気迫に観客は息を飲む。 一挙手一投足、互いに一歩も譲らない。息子に常に憧れられる存在であらんとする父と、父に自分の力を認めてほしくて全力でぶつかっていく息子。親子の意地と挑戦が織りなす緊張感が、観客の心を捉えて離さない。 附打ちの音(上手手前で足音を強調する拍子木)と2人の競り合うような動きが、観客としてはハマってほしいところにパキッとハマる痛快さがある。毛振りだけじゃない!連獅子の魅力「連獅子」という演目は、上演頻度が比較的高く、何度目かの連獅子かというくらい度々観ているが、ここまで身を乗り出して見入った連獅子は初めてであった。 これはあくまでも若輩者の私見として捉えていただきたいのだが、連獅子は歌舞伎に馴染みのない多くの人にも“歌舞伎といえば…!”なアイコン的演目のひとつとして知られているように、後半に現れる紅白の獅子の精による毛振りが一番の見せ場ではある。 しかし、今回に限っては、前半の狂言師の舞の魅力を推したい。 なにしろお顔が美しい。 狂言師の場面は厳かであるだけに、後半の盛り上がりと比べるとあっさりとしてしまう印象があったが、今回は右近の気高さと左近の精悍さが際立つことで、獅子に扮した姿の神秘性に深みが出ているように感じた。 出で立ちがシンプルな分、ごまかしは利かない。観客の視線は彼らの手や足や顔の動きに注がれる。役者の本質が問われる戦いである。 そしてこの場面においては、「関係の多重性」が魅力を引き立てることにも気が付いた。 舞台に立つ役柄としては狂言師。その狂言師が演じるのが獅子の精。劇中劇の様相である。 さらに面白いのが、狂言師が親子の獅子として舞ううちに、実際の親子関係までが役を通して透けて見えてくるあたりである。 本来演劇は、ひとたび舞台に立てば役者の私たる部分を観客に見せることは作品世界を損なう行為であり、タブーであるといえる。 しかしこの作品は、役者の身体を通して役柄の多重性を魅せることで、観客の心を惹きつける仕組みを持っている。 歌舞伎の古典名作といわれるタイトルロールに安心し、この偉大な仕掛けに今の今まで気が付かなかった自分はまだまだだなと襟を正すことになった。おふたりの名優のおかげである。有難い話である。《番外編》桟敷席がもたらした奇跡の瞬間ここからは余談だが、「安らぎぬ」で花道の胡坐が決まった時の鳥肌はひとしおであった。 なにしろ客席に向かって身体を開いた染五郎くんの立ち位置がわたしの真正面で。正対置で向き合ってしまい、まっすぐな瞳で見つめられ、射抜かれてしまったのでした。桟敷席、ありがとう。コミカルでリズミカルな間狂言でくすりと笑う間狂言の修行僧たち。 自分の信条にまっすぐで真面目な僧ながら、どこか抜けていて完璧でないところが愛おしい。 相手に自分の信じる宗派を認めさせてくて、太鼓と鐘を用いたお経合戦はなんともかわいらしい。何妙法蓮華経と南無阿弥陀仏がいつの間にか入れ替わってしまう。 コミカルでリズミカル。シンプルな応酬の構図も、ともすればパターン化されてしまい退屈だが、萬太郎さんの持ち前の愛嬌と負けず嫌いでつい張り合ってしまう亀鶴さんの姿に頬が緩む。 冒頭から客席を満たした緊張感をゆっくり溶かして、最後の獅子の精の登場に向けた心づくりを丁寧にしてくれる間狂言であった。一糸乱れぬ毛振りに魅了されるさて、お待ちかねの毛振り。こちらも期待にたがわず一糸乱れぬ動きで客席を圧倒する。 獅子の毛がふさふさでかわいい。 ばふっともふっと抱き着いてみたくなる。 燃える若獅子。静かなる闘志が赤髪に燃え移ることで勢いを増す。 ただしこちらは父への闘志というよりも、父に従い必死で食らいついていくという印象。自分との闘いが見える。 染五郎くんは花道から毛振りを開始。そこから本舞台に毛を振りながらカニ歩き。かわいい。ただ毛を振るだけでもひと苦労だろうに、あの移動はさすがに大変ではと邪推する。 そうこうしている間に、本舞台でひと足先にぴょこんと台に飛び乗る幸四郎さん。かわいい。 染五郎くんも飛び乗るのかなと思いきや、一歩ずつ慎重に登っていく。かわいい。 そこから親子でシンクロ毛振り。染五郎くんが台の上に立ってから、動きがシンクロするまでの間があまりにも短い!すごい! 徐々に速く激しさを増すが、まったくシンクロが乱れない。牡丹の香りに誘われて乱れまくる姿でさえも、揃っていて美しい。感服です。 毛振りが終わって最後のキメ。ここまできっちりこなしてきただけに、足が踏み切れないのが惜しい。やはり体力を使うのだなと。 最後の3回のキメまで決まると、最高に気持ちがいいのだけれど。 次におふたりの連獅子が観られるのはいつのことになるのか、先のことはわからないけれど、節々で成長を感じられる演目のひとつとなるのは違いない。**************最後までお読みくださり、ありがとうございました! 今後ももし需要があれば、レポを書いてみたいと思います。 大好きな歌舞伎のこと、もっと知って好きになっていただけるきっかけになれたら嬉しいです♪ *しんしん*モアハピ部 No.570 しんしん のブログ
  • 2019年下半期のベストコスメを大発表! BAILAおなじみの美プロ35人にアンケートを取った結果、もっとも人気の高かった美容コスメとは? 「素肌が明らかにきれいになった!」「エイジングケアの新領域!」と感激の声が続々。 〈2019年下半期 ベストコスメ大賞〉ランコム ジェニフィック アドバンスト N 434点 「似合う服が増え、似合うリップが増えた。肌が透明につやめき始めたから」美容家 神崎 恵さん 「“絶好調の肌”が形状記憶されていくよう。やめるのが怖い」美容エディター 松本千登世さん   神崎恵(美容家):年齢にもストレスにもゆるがない無敵な肌が育っているような実感。素肌が明らかにキレイになった。メイクをする前の素顔でも華やかに見えるのは、肌に透明感とツヤがあるから 松本千登世(美容エディター):医療分野でも着目されているマイクロバイオーム=美肌菌というアプローチは、すべての肌にまるでオーダーメイドのように届く、エイジングケアの新領域 小田切ヒロ(ヘア&メイク):美肌菌が喜ぶ栄養を与え、環境を整えると、こんなにも肌はストレスや環境に左右されなくなり、ツルンと調子がよくなるものなのか、と目からウロコ! これをきっかけに、日々のお手入れがすべて菌目線に。 ランコム ジェニフィック アドバンスト N 30㎖ ¥10000 参加していただいた美の選者35人 中野明海さん(ヘア&メイク)・千吉良恵子さん(ヘア&メイク)・KUBOKIさん(ヘア&メイク)・AYAさん(ヘア&メイク)・岡田知子さん(ヘア&メイク)・笹本恭平さん(ヘア&メイク)・中山友恵さん(ヘア&メイク)・Georgeさん(ヘア&メイク)・河嶋 希さん(ヘア&メイク)・小田切ヒロさん(ヘア&メイク)・paku☆chanさん(ヘア&メイク)・林由香里さん(ヘア&メイク)・北原 果さん(ヘア&メイク)・小林ひろ美さん(美容家)・神崎 恵さん(美容家)・水井真理子さん(トータルビューティアドバイザー)・安倍佐和子さん(美容ジャーナリスト)・松本千登世さん(美容エディター)・小田ユイコさん(美容ジャーナリスト)・平 輝乃さん(美容エディター)・鵜飼香子さん(美容ジャーナリスト)・山崎敦子さん(美容ライター)・中島 彩さん(美容ライター)・長田杏奈さん(美容ライター)・石橋里奈さん(美容ライター)・森山和子さん(美容エディター)・前野さちこさん(美容エディター)・小川由紀子さん(美容エディター)・谷口絵美さん(美容ライター)・浦安真利子さん(美容ライター)・編集長湯田(BAILA編集長)・副編YN(BAILA美容班)・肩出しナベ嬢(BAILA美容班)・ガッツ!スガコ(BAILA美容班)・ちゃんまい(BAILA美容班) 撮影/西原秀岳〈TENT〉 スタイリスト/郡山雅代〈STASH〉 取材・原文/長田杏奈 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※採点方式は1部門につき1製品=最高10点満点。今期マイベスト商品には15点。その合計得点でランキングを決定しています ※BAILA2019年12月号掲載
  • 令和2年もアナログ派(笑)毎日持ち歩くものだからこそ、妥協せずに選びました。 年末が近づき、手帳を新しくする時期ですね。  次はどんな手帳にしよう、と毎年選ぶのを楽しみにしている方も多いのでは。  でも私、かれこれ十数年、手帳はコレと決めていたモノがありまして。 この弁護士用の「訟廷日誌」なんですが、見てのとおり、無骨なルックスで、カバンからこれを取り出すと、なんとなくぎょっとされることも多いような気がしていました。  ただでさえ、アナログな手帳を使う人が少なくなっている昨今、アラフォー女性が持つには渋すぎるかもしれないですね。  ということで、アラフォー女性にふさわしい一品を求めて、十数年ぶりに、一から手帳を選ぶことにしました。    毎日持ち歩くものなので、使うたびにテンションが上がるようなものが欲しいし、せっかくなら、一生使える良いものを・・・、と思うと、たどり着くのはやっぱりエルメス。  ちょうど手帳の在庫が豊富な時期ではありましたが、なかなか気に入る色、革に巡り会えず、サイズやペンホルダーの有無なども決めかねて、数週間、手帳のことで頭がいっぱいになるほど、あれこれ悩みました。結果、定番色のゴールドカラーのベーシックな手帳に落ち着きました。 せっかくなので、名刺入れも同じ色で新調しました。  小物の色を揃えると、統一感が出てなんだか仕事もデキそうに見えるような・・・(笑) ブックマーク「カルメンチータ」は、落ち着いた赤色を選んで、アクセントに。  レフィルは、エルメス製のものを買うかとても悩んだのですが、やっぱり、六曜の記載などあった方が使いやすいので、エルメスフリークの友人からアドバイスを受け、とりあえず日本製の文具メーカーのものにしてみました。  早くこの手帳を使いたくて、年が明けるのが待ち遠しいです!  ★Instagramで日々の出来事やコーデを更新中です美女組No.141 カキノキのブログ
  • はるか昔、宇野千代さんの自伝で「おしろいを顔に塗ったら瞬時に美人になって周りは大騒ぎ」というようなくだりがありました。心が奪われましたよね。そのパフが「うさぎの足」だったとアタリマエのように書いてあったのも衝撃でしたが、「おしろいを塗れば誰でも美女になれるらしい」という刷り込みを胸に、ああ早くパタパタやってみたいと切望したあの日。  あれから××年。思うようにいかないのです。先生、話が違いますけど!と心中叫びつつ、(そもそもの素材云々は頑なに無視しながら)トライ&エラー、またエラー、またまたエラー……を繰り返し、イップスになりかけて、諦めました。仕上がりのパウダーのことは。もうお粉はかけない。だって、発光力に優れたリキッドファンデーションの上にパウダーをかけると、せっかくの好みのツヤが消えてしまうのがかなしいから。このジレンマに対峙した結果、透明感を優先して、ベースメイクアップは「粉、無し!結びの一番はリキッドファンデーション」が自分の決まり手となりました。  パウダーで留めていないので、当然崩れます。べたつきもします。でも、化粧崩れから生じるテラテラ感は「生きてる証」ってことじゃんと開き直ってました。そう、この新発想「ジェルおしろい」と出合うまでは!  ひとことで言って、発想の転換の勝利。着想源は、なんと液体のり。水系製剤、つまりジェル状なんです。水分80%のジェルがみずみずしい角層を再現します。着目したのは、水がもつ光学特性。水に塗れると、水面に当たった光により正反射が生じ、ツヤのある質感になりますよね。と同時に、内側に光を取り込むことで内部反射も多くなり、奥行きと透明感が増すという水の特性を最大限に生かしました。さらには水鏡状のウォーターフィルムが、水分蒸散をブロック。セラミドが配合されているため、潤いも逃げません。 なにが素晴らしいって、つけたてのフレッシュでつややかな仕上がりを、ピタッと留めてくれること。よれない、崩れない、しかも肌がカサカサに乾燥することなく、ちょうどいいみずみずしさを夕方までキープ。粉仕上げではないので、マット感はもちろんありません。   ちょっとした日頃の悩みや妥協を見逃すことなく、シブーイ所に着目し、ユニークな発想をもって開発したカバーマークの担当の方々に伝えたい。ありがとうございます。そして、美しい仕事、おめでとうございます、と。何かの代償として、何かを諦めなくてはならない必要はなくなりました。これはすべてたゆまぬ努力と優れた開発力の賜物、なんですね。モイスチュアコート ジェル ¥5000/COVERMARK上部をプッシュすると、にゅっと半顔ぶんの適量が出る衛生的なパッケージ設計このジェルが水のヴェールとなって、肌をツルン&ツヤやかに。ちなみにパウダリーファンデーションの仕上げにツヤをトッピングしたいときにも使えます
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