新緑のきれいな嵐山・茶寮八翠のテラス席

Web eclat
連休中、嵐山へ行ってまいりました。満足に下調べもせず行ってしまったのですが、行きの電車でWeb éclatをチェックし、4月号で気になっていた「茶寮八翠」の予約ができました。

桜の季節は過ぎてしまいましたが、記事に従ってテラス席をキープ。雨上がりのしっとりとした新緑が目にもやさしく、ゆったりとした令和初日のひとときでした。

今の季節いただける和菓子は、「老松」とコラボレーション。香り高い紅茶やコーヒーともよく合いました。

エクラ6月号の京都ホテル特集は、宿泊券プレゼントつきです。どうぞお見逃しなく!(編集M岡)

#京都 #嵐山 #茶寮八翠 #アフタヌーンティー #和菓子 #Web éclat #エクラ
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  • 幼少の頃から常に本と一緒に歩んできた私は、マンガも常に一緒。映画や小説と並び、マンガも大好き。少女マンガも少年マンガも、20代の頃は毎週何冊も買って夢中で読んでいたものです。今回、そんなマンガ好きのためにある、秋田県横手市増田の「増田まんが美術館」と、先日行った秋田県立近代美術館へ再度来館。まずは近代美術館で開催されている「ビッグコミック50周年展」、こちらへは前回一緒に行ったM子ちゃんとまた2人で。M子ちゃんも私と同じくマンガ大好き女史なのです。ビッグコミック展、嬉しいことに、なんと展示室全て写真撮影OK!ズラリと並んだ原画の数々、撮影した写真はSNSにどんどん載せてかまわないなんて、なかなかありませんよね。様々なメモ、赤ペンで書いたものなど、指示でしょうか、ほとんどの原画に何かが書かれています。吹き出しのセリフは、別の紙に打たれたものが貼られてました。なるほど、こんな過程で最終的にマンガ本となり、店頭に並ぶのだなと、興味深く見て、撮影してきました。色づけされた原画も、とても美しい作品でした。1968年創刊のビッグコミックには、藤子不二雄先生(現・藤子不二雄A先生と、故・藤子F不二雄 両先生のコンビ)、石森章太郎先生、手塚治虫先生、水木しげる先生、さいとうたかを先生など、ビッグネームがずらりとならんでます。1969年から始まった、さいとうたかを先生の「ゴルゴ13」は、言わずと知れたビッグコミックの顔とも言うべき連載でしたね。80年代頃のもので、私のど真ん中を突いたのは、紫門ふみ先生の作品群。月9と言われたドラマ、その他ドラマ化されたもの、たくさんありましたね~。最後の展示室にはズラッと並んだビッグコミック!!思わず「おお!」と声が出ました。ビッグコミックはその時その時の人気者の似顔絵を表紙にしていて、それも楽しみのひとつ。「芸能人とスポーツ選手、あとは政治家だねぇやっぱり。」と言いながら、眺めていたM子ちゃんが、「それ以外の表紙見つけた!」と。見ると、リカちゃん人形が。リカちゃんは私と同じ年齢なので、一緒に記念撮影。ぜ~んぶ撮影OKの「ビッグコミック50周年展」、こちらは9月8日まで。ゴルゴと一緒に撮影するのを忘れたのが悔やまれますが、とても楽しめました。原画は想像以上に見ごたえあり!次の日、私1人で増田まんが美術館へ。こちらは1995年に開館した、日本初の本格的まんが美術館。原画所蔵枚数は日本一を誇ります。2017年から2年間かけてリニューアルし、今年の5月1日から再開されました。自然の中の広々とした敷地にある、ひときわ目を惹く建物に、念願の初来館。入り口をくぐると正面の受付の後ろには売店があり、その壁の1枚を人気マンガのひとコマひとコマが集まり、ドーンと埋めています。売店前には、遊び心いっぱいの「ウオオオー」という文字のソファー。2階へ昇る螺旋階段から見つけて、思わずクスッと笑ってしまいました。入り口を通って振り返ると、リニューアルオープンに向けて依頼された里中満智子先生が、万葉集を題材として描いた「万葉の集い」が展示されています。「万葉の集い」が出来上がり、まんが美術館へとやってきたあとに、万葉集の梅花の歌からの出典である新元号「令和」が発表になり、この奇跡のような偶然に、職員の皆さん驚いたそうです。里中先生、すごい!1階にはマンガの蔵という所蔵庫があり、ここ増田出身の漫画家である矢口高雄先生の「釣り吉三平」の、三平くんが行く先々で案内をしてくれていて、ここでも三平くんがにこやかにご案内。以前紹介した蔵の町・増田、それゆえに「マンガの蔵」と名付けられた原画を保存するこの蔵内、撮影はできませんが、ここはぜひ見てほしい。大事な原画の保存においては、紙の専門家に相談をし、劣化を防ぐために厳重かつ細やかな気配りで温度・湿度管理をし、壁一面、床から天井までの引き出しには1枚1点とする原画が22万点以上保管されているそうです。容量としては、ガラス張りの開架倉庫に約30万点、見えない部分の閉架倉庫に約40万点原画を保管できる、大容量の所蔵庫。ヒキダシステムと名付けられた、ガラス張りになった引出しの収納は、自由に開けてその中の原画をじっくり見ることができます。服の柄などに使うトーンなど、綺麗に貼り付けられ、番号が書かれているのも確認。知らない世界をのぞいたようで、とても楽しい。蔵には原画をデジタルデータ化して保存するアーカイブルームがあり、何人かのスタッフさんが作業している姿が。そこでデジタル化された原画は大型タッチパネルで見ることができます。現在このマンガの蔵に作品を預けている作家先生は179名、その中でほとんどの作品を預ける大規模収蔵作家先生は8名。これからさらに増えることでしょう。「東京タラレバ娘」などで人気の東村アキコ先生の作品も預けられているそうです。東村先生は今年、コミック界のアカデミー賞ともいわれる、米国アイズナー賞最優秀アジア作品賞を受賞しました。素晴らしい!まんが美術館は、当初増田出身の矢口高雄先生記念館にする予定だったのですが、矢口先生が「記念館ではなくて、漫画家先生たちの原画などを集め預り、美術館のようにしたい」との一言で、今に至ったのだそうです。素敵なお話しです。館内には、いたるところにマンガ本が並んでいて、椅子、ソファー、寝転びスペースなどで、自由にマンガを読むことができます。本物のブナの木に画像が映りこむ、原画の展示室にも読書(読マンガ?)スペースが。近くで撮影はできませんでしたが、こちらの展示室には色鮮やかな原画などがたくさん壁に展示されています。74点しか展示できないため、120名の日本の作家先生の作品を定期的に替えながら、展示しているそうです。2階には、名台詞ロードと呼ばれる通路があり、様々なマンガの吹き出しでいっぱい!その中でも撮影スポットとして1番人気の「北斗の拳」、ラオウの名台詞前で、私もパチリ。案内してくた美術館職員の佐々木さんも、マンガのコマ前で、パチリ。ハリウッド女優のクリステン・スチュワートに似た雰囲気の美人さんです。2階にあるマンガライブラリーには、話題作や展示原画の作品などなど、なんと約25,000冊が揃い、その全てが読み放題!夏休みなので、お子さんたちも多かったのですが、大人も、特にシニアと見受けられる方々、多かったですね~。私と同じくマンガ好きさん、やはりたくさんいるんですね。仲間意識が湧いてきました。1階に戻り、マンガカフェを見学。カフェの壁には漫画家先生たちの直筆イラストがたくさんあります。これには驚きでした。直筆なんですから!白を基調にしたスッキリ広いカフェ、テーブルにはセリフの吹き出しが描いてあり、そのセリフを秋田弁にしたものなど、こちらにも遊び心が。メニューも、マンガにちなんだ楽しいものが盛りだくさん。マンガのコラボソーダが人気で、イラスト入りのコースターがついてきます。持ち帰り、もちろんOK。現在開催中のイベント、特別展示は人気マンガ「鋼の錬金術師」、9月29日まで。秋田県立近代美術館のビッグコミック50周年展と、こちらの鋼の錬金術師展、両方に行ってチケットを持参すると、ビッグコミック50周年のポスターと鋼の錬金術師オリジナルステッカーをプレゼント。先着300名様ですが、まだ間に合うそうなので、行ける方、ぜひ!今回はマンガを心から堪能できて、あらためて自分のマンガ好きを確認、今や日本の文化のひとつにもなったマンガ、その原画も見ることができて、童心にかえりつつ、大人の目で原画の緻密さや、線・色、初めて知ったアーカイブ作業を見て、深く楽しく感動してきました。近代美術館での次回の企画展は伊藤若冲、まんが美術館ではオノ・ナツメ先生の作品展示です。まんが美術館では作家先生のサイン会も開催されたりしますよ。ご興味のある方、下記サイトから調べてみてくださいね。秋田出身の漫画家先生も多く、まんが美術館には矢口高雄先生、高橋よしひろ先生、倉田よしみ先生、きくち正太先生、土田世紀先生、おおひなたごう先生、こちらの6名の秋田出身先生の作品も並んでいます。増田まんが美術館 秋田県立美術館
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Kaneboの名で1983年にロンドンの老舗デパート・ハロッズで展開をスタート、ヨーロッパや中東のアンチエイジング命!なマダム達の欲求を満たし続けてきた噂のブランド「SENSAI」が満を持して日本に凱旋帰国しました。 キー成分は日本古来から存在する希少種の蚕が生み出す「小石丸シルク」。シルクの中でも極細の繊維でありながら強くしなやか、驚くほどなめらかな手触りと奥深いツヤを持つとびきりの絹です(歴史的な美術品修復にも使われるらしい!)。SENSAIは、この小石丸シルク由来の成分を柱にしたエイジングケア成分を採用。シルクのような感触のはりツヤ肌へと導くテクノロジーに満ちています。 すでに40年近くも海外で愛されていたこともあり、スキンケアからメイクアップまでフル展開でのスタートですが、まずは日本上陸の直前に発表された最新のエイジングケアライン、センサイ AS シリーズから手にとってみることをおすすめします(海外ではABSOLUTE SILKの名で展開されているようで、だからASなんですね)。 左から センサイ AS クリーム 40mL ¥18000、センサイ AS マイクロ ムース トリートメント 90ml ¥18000、センサイ AS フルイド 80mL ¥18000/カネボウ化粧品 基本のケアはいたってシンプル。化粧水に、お好みで乳液orクリームを合わせるだけ。しかし!この写真の中央に鎮座する化粧水がただものではないんです。 センサイ AS マイクロ ムース トリートメントは、なんと炭酸泡のローション。しかも毛穴よりも小さいマイクロバブル化を実現した、言うなれば“肌に入り込む”化粧水。 どうです、まるで繭玉のようにこんもり、なめらかな光沢を持つ泡! 肌の上でハンドプレスするようになじませれば……炭酸と美容成分が肌の凹凸なんて関係なく、じんわりと溶け込んでいく未経験の気持ち良さ。泡が弾けた後は美容液のようなまろやかさで肌を包んでくれます。即座に肌がワントーン明るく、なめらかになることが実感できるはず。その上から私はクリームを。センサイ AS クリームは、まるでヨーグルトのようにトロンとしたテクスチャー。シルクを肌にまとうようにスルリと柔らかく肌に沿うのに、密着感が半端ない! さらりと重ねた絹がそのまま肌に同化したかのように、お手入れ後の肌のなめらかさといったらもう! まさにうぬぼれ級。 言い忘れましたが、香りも絶品です。“シルクの布を纏った瞬間”をイメージした「シルキィフィールの香り」は、ホワイトフローラルの底にしなやかなムスクが流れ、優しい気分になれる優美な香り立ち。こちらもぜひ体感してほしい! さらなる高みへ!という方のためには最高級エイジングケアライン、UTMシリーズもラインアップ。 ちなみにこちらのセンサイ UTM ザ クリームは¥58500! 小石丸シルク由来成分のほか、サクラや米ぬか由来というこちらもジャポニズム、かつ希少な成分を採用。ひと際輝くシルクスキンへと導いてくれます。このほかにも日本発のブランドらしく“清潔こそが美しさの礎”という価値観のもと、さまざまなタイプのクレンジング&洗顔がそろうSPシリーズ(全9品!)も。こちらも要チェック。 本当にアイテムが多くてご紹介しきれないのですが、メイクアップライン・SENSAI カラーズも素敵なので少しだけ! シルクスキンを極めるベースメイクに、女っぽい真紅からたおやかなベージュまで発色に魅せられるリップカラー……もう、ただただため息。 なかでも欲しい!と思ったのがこちらのセンサイ アイカラーパレット(全4色 各¥7500)完璧なハーモニーを奏でるパレットは、薄型でスタイリッシュ。これがポーチから出てきたら、絶対一目置かれる! メイクする姿まで磨かれるはず……と妄想は尽きず。 類まれなシルクの質感とオーラをまとうSENSAI。この秋、アラフォー女性に真っ先にチェックして頂きたいブランドです。現在は伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店で展開中(成田のDFSにも!)。ご紹介しきれなかったアイテムがたーくさんあるので、ぜひぜひ!店頭で手にとってみてください。▶秋のスキンケア③この秋注目のブランドで輝くシルクスキンに! 詳細はこちら
  • フードディレクターから一変し、夫のエルマー・ヴァインマイヤーさんが二十数年前に開いた『日日』を築100年余りの日本画家の旧邸で新たに始めたという奥村文絵さん。京都ならではの美しいお店で扱うのは、国籍や時代の流れに動じることなく生まれた工芸品や職人の手仕事でつくられた暮らしの道具。セレクトする品はもちろん、その見せ方にも注目です。ものづくりの世界へ誘う美意識がつまった空間『日日(にちにち)』奥村文絵さん夫のエルマー・ヴァインマイヤーさんが二十数年前に開いた『日日』を築100年余りの日本画家の旧邸で新たに始め、運営と企画を手がけている奥村さん。フードディレクターとして仕事をしていた東京を離れ、取り巻く環境は一変。ものを売る仕事も京都暮らしも初めての経験だった。「この建物は京都だから出会えた物件で、各分野に精通した職人さんにお力を借りて実現できた空間です。京都にルーツがない私たちが純和風の邸宅をどう使うか、暮らしの道具をどう見せるか、毎日通った改修の現場が楽しくて」座敷に目積畳を敷き詰めて天井照明を外し、木を植え、知恵を出しあい端正ですがすがしい空気が漂う空間をつくった。扱うのは国籍や時代の流れに動じることなく生まれた工芸品や、職人の手仕事でつくられた暮らしの道具。セレクトはもちろん、その見せ方にも妥協せず、漆盆を見せるための陳列箱をつくり、緊張感を放つ器には花を飾って空気を和ませている。トークイベントも開催され、作家の思いや情熱にも触れることができ、東京のスタイリストや器好きがこぞって通うアドレスに。「ものを売るだけでなく、つくり手の姿勢を伝えるのもギャラリーの務め。ものづくりの世界につながる道すじをつけ、足跡を残せる存在でありたいですね」会の主旨に合わせて展示の仕方も替え、信頼関係を築いた30名ほどの作家のものを扱う仁城義勝や角 有伊(かど ゆい)などの漆盆が収まる陳列箱奥村さんが生けた花とともに、器の個性や魅力を楽しむことができる食に関する企画や商品開発の仕事に携わってきた奥村さん。エルマーさんのポリシーを引き継ぎ、手仕事を伝える展示会を年7~8回企画している造園家・菅藤恵輔さんによって生まれた、明るく開放的な和の庭建物の一角に設けた喫茶『冬夏』。無農薬のお茶やカカオ、生菓子を作家の器で楽しめる。¥1,500~庭で季節を、空間で和を感じながら、ものづくりの世界へと引き込まれる京都市上京区信富町298 ☎075・254・7533 10:00 ~ 18:00 ㊡火曜 『冬夏』カウンター6席>>「京都」 記事一覧はこちら撮影/福森クニヒロ 取材・文/西村晶子 ※エクラ10月号掲載
  • いてあたりまえの家族がいなくなり、孤独な将来がやってくるかもしれない――。誰もが漠とした不安とともに描く現実を、軽やかに生きている女優の吉行和子さん。家族の死の瞬間、そしてひとりになった今、胸にある思いとは。【profile】 よしゆき かずこ●’35年、東京都生まれ。女優。女子学院高等学校を卒業後、劇団民藝に所属し舞台デビュー。’59年『にあんちゃん』(毎日映画コンクール女優助演賞)、’79年『愛の亡霊』、’14年『東京家族』(日本アカデミー賞優秀主演女優賞)などの映画をはじめ出演作多数。人に楽しませてもらう人生に50歳で踏ん切りをつけた50歳になるまでは「なんだか窮屈だった」と語る、女優の吉行和子さん。 「仕事をしていてもまわりの女優さんがどうなのか気になるし、“自分はダメだ”なんて反省も多すぎて。でも50代になって、自分はこうしか生きられない、ほかにどうしようもないなら、それも楽しもうと」 そこから今にいたるまでの30年余りの“実践”は、それなりに悪くないと吉行さんは語る。 「なぜかといえば、“人に楽しませてもらうこと”に踏ん切りをつけたから。自分で自分の人生を楽しくすると決めて、そのつどそのつど、自分に発破をかけて。その心構えがないと、つまらないただの老婆になっていくだけよ」 舞台で共演し、さほど会話もなかった岸田今日子さんの誘いに乗ったのは、ちょうどそのころだ。突然の電話で「人生観を変えてみたくありませんか?」と問われ、「変えてみたいです」と即答し、ふたりはインド旅行をともにした。 「あのころから本当に楽しくなったのは、友だちとの関係。それまで私にはあまり友だちがいなかったんだけれど、そこから岸田さんと仲よしの冨士眞奈美さんも加わって、3人で旅行をするようになったのね。私も若いころは、親しい友人と一緒に旅行に行って“え? こんな人だったの?”ってがっかりした経験があるけれど、あのふたりもきっとそうだったと思う。でもそれぞれがいろんな思いをしてひと山越えて、自分がわかってきた年齢で友だちになったから、続いたんじゃないかって。あとは3人ともマイペース、自分勝手でまわりのことが気にならない。だからお互いを見て“信じられないわね”とかいいながら、おもしろがれるのね(笑)」スペイン、台湾、上海などを旅した友人で俳優仲間、冨士眞奈美さん(左)と岸田今日子さん(中)。妹が死ぬとわかったとき、どうしていいかわからなかった肉親、特に親との死別もまた、多くの50代には避けては通れないことだ。だが吉行さんの場合は少し様子が違っている。母・あぐりさんとの死別はわずか4年前、吉行さんが80歳のときだ。 「母は10年寝たきりでしたが、あんなに動きまわっていた人が歩けなくなり、でも最後まで頭がとてもしっかりしていたのが、むしろかわいそうでした。ただ母については年も年だし、常に覚悟してはいました。なのにあまりに元気なので、まさかギネス記録? って(笑)……。ある意味では、安心もしていたんですよ。でも妹の死(’06年)は本当にショックでした。私が子供のころから母は働いてばかりだし、兄とは年が離れていて、バラバラの家族だったんだけれど、妹とは幼少期からいつもふたりで、とても大切な存在だったから。先に逝(い)かれてしまったな、って」 妹・理恵さんが“がん”だとわかったのは、あぐりさんが入退院を繰り返していたころ。当初の甲状腺がんは手術をすれば大丈夫といわれていたが、そのすぐあとに転移が見つかり、余命3カ月と宣告された。 「血の気が引きました。どうしていいかわからなかった。母にもいえないまま、まもなく死ぬ妹と、いつまで生きるかわからない母の、それぞれの病院を毎日行き来していましたね」 毎朝心配でたまらず、病院に電話をかけて生死を確かめたうえで、妹に会いにいった。当時、誰にもいえない寂しさと不安を書きつづったノートは数冊におよぶ。そうしないといられなかったという。 「芝居の最中は何があってものりきらなきゃいけない、だから舞台女優ってけっこう打たれ強いんです。でもさすがにそのときは大変でした。“自分がまいってしまったらおしまい”という…責任感かな、それだけが支えでした。そのツケは母が死んだあとにドッときて、原因不明の病気で入院しました。ストレスがたまっていたんでしょうね。しょうがないわよね」’81年、妹・理恵さんの芥川賞受賞時。左の兄・淳之介さんも’54年に同賞を受賞。人にもモノにも執着せず、自分のペースで自由に生きるでも、乗り越えられますよ──吉行さんは続ける。 「越えられなきゃ、自分が一番困るもの。私はセンチメンタルなところが全然ないんです。“残されたあなたはどうするの?”って、介護されてる母が心配していましたけど、“そうねえ、困るわねえ”くらいで終わっちゃうのね(笑)。今も“どうにか元気でいなきゃ”と思っていますけれど、もし誰かの手を借りなきゃいけなくなったら、ちゃんとした施設に入れるよう計画はしています。誰かがやってくれると思っている間は、きっとダメよね。私の場合、もちろんいろんな人に頼ってはいるけど、根本的には自分だけだってわかっていますから。そういう状況のほうが、逆に楽なんじゃない? じゃないと不満ばっかり多くなるでしょ。どうしてやってくれないの? とか、どうして私だけこんな目に? って。不満が多いと身体にも精神的にもよくない。だからなるべく不満に思わず、立ち向かっていくっていう」 吉行さんの生き方は、すがすがしいほどに潔い。「執着するのがイヤ」なのは、物質的には無論だが、人にも執着しない。「だって大事な人も、年をとってずいぶん亡くなってしまったものね」。今も、芝居や舞台で交流をもつ人はいても、ひとつの仕事が終われば忘れてしまう。人間関係を引きずらない。 「昔からそうなんです。それこそ50代のころ、学生時代の友だちに“あなたは『じゃあね』って別れたら、それっきり振り返らない”っていわれたことがあります。“え? 振り返るもの?”って驚いて聞き返すと、普通は一度くらい振り返ってお辞儀したり手を振ったり、別れを惜しむものだと。彼女と会うときは振り返るようにしましたよ(笑)。友だちが必要ないわけじゃないけれど、基本的にはひとりが好きなんです。仕事がなければ、朝起きてふっと映画見にいきたいと思ったら行くし、一日家にいたいと思ったらいる。そういう自由が一番大切なんです。パートナーが必要な人もいるでしょうけれど、私は一度結婚して“人と暮らすのは無理”と身にしみました。仕事して帰ってきて、家に明かりがついていると、なんだか酸欠のような気持ちになってしまって。自分のペースで生きるのが一番」介護中に迎えた母・あぐりさんの103歳の誕生日。晩年の母が教えてくれた、好奇心をもって生きること「寂しさはあるかもしれないけど、誰だってそうだし、そういう感情はむしろあるほうがいい。“こんなになっちゃった”なんてがっかりせず、いろんなことを感じながら生きていくほうがいいと思います。実は私もね、50歳を過ぎて79歳までは“年をとっていく、年をとっていく”ということが覆いかぶさっていた部分もあったんです。それが80歳になったときに、なぜかストーンと抜けたのね。今までの続きじゃない、ポンと別の新しい世界に来たような気がしたんです。今までの人生でそういう経験はなかったから、80歳になったときに感じてもらうしかないけれど、すごく楽しくて楽になって、ここからまた一歩、という感じね」 人生のお手本は、4年前に亡くなった母・あぐりさんだ。吉行さんが14歳のとき、あぐりさんは42歳で再婚。そこからは「他人を見るような」気持ちでいたというが、90歳で義父が亡くなったあと、なんと91歳から吉行さんとあぐりさんは、一緒に海外旅行に出かけるようになった。 「旅行を機に、初めて母娘になった気がします。初めて一緒の部屋に寝て、初めて一緒に食事をとって……。母が長生きしてくれたからできたこと。そのときに、母ってこんなにおもしろい人だったんだって、初めて知ったんですよね。とにかく好奇心がすごく強くて、何を見てもおもしろがるんです。“初めて”のものを見ると、75日生き延びるのよ、というのが口癖で、91歳からいろんなものを見せたものだから、107歳まで生きちゃった。母親としては何もしてくれなかったけど、楽しい生き方のいいお手本を残してくれたと思います。すでにもうあぐりに負けてる気もするけど(笑)」両親の郷里・岡山にあった吉行家の墓は、’17年に墓じまいした。吉行和子さんの50歳からの家族史59歳(1994年) 兄・淳之介が死去。 63歳(1998年) 義父(母の再婚相手)が死去。 母・あぐりと初めての旅行。このとき、母91歳。 68歳(2003年) 東京に母と自分が入るための墓を建てる。 71歳(2006年) 母が寝たきりとなり、10年間の介護生活が始まる。 妹・理恵が死去。 80歳(2015年) 母が107歳で死去。 82歳(2017年) 岡山にあった吉行家の墓を墓じまいする。母・あぐりさんと。母が90代後半になると海外旅行を国内旅行に。写真は湯布院にて。『そしていま、一人になった』 吉行和子 ホーム社 ¥1,700父は作家・吉行エイスケ、母はNHK朝ドラの主人公にもなった美容師・吉行あぐり、兄は作家・吉行淳之介、妹は詩人で作家・吉行理恵――。80歳を過ぎた女優・吉行和子が、今だから語れる亡き家族の歴史。自身の来し方と行く末を見つめる中で探り当てた、家族との絆を描くエッセー。撮影/伊藤大作(The VOICE) ヘア&メイク/清水惇子(style STYLE) 取材・文/渥美志保 ※エクラ10月号掲載
  • 1872年の創業以来、様々な「美」を提案してきた資生堂。それぞれの時代に愛されてきたロングセラー商品の数々や、ポスターなどを展示した「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展が、髙島屋で開催される。 歴代オイデルミン/資生堂展示品には、1897年(明治30)に資生堂初の化粧品として発売され、「赤い水」として人気を集めた「オイデルミン」などの歴代商品が並ぶ。西洋薬学の処方に基づく科学的な化粧水で、容器デザインの美しさでも評判になった。 包装紙(1927年)/資生堂資生堂のデザインを代表する「唐草模様」の包装紙や、ファッションやカルチャーなどの幅広い情報を提供してきた雑誌『花椿』約200冊、「資生堂スタイル」と呼ばれたデザイナー・山名文夫の原画も揃う。繊細かつ優美な女性のイラストで、資生堂のブランドイメージを確立した作品に出会える貴重な機会だ。 山名文夫「創業100年記念新聞広告原画」(1972年)/資生堂そのほかにも、世界的クリエイターのセルジュ・ルタンスがデザインした商品パッケージや芸術作品のような香水瓶、時代ごとのメークの変遷から資生堂の歴史を読み解くコーナーなどがあり、日本の「美」をリードしてきた資生堂の世界観を味わうことができる。 雪姫(スノーフェアリー・1934年)/資生堂また、loTパーソナライズ・スキンケアブランド「Optune(オプチューン)」を試せるコーナーもお見逃しなく。手を入れるだけで、今の自分の肌質に合うスキンケア法を導き出してくれるマシンなども設置されている。 Optune(オプチューン)ブース/資生堂会場には、展覧会オリジナルグッズが並ぶ特設ショップも登場。「花椿ビスケット(赤缶)」など、ここでしか手に入らないグッズの数々をチェックしてみて。 花椿ビスケット(赤缶)¥1,600/資生堂 さらに、8階の「資生堂パーラー」では、今回の展示のための期間限定コースを楽しむことができる。このコースを注文して展示会の半券を見せると、お店の創業メニューである「いちごのソーダ水」をサービスしてもらえる嬉しい特典も。 日本橋髙島屋S.C.での展覧会は、2019年9月18日(水)から開催される。2020年の春からは、大阪・名古屋・京都・横浜での巡回展も予定しているので、近くの展覧会へ足を運んでみて。 「美と、美と、美。-資生堂のスタイル-」展 概要会期:2019年9月18日(水)~9月29日(日)営業時間:10時30分~20時 ※最終日は18:00閉場(入場は閉場の30分前まで)会場:日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール(東京都中央区日本橋2-4-1)入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料 《巡回展会場》大阪開催時期:2020年3月25日(水)~4月6日(月)会場:大阪髙島屋 7階グランドホール名古屋開催時期:2020年4月15日(水)~27日(月)会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ 11階特設会場京都開催時期:2020年7月22日(水)~8月10日(月)会場:京都髙島屋 7階グランドホール横浜開催時期:2020年9月2日(水)~21日(月)会場:横浜髙島屋 ギャラリー8階 資生堂https://www.takashimaya.co.jp/store/special/shiseido0120-81-4710 text:Arisa Takeshima >>ビューティニュース
  • ひと目見ただけで、その人の幸せな毎日が映し出される。その表情を今年風に完成させるのが、唇をばらの花びら色に染める上品華やかなピンク。服を選ばない一本は、この秋冬のヘビロテ必至。1.カネボウ化粧品 センサイ ザ リップスティックN 09 自然に咲くばらの花びらをそのまま唇に移したようなピンクが今季は新鮮。クリーミーテクスチャーはピンクのかわいらしさだけでなくラグジュアリー感も演出。 センサイ ザ リップスティックN 09¥5,5002.カネボウ化粧品 ルナソル ドレス フォー リップス02 マットな質感のリップカラーと、パールの輝きをちりばめたグロスが一本に。パールが欲しいときは重ね塗りも。 ルナソル ドレス フォー リップス02¥4,2003.エレガンス コスメ ティックス クルーズ フラッフィ カラー スティックBR01 クリーミーなリップは唇にのせるとパウダリーに変化。落ち着きのあるピンクがマットに発色。 ティックス クルーズ フラッフィ カラー スティックBR01¥2,500他の画像を見る>>リップ 記事一覧はこちら撮影/久々江満 取材・原文/山崎敦子 ※eclat10月号掲載
  • 現代における喫茶の様式を創造、継承している「茶方會(さぼえ)」は、2019年9月26日(木)、HIGASHIYA GINZAにて「さまざまな番茶を愉しむ会」を開催。HIGASHIYA GINZA及びHIGASHIYA man 丸の内 茶房では「季節のブレンドティー」として、10月7日(月)までの期間、秋にふさわしい3種のブレンドティーが楽しめる。 日常的に親しまれ、各地で脈々と受け継がれてきた番茶。背景を知ればいろいろ飲み比べたくなるはず。「さまざまな番茶を愉しむ会」は、茶方會の顧問を務める“お茶のソムリエ”こと高宇政光によるお茶会。番茶の定義や全国の番茶の紹介などのレクチャーが受けられるほか、岡山県の美作番茶や徳島県の阿波番茶など数種類の番茶を、食事や和菓子とともに楽しむことができる。定員20名で、定員になり次第締め切るそうなので、予約はお早めに。 「季節のブレンドティー」には「菊」「梨」「巨峰」が登場。「季節のブレンドティー」は、茶方會の茶葉をベースに旬の果物やハーブを使ったブレンドティー。今回は玉露の濃厚な旨味と上品な菊の香りの余韻が楽しめる「菊」、茶葉を乳酸発酵させて作るまろやかな酸味の阿波番茶に、瑞々しく香り高い梨を合わせた「梨」、巨峰の芳醇な香りとほのかな甘さ、さっぱりとした味わいが特徴の「巨峰」がラインナップされている。 贈り物などにぴったりの、茶葉1袋が入るサイズの蝋引き箱 ¥300と「合茶No.3」¥2,600なお、茶方會では日本各地より厳選した約50種類の茶葉をはじめ、オリジナルの茶道具を展開。八雲茶寮、HIGASHIYA各店およびHIGASHIYAオンラインショップにて販売している。お茶のカテゴリーは、煎茶や紅茶など製法の異なる茶葉を合わせた独自の合組「合茶」、 玉露や抹茶などの濃厚な旨味をもつ「翳茶(かげちゃ)」、日本各地より厳選した個性豊かな「緑茶」や「番茶」、華やかな香気が特徴の「萎凋茶(いちょうちゃ)」、果物やハーブを合わせた「ブレンド茶」、古来より薬としても利用された「香草茶」の7種類が揃う。また、伝統技術を持つ日本の職人たちとコラボ、現代における「生活道具の創造」に取り組むプロダクトブランド「Sゝゝ[エス]」とともに開発する、新たな茶道具や冷茶器にも注目。この秋、季節に合わせたお茶を愉しむ豊かな暮らしを始めてみては。「さまざまな番茶を愉しむ会」日時:2019年9月26日(木)18:00〜20:00会場:HIGASHIYA GINZA料金:¥8,000(税・サービス料込) ※食事・和菓子付き定員:20名 ※定員になり次第締め切り予約・問い合わせ:03-3538-3240茶方會 http://www.saboe.jptext : Shiyo Yamashita
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