身長150cmエディターが実践! Sサイズさんが着こなしを楽しむための桃代セオリー’18版

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ユルい流行サイクル3年目はセオリーの立て直し期間

この企画も足かけ3年続けさせていただき、自分でも驚いたのは、今回は今までどおりじゃマズい!ということ。それは、ボトムの長さやボリューム感が変わったから。それに応じて、大好きだった厚底靴がなんだかバランス悪く感じるように。ひとつ何かが変われば、全身バランスはおのずと変わってくる。小柄に見えない秘訣は“全身バランスのよさ”につきるのだ。上下にストレッチして長く視線をキープする基本はそのままに、今どきの服を着る選び方を再構築。ルールは大事だけれど、楽しく服を着るのは大人の装いの大前提。まじめすぎない、小柄を生かした愛嬌たっぷりの着こなしをどうぞ!
【エディター:宮崎桃代】
フリーのエディター。モットーは“実感と実用を美しくわかりやすく”。「前へならえ」では常に手は腰に当て続けてきた半生。その経験から自分のサイズ感を選ぶ間は鋭いと自負。

桃代セオリーの基本ルールを再検証!

基本ルールは「上下にストレッチしてのびやかに」

視線を縦に長くキープするために、上に下にと視線を集めるポイントをどんどんのばしていく。サングラスやトップスやアウターは上に、ボトムや靴は下に、と視線が止まる位置をストレッチすることを意識。視線を長くキャッチ=それが見た目の身長と心得て。

【ルール改正!】ボトムはとことん長く!

ボトムの長さは下半身の長さに比例する。以前からのルールは今季、揺るぎない確信に。もはやボトムは長め丈ではなく、"長い丈" に改正。ズルズル長いのは小ささを強調しそうと思いきや、逆に長い下半身を演出してくれる!

【ルール続行!】"こざっぱり"から飛び出す"ご愛嬌"

コンサバなジャストフィットの服を着ていると、実は小柄がきわだってしまう。小柄さんにとって、制服のような王道は一番キビシイ。救うのは、コンサバを一歩飛び出すデザインや色。ちょっと大胆な選択が、小柄の愛嬌に。

【ルール改正!】足もとは"ミッキーマウス足"から"抜け感ペタンコ足"へ

下へのストレッチのために足もとに量感が欲しいとずっと思っていたけれど、ボトムがより長くなり、ボリューム靴は単なる重い印象に。足もとは重量ではなく抜け感で軽いアクセントを。ここが一番ルールが変わった!

【ルール続行!】服が長い、大きい。それはSサイズさんの特権!

ショップ店員の常套句「コンパクトなつくりです」をまず疑う。通常サイズの"コンパクト" は小柄さんにとって小さくはない。逆にゆったりとしたサイズ感は小柄さんにとっても同じくゆったり。流行の長い丈やビッグアウターが見つけやすいのは小柄さんの特権。

長いスカートはこの夏、ぜひ一枚! 小柄さんは普通の人より長めになるので、とても今年らしいバランスに。リネンのスカートは34サイズあり。ジャケット¥87,000/アマン(アンスクリア) リブニット¥72,000/マディソンブルー スカート¥38,000/ebure サングラス¥28,000/コンティニュエ(tomas maier) ピアス¥13,000/デ・プレ 丸の内店(ヘレナローナー) バングル¥135,000/プラージュ 代官山店(ソフィー ブハイ) バッグ¥138,000/アパルトモン 神戸店(ザンケッティ) 靴¥70,000/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店(ニナ リッチ)

ルール続行!「サングラスでおしゃれの始まり位置を高く」

サングラスをかけると、目の位置からおしゃれが始まる。服より上に始点をつくれるから上ストレッチが簡単に実現。帽子は逆に頭の位置を目立たせすぎるので、粋なサングラスが一番。夏は実用も兼ねていて頼れる!

ルール続行!「ネックラインは浅めで上半身を上に引き上げ」

ボートネックやタートルネック、浅いクルーネックなど詰まった襟もとで上半身の始まりを上へ引き上げて。アウターを肩にかけるのも肩位置を上げるのに効果的。決して格好つけるわけではなく、これも肩位置調整の策。

ルール改正!「ボトム=下半身。今季はとにかく長く」

例えば普通ならふくらはぎの下までの長さも小柄さんにはくるぶし丈。おぉ、長い。そう思ったら、儲けもの。パンツも同様。丈詰めはせずに長さを愛めでることが、下半身のストレッチ効果を生む。この夏は、長い丈で。

ルール改正!「足もとは重い→軽いに変化。抜け感が重要」

ボトムの丈が長くなると、靴の選択が変わる。今までのボリューム靴をやめて、抜け感で軽やかに。フラットで甲が広くあいているタイプやサンダル、ローテクスニーカーなど、ヒールがなく見た目も軽そうな靴を。
撮影/黒沼 諭(aosora/モデル) ヘア&メイク/清水ヤヨヱ(+nine) スタイリスト/池田めぐみ モデル/小濱なつき構成・文/宮崎桃代 イラスト/いいあい
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