【冬の着こなしが華やぐアイテム2選】エクラスタッフいち推しのバッグ&ロングネックレス

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グッチのミニホーボーバッグ「ジャッキー 1961」

今一番気になっているライトブルーにひと目惚れ! ほどよい甘さで、冬の着こなしを一気に新鮮にしてくれそうです。(編集長O)
(縦13×横19×マチ3cm ショルダーストラップは取りはずし可能)¥200,000/グッチ ジャパン(グッチ)

ボッテガ・ヴェネタのロングネックレス

冬場は毎日シンプルなニットばかり着ているので、こんなロングネックレスを重ねてちょっぴり華やぎたい気分です。星モチーフの小さなチャームがかわいい!(編集SH)
¥75,000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)
ジャストエクラ世代の編集部員が”ひと目惚れ”したアイテムを毎月ピックアップ。今回は、フェンディの定番アイコニックバッグ「ピーカブー」とドリス ヴァン ノッテンのプリントドレスをご紹介。
ジャストエクラ世代の編集部員が”ひと目惚れ”したアイテムを毎月ピックアップ。今回は、ボッテガ・ヴェネタのミッドカーフブーツと、クロエのレースアップロングブーツをご紹介。
ジャストエクラ世代の編集部員が”ひと目惚れ”したアイテムを毎月ピックアップ。今回は、ウィークエンド マックスマーラのラッププリーツスカートと、ピエール アルディのロングブーツをご紹介。
撮影/山口惠史 スタイリスト/小川夢乃 ※エクラ2020年12月号掲載
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KAIさんが語る ④「俳優として心がけていること」 キム・ジュンヒョンさんが語る ⑤今、舞台に立って感じること 大人の韓国ミュージカル通座談会 ⑥アラフィーがほれる美しくて熱い男とは ①『ウェルテル』と俳優への思いキュヒョンキュヒョン’88年、韓国ソウル生まれ。’06年にSUPER JUNIORに加わり、グループ内ユニットSUPER JUNIOR-K.R.Y.としても活躍。’10年に『三銃士』でミュージカルデビューし、除隊後の復帰作として’20年は『笑う男』に初挑戦した。5年ぶりの出演で理解した演技に対する先輩俳優の悩み実力者たちが数多くそろっている韓国ミュージカル界では、K-POPスターの活躍も目立っている。その代表的存在がSUPER JUNIORのメインボーカルとして活躍するキュヒョンだ。高い歌唱力が買われ『三銃士』でミュージカルデビューを飾って以来、そのキャリアはすでに10年を数える。’20年秋は、韓国で20年にわたって愛されてきた創作ミュージカル『ウェルテル』に出演。先ごろ日本でオンライン上映され、CS放送も控える人気作だ。今作に5年ぶりに出演した彼に、作品や俳優としての思いを聞いた。 「前回出演したときは、演出家に従ってウェルテルを演じましたが、今回は自らいろいろ考えるようになりました。5年前は、同じ役だった先輩のチョ・スンウさんが13年ぶりの出演にあたって悩まれている姿を見て、なんでだろうと不思議だったんですが、今回は僕も悩みすぎたのか、稽古中に急に迷いが生じてきたんです。共演者からも『稽古をしすぎて何かにはまってしまったんだろう』と指摘されるほど、前回のときより大変でした。僕も年齢を重ねて先輩の気持ちがわかるようになったんですね」 チョ・スンウは韓国ミュージカル界を代表するトップスター。そんな先輩の気持ちが理解できるようになったのは、それだけ成長したからに違いない。婚約者がいるロッテに恋をするウェルテルという悩み多き人物を演じるため、気遣った点はどこだったのだろう。 「5年前と同じく、外見にはかなり気を遣いました。ウェルテルは結局死を選ぶので、ふっくらしていたり筋肉質だったりするとやや不自然だと思ったんです。でも、同じ役のナ・ヒョヌさんはがっしりしていて、筋肉だけでできているというか……。その姿を見た演出家が、彼に筋肉を落とすようにいいながら、その場にいた僕のことをさして『キュヒョンを見てごらん! まるで今にも死にそうな、運動とは無縁の体を』って(笑)。確かに、役のことを考えて自然と少食になっていたんです」同じ役を演じるキャストから刺激や感銘を受けた稽古場今回のウェルテル役はキュヒョンを含めて5人。これまで何度も共演し彼とは縁の深いベテランのオム・ギジュン、初顔合わせとなったKAI、ユ・ヨンソク、’93年生まれの新鋭ナ・ヒョヌという、ほかの4人のキャストから刺激を受けたこともあったという。 「ギジュン兄さんとは長い間一緒にやってきて本当に助けてもらっています。今回初めてご一緒したKAIさんとヨンソクさんには、演技が何かということを教えられました。僕はロッテ役の人と先に自主稽古をして準備していましたが、先輩がたは稽古場に来るなり、本番のように演じてみせたんです。その演技にとても共感させられ、深い感銘を受けました。ヒョヌは若々しくて、初々しさがありました。彼には僕が先輩たちから教わったことをできるだけ伝えようと努めたつもりです」 ②ミュージカル俳優として大事にしていること演じていて気の毒にも思う愛にまっすぐなウェルテル俳優それぞれの違いが楽しめるのが、複数キャストがいるミュージカルのよさでもある。繊細で知的なキュヒョン版ウェルテルは、愛に苦しむ青年の純粋さと苦悩を表現した素直な演技と、憂いを含んだよく響く歌声が憐れみを誘う。演じていた本人も、ウェルテルを気の毒に感じたようだ。「初めて出演したときもそうでしたが、演じているうちにウェルテルという人がとてもかわいそうだと感じました。彼とロッテは魂のパートナーのような間柄ですが、ウェルテルは彼女にとって遅れてきた相手なんです。ロッテが安定感のあるアルベルトという婚約者を選択したのは僕も理解できます。役柄設定もですが、実際にアルベルト役の先輩俳優たちは背が高くて体格もよく、かっこいいんです。だからウェルテルがより哀れなんですよ。もちろん、ウェルテルはモラル的に正しくない行動もしますが、愛にまっすぐな彼の深い思いと情熱を見ていただきたいですね」舞台にいるのは歌手キュヒョンではなく、あくまでもウェルテル。今回の出演で役柄への理解をさらに深め、改めて存在感を高めた。そんな彼がミュージカル俳優として大事にしていることに加え、メンバーとのエピソードについても教えてもらった。「舞台の性格によって変わると思いますが、歌がメインの作品ではのどのために禁酒をして、極力話さないようにしています。『ウェルテル』のような演技が重要な作品では、感情をコントロールし、より没頭するために幕間の休憩時間は共演者たちとできるだけ会わないようにしていました。そうやって愛情をもって演技に臨んでいるのに、(SUPER JUNIORメンバーの)ヒチョル兄さんはアルベルトのほうがかわいそうだというんです(笑)。『笑う男』のときは来られなかったヒチョル兄さんと(同じくメンバーの)シウォン兄さんが、今回は来てくれたんですよ。メンバーたちは、だいたいいつも舞台を見にきてくれますが。今は(グループでの)公演ができないので、’21年はコンサートツアーができたらいいですし、ミュージカルを少なくとも毎年2作品はやりたいなと思っています。今回の『ウェルテル』は日本の皆さんには映像で見ていただくので生の舞台とは違いますが、劇場のリアルな雰囲気がうまく伝わったらいいなと思っています。そして、次は僕の生の舞台を見にきてもらえたらうれしいですね。期待して待っていてください!」 ③「過去作品ガイド」をキュヒョンさんが特別解説!《再演が待ち遠しい! 過去作品ガイド》『三銃士』(’10~’11) 来日公演も好評だった文豪A・デュマの人気作 三銃士に加わる4人目の銃士・ダルタニャン役でミュージカルデビュー。「このときは……、本当に魂を注ぎました。初めてで何もわからなかったので、先輩や演出のかたたちにいろいろ教えていただいて。剣術シーンもあったのですが、体を使うことに慣れていなくて、その点でもたくさん練習しました」。’13年に再演、日本公演も。   『Catch Me If You Can』(’12) 詐欺師を演じた大ヒット映画の舞台化 映画でL・ディカプリオが演じた天才詐欺師フランク役。初演の同役はほかにオム・ギジュンら全5人。「僕が大好きな映画で、舞台もとてもいい作品でした。特に曲が最高で、曲目を今もすべて思い出せる作品です。歌いながら自分も楽しんだことを覚えています」。   『Singin’ in the Rain』(’14) 雨のシーンが有名な誰もが知る伝説的作品 往年の名作映画『雨に唄えば』でジーン・ケリーが演じたドン・ロックウッド役で出演。「これも映画が大好きなんです。記憶に残っているのは、雨の中でダンスをするシーンです。最初の公演を(同役だった)先輩がやったのですが、重要な場面で傘が壊れてしまい、傘なしで3分間歌わなければならない状況になったんです。先輩は動揺しながらもアドリブで演じて、終わると拍手喝采を受けました。それを見て、大事なのは傘ではなく、雨の中ダンスをすることだと悟りました。僕の公演でもそのシーンは、終わったときの拍手がほかの場面よりも大きかったです。すごく印象深いですね」。   『モーツァルト!』(’16) 日本でも人気のクンツェ&リーヴァイ作品 ’20年に韓国上演10周年を迎えた人気作で念願かなって主演。「大好きでぜひやりたい作品だったので、自分から出演したいと働きかけたんです。出演が決まったときはうれしかったなあ」。『笑う男』(’20) V・ユゴー原作の韓国発創作ミュージカル 幼いころに口を切り裂かれた若者グウィンプレンの数奇な人生を演じた。「軍服務中に見てとても感銘を受けた作品です。当時、制作会社のかたから“来シーズンはキュヒョンさんが出ないとね”といわれて冗談だと思ったら、除隊後本当に出演することになって。4年ぶりのミュージカルで緊張しましたが、愛着ある作品だからか幸せな気持ちでできました」。キュヒョンが見たのは’18年の初演版。『太陽を抱く月』(’14) 原作はキム・スヒョン主演の大ヒット時代劇ドラマ 「この作品も曲目がすばらしかったですね。時代劇の舞台は初めてでした。同じ役を演じたキム・ダヒョン兄さんがハンサムすぎることと、チョン・ドンソクさんがお酒をよく飲むことに驚いた記憶があります(笑)」。原作ドラマでキム・スヒョンが演じた王・フォンに扮し、ソヒョン(少女時代)らを相手にせつない恋を演じた。   『あの日々』(’14~’15) 数々の賞に輝く人気の創作ミュージカル 大統領警護室が舞台のミステリータッチの群像劇で、ボディガードを演じた。亡き人気歌手の楽曲でつづられヒット。「ファンからたくさん愛されて、僕自身も大好きな作品です。僕が演じたムヨンにはとても愛着を感じているので、再演にも出演したかったんですが…」。   『ロビンフッド』(’15) 英国が舞台のドイツミュージカル翻案作 王位継承争いの中で、ロビンに助けられるフィリップ王子役で出演。「この作品では、これまで同役が多かったオム・ギジュン兄さんと共演できると聞いて出演を決めました。演出も気心が知れているかたたちで、息もぴったりでした」。オム・ギジュンはロビン役。《チェック!》 韓国ミュージカル『ウェルテル』(キュヒョン版) CS衛星劇場にて2月放送決定! ゲーテの『若きウェルテルの悩み』をもとにした作品。中世ヨーロッパを舞台に、婚約者のいる女性ロッテを愛した青年ウェルテルのせつない愛を描く。韓国では’00年の初演以来、多くの人に愛されてきた。’20年12月5〜6日に「韓流ぴあ」主催でオンライン配信されたものを’21年2月にCS衛星劇場で放送予定。’20年8/28〜11/1に上演された『ウェルテル』の舞台にも出演。 ④「俳優として心がけていること」KAIKAIカイ●’81年、韓国ソウル生まれ。本名チョン・ギヨル。ソウル大学声楽科を卒業し、’08年、オペラとポップスを融合させたクロスオーバー歌手としてデビュー。’11年の『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』から本格的にミュージカルに進出した。『ファントム』(’15)、『フランケンシュタイン』(’18)、『エクスカリバー』(’19)など出演作多数。『モンテ・クリスト』は’21年3月まで公演予定。音楽バラエティ『覆面歌王』の審査員としても親しまれている。自己管理を徹底し臨む舞台でありのままの自分を表現名門ソウル大学で声楽を専攻し、大型ミュージカルに欠かせないトップスターとなったKAI。クラシックで培った抜群の歌唱力と、知的な雰囲気やトークで定評があり、’12年から歌手活動をする日本での人気も高い。’20年秋の『ウェルテル』に続き、現在、約3年ぶりに『モンテ・クリスト』の舞台で復讐に燃える主人公を演じている。 「これまではラストが悲劇的な作品が多かったので、愛と許しで幕を下ろすこの作品を楽しんでいます。俳優にとってあるひとつの作品だけが特別ということはないと思いますが、それでも再演舞台に出られることは、どれほど光栄で幸運なのだろうと実感する日々です。公演中は水を飲むタイミングひとつでさえ、すべての日常が舞台中心。筋力トレーニングとストレッチをして、常に最高の状態をつくる努力も欠かせません。ただ、なんといっても最高の管理法は“沈黙”。のどを守るため、言葉を発しないように気をつけています」 そんな徹底した自己管理で臨む彼の、歌手としての舞台も評判だ。特に日本では、’19年から2年続けて開催したマイクレスによるクラシックコンサートがファンの間で話題となった。 「日本のファンのかたがたは、いつも劇場に足を運んでくださり、韓国まで見にきてくださることも。皆さんとの交流が、今とても恋しいですね。コンサートとミュージカルでは、違いを見せようとしたこともありましたが、今は自分をありのままに表現しようと心がけています。違いがあるとすれば、コンサートでは自分の声を聞くようにしますが、ミュージカル舞台では相手の声に耳を傾ける、ということでしょうか」 今は誰にとっても大変な時期だが、舞台から降りた彼はそんなときをどのように過ごしているのだろう。 「ふだん考えすぎてしまうタイプなので、テニスや水泳、筋力トレーニングなど、体を使う時間もつくろうと考えています。読書も楽しみのひとつ。今のような危機の時代には基本に立ち返る努力が必要とされるでしょうから、俳優として体を管理し、今後に備えて常に勉強を怠らないようにしたいですね」「今はどんな舞台であれ、自分をありのまま表現したい」『エクスカリバー』(’19)。キム・ジュンス、ドギョム(SEVENTEEN)とトリプルキャストで主役のアーサーを演じた。『ファントム』(’18)。’15年の初演に続いて主演。『ウェルテル』(’20)。初めてのウェルテル役。 ⑤今、舞台に立って感じることキム・ジュンヒョンキム・ジュンヒョン’78年、韓国釜山生まれ。ソウル芸術大学演劇科卒。’05年「劇団四季」に入団。’06年、『ライオン・キング』でデビューし、’10年に退団するまで多くの作品で主演。帰国後、’12年に『アイーダ』のラダメス役で人気を確立した。『ジキル&ハイド』(’10)などの大型ミュージカル出演のかたわら、日本でも’13年に『レ・ミゼラブル』(東宝版)に出演、たびたびコンサートも行う。現在、KAIとともに『モンテ・クリスト』に出演中。この15年ほどの間に急速に発展した韓国ミュージカル界。その歩みと自身のキャリアがぴたりと重なる正統派ミュージカル俳優がキム・ジュンヒョンだ。’05年に「劇団四季」に入団し、在籍中の5年間に『ジーザス・クライスト・スーパースター』や『アイーダ』『エビータ』など数々の名作で主演を務めた。退団後は韓国での活動を本格化。次々に人気作に出演し、韓国ミュージカル界を背負って立つ存在となった。一方で、日本との縁はずっと続いている。 「日本で初めてソロコンサートをやったときのことは、今もよく思い出します。ファンのかたがたの温かな心が伝わってきて、とても感動しました。俳優としては、劇団四季と東宝で有名な作品をたくさん経験したことが成長につながり、いろいろな部分で助けられているなと感じています。『レ・ミゼラブル』(東宝版)で演じたジャン・バルジャンにもすごく愛着がありますね」 ’13年に帝国劇場で上演された『レ・ミゼラブル』に主演した彼は、東宝版で初の韓国人バルジャンとして大きな話題を集め、圧倒的な歌の実力と華やかな容貌で高い人気を呼んだ。流暢な日本語でファンと交流し、ダンディーな魅力で女性客の心をつかんで離さない。一見、クールで近寄りがたくも見えるが、お茶目な部分もあるそうだ。 「黙っていると怖いと思われがちなんですが、気心の知れた相手と共演したときは、舞台裏でかなり無防備なところを見せているかも(笑)。親しい人の前では自分をさらけ出している気がします。ちょっと天然で、ヌケたところとか。たまには愛嬌も(笑)」 現在は初出演の『モンテ・クリスト』で主人公エドモンを裏切る友人モンデゴを演じている。敵役でもキム・ジュンヒョンが演じると憎めない。 「モンデゴは友人であるエドモンの婚約者メルセデスのために友を裏切るんですが、どれほど人を愛したらあんな悪事を働けるのか……。そして、彼女に愛されないモンデゴならではの苦しみがあるんじゃないか。そんなことを考えながら、彼の思いを表現しようとしています。初演から10周年という節目の年にこの作品に参加できて、本当に幸せです。今の時期、舞台に立てるだけで感謝せずにはいられません」「コロナ禍の中、舞台に立つことができるだけで幸せを感じています」『マタ・ハリ』(’17)。マタ・ハリをスパイに仕立てるラドゥ大佐役でセクシーな魅力が炸裂『エクスカリバー』(’19)。物語のカギを握る魔術師マーリンを色気たっぷりに演じた ⑥アラフィーがほれる美しくて熱い男とは美しくて熱い男たちの宝庫「韓国ミュージカル」にハマった3人が推しの俳優や鑑賞ポイントなど、その魅力を語りつくす!私たちが語りつくします!化粧品会社PR J子 昔からミュージカルファン。K-POPを経由して韓ミューに目覚めてソウル通いを始め、推しには韓国語でファンレターを書くことも。   広告代理店勤務 S子 日本のミュージカルや宝塚、韓ドラなどエンタメ全般が好き。韓ミューにハマってからは渡韓を優先しスケジュールを立てる日々。   ライター O田 韓流誌を中心に取材&執筆。韓ミュー関連取材も精力的に行う。特に小劇場作品が好きでプライベートでの渡韓はほぼ舞台鑑賞が目的。  “美しさ”を支える、のどと体幹の強さO田 ドラマ、K-POPに続いて今、韓国ミュージカルの人気も大人の女性の間で高まっていますね。 J子 私は『マタ・ハリ』の初演を見て、すっかりキム・ジュンヒョンさんのファンになって本格的に目覚めたんです。そこからソウル通いを始めて、いろんな舞台を見ています。昔から東宝ミュージカルや劇団四季などを見てきたせいか、正統派の発声が大好きなんです。その点、ジュンヒョンさんはいつも期待を裏切りません。 S子 私は’14年に『ノートルダム・ド・パリ』を見て本格的にハマったんです。ホン・グァンホの歌のすごさに圧倒されました。沼化したのは『ジキル&ハイド』に出ていたチョ・ガンヒョン(現チョ・ソンユン)さんがきっかけです。その後は、3週間に1回くらいの割合で渡韓していた時期も(笑)。 O田 すごいですね! 韓国のミュージカル俳優って、声帯の質が違うという話を聞いたことがあるんですが、体幹とかのどが強いんだなって感じます。 J子 体格からしてまず違うのかな。男女ともに俳優はみんな背が高くて体が大きいというイメージがありますよね。あとは、エンタメにかける国の気概というか、勢いがすごいのかなと。 S子 みんなレベルが高いと思います。K-POPスターもアイドルの域を超えて実力があって。軍隊ミュージカルでEXOのD.O.(ド・ギョンス)を見ましたが、彼もうまいですね。軍服も似合っていてかっこよかったです。 O田 最初は、軍隊とミュージカルという組み合わせにちょっと驚いたんですが、韓国ならではって感じですよね。実際、創作ミュージカルでは朝鮮戦争を題材にした作品がけっこうあるし。私はライセンス作品より創作ミュージカルが好きでよく見にいっています。目当てはソン・ドゥソプ。声が好きで(笑)。 S子 彼は『風月主(プンウォルジュ)』とか『バンジージャンプする』とか、いい作品が多いですよね。大学路(テハンノ)の小劇場は特に俳優との距離が近いのが魅力です。私は今年、チョン・イルの演劇の舞台を見たんですが、ドラマに出ている人が普通に目の前にいて演技をしているという…。 J子 チ・チャンウクやチュウォン、カン・ハヌルのようにミュージカルでデビューした人も多いですよね。ミュージカル学科を出ている人もけっこういますし。ほかに、ドラマでも有名というと、ドラマ『賢い医師生活』のユ・ヨンソクも歌えることに驚きました。オム・ギジュンは演技のうまさに脱帽。 O田 『賢い〜』はチョ・ジョンソクはじめミュージカル俳優総出演ですね。『キンキー・ブーツ』(’20)のパク・ウンテ。「振り切った演技が最高」とJ子。日本版では三浦春馬が演じたローラ役。『笑う男』(’18)で主人公のグウィンプレンを演じたパク・ヒョシン。その魔力にハマる人続出。K-POPスターから今やすっかりミュージカル俳優の代表的存在となったキム・ジュンス。『モーツァルト!』(’20)の10周年記念公演で当たり役を務めた彼をS子が絶賛!『エクスカリバー』(’19)のパク・ガンヒョン。’15年にデビューし『笑う男』や、このランスロット役で若手スターの筆頭に。「彼はもうライジングスターの域を出て正真正銘のスター!」とS子。’20年6〜8月に行われた韓国上演10周年『モーツァルト!』のキム・ジュンス。『ウェルテル』(’20)のユ・ヨンソク。ドラマや映画でも活躍中。『エリザベート』(’18)のパク・ヒョンシク。“黄泉(よみ)の帝王”トート役で出演し、観客を熱狂させた。「彼の除隊後は『キンキー・ブーツ』のローラ役をやってほしい!」とS子。  アイドルも本格派に負けない実力S子 制作側も知られざる実力者を舞台で見つけ、若手は演技力を高めるために舞台に挑戦するという。それに、ドラマや映画でスターになっても、舞台を大事にしている人が多いと思います。 J子 そういえば『愛の不時着』のオ・マンソクも、今でもほぼ毎年ミュージカルの舞台に立っていますよね。 S子 本当に俳優の層が厚いんですよね。ミュージカルの場合、俳優、アイドルはもちろん、パク・ヒョシンのような本格派の歌手も出演するし。 J子 パク・ヒョシン! 私は彼に撃ち抜かれました(笑)。 O田 私のまわりでも彼にハマった人は多い。「魔力がある」とみんないいますね。チケットがとれないと評判です。 S子 彼は同じ演目にめったに出ないんです。だから、出たらとにかくそのときに何度でも見なきゃという……。それにミュージカルはキャストによって何通りもの組み合わせがあるから、同じ作品を何度見ても飽きないんですよ。 J子 そうですよね。組み合わせの相性っていうのがありますしね。あとは、カーテンコール萌えもあるんです。先輩と後輩の俳優がぐっと抱き合ったりする姿には、上下関係を尊重する韓国らしさを感じて、なんかいいなぁと思ったりします。出演者が舞台に並んで歌でしのぎを削る様子もいいですね。 増加中の配信公演には別の魅力が!S子 言葉がわからなくても歌のすばらしさは伝わるし、誰でも楽しめるのがミュージカルのいいところです。 J子 私は一応あらすじは予習していきます。見た人のブログを読んだり。その点では配信もいいと思うんです。字幕つきなのでセリフがよくわかります。あと、生の舞台だと毎回いい席をとれるわけではなくて、双眼鏡で“米”ジュンスを見ていた身としては、細かい表情まで見られるのは楽しいです。 S子 それに配信は今しか見られないかもしれないですしね。今は配信で予習して、生を見る日に備えるのもよさそう。なんといっても生の舞台が一番ですから。そして、旅行に行けるようになったら、ぜひミュージカルを旅の楽しみのひとつに加えてみてほしいです。 J子 韓国は遅くまでやっているお店が多いから、舞台が終わったあとも食事とかショッピングとかを楽しめますし。 O田 一日も早く、また韓国でミュージカルを見られる日がくるといいですね。『笑う男』(’18)のパク・ヒョシン。作品を代表するバージョンとして知られる。『ジキル&ハイド』(’18)のチョ・スンウ。’04年の初演以来、観客を虜にし’18年の再演時には「王の帰還」といわれた。『ラ・マンチャの男』(’20)のホン・グァンホ。「歌の迫力は“レベチ”です!」とS子。同作は’21年3月まで公演予定。《Keyword》韓国ミュージカルを初めて見るなら知っておきたい用語解説■創作ミュージカル 韓国は15年ほど前から創作ミュージカルの制作に力を入れており、新たな才能が次々と発掘されている。そんなオリジナル作品の中で、最も有名な作品のひとつが『キム・ジョンウク探し』。コン・ユ主演で映画化もされ、日本版も上演された。ほかに、新羅を舞台に男妓生たちの愛と友情を描いた『風月主』や、朝鮮戦争を題材にした『女神様が見ている』など人気作は数多い。主に大学路の小劇場で公演が行われ、ヒット作は何度も再演され、多くのスターを輩出してきた。ほとんどは上演時間が2時間程度で映画感覚で見られ、チケット代も比較的安いため、若いカップルがデートで訪れることも多い。また、『マタ・ハリ』や『フランケンシュタイン』『笑う男』のような、大劇場向けの作品の制作も盛んで、韓国ミュージカルの成熟さを感じられる。■ライセンス作品 海外作品のライセンスを購入し韓国で制作した作品で、翻案物とも呼ばれる。チョ・スンウやリュ・ジョンハンら、トップスターが出演する『ジキル&ハイド』や『ラ・マンチャの男』などは特に人気で、彼らの出演回のチケットは争奪戦になることも珍しくない。ウィーンミュージカルの人気も高く、’10年にキム・ジュンスを起用した『モーツァルト!』が大ヒットしたのを皮切りに、『エリザベート』『レベッカ』などが次々と上演されてきた。これらの作品ではオク・ジュヒョンやキム・ソヒョンら、スター女優が存在感を見せる。オフ・ブロードウェイ作品では、多くの俳優が一度は挑戦したいと語る『ヘドウィグ』が一番人気。ほかにも『ウィキッド』など、毎年さまざまなライセンス作品が上演されている。■大学路(テハンノ) わずか1km四方のエリアに160もの劇場が集まる世界有数の演劇街。料金の安い小劇場作品が中心だが、有名俳優が出る舞台も多い。最寄駅のソウル地下鉄4号線恵化(ヘファ)駅出口付近には公演案内所があり、当日の安売りチケットを手配してもらえることも。■チケッティン 英語でいう「ticketing」を韓国語読みした言葉で、舞台やコンサートなどのチケットサイトで座席を指定して購入する行為をさす。韓国では自分で好きな席が選べ、少額の手数料でキャンセルが可能なのも便利。韓国のチケット販売サイト「インターパーク」のグローバルサイトから購入するのが一般的。■ミュージカル学科 韓国にはもともと映画や演劇、舞踊など芸術系の学科を抱える大学が多いが、韓国ミュージカルが海外でも注目されるとミュージカル学科を置く大学が急増。明知大学映画ミュージカル学科を卒業した人気俳優パク・ボゴムも、いつかはミュージカルに出たいと語っている。■軍隊ミュージカル 兵役中の芸能人が出演するミュージカル。朝鮮戦争を背景にしたものが多い。普通の劇場で上演され一般観客も観劇可能。『新興武官学校』(’18)にはチ・チャンウクやソンギュ(INFINITE)やカン・ハヌルらが、『帰還』(’20)にはEXOのシウミンとD.O.、イ・ホンギ(FTISLAND)らが出演した。    ▲【韓国ミュージカルのまぶしい男たち】トップに戻る>>「韓流」記事一覧はこちらから▼その他のおすすめ記事もチェック撮影/Seoyeon Won(STUDIO DAUN) コーディネート/Shinhae Song(TANO International) 取材・原文/小田 香 ※エクラ2021年2号掲載
  • エクラ編集長の愛猫、アランの日常。「僕のくつろぎスタイル。カエル寝だよ」。 前足をくにっと曲げて、ぺったりと寝ます。 本人的にはリラックスできてるらしい。 【プロフィール】 名前:アラン(Alain ) 性別:男の子 猫種:アメリカンショートヘア 年齢:6歳 特技:ヘソ天、名前を呼ばれると返事をする、ママが帰宅すると「おかえりの舞」をする 好きな食べ物:カリカリ、ドライささみ Instagram:@alain_cat(7.1万フォロワー) @alain_cat
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