佐藤智子さん(No.36 主婦・49 歳)
東京の住宅街で夫と娘ふたりと暮らす。交友関係が広く、モデルやネイリスト、フローリスト、フラダンサーとしての仕事を依頼されることも。フラはゆるやかな動きでも全身の血のめぐりがよくなり、下半身の冷え対策にひと役。
とうがらしがおいしいアジアンなスープで心も体も芯から温まる
10代のころから、特に下半身の冷えに悩まされてきた佐藤さん。
「ふだんから服装に気をつけ、とうがらしやしょうがなど体を温める食材をとって、冷えを予防するようにしています」
特にとうがらしを使ったスープは、寒い夜に家族みんなでいただく定番料理。「穏やかな味つけの和食が多いため、冬になってスンドゥブチゲやトムヤムクンを作ると娘たちの目も輝きます。食べたあともおなかの中がポカポカして体が温まるので、夜遅くに冷えきって帰宅する娘たちは大喜び。冬の家族の楽しい団らんのひと時です」
アレンジも楽しめる「ピリ辛スンドゥブチゲ」

エビやアサリ、ホタテといった海鮮と豚肉、玉ねぎ、きのこ、にらなどをキムチやコチュジャン、にんにく、粉末状のとうがらしなどと一緒に煮込み、絹ごし豆腐と卵を加えた韓国料理。とうがらしやにんにくが体の代謝を促す。「チーズやお餅、トッポギ、麵などを加えてアレンジして、家族でワイワイいただきます。目にも舌にもいい刺激です」。
家族向けに辛さを調節「冬の定番トムヤムクン」

つぶしたにんにくととうがらしを炒め、香りがたったら玉ねぎやきのこ、エビを加え、水、トマト、砂糖、ナンプラーとトムヤムペーストを入れて煮込む。さらにレモン汁とココナッツミルクを加え、パクチーを入れて完成。「辛すぎないようにわが家好みの味にかげんしていますが、とうがらしがピリッと効いて、おなかの中がずっと温か」
寒い日は体に優しいスープを飲んで温まりましょう。料理が大好きなJマダムが作っているヘルシーな食材を使ったスープをご紹介。
体を芯から温めてくれるスープが恋しい季節。料理上手なJマダムたちが、工夫を凝らしたとっておきのレシピをご紹介。