吉野めぐみさん(No.1 会社員・56歳)
東京でふたりの息子と暮らす。実家にはよく親戚が集まり、おもてなし料理をふるまっていた母を尊敬。兄弟姉妹の家族との交流を今でも欠かさない。母との思い出のカップでハーブティーを飲むときは、ベランダのウッドデッキが定位置。
仲よし家族の思いがつまったハーブティー用カップと抹茶茶碗
「茶器は出会いだと思います。コツコツそろえるのではなく、ピンときたものを購入したり、大切な人からいただいたものを大事に使ったりしています」
例えば、家族や親戚が毎年集まる安曇野でひと目惚れした、母とおそろいのハーブティー用の茶器。
「透明ガラスなのでフレッシュハーブを入れると見た目にも癒されます。疲れたときや気分転換したいときに活躍しています。また、大好きな叔母や陶芸作家の親戚から贈られた抹茶茶碗で、もう大きくなった息子たちとお茶を楽しむ時間も貴重なひと時です」
母とおそろいのハーブティー用ガラスのカップ

まだ独身だったころ、安曇野のハーブ農場の中にある雑貨店でひと目惚れした、ハーブティー専用のガラスの茶器セット。「今は亡き母が大好きだったラベンダーのイラストが素敵で目をひき、母とおそろいで購入しました。これを使うとき、いつも母を思い出します」。
近しい人たちの愛情こもった抹茶茶碗

師範の資格をもつ叔母からいただいた茶碗と、義姉の父が焼いた茶碗も、家族の愛情を感じられる宝物。「ふたりの息子もお抹茶が大好きなので、家族がそろったときなど、いただいた茶碗でお抹茶を点たてることも。その日の気分でわいわいと茶碗を選ぶのも楽しいひと時です」。
茶器には家族の思いと物語が詰まっている。Jマダムが語る思い入れのある茶器、今回はジノリのカップ&ソーサーとミントンのハドンホールにまつわる思い出をご紹介。
夫婦の歴史を物語るティーカップや、お気に入りの作家の手による茶器など、たっぷりと愛を注いでいるカップのエピソードを、Jマダムたちが語る。
残暑の疲れをとるためにも、夜はぐっすり眠りたい。朝から軽快に活動しているJマダムたちが、快眠のためのお守りアイテムを披露。