海外に行くことが難しくなったけれど、かえってSNSなどで海外セレブを身近に感じるように。そこで、セレブたちのファッションや近況をまとめてアップデート。
【Topic1】 読者人気トップ3の共通点は、自分のスタイルがぶれないところ!
私たち、やっぱりこの人たちがすきなんです♡
《キャサリン妃》
細いウエストを強調するフィット&フレアシルエット
ウエストがしぼられたシルエットは変えずに、とろみ素材や長め丈のワンピースを選ぶなど、ディテールをトレンドに合わせてアップデートしているのが、いつ見てもおしゃれの秘訣。
ライターN(以下N) キャサリン妃の装いは、どんなシルエットがはやっていたとしても、常にウエストコンシャス。
編集M(以下M) 確かに、昔から一貫してる!
N だからどんな服でも上品にまとまるんだよね〜。
M 丈や素材でしっかり流行を押さえていて、決してただコンサバなだけで終わらせないのがうまいですね。
オンライン公務の着こなしが話題に
《オリビア・パレルモ》
エッジが効いたアイテムもなんのその。レイヤードの達人
編集M(以下M) ひとくせアイテムの重ねワザが光っていますね。
ライターN(以下N) エッジーな服同士を思い切ってぶつけ合うことで、それぞれの角が取れてすんなりなじむから不思議!
M だから“着られてる感”がないんですね〜。
N どんな服も着こなす、真のおしゃれ上級者です!
マスクさえもおしゃれの一部!
《ミランダ・カー》
母になっても愛されガーリーを貫くセレブ界きっての甘派
ライターN(以下N) 昨年秋に第3子を出産したばかりだけど、ミニワンピ姿が相変わらずとってもキュート!
編集M(以下M) IT社長の夫エヴァンもいつもデレデレですよね。
N ドーリーフェイスな自分に似合うものをよくわかってる!
おうち時間はパンツ多め。ガーリー要素を必ずプラス
ボーダー×デニムのカジュアルコーデにはバービー人形が履いていそうなグリッターサンダルを。シンプルなモノトーンコーデでも、フリルなど甘めディテールのあるブラウスをセレクト。芝生の上でくつろぐ日はカラフルな色使いで気分を盛り上げて。
【Topic2】 今、要チェックな最新おしゃれセレブはこの4人!
あなたのお気に入りは誰?
《エマ・ロバーツ》
名女優ジュリア・ロバーツを叔母に持ち、自身も子役時代からショービズ界で活躍。テレビドラマ「スクリーム・クイーンズ」などで主演。現在29歳。
パンツのときは、コンパクトなトップスをインして腰位置の高さを印象づけるのが、スタイルアップの勝因。ワンピースも、ウエストが胸下でしっかりしぼられたものを。プリントアイテムはエマのように主役を定めて取り入れれば、難なくまとまる。
《スウェーデン王室ソフィア妃》
モデルの経験もありつつ、NY留学中はレストランでウェイトレスの仕事をしていた苦労人。王子のひと目ぼれをきっかけに交際し、ロイヤルとなったリアルシンデレラ!
やわらかな暖色のなじませ配色がフレンドリーな魅力にマッチ。自国ブランドであるH&Mやその系列ブランドを着用することが多いことで知られているスウェーデン王室。ソフィア妃が上のスナップで着用している薄ピンクのニットもCOSのもの。
《エル・ファニング》
映画『マレフィセント』をはじめ話題作への出演が常に絶えない超人気女優。ミュウミュウやティファニーの広告塔を務めるなど、ファッション界からも愛される存在
フェミニンな印象のワンピースを、大きめのサングラスやメガネでハズしたり、ブーツやフラット靴で辛口な要素をプラスしたりして、子どもっぽくなるのを回避。髪はラフに下ろすか、おだんごの二択でこなれた印象に仕上げるのがエル流。
《カイア・ガーバー》
'90年代に一世を風靡したスーパーモデル、シンディ・クロフォードを母に持つカイア。パリコレでは毎回トップブランドのランウェイでひっぱりだこの売れっ子モデル。
クロエやセリーヌ、プラダといった伝統あるブランドから、バイ ファーのような新進気鋭のブランドまで、ヨーロッパブランドの小バッグをこよなく愛するカイア。’90年代っぽい服装が多く、なおさら若かりしころの母シンディにそっくりに!?
【Topic3】 セレブたちも“自分にできること”やってます
新型コロナ拡大で大変なときだからこそ、心のやさしさがかいま見える
L.A.に移住したメーガン妃&ハリー王子は、自ら運転して困っている人のもとへ食料を配達
編集M(以下M) 英国王室を離脱した二人は、引っ越し先のL.A.でも活動熱心!
ライターN(以下N) 私がいいなと思ったのが、特にコロナ感染に注意しなければならない、基礎疾患がある人たちをサポートしたところ。スポットライトが当たっていない人のことまで気が配れるのは、これまでたくさんの慈善活動をしてきた二人ならではの視野の広さ。
M 二人のこの活動が報道されることで、こうした弱い立場におかれた人たちの存在に気づけた人も多そうです。
スウェーデン王室ソフィア妃は、医療アシスタントとして勤務
編集M 医療崩壊の危険性が高まるなか、自ら志願して病院で働き始めたソフィア妃の献身的な行動には、グッときました。
ライターN もともと医療現場での経験があるわけではなく、このためだけに短期コースを受講して飛び込んだというところがすごいよね〜。2児の母でもあり、子育てに忙しいはずなのに!
M 新型コロナ患者の治療に直接携わっているわけではないそうだけれど、間接的には大きな助けになったはず。
カイア・ガーバー、ナタリー・ポートマン、エマ・ロバーツ、メーガン妃… 多くのセレブが絵本の読み聞かせで子どもたちを支援
N コロナの影響で苦しむ子どもたちへの募金を絵本の読み聞かせを通して呼びかけるプロジェクト、#SaveWithStoriesには多くのセレブが参加してるよね。
M ぶっちぎりで話題をさらったのが、息子アーチーの1歳の誕生日に、一緒の動画を公開したメーガン妃。
M しかも、撮影してるのはハリー王子とのこと。日ごろの仲よし家族ぶりが伝わってくる!!
リアリティスター兼実業家の姉妹、キム&カイリーはそれぞれのブランドでコロナ対応商品を開発!
編集M(以下M) リアリティ番組で大人気になり、知名度を生かしたビジネスを成功させてきた姉妹は、彼女たちらしい対応でした!
ライターN(以下N) キムは自身の補正下着ブランドからマスクを発売して1時間で完売。カイリー・ジェンナーは自身のコスメブランドで消毒ジェルを開発・発売すると発表していたね。
M 品薄になっているものを、自分たちが持っているサプライチェーンで製造するっていうのは彼女たちだからこそなせるわざ。
N さらにカイリーは、コロナ患者の治療にあたる病院に1億円も寄付したんだって。
M 22歳にしてその額の寄付ができるって、本当にスケールがケタ違い!
N でもカイリーは年収644億円といわれ、今年の米経済誌フォーブスの「世界で最も稼ぐセレブ」ランキングで堂々の1位を獲得。そう考えると、案外少ないかも……!?
レディー・ガガは超豪華オンラインチャリティ音楽フェスを主催
M 間違いなく音楽史に残るイベントでした!
N ガガが主催というのは少し意外だった! でも、30代の女性シンガーにここまで世界を巻き込む力があるということがうれしかったな。
M 最終的に約137億円もの寄付金が集まったそうですよ!
アリアナ・グランデ&ジャスティン・ビーバーは楽曲を制作し利益を寄付
N 二人は3月下旬からのロックダウンのなか遠隔でコラボ曲「Stuck With U」を制作、5月上旬にはリリースと、スピード感があったよね。
M 配信などで得た利益をすべて寄付するとのこと。アーティストの二人だからこその楽曲制作で貢献するところがいいなと思いました。
N 悲観的になりがちな時期に、自宅待機を愛する人たちと過ごそうというポジティブな歌詞、それぞれの実際のパートナーが出演した手作り感満載のPVに元気をもらった!
テイラー・スウィフトは経済的に困窮するファンに直接送金
M 「SNSに生活が困窮していることを書き込んだら、テイラーがDMで3000ドル(約33万円)送金してくれた!」と、複数のテイラーファンが明かして発覚したこの件。テイラーのファン想い伝説がまたひとつ増えましたね。
N ほんとにそう! もともとエゴサの鬼で、以前もSNSで見つけた、自分を本当に好きでいてくれているファンを自宅に招待するなどのサプライズをしていたテイラーらしい行動だよね。
【Topic4】知って「へぇ~」なセレブゴシップ6
もっとセレブが好きになる!
【1】エマ・ワトソンも今年ついに30歳に。近年はフェミニストとしての活動に尽力
「24歳のときに国連の親善大使に任命され、女性のエンパワーメントに関する活動を熱心に行ってきたエマ。恋多き女性ではあるけれど、昨年秋には恋人がいないシングルというステータスを、“自分自身が恋人”を意味する『セルフ・パートナー』と表現し話題に。これまでは若い女優に対して『なぜ恋人がいないの? いつ結婚したい?』という質問が普通にされてきたけれど、エマの姿勢はそうした当たり前に対する静かな抵抗といえると思います」(ライターN)
【2】歌手のリアーナ、今いちばん忙しいセレブ説が濃厚
「2017年に50色展開のファンデなどをそろえたコスメブランドをスタートさせ、これまで白人中心といわれた化粧品業界に革新をもたらしたリアーナ。その後も幅広いサイズ展開をそろえた下着ブランドをローンチしたり、ルイ・ヴィトンなど名だたるビッグメゾンを傘下に持つLVMHとともにファッションブランドを発表したりとすさまじい快進撃を見せています! 今年春にはコラボの新曲も出していて、本当にいつ寝てるの?」(編集M)
【3】トランプ大統領の息子バロンの成長ぶりが半端じゃない!
「小さいころは天使のようだったバロン。現在14歳ながら、すでに身長190cmのトランプ氏を優に超える大きさにまで成長! さらに母譲りの端正な顔立ちを兼ね備えており、心を奪われる人が続出中。2世セレブとしてデビューに期待!」(ライターN)
【4】歌手アデルは45㎏減量して別人に!
「現在32歳のアデルは、昨年息子のために健康になろうと決意し、トレーナーの指導によるピラティスと食事制限で45kgの減量に成功。健康的な体は何ものにも代え難いけれど、ファンとしては歌声が変わっていないことを祈るばかり……」(編集M)
【5】ナタリー・ポートマンの地球環境保護活動はガチです
「動物好きで菜食主義を貫いていることで有名なナタリー。振付師の夫ベンジャミンから贈られた婚約指輪はリサイクルされたプラチナを使用しているそう! 最近は親を密猟で殺された子象の保護活動への募金を呼びかけてました」(編集M)
【6】今をときめくセレブカップルはこの2組!
見ているだけで幸せをおすそわけしてもらえるケイティ・ペリー&オーランド・ブルーム
「今いちばんハッピーをもらえるパワーカップルといったらこの二人! 昨年2月に婚約、現在ケイティは妊娠中でこの夏に出産予定。ピンクのクリームだらけになりつつも、おなかの赤ちゃんが女の子とわかった瞬間のオーランドの表情が幸せぶりを物語ってます」(ライターN)
最旬おしゃれカップルは大ヒット映画コンビ、ルーシー・ボイントン&ラミ・マレック
イラスト/ユリコフ・カワヒロ 取材/中西彩乃 構成・原文/松井友里〈BAILA〉 写真提供/アフロ ※BAILA2020年8月号掲載
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